点火プラグ交換と点火コイルの交換

某YOUTBEの動画を見て、点火系を新品に交換してやることで排ガス数値がよくなることを学んだやかんさん。
今付けてるエキマニが触媒レスという地球に厳しい仕様のため、少しでも数値が良くなればと思って前回交換から約7万キロ超の点火プラグとおそらく一度も交換されてないであろう点火コイルを交換することにしました。
まずは、邪魔なものを取っ払っていきます。
エンジンカバー・吸気パイプ・バッテリー・エアクリーナーボックス・・・。
唯でさえ手が入りにくい水平対向の上に６発エンジンのため、後ろ側は特に狭いので作業スペースを広く取ります。

点火コイルはEJ２０系だと日立なんかの互換品が安く手に入ります。
品質が怖いですが、Ｙオクやアリエクなんかでも６個３万弱で売ってますｗ。
しかしＥＺ３０は互換品が無いようなので純正or人柱覚悟の外品となります。
今回は一応純正品を入手しました。
点火コイル：22433AA531
点火プラグ：NGK LFR6AIX-P

左右共ですが、オイル漏れ（？）のような跡が・・・・。
なぜか５番と６番は無いのが不思議。

とにかく狭いので手持ちの工具を総動員して各部を緩め取り外します。
ダイレクトイグニッションコイルを固定しているカバーも取り外したほうが圧倒的に作業性が良くなりますね。

で、取り付け後は規定トルクで締め付けます。

整備解説書より
点火プラグは21N・m
点火コイルは16N・ｍ

過トルクはエンジンブロックがアルミ鋳物なので厳禁です。
（最初手で回していってねじ山にちゃんと嚙んでることを確認しながら締めないとだめです。この点、前乗ってた４ＡＧなんかは丸見えだったのでほんとに楽でした。）

５番６番は工具を選びます。
今回はラチェットレンチにラチェットドライブ用アダプタを取り付けて何とか締め付け。
点火プラグはトルクレンチを使えましたが、点火コイルはちょっと無理だったので手ルクレンチｗ

最後にコネクターを差して、取り外したその他のパーツを取り付けて完成。
エンジンが無事始動することを確認して終了です。

なんとなく吹け上がりが良くなったような気がします。
排気は相変わらず臭いけど（爆）

取り外した点火コイルたち。
万一の時のために一応保管しておきます。
見た目にはそんなに劣化してる感じでは無いですね。
ＥＪ20系とどこが違うのか確認してみたい気もします。

点火プラグはプラグ先端部が段になってるのですが、その部分の肩が（といったらわかりやすいのか）痩せてますね。
オリエントワークスさんの同時点火キットを取り付けてますので、謳い文句通りなら、通常の倍の放電をしているわけで。
ネジ部が汚れてるのは、前回の交換時に手ルクレンチで締めたせいで、案外ゆるゆるになっていたため、漏れたオイルが若干回っていたのも要因に考えられます。
（４ＡＧに乗ってた時はこんなことは無かったので）

使用した工具類。
ＥＪの時もそうでしたが、６発でさらにスペース的にきつくなってます。
自分でトライ（そもそも６発に乗ってる人がどれくらいいるのか不明ですが）される方はそれなりに道具が要ります。
整備書に載ってる工具はサイズ感が分からないので・・・。

ODO:154738