標準コンソールに取り付けたリアビューカメラ（バックカメラ）に自作のガイドを表示する

1月にインストールしたリアビューカメラ（参考：http://minkara.carview.co.jp/userid/2308444/blog/34918388/）ですが、ガイド画像はご覧の通りずれていました。カメラが中心に装着されてないのが原因なのですが、ナンバープレートに被ってしまうため、カメラの場所は変えずに自作画像で調整しようと考えていました。ですがなかなかうまくいかず数か月放置していました。

別件でコンソールを解析していたところ解決の糸口が見えたので、昨晩試してみたところ、写真のようにカスタム画像を表示することができました。
該当ファイルの場所は
\Storage Card\System\Img\RVC\B98\45.png
\Storage Card\System\Img\RVC\J87\45.png
\Storage Card\System\Img\RVC\K98\45.png
のうち、カメラアクティベート時にMICOM MANAGERで選択しているカメラの歪曲率のフォルダになります。
このファイルへのアクセスはMedi@skinに同梱されているttcmd(TotalCmd)などのファイラーを使うのが便利です。

明るくなったので園芸用の支柱を車一台分のエリアが分かるように地面に置き、リアビューカメラに映しているところをデジカメで撮影。これをPCで取り込んで、元画像に被せて縦横率を調整します。
元の45.pngは639px*639pxの正方形ですが、実際に表示されるのはその一部です。（写真で黒い領域までが実際の画像、駐車場の映像が映っている部分が表示エリアです）
縦横比も違うので、「眠い」と書き込んだ実際の表示画像を45.pngに元々あったガイドラインにフィットさせ、サイズ合わせをします。この工程を行うことで写真に写っていた園芸ポールも適正な縦横比に変形します。

さらにそこに、園芸ポールの位置に合わせて新しいガイドラインを載せていきます。
最初はいろいろ装飾しようと思っていたのですが、安全装置なのに安全を損ねては本末転倒なのでやめておきました。
画像フォーマットは24bit pngで、透過してほしい部分は #000008 のカラーで塗りつぶします。解像度は96.012となっていましたが、これはたぶん無視されます。

medi@skinを起動するUSBの分かりやすい位置に45.pngと名付けた画像を入れ、実車でmedi@skinを起動し、アプリケーションからttcmd(TotalCmd)を起動して、\MD\から
\Storage Card\System\Img\RVC\B98\45.png
\Storage Card\System\Img\RVC\J87\45.png
\Storage Card\System\Img\RVC\K98\45.png
へ上書きコピーします。Editからコピペしてもいいですし、ドラッグ＆ドロップも使えます。どの曲率を選んだか忘れたので、僕は全部にコピーしました。

再起動せずともバックギアに入れると上書きしたファイルが表示されます。

以上で作業は終了です。