シフトがぐらぐらになってきましたので応急処置を行いました。
シフトのぐらぐら移動距離は約40mmです。まだシフトミスは誘発しませんが、シフトフィールはいまいちです。
とりあえず、パーツは一通りそろえましたが、ぐらぐら移動距離が100mm近くになるまで交換はしないで応急処置でしのごうと思います。
写真1 とりあえず欠品になるとまずいので買い揃えたパーツ一式
ぐらぐらの原因は、ジョイントコンプリートギアシフトと呼ばれるこのパーツの矢印部分のブッシュが破損するためです。
ブッシュは硬質プラスチックかと思っていましたが、ゴムのようです。
でも、こんなモーメントのかかるところに金属以外の部品を使うっていうのがそもそも問題なのではと思いますが。
写真2 ジョイントコンプリートギアシフト(写真は新品)
シフトレバーの根元のゴムシートをめくって触診すると、ぐらぐらであることがわかります。
写真3 コンソールを外すと押え板とゴムシートが。
写真4 ゴムシートをめくるとプロペラシャフトと地面が見えます。
写真5 触診状況
写真では右手ですが、関節の稼働方向の関係で左手のほうが都合がいいです。この奥にジョイントコンプリートギアシフトがあるのです。
今回試すのがこの緩み止め金具、これを写真2の矢印部分(作業可能な右側のみ)、すなわちブッシュがなくなったために生じた隙間に差し込みます。
写真6 コーナンで買った緩み止め金具(4個で110円)
写真7 緩み止め金具には糸を結んでおいて手を放しても落ちないようにしておきます。
手を入れるだけでも大変なところに、緩み止め金具をつまんで目標箇所に差し込むという、かなり過酷な作業となりました。
手が抜けなくなるとまずいので、やられる方は自己責任でお願いします。
が、格闘すること3時間程度、見事差し込みに成功。ぐらぐら移動距離もおよそ25mmと効果が確認できました。
しかし、何度かシフトしているうちに、5速とR方向にシフトが動かなくなったとが発覚。
どうやら、何度かシフトしているうちに緩み止め金具がバッチリなじんで下(差込口方向のひげ?)の部分がどこかに干渉するようになってしまったようです。
今度は外す作業になりました。
短いドライバーでこじって抜く作業は過酷の極みでしたが、こちらも忍耐力が勝り外すことに成功。
写真は外した後のもので、緩み止め金具の下の部分がどこかに干渉した状態で無理やり5速とR方向にシフトしたために曲がっていることがわかります。
写真8 緩み止め金具が長すぎて干渉してしまう。
今回、おしいところまで行って失敗しましたが、ある程度のぐらぐら解消の効果が認められました。
次の方法もイメージできました。
ヒントはこの、パンのやつ(呼び名がわかりません)。
写真9 パンのやつ(ただし、これをそのまま使うわけではない。)
次回、こうご期待。
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Posted at
2020/10/04 22:25:15