アンドロメダ大星雲(簡易赤道儀22号機改)

秋の注目星雲　M31アンドロメダ星雲です。見えるでしょうか、真ん中からちょっと左側あたりですよ。
目の良い人は肉眼でも見えるそうですが、老眼の私には無理そうです(笑)

撮影データ　ニコンD90 70mm f4.5 90s ISO400

簡易赤道儀の極軸設定を、カーチスデジカメ法という方法で行うことにより、設置精度アップしている感じです。
焦点距離300mmでも撮影しましたが、流石にブレており、まだお見せできる出来でないです。
良い写真が撮れましたら、アップします。天文雑誌にもまた投稿したいがな～

台風が通過しましたが、雨がちで晴天が中々無いですorz

【わたしのカーチスデジカメ法の手順】
星が天の北極を中心に回転することを応用して、赤道儀の極軸を合わせるもの
具体的には、①事前に、天の北極周辺の星の30～45度回転した軌跡を印刷した透明シートを用意する(焦点距離100～150mmで撮影した場合の円弧の大きさに調整しておく)。②遠くのライトや明るい星で、極軸を180度回すことによる視野の変化を見て、ふたつの雲台を動かしカメラをある程度極軸と並行に合わせる。③赤道儀を北極星に向け、時角の計算(極軸調整用星座早見表)によりある程度北極星を見て天の北極の位置に赤道儀を向ける。焦点距離130mm、露出時間20秒とし、ネジを回転させて30度ほど赤道儀を回し、円弧状の写真を撮影④撮影画像をパソコンに表示させ、透明シートを重ねて、回転の中心位置の違いを割り出す⑤赤道儀を雲台(下)を動かして、極軸を天の北極に合わせる。この作業を数度繰り返し、精度を上げる。撮影した画像が透明シートと上手い具合に合わない時は、雲台(上)を動かして画角調整する。