サンクラのブログ一覧

先日のブログで書きましたが、ハードオフのジャンク品の山から見つけたカメラ用フィルターを、ソフトフィルターやクロスフィルターに改造しようと思っており、フィルターが1個では不足すると思い、上野のカメラ店で更に調達すべく行きました。

すると、ソフトフィルターやクロスティルターが格安で売っていましたので、購入しました。嬉しいような、自作がしなくても良くなって残念なような気持ちです(笑)
 
定価で買うと、8000円から3300円もするフィルターですが。。。焼けとか、カビとかがあるようですが、素人見には判りません。。。





で、購入価格は、４枚で600円でした。これらのフィルターで、星座写真が見栄えが良くなるといいな～♪

長文でマニアックですorz

先日の忘年会オフで、たろちんとニコンレンズのデジカメへの適合について、話しましたが、若干認識の違いがありましので、ネットで調べてみて判りました。

【導入】
ニコンのカメラのボディが「Fマウント」と呼ばれるもので、昭和３４年に採用されており、その後の技術革新に伴い改修は加えられているが、基本の形は維持されているようで、昭和５０年代のレンズでも利用できるようである。
他メーカーが、このマウントを変更することで、過去のレンズが取り付けさえできなくなるなかで、ニコンは継承されているため「不滅のFマウント」と呼ばれているようである。

【現状】
しかし、過去のレンズについて、全て取り付けが出来て、その機能を発揮できるという訳では無いのも実態であり、そのあたりは、カメラボディでの対応が大きいところがあり、概略とすると、入門機は機能の制約が多く、フラッグシップと呼ばれる高級機は、機能が利用できるように対応しているところである。
　廃盤機種を含めてデジタルカメラボディと、主に「Ai」「Ai-S」と呼ばれるレンズの適合について、書く事とします。ニコンのレンズは、多種多様で全てについてサンクラは理解していませんで、主なレンズということで書く事とします。詳細については、下記の関連URLを参照してください。

(1)　レンズ側にモーターの無いAFレンズの適合
昔のAF(オートフォーカス)レンズは、ボディ側にモーターが入っており、ピントを合わせることをしていたが、最近は、レンズ側にモーターが入ったレンズが主流となっているため、ボディにモーターを省略した初心者向け機種が発売されている。このようなレンズを「AF-S」レンズなどである。
・昔のAFレンズ(モーターが無い)を利用できない機種＝MFは可能＝AF-SレンズでないとAFが出来ない
　D40、D40x、D60、D3000、D3100、D5000、D5100

(2)　MFレンズで　「Ai」レンズと「Ai-S」レンズの違いと適合
まず、Aiとは、レンズの絞りをボディ側に伝達機能を付加したものであり、手動で設定した絞り値をカメラに伝達することにより、適正露出について判断しようとしたものであった。
しかし、その後シャッタースピード優先撮影などが現れ、カメラ側からの絞りについて制御の必要性が生じてAi-Sレンズが登場した。
AiレンズとAi-Sレンズは、レバーなどの物理的に情報を伝達するものであったが、更にその後、ボディとレンズの間の情報の伝達を、電気的なものとして、いわゆる金属端子を取り付けた「CPU内蔵」レンズが主流となっている(写真のレンズ)。
・Ai-Sレンズで、絞り値が伝達できない機種＝露出計が作動しない (ｱﾝﾀﾞｰﾗｲﾝ＝上記(1)の機種に追加されたもの)
　D40、D40x、D50、D60、D70、D70s、D80、D90、D100、D3000、D3100、D5000、D5100
・Ai-Sレンズで、絞り値が伝達できる機種(ｱﾝﾀﾞｰﾗｲﾝ＝APS-Cタイプ)
 　D1桁シリーズ、D200、D300、D300S、D600、D700、D800、D7000

なお、Ai-Sレンズは、最大絞りの色が、オレンジ色に着色されているので、これで見分ける。

【結論】
たろちんの意見が正解でしたが、サンクラのデジカメはD50であるので、話のスタートであった明るいMFレンズの適否については、天体写真は撮影できても、普通の撮影は、単体の露出計が無いとダメということでした(絞り優先撮影(A)やマニュアル撮影(M)＝露出インジケータの利用も不可)。

デジカメに母の35mmフィルムカメラの「105mmマクロレンズ f2.8」を付けて撮影してみた。
「マクロレンズ」とは、被写体に近づいても、ピントが合うように設計してあるレンズで、小さいものを大きく写すことが出来るものです。
また概して明るいレンズ＝シャッタースピードを早く切れる＝ピントの前後がボケて主題を浮き上げられるようになっています。

　　　　　　　　　　　　左の写真　　右の写真
絞り　　　　　　　　　　F3.8　　　　　　F22
シャッタースピード　1/180秒　　　　1/6秒

ピントの合っている範囲(被写界深度)としては、左のかえるにピントをあわせていますが、真ん中奥のかえるを見ると、左の写真は、絞りを開いておりボケって、右の写真は絞りを絞っているため良く見えています。

シャッタースピードとしては、左上からホースで水を流しましたが、左の写真ではシャッタースピードが速いので「雫」が写っています。右ではシャッタースピードが遅いので、つながって写っています。

前回の被写界深度に続き、第二弾として、「測光方式」を取り上げました。

適正露出という言葉がありますが、何が適正露出かは、各個人の主観によるところ強いので正解は無いように感じるサンクラですが、カメラとしてはある正解を出さなければならないのです。

それが、測光方式ということだろうと思います。

メーカーや機種によって、呼び方や測光の範囲などが違うのでしょうが、写真にあるような代表的な３方式を比べてみたいと思います(ニコンのHPから拝借した写真です)。

ご覧のような全く同じ景色を、三種類の測光方式「マルチパターン」「中央重点」「スポット」で撮影しています。ご覧のように結果は違います。

写真のように「マルチパターン」は、画面全体の明るさを判断して、適正露出に、
全体としては、平均的に良い具合な写真かと思います。
「中央重点」は、画面の中央部分の明るさを判断して、適正露出に、
中央部分が明るいために、女性が暗く写ってしまっています。外の風景は綺麗に写っているかと。
「スポット」は、ピントがあっている場所の明るさを判断して、適正露出に
女性にピントを合わせているようで、女性が綺麗に写っているように思います。

とカメラが判断して、「絞り」及び「シャッタースピード」を調節し、適正露出にカメラが自動的に調節しており、場合によっては「ISO」も調節することがあるようです。

撮影対象などによって、使い分けるとことが大切なような気がします。
「マルチパターン」は、通常の写真は、これで良いと思います。
「中央重点」は、撮影対象としている主題のものが、真ん中にある場合など
「スポット」は、画面の中で明暗が強い場合＝逆光とか、太陽、ライトなどが画面に入る場合とか。。

このようなカメラの適正露出にも満足できない撮影者は、更に「露出補正」という機能を利用して、撮影者が期待する明るさの写真の結果に持っていこうとしています。