全日本ラリー車両の紹介

さて、ここで全日本ラリー選手権　モントレー2015in嬬恋に参加した車両紹介をしたいと思います。

先日のブログでも書きましたが、「Vits RS TRD Racing」という車両でワンメークレースであるヴィッツレース用のメーカー改造車両です(トヨタディーラーで買えた！(今はNCP１３１が販売中))



まあこの車を去年安かったので、もう一人と折半で買って遊び車にしようと思っていたら、この車両が2015年2月にJAF登録されたので、あっ全日ラリーも出れるんなら、出てみるかという軽いノリで始まったのが今回の全日本ラリーへのチャレンジへの始まりです(笑)

とはいえ、色々と忙しく車検やら稼動し始めたのが7月ごろというのんびりペースでした。

さて仕様としては、
ロールケージ：TRD Racing純正　6点+サイドバー
LSD：TRD Racing純正
ショック：MSオーリンズ
その他：ラリー用の装備以外はオール純正(ファイナルも変更なし)
乗員数：5名(定員乗車です！)

というわけで、MSオーリンズの足以外は、トヨタディーラーで買えるまんまの状態。
走行距離は8万キロも超えて結構くたびれた車両だったりしまします。

足もTRD Racingは専用ショックが入っていますが、さすがにサーキット足での林道は危険が危ないので、ここだけはいいものを入れております。

ガソリンは、一度ハイオクを試しましたが、タイム差が出なかったのでレギュラー入れています。
うーん経済的～。
多分全日本車両で唯一のレギュラーガソリン車でしょう(笑)

そんなわけで全日本車両の中では一番素の車に近いです。
RPNなのでエアコンはもちろんですが、フロアマットもそのまま！　夏場のフロアからの熱にやられません！
ここまでノーマルならとハンドルもそのまま！

競技でないときは、完全に普通のヴィッツとして使用可能！

自分の中では、ラリー参戦への一つのハードルとして、車両作成費やその車両の使い勝手などを考えて断念しているケースがあるのではと思っています。

車両作成にお金が沢山かかる。
2名乗車のラリー車にしたら、ラリーの時はいいけど普段の時が大変。
2台持ちできればいいけど、そんな余裕も場所もないというケースも多いと思います。

そして普通に使える車でもラリーって出来ないの？
と思ったので、今回はこういう車両にしてみました！

人によっては、舐めた車で全日本に来てと思われるかも知れませんが、人口を増やすには何かと一応考えた上で投入しています。

決して、フロアマットはがすのが面倒だとか、お金がないからそのままいっちゃぇっと言うわけではないのです！　たぶん……。

という感じで、愛車紹介でした～。

まあ、NCP91のTRD Racingが全日本初だったり、定員乗車だったりしたので、結構車検では大変でした。
タイヤチェックでは、スペア確認でリアドア空けたオフィシャルが「あれ？」という反応でしたし(笑)