Type尺のブログ一覧

自他ともに認める「モンキーマニア（オタク、フェチ、ヘンタイ）」です。
同時に、消耗部品であるスパークプラグやバッテリー、ベアリングなどの工業規格品マニア（オタク、フェチ、ヘンタイ）でもありますwww。

今回は汎用消耗品である、スパークプラグについて考察してみたいと思います。
生暖かい目で見て頂けたら幸いです…(^^;


現在、国産メーカーは「NGK（日本特殊陶業）製」と「DENSO（日本電装）製」の二択ですが、過去には「HITACHI（日立自工）」にもラインナップがありました。
また、海外にはACデルコ製やBOSCH（ボッシュ）、CHAMPION（チャンピオン）製などもありますね。


左から、中華製、KITACO、NGK勢、廃盤日立、デンソー勢


ここではNGK製品を中心にお話しを進めたいと思います。

一般的な番手（熱価）ですが、5番（焼け型）から9番（冷え型）程度でしょうか。
その中でも特に使用する頻度が高いのは、6番・7番・8番の3熱価になります。
真冬の寒波到来時でも乗るという方は5番以下、また摂氏35℃を上回るような酷暑日には8番以上と、状況に応じた使い分けも必要になってくると思います。
（空冷エンジンという特性上、外気温の影響を強く受けやすいため）

近年は点火スパーク時に有害ノイズを抑制する抵抗入りのレジスタータイプ（R標記入り）が使われるのが一般的ですが、自分はもっぱら無抵抗タイプを使用しています。

普及品はホームセンターなどで廉価（@400円程）で入手可能ですが、中心電極にイリジウムなどの貴金属系を使用した製品は比較的高額です。
過去にはプラチナ系を使用した「VXやVプラグ（スノーモービル適用）」もあったのですが、とうの昔に廃盤になりました。
（代替品として同じくプラチナ電極の「GP」というタイプも現行でありますが、あまり一般普及していないようです）


当時物、箱入り新品のC8HV


当時物、ブリスターパック入り新品のC7HVX


逆に、最近は高回転型バイク系に特化した「DX-S」というタイプも新しくリリースされているようですが、非常に高価（定価@2200円）であり、自分はまだお目にかかったことがありません。


現行品のCR6HDX-SとCR7HDX-S

お話しをモンキー系エンジンに絞ります。
たとえば、「CR7HIX」（現行品）という適用プラグがあったとします。
最初の「C」は、ネジ径がφ10ミリということを示します。
次の「R」は、抵抗入り（レジスタータイプ）」を示します。
次の「7」は、熱価を示します。数字が大きいほど「冷え型」となります。
NGK5 = DENSO16、N6 = D20、N7 = D22、N8 = D24、N9 = D27 と覚えましょう！
次の「H」は、ネジのリーチ（有効長）が12.7ミリ（1/2インチ）を示します。
その次の「V」や「I」や「X」などは中心電極の属性を示すと思われ、「V」はプラチナ系で「I」はイリジウム系だと思われます。
「S」とか「A」などの標記も見受けられますが、何を意味するのかは自分には解りません。


NGK製品のHIXシリーズの現行品です。5番から9番までラインナップしてますねー

過去にあった四輪用プラグで「NGKグリーンプラグ」も独自標記だったような覚えがあります。


当方が好んで使用しているのは、かの昔から存在する息の長い「普及品」です。
抵抗無しの「C6HA」、「C7HV」、「C8HSA」、「C9H」あたりでしょうか。
「C9H」以上の高熱価タイプになりますと、現在はこれも廃盤になりますが「C10H」や「C12」という当時レーサー（競技）用のとんでもなく冷え型のものも過去には販売されていましたが、その手の旧車マニアにプレミア状態で扱われているのが現状ですね。


では、もう一方の国産メーカーの雄であるDENSO製品についても熱く語ります。
昔から「デンソープラグ・ワイドユー」という独自ブランドを展開していました（過去形）ので、耳に聞き覚えがある方もいらっしゃるかと思います。
で、何が「ワイド」なのかと言うと、ズバリ「適応する熱価が広い」という意味です。
前後0.5づつ、つまりNGKの6番相当ならDENSOでは5.5番から6.5番相当の広い熱価を担うという感じになるのかなと思います。（あくまで自己判断ですがw）
さらにDENSO製品はNGK6.5番相当の「U21FS」という細かい熱価のラインナップも過去には存在しました。
製品自体の造りもよく、ネジ部のニッケル？メッキ仕上げや商品型番印字などのキレイな仕上がりに好感が持てますね！（実際、ネジ部が錆びにくいです）

KITACOやHKSなどサードパーティーからリリースされている高熱価高額プラグも、実はNGKやDENSOのOEM製品です。
実は上記ブランドメーカーの「銘入りの箱」が高価なだけで、碍子部にプリントされている文字などが違うだけで性能等は製造元製品と何ら変わりません。
（決して営業妨害のつもりではありませんので、悪しからずw）


現在、当方の手持ちプラグの一部（すべて新品未使用）です。
これ以外にもセッティング用の既使品や、まだまだ使用できそうなスペアプラグもたんまりと所持しております♪


ここまできたらドヘンタイフェチで、そーとーキテますね♪

しかし、このおびただしい量の在庫プラグ、死ぬまでに使い切れるんか！　（走召 自 火暴）

3年以上ぶりに、古いモンキーだけのツーリングに参加しました。
その名も「VM-RUN（ヴィンテージモンキーラン）」と称され、40年以上前に生産された4L以前の旧いモンキーだけに参加が許された格調高きツーリングです♪
もちろん、集合場所まではN-VANに車載して向かいました。


春のRUNは愛知県北部の香嵐渓から茶臼山高原方面を目指し、一時的に長野県根羽村まで足を伸ばすという、ミニバイクにとっては過酷なロング＆スプリントツーリングとなります。
全国各地からこの日のツーリングだけのために集結するため、集合場所は中部地区の高速道路インターから程近い無料駐車場が選定されます。


続々と集結するヘンタイ仲間たちwww



今回は鞍ヶ池公園の無料駐車場に13台もの旧いモンキーが集結しました！
（参加に向かう途中、エンジントラブルで2台がリタイヤしてますが…）


矢作ダムの堰堤付近で小休止です。



どこかで見たような、同じ狢（むじな）の集合写真です。
そーいや、エスロクでも同じように車両を並べてシャッターを切るのはお約束ですね♪

エスロクばかりにうつつを抜かしていたので、久しぶりに乗った小さな車体のモンキーに始終ビビリミッター全開でした。。。(^^;
老体に鞭打ち、早朝から200km近く激走したので腕と肩がパンパンに張ってしまいましたが、大きなトラブルなどもなく13名全員無事に帰還できました。

次回、秋のVM-RUNは愛知県知多半島方面の予定です。
エスロク仲間も楽しいけど、古くからのモンキー仲間も相変わらず楽しいものです♪

冬晴れの元旦。
近所の農道でスナップ撮影。（娘撮影）
イイお正月です♪
正月恒例の古モンキーへの火入れ式！
（画像のZ50Aの他に数台ありw）
あと何年、この行事を続けられるのかなぁ、、(^^;
長男も次男も大きくなりました。

新年あけましておめでとうございます。　
齢50代後半となりました。
これまでの知識と経験とスキルを活かし、いろんな意味で今年は「人生の終活としての元年」にしたいと存じます。
勝手一方的な発言や無責任行動など多々あるかと思いますが、皆さま何卒宜しくお願い申し上げます。

トップ画像は、集合場所の「鞍ヶ池公園駐車場」でのワンショットです。
すべて30年以上前に製造された「4Lモンキー」ばかり、16台程集合しました。
遠くは横浜からご参加された方もいらっしゃいました♪
自分はCEで、オープンエア状態でお昼までツーリングに参加させていただきましたw



楽しそうですね～♪

途中、どうしても信号などで編隊が千切れちゃいますが、要所要所で後続を待ちます。
この辺りは長年モンツーで培ったスキルとノウハウで、先導役と尻持ちの連携が光ります！


途中、「どどめきの里」で小休憩です。
毎度立ち寄るのですが、ココの五平餅は200円と超リーズナブルですが絶品です！

ここで、偶然に出くわした4Lモンキー乗りのお二方と無理やり拉致快く合流して、
総勢18台のモンキー+エスロクで矢作ダム湖畔へ向かいます。
※同じような年齢層、同じような価値観、同じようなヘンタイ臭を持ってる方とは直ぐに意気投合♪


休憩場所の「矢作ダム展望台」で、ホンダツインカムを搭載したMR-Sに遭遇しちゃいました！
みん友の「ほな♪」さんの、これまたみん友さんのようで、気さくにお話しさせていただきました。

始動したエンジン音も、バックするときのギヤ鳴りの音も、まんま「シビックかインテグラ」でしたw


さて、モンキーツーリング時では鬼門となるガス給油です。
「4Lモンキー」は、ガソリンタンクの容量が「よんりっとる」しか入りませんw

総勢18台、すべて1.5～2リットル程度の給油でつw
すべて入れ終わるのに20分くらい掛かったでしょうか？


愛知県を離れ、長野県の根羽村へ入り昼食タイムでっす！
蕎麦処の信州ですが、あまりにも大勢で訪れたためソバが完売状態です。
まぁ仕方ないので昨日、ソバ食べたばかりなので季節柄の「冷やし中華」をいただきました♪

刻んだキュウリがたっぷり乗せられて、キンキンに冷水で麺を締められた状態で提供されました。
おいしうございました♪


お昼ごはんタイムが終わりツーリングは後半戦ですが、自分はココで失礼させていただきました。