
昨日10月9日、地元神社の敷地内で毎年恒例開催されているコアなイベントに参加&見学させていただきました。
その名も 『趣味と道楽の集い』 というネーミングで、その名のとおりマニアックでコアな世界を、同じ価値観を持つ地元の方々と世代を超えて繋がりましょう♪ という常人には理解不能であろうイベントですw
主催されているのは、地元有志のラリーチームを持つ 『
TEAM福王』 さんです。
イベント内容ですが、ハッキリ言って「何でもアリ♪」です。
新旧問わず、バイクやクルマを始め、矢沢永吉ファンの方の数々のコレクション陳列や、古い発動機の実働を愛好とするマニアックな世界観も楽しめます。
バイク関係は古いモデルが中心で、初期型のOHVカブを始め多数参加されています。

手前の茶色いカブはOHV55cc、グレーはOHC65ccで細かい違いがあります。
画像中央のホンダVF400Fですが、昭和の終わりかけの頃に地元後輩が学生時代に乗っていたバイクで、その後自宅の軒先で長い間放置されていたのを、旧車の整備が得意の専門ショップでレストアされたもです。
放置してあった期間も当時からのナンバーを切らず、30年近く毎年税金を納め続けていたようで、今では希少な「三ひと文字ナンバー」です。(昭和63年に三→三重に表示変更されました)
レストア作業にも長い期間とそれなりの費用が掛かったようですが、ご本人は後悔してませんw
決して人気のあったバイクではありませんでしたので、絶版部品の調達や情報収集などに相当苦労されたようです。
4MINIもいっぱい参加されてましたw

最初期のゴールドモンキーは30年以上前に限定販売されたもので、新車ノーマル状態でキレイに維持されています。
手前のリジッド(サス無し)モンキーZ50ZK1は一見ノーマルっぽく見えますが、玄人好みの渋いカスタムが施されています。
ハンドクラッチ仕様のエンジンに載せ換えられており、メッキホイールにTT100の組み合わせです。
ハイスロに交換されたアクセルワイヤーの処理が惜しいところですかねー
もちろん、ビッグバイクも数多く参加されています。
やっぱ、Z2をはじめビンテージKAWASAKI車が大人気ですね!

フルレストアされたノーマル車からバリバリのカスタムマシンまで、何でもアリですw
一番手前のZですが、ぱっと見ただけでもキャンディー塗装、チタンエキマニ、ラウンドしたオイルクーラー、カーボンFフェンダー、4PODキャリパー&フローティングウェーブディスクなど、総額幾ら掛かっているんだろうと下衆の勘繰りw
エンジン関係等にも、かなりのこだわったチューンが施されていることが想像できます。
自分の惚れ込んだ1台を、とことんまでカスタムされてしまうイイ?例ではないでしょうか!
HONDA、SUZUKI、YAMAHAなども多数います。
どれもこれもキレイにレストア&カスタムされていますね~♪

2スト、4スト、単気筒から多気筒、シャフトドライブなど、バラエティーに富んだイイ時代でした…(トオイメ)
手前から、CB750FB、XS650SP、GT380、CB750K0、Z250FT、GS750ですかね。
車種全部言い当てられる自分も相当キてますなぁwww
次は4輪部門です。 古いクルマは日産車が大人気ですねー
仮ナンバーの前期型SA22Cセブンは、プレート番号も「7」でした。

真ん中の2ドアハコスカGTRは、正真正銘のS20型エンジンを搭載したKPGC10です!
その向こうの4ドアGC10はL28改搭載で、父子で揃って旧車を楽しんでおられるそうです。
(ガラスの微妙な色違いが解りますか? 無色透明ガラスがGTRで薄いブルーが普通のGTです)
ハコスカの向こうにチラ見えするのは、「元祖エスロク」のHONDA・S600です。
この他にも、S30フェアレディZや510ブルーバード、現行型R35GTR、JAF戦ラリー仕様のインプやランエボなど多種多様で見学者の目を飽きさせません。
サニトラ&カロバン軍団です。
Sunday Heroesのメンバーの方々も参加されていました。
お互い顔見知りの参加者と現地でお会いすることはホントにうれしい限りです♪

こーゆーイベント関連情報のアンテナは高く、イベント開催に花を添えていますね!
おっと、真ん中後方に、ボンネット&エンジンフードを開けているS660が見えています♪
手前の30カロバンはグリルに「TE37Levin」のエンブレムが付いています。
SOLEXキャブ2連装の名機 『2T-G』 型エンジンが搭載されているのでしょうか?

S660は、自分と同じDで18分の1の抽選に当たったコンセプト(CE)の6MTでした♪
無限RAも注文されているそうで、どんだけーって感じですwww
買い換えではなく、買い増しだそうです。 S660のセレブな「オトナ買い」ですかね~w
独特の世界観を持つ 『
発動機』 部門です。

幟(のぼり)の文字が反対になっていますが、
「伊勢ノ国 三重発動機保存会」の方々が多数の個体を実働させていました。
しゅっぽん、しゅっぽん、ばたばたばた・・・
低いアイドリング回転数を競うような光景は、凡人には到底理解不能でしょうw

手前の小さいのが4馬力、その向こうの大きいのが2馬力らしいです。
近づいて見学していると、オーナーらしき初老紳士が寄ってきて熱く説明していただけますw
発動機の回転の調子を維持するために、実働中もメンテや調整が欠かせないようです。
まるで、
ひぃおじいちゃんを介護する大事な孫の世話をするかのような手つきで整備されているお姿が印象的でした。

しかし、興味の無い方には「五月蠅い&排ガス臭い」としか感じないでしょうねー
大雨が心配された天候でしたが、朝方には降り止み、お昼時には大盛況でした!
参加者&見学者のマナーなども良く、
旧車會やいわゆるオフ会などとは違ったアナログでほっこりするイベントでした。
主催者のTEAM福王および関係者の皆さま、イベント開催ご苦労さまでした。
来年の開催も楽しみにしていま~す♪