【LA600S】QNC20 bB純正ブレーキ流用

ブレーキは効くに越したことはないので、定番のトヨタbB（QNC20/QNC21）のフロントキャリパーを流用してサイズアップすることにした。

ホイールはLA600Sタント純正の15インチ。

タントの純正キャリパーと15インチホイールの隙間は指2本分くらい。

タントの純正キャリパー。

中古のキャリパーを購入してオーバーホール。
シールキットはミヤコのTP-127。右下の細長いゴムパーツは使わなかった。

ローターはキャリパーと同じQNC20/QNC21 bB用のDIXCELのスリットローターを購入。

純正ローターと並べてもパッと見は同じサイズだが…

重ねてみると一回りほど大きくなっていた。

ブレーキパットは今までタント純正キャリパーで使用していたDIXCELのコペン用のESタイプ（右）がbB用パッドと同じ形状だったのでそのまま使用した。
左のタントのブレーキパットよりパッド面積が広くなるので制動力も上がるはず。

DIXCELのパッドの品番を見るとbB用もコペン用も371058で共通だった。

ローターが大きくなってバックプレートが干渉するのでペンチで曲げ、耐熱シルバーで塗装したキャリパーを組んでフルードのエア抜き。

エア抜きは2人必要だが、手伝ってくれる人が居ないので…

いつも1人でエア抜きをする時は、こんな感じにスプリング内蔵の突っ張り棒をブレーキペダルとシートの間に挟んでエア抜きをしている。突っ張り棒のスプリングでペダルが踏まれたままになるので、ブリーダープラグを緩めるとフルードが流れてくる。

ブリーザータンクのフルード入れ替え＋4輪フルード交換で500～600mlのフルードを使った。

ブレーキを交換してしばらく走行してみた。効きは大径化とスリットのお陰で各段に良くなって、それなりの速度からでも安心して止まれるようになった。

体感なので言葉で表現し辛いが、踏む量と効き具合をグラフにすると、純正が
＿／￣　だったのが
＿/￣　になったような感じで、少し踏み込むと以前よりもグっと効き始める感じ。慣れやアタリの問題かもしれないが、低速から雑に止まろうとするとカックンブレーキになりやすい。

ホイールのデザインもあるが、履いてしまうとあまり違いが分からない…

キャリパーとホイールの隙間は指2本→指1.5本になった。

純正の14インチホイールもギリギリ履ける。

14インチだと指先1本分くらいの隙間。13インチは厳しいかもしれない…