簡易アライメント DIY

車高調整を新しく組んだので、アライメントを取り直しします。
ショップでやってもらう前に、試走の為にもトーの調整しておかないと、トーイン過ぎてタイヤに負担かかりますので、調整が必須ですね。
DIYで簡易的にやる方法の一つですが、糸で計測する方法です。
車の四隅にウマを置き、左右それぞれ前後を繋げる糸を張ります。
自分の車は前後のワイトレでドレッド幅が一緒なので、ホイールセンターからの距離が一緒であれば、ほぼ平行が出ます。

計測にはメジャー、金尺とノギスですね。後はノートとペン。

前後左右で糸にズレが無いようにウマの位置を調整したら、次は計測です。

ホイール前後を計測し、どのくらいズレがあるのか？を計測します。

リアは何も調整しようがないので、参考値になりますね。

フロントホイールの前後の糸との距離でわかったのは、470mmホイール外形前後での差がR6mm L5mm出てました。
だいたい0.6度 つまり36'くらいで、このまま走行したら、つるっ禿げに速攻でなります。

ここから基準値のマイナス1'にするには、前後の差が0.1-0.15mmになります。
懐かしいtan計算ですね。

調整ロッドのロックナットを緩めたら、ロッドを回転させてトーインからトーアウトへ調整します。11mmのスパナです。


左右とも同じ向きで逆ネジは無いので、ロッドを伸ばせばトーイン、縮めればトーアウトですね。

だいたいのトコまで、金尺でホイール前後と糸の距離を計りながら調整します。

ある程度まで調整できたら、そこからはノギスで計測します。前後での糸の距離の差は0.1-0.15mmを目指し、コツコツ調整します。

前の距離>後の距離 0.1-0.15mm
トーインにします。
調整完成させるときに、ロックナットを締め付けるのですが、ロッドの角度が水平じゃないと、測定が変わりますので、必ず水平にしてから、計測必要です。

左側の調整後です。

右側の調整後。

ほぼトーイン01'の基準値は、この様に出せますので、ショップで後々計測するまでの試走100km辺りでタイヤがつるっ禿げにならない様に防げます。