レフトインシュレーターエンジンマウント交換

10万km突破記念メンテナンスシリーズを粛々と進めます
6月初旬にフロントエンジンマウントは交換済みで、今回は左側です

お馴染のジャッキアップ＋ウマ咬ませでタイヤを外して現状確認です

白っちゃけてて劣化状態が判ります

まずは　エンジンとミッションの結合部に優しくジャッキを掛けときます
この時点では　上げるのではなく支える感覚です

次に　助手席側のサスペンション固定ボルトをギリまで緩めておきます

これは2本のシャフトビームが邪魔で工具が入らないので　サスペンションを逃がす為です

助手席側タイヤハウス正面から見て　左側1個　右側に1個（こちらは下側のナット）を緩めて
ご覧のように　エクステンションを付けたラチェットをシャフトビームをかい潜って　計3本のボルトを抜いていきます

修理書には、バッテリーとバッテリーケースを外して上からアクセスしろとありますが、この方法の方がずっと作業は楽だと思います

ただどれも工具が掛りにくいので、ナメないように慎重に
全て14mmです

全部抜いたら　ヌルっと本体が抜けますので新旧比較

穴の位置の差が歴然
頑張ってくれたのが判ります
ご苦労様でした

フロント側と違ってスンナリ入りますので、ミッション＋エンジンを支えているジャッキを上下に調整して各ボルトを仮止めしていきます

ジャッキを解放して本締めです
3本のトルク値は36.8
ただ前側はトルクレンチが入らないのでメガネで勘で締めました
修理書の上からアクセスの理由が判ります

あとは元通りにサスペンション戻してタイヤを付ければ完了です
フロントより全然簡単です

フロントだけでも違いは判りましたが、今回の交換で更に振動が減りました！
きっと新車の頃はこんなだったんだろうと推測できます
もうひとつのリア側は、それほど劣化はしないそうなので、エンジンマウント交換はこれにて終了

コペンに乗り続けたい方　ヲススメですよ