水冷式オイルクーラー撤去→空冷式オイルクーラー取付 その1

CUSCOの水冷式オイルクーラーを撤去してHKSの空冷式に変更します。
HKSのものは他の車両から取り外したもので脱着による漏れを懸念してフィッティングを外さずコア→ホース→サンドイッチブロック一式をそのまま取り外して移植しました。

水冷の取り外しは取付の整備手帳の逆ですので簡単に書きます。空冷の取り付けは上記の通り一式移植ですので参考にはならないと思いますが締め付けトルク等は備忘記録として記載します。


https://minkara.carview.co.jp/userid/2349356/car/1859486/3838345/note.aspx


まずは冷却水を抜きます。
ドレンコックに内径8φのホースをつけてバルブを開けて、エア抜きバルブとラジエーターキャップを開けてLLCを抜きます。

CUSCOの水冷式はラジエーターホースをカットして使うので撤去するとなると新品のラジエーターホースが必要になります。

LLCが抜けたらラジエーターホースを外します。
ホースバンドをずらしてホースを抜きます。
固着している場合が多いのでホースプラッカーなどを使用して抜きます。再利用しないのであればカッターナイフで切ったりして抜きます。


新品のラジエーターホースの取り付けです。
角度的に向きの区別が難しいラジエーターインレット側のホースは青と白で色分けがされています。
写真の通りです。

ホースがはめにくいようであればシリコンスプレー等を内側に塗って取り付けます。

ラジエーターアウトレット側は折れ曲がりが約90度の方がエンジン側です。

純正状態のホースバンドの向きが工具のアプローチがしづらいので今後脱着しやすいようにウォーターポンププライヤーでアプローチしやすい角度に変更しました。

HKSオイルクーラー関係締め付けトルク
センターボルト45N•m
バンジョウボルト39.2N•m
フィッティング14.7〜17.7N•m



油温、油圧センサーは以前オイルブロックに挟み込むタイプのアタッチメントを使用していましたがHKSのオイルブロックに1/8PTの穴が2箇所あるのでこちらに移植しました。

HKSオイルブロックの上にアタッチメントを移植してオイルフィルターの取り付けも問題なく出来ますが油温センサーをHKSオイルブロックの上側（オイルフィルター側）に取り付けるとオイルクーラーコアから戻ってきたオイルの温度を測ることになるためオススメしません。
HKSオイルブロックに設けられたセンサー穴はコアに行く前の一番温度が高い場所で測れる場所にあります。


ちなみに通常のHKSオイルクーラーのSタイプと違い86用はセンサー取付穴が写真のような位置になっているためどこにも干渉せずに取り付けが出来ます。

Varisのバンパーを使用していますが赤丸部分が干渉し、バンパーが浮いて取り付けが出来ないのでオイルクーラーのエアガイドを加工する必要があります。

削りました。

真後ろのインナーフェンダーは切り取ってます。

オイルクーラーエアガイドの更に下の本体にバンパーの一部分が干渉しますのでこちらも加工しました。


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https://minkara.carview.co.jp/userid/2349356/car/1859486/5957991/note.aspx