• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+
イイね!
2022年12月12日

OHVエンジンのヘッドを外してみる

モトグッチ V7Ⅲ

ちょっと自分のミスで、シリンダーヘッドを
降ろさないといけなくなりました。

モトグッチは、空冷で、なおかつシリンダーが
外に出ているので、大した作業ではありません。

ただ、私、OHVエンジンって、バラしたことが無いのです。

クルマの免許を取った時点で、たぶん、現行でOHVの
クルマは無かったかなぁ~。

KP61とか、B310とかは、走ってましたけどね。

シリンダーヘッドガスケットなどの部品を手配して、
入荷したので、バラします。

alt

alt


ヘッドカバーを外したら、こんな感じ。
カムは無いです。カムみたいなロッカーアームがドーンっと。

alt


この小さいボルトを外して、ロッカーシャフトを抜いて、ヘッドボルトのナットを
外すと、シリンダーヘッド、外れます。

alt


何と、シンプルな。OHV、楽でいいなぁ~

alt


alt



さて、ここで問題が発生。

alt


このシリンダーヘッドガスケット、純正パーツリストで、
3種類の厚みが存在。
0.6mm、0.8mm、1.0mm

それで、0.8と1.0は、面研用かなぁと、勝手に0.6mmを手配。

で、バラしてみると、

alt


0.8mmが装着されていました。
でも、これに0.6mmのガスケットを組むと、
圧縮比が9.6から、9.8になります。パワーアップするか???

で、日本で一番モトグッチに詳しいお店、リパラーレさんの
ブログを見ると、

シリンダーヘッド組み付け前に上死点時のピストンヘッドと
シリンダー上面との差を特殊工具で計測して、それによって
3種類用意されたヘッドガスケットを選定するようになっています。」

なになに??? どういうこと?
エンジンによって、厚みを変えると言うこと?
と言うか、そんなに加工精度が悪いのか?

「そこまでスキッシュエリアを微調整して混合気を
コントロールしないと空冷ビッグボアエンジンで規制を
クリアしつつパワーを得ることが厳しいのです。
ピストンの上昇とともに狭くなってゆくピストンヘッドと
燃焼室円周部のすきまによって、混合気を押しつぶして
燃焼室中心に押しやりつつ混合気をかき回す効果があります。」

スキッシュエリアの微調整って・・・・
エンジンの加工精度で、ガスケットの厚みも固定できると思う
のですがね・・・

と言うことで、0.8mmのガスケットを新たに手配です。
バラして確認してから手配すれば良かった。

時間、掛かるんですよね、入荷まで。年越しかなぁ~。






ブログ一覧 | V7Ⅲストーン | クルマ
Posted at 2022/12/12 19:56:34

イイね!0件



今、あなたにおすすめ

ブログ人気記事

愛車と出会って1年!
hajimetenootsukaiさん

あがり
バーバンさん

🥢グルメモ-1,066- 豚花百 ...
桃乃木權士さん

何をしても暑い💦
chishiruさん

せんべいのサンドとは…
アーモンドカステラさん

娘がついに…乗りこなせる様になりま ...
大ふへん傾奇者さん

この記事へのコメント

2022年12月13日 7:53
かつて、沢村慎太郎さんが二代目フォードGTを紹介した記事で、フォードGTの工作精度について「シムを数枚入れないといけなかったフェラーリとは大違い」と表現されていたのを思い出しました。
それがイタリアン・ビルド・クオリティということなんでしょうかね?
コメントへの返答
2022年12月13日 19:15
フェラーリもそうなんですね。でも、今の時代で、そんなに精度が出ないとは考えられないんですけどね。
まあ、「イタリア車だから」と一言で片づけられるのも、イタ車のいいとこなんですけどね。ゆったりとした気持ちで、行きましょう。

プロフィール

「@ロボ部長さん ジープのディーラーマンに聞いたのですが、ジープもフォードみたいに、USAラインと欧州ラインで明確に車両造りが違うらしく、コンパスとレネゲードが欧州ラインです。車両セッティングがまったく違うらしいですよ。」
何シテル?   10/03 12:00
tamapです。よろしくお願いします。
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/8 >>

     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      

愛車一覧

モトグッツィ V7iii ブイナナ (モトグッツィ V7iii)
ほとんど日本では売れていない超マイナー車ですけど、イタリア最古のメーカーです。
スズキ GSX400S KATANA (カタナ) スズキ GSX400S KATANA (カタナ)
まったく眼中に無かったのに、突然、猛烈にかっこいいと思って衝動買いしました。 いや、ほん ...
フォード フォーカス (ハッチバック) フォード フォーカス (ハッチバック)
フォーカスST170、エンジンの音がいいです。 アクセルと車体との一体感がすばらしいで ...
フォード フィエスタ フォード フィエスタ
フィエスタ、楽しいです。 かっこいいです。 カスタムも楽しいです。 峠道、とっても楽しい ...

過去のブログ

2025年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2024年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2023年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2022年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2021年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2020年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2019年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2018年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2017年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2016年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2015年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
ヘルプ利用規約サイトマップ

あなたの愛車、今いくら?

複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!

あなたの愛車、今いくら?
メーカー
モデル
年式
走行距離(km)
© LY Corporation