何か、すっごく久しぶりの投稿になってしまいました。
しばらく、テンヤワンヤに忙しくって・・・
で、最近、みん友さんのVW乗りの方からオイルの話を聞いて・・・
VWやBMWの最近の純正指定オイル、「ロングライフオイル」
2年3万キロ交換とか・・・ これは、廃油による環境汚染を減らすため?
これをそのまま遵守していた車両が、調子悪くなると・・・
カーボンスラッジが溜まって、潤滑不良を起こして、タイミングチェーンが摩耗して、
バルブタイミングが狂って・・・・
っていうらしいです。
で、特に最近流行のダウンサイジングターボ。
フィエスタやフォーカスもそうですよね。
直噴ターボエンジンの、LSPI(ロースピード・プレイグニッション)が問題になっていると・・・
低回転域での高負荷時のノッキングのことらしいです。
これは、直噴ターボの構造的に、カーボンスラッジを発生させやすい状況で、
今までのオイルを使うと特にカーボンスラッジが発生しやすいらしいです。
これは、新しくLSPIに対応したエンジンオイルが出ているらしいです。
で調べてみたら、私がいつも入れているワコーズのプロステージSの0W-30が
このLSPI対応オイルだったんですね。
フォードは、純正指定は、1年10,000キロ交換です。ロングライフではないですが、
LSPIに対応しているオイルのほうがいいような・・・
でも、フォードもシビアコンディションでは6ヶ月5,000キロと書いてある。
そしてマツダのリコール。
バルブスプリングに不具合が・・・という物。
これは、フリクションを減らすために、バルブスプリングのレートを弱くしたら、
バルブを戻す力が足りなくて、バルブとシートの間に入ったカーボンを押しつぶすことが
できなくて、堆積していってバルブが閉まらなくなるという物。
スバルのバルブスプリングリコールも、そうなのかなぁ~?
で、これはフリクションを減らして燃費を上げようという理論ですよね。
と言うことで、何かというと、
環境に優しいオイル (ロングライフオイル等)
燃費を上げるエンジン (直噴、高圧縮、フリクションロスの過度な低減)
今の時流のこの2つの性能、
でも、
とってもエンジンには悪いんじゃないか?
と。
どうなんでしょうね。
ロングライフオイルは、欧州と日本でのクルマの運転の仕方の違いで、
日本で特に問題になるという話もありますね。
それで調べてみたんですが、いわゆる
「シビアコンディション」
というやつ。
シビアコンディションでの使用状況では、オイル交換も早めがいいと、
書いてあるんです。フォードもそう書いてある。
この場合は、フォード指定は、6ヶ月5,000キロ交換。
ではシビアコンディションとは・・・
サーキットでガンガンに走る、とか・・・ 高速道路で長時間走る、とか・・・
と思っていたら、正反対でした。
これ、フィエスタのメンテナンスノート(追補版)に書いてあるんです。
・悪路(凸凹路、砂利道、雪道、未舗装路)
・山道、登降坂路の頻繁な走行
・短距離走行の繰り返し(8km以下/回)
・低速走行やアイドリング状態が多い
特に下の2つ。
1回の走行距離が短い。低速走行やアイドリング状態が多い。
この2つ、日本に当てはまるんじゃないでしょうか。
私のフィエスタ、ほぼ通勤で使用しているんですが、オンボード上の平均時速は、
いつも時速25キロ以下です。たぶん時速30キロ以下の走行は80%くらいじゃないでしょうか。
サーキットガンガンよりも、ゆっくりちょっとだけ運転のほうが、シビアコンディションなんです。
なんでかと言うと、油温が上がらず、水分がオイルに混ざる率が高いからです。
オイルの劣化が激しいんですね。
と言うことで、やはり自分の使用状況に応じて、メンテナンスも変わるということです。
まあ、オイル交換は早めに交換したほうが、良さそうですね。
Posted at 2018/11/12 11:45:19 | |
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