
年末から年始、職場が往復6キロ程度の近場になっており、車での移動も多いのでCCの走行距離は全く伸びなくなっています。
私、腕時計が好きで昔から左手首に欠かしたことがありません。今の若人らは腕時計をしない人が多いですね。スマホ等で代用できるので不自由はないのだとか。
腕時計好きとはいえ高価なものは買えません。安物やキワ物が好きな事もあって数だけは結構ありました。デジタル・アナログ問わずに一時は結構な数を所有していました。
当時、中学生に進学するとお祝いに親に腕時計を買ってもらい、なんだか少し大人に近づいたような気がしたものです。私が進学した当時はデジタル時計が普及価格に落ち着いた頃でしたが、それでも当時としては高価なもので、街の親父がやっている「時計屋」でうやうやしく買ってもらった記憶があります。

初めて買ってもらった宝物。シチズンのデジタル時計で、水谷豊氏がCMしており、ストップウオッチを動作させると曜日表示のドット部分が左から流れ、「秒が走る!」というキャッチコピーでした。それは大切にしたものです。
小僧の頃、コンバット系の映画で作戦開始前に集合し、「時間を合わせるぞ!」と皆の時計を「ハック!」と合わせるのが格好良く、ミリタリー時計にも憧れました。ハミルトンやタイメックスなんかのアナログは今も欲しい一本です。

電波時計が普及した現在、こと「時間を知る」という時計本来の機能だけに限れば1980円のデジタルで高額なアナログ機械式なぞはるかに上回る性能が手に入りますね。友人の電池が切れてベルトが千切れてので捨てられる運命だった時計はCCのハンドルポストに貼り付けられて今も正確に時を刻んでおります。
電波に慣れてしまうと狂うのが許せなくなってきて、仕事では専ら電波のデジタル時計ばかりつけています。丈夫さをウリにしている時計で、発売した当時は「壊れない・狂わない・止まらない」(間違ってるかもしれませんが)というふれこみで、「これは!」と飛びつきました。

ところが数年すると頻繁にリセットされるようになり、0時0分で止まるようになりました。初めは「これがパワーセーブか?」と思っていたのですが、なかなか復帰しないのでサービスセンターに質問すると「二次電池の寿命ですので交換してください」との事。電池交換不要をうたっているのに・・・
クレームが多かったのか?以降誇大な広告は控えめになった気がします。丈夫さがウリでしたが、樹脂製の本体は経年劣化で割れたり切れたりするようで、やはり「永久のモノは無い」ようです。
結婚の記念に夫婦で買った機械式時計。数年前に嫁さんのものが狂いが生じ、メーカーへ修理に出しました。国内メーカーのそこそこの時計が買える金額の修理代でしたが、僅かな期間で止まってしまい、問い合わせてもクレーム対象外との事で諦めかけていました。
街で見かけた普通の時計屋さんに「修理いたします」の看板が。飛び込みで入ると若い店主が出てこられ、「調べてみます。お預かりします」と。ブログをしておられたので、ページを拝見していると我が家の時計もアップされていました。見て仰天。

てっきり調整程度だと思っていたのに・・・ここまで完全に分解整備??修理代金に恐れていると「完了しました」のご連絡。引き取りに伺うと「どうもネジの一つが抜け落ちて歯車に引っかかっていたようです。一応オーバーホールしましたんで」。原因はメーカー修理の締め付け不良?
恐れていた金額もメーカーの三分の二という良心価格。オマケに各種パッキン類まで交換してありました。街の職人素敵です。「不具合あったら来てください」 「はい!是非に!」ありがとうございました。以降調子よく動いています。
金額はともかく手を入れると使い続けられる機械式、息子や娘に親の思い入れを押し売りするつもりはありませんので譲るつもりはありませんが、万一「欲しい」と言ってくれれば使い続けることが可能なんですね。使い捨て感覚のイマドキのデジタルも大好きですが。

金額と機能と性能。私個人に限って言えば「普通の電池式の電波時計」がベストな選択になってしまいます。それでも雰囲気のよさで巻いてしまうアナログ時計。ガラクタばかりですが、今後もついつい買ってしまうのでしょう。ハミルトンのカーキが欲しいです・・・・・・・・
Posted at 2016/01/24 07:02:48 | |
トラックバック(0) |
趣味 | 日記