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稚内特攻ツアー、後編に突入。

そもそも稚内に来た理由が、

「行ったことないから来てみたかった。」

それだけなので、特に食事したり
温泉入ったりという事もありません。
しかも運悪く次の日の仕事が変更…

稚内駅周辺を見物したら、また燃料2000円分
入れて札幌に向けて出発です。

海岸線から離れてしまったので作戦変更。
とりあえず山側を走るコースを選択。
稚内→国富バイパスを抜けます。

高速を使うのであれば国富→中川→音威子府→
名寄→美深→旭川と流れますが。
もちろん再度海岸線コースを選択。

高速使わない名寄回りだと遠回りなんです。

また天塩→初山別と走ります。
初山別、海の中に鳥居があるロマンあふれる
金比羅神社があるんです。





（画像は８月に来た時のものです）

実はこの鳥居の反対側に小さな祠があります。
岩を削った階段みたいのもあります。
やっぱり昔の人達はスゴいッス。

暗くなってきた上、やっぱり雨が…

もう一度寄りたい気持ちを抑えスルー。
先を急ぎます。

どうしても僕の中の聖地・砂川に行きたくて
頑張りましたが、辺りは真っ暗。

そしてどしゃ降り…

小平の道の駅で作戦会議。（１人ですが）



砂川はまた改めて伺う事にしました。
そして海岸線をひた走ります。

留萌を過ぎ雄冬トンネルを越えた後…
ここで苦難が訪れます。

そう、いつの間にかのエンプティランプ。

【残り燃料残7リットルです。】

もともと砂川で入れればと思ってたんですが、
急な作戦変更で留萌を通過してしまいました。
（もともとは留萌→砂川コースを予定）



「あ、ヤベェ」（；￢＿￢）



この時点でトリップは225キロを示します。
札幌まで残り80キロ弱…
ボーダーラインを300キロに設定。
リッター10なら即死、15ならギリ。
耐久レースばりの燃料管理が求められます。

前半のバイパス通過が響く上に、更に
ヤバい事にこれから続くアップダウン。
山道プラス海岸線という難所です。

「いける…俺のインテがいけると教えt」や
「奇跡を待つより捨て身の努力y」と
自己暗示をかけつつも、さすがにちょいちょい
JAFがよぎります。

僕の予想燃費はリッター15なのでたぶん
大丈夫だろうですがエコラン開始。

でも？この時間。
ガソリンスタンドなんてとっくに閉店です。

浜益→厚田もスタンド閉まってます。
いよいよEラインに針が重なります。

いや、イケるハズだ‼
ウチのDC5とはいっつもこうだが、
何とかやってきたじゃないか！

どうにかこうにか石狩市内のスタンドに
無事到着。
稚内まで片道20リッターあれば
なんとかなりそうですが、


「皆さんマネしないでね」


遠出する時はメンテと多目の燃料は
忘れずに～(/_;)/~~

さすがに疲れました…

ドライブがしたい。

どうせなら遠くに行こう。
道南か道北で迷いましたが、
行ったことない稚内へ行く事にしました。

朝、燃料を2000円分入れて札幌を出発。
天気は晴れ。でも台風来てるのでどうなるか。

ナビだと高速未使用で６時間前後で到着予定。

厚田→浜益→増毛と順調に北上。
ちょいちょいコンビニもありますが、
先を急ぐので困った時の道の駅以外は
とりあえずスルー。

その後留萌→苫前→羽幌→初山別と流れます。
ひたすら海岸線を走ります。
水平線にうっすら見えるおそらく天売焼尻に
「すげ～」と感動。

この後ナビだと天塩から海岸線を走れとの事。



あって良かったセーブポイントではないですが、
一休み。（トイレもあります）

当初目的地は宗谷岬でしたがこの後の天候を
考えると早めに切り上げた方がよいかも…

そんな事を考えつつ再スタート。

周りは本当に原野。
まっすぐな道路だけ。
昔ココ開拓した人達スゲーと思います。

ぐるぐると回る風力発電の風車の大きさが
いまいちイメージできません。

そして見えてくる利尻礼文。
「デケ～スゲ～(*´ω｀*)」とまた感動。

気がついたらエンプティランプ点灯。
距離にして後30～40キロぐらいありそうですが、
「いける…俺のインテがいけると教えt」で
エコランを開始します。

目的地を稚内ノシャップ岬に切り替え、
ゴールを目指します。

水族館？岬？あれ？間違えた⁉
あぁ、ノシャップ岬で合ってるのね。

そして14時過ぎに無事到着です。






長かった～片道300キロ弱ですかね？


………しかし、この後に待ち受ける苦難を
僕とインテグラはまだ知らなかった…

後編に続きます！