NEWタイヤとNEWホイール、その2

昨日の続き・・・

タイヤ館を後にした依存症。まずはホイールを下ろすために自宅に向かうのだが、道中心なしかハンドルが重く感じる。

「重いの載っけてるからしょうがないか～」などと考えていたのだが、

「えっ、来る時もホイール載っけてたよな～」と当然のことに気付く（アホ）。

自宅倉庫にホイールを下ろし、「気のせいに違いない」と心に言い聞かせながらテストコースの鷲羽山に向かうも、やはり「何か」が違う・・・。

テストコースの鷲羽山スカイラインは週に一度は走っているお馴染みのコースで、激しいアップダウンが続く岡山の走り屋のメッカとも言われている場所なのだが、舗装そのものは少々お粗末。無料化されて以来ほとんど手入れがされていないようで、オーバースピードで突っ込むと飛んでいきそうになるバンピーなコーナーがあちらこちらに。

到着後まずは軽く流してみる。

当初心配されたノーマルダンパー+ローダウン車のインチアップ化によるバタつきは全く感じられない。

イイじゃん、これ＾＾。

調子に乗って種松山を登ってみる。

タイトなヘアピンコーナーが幾つか有り、ロードスターならではヒラヒラ感が味わえるこの登り道。タイヤのグリップが良いせいか、スイスイ登ることは登るのだがいかんせんハンドルの切り替えしが重い。コーナーリングスピードが上がっているせいかどうかは解らないが、明らかに軽快感欠けるハンドリング・・・。

NC発売時、とある雑誌で「素（ベース車）のロードスターこそが真のロードスター」などと言う評価を読んだことがありましたが、ひょっとしたらコレのことを言っていたのかも知れません。つまりは、NA,NBの血を引くヒラヒラ感を一番持っているのが16インチのベース車だと。


NEWタイヤ17インチPlayzそのものは、ほとんど使命を終えていた純正アドバンA11とは雲泥の差で、グリップも良く尚且つ静か。
ただそれ以上に感じるのは、タイヤそのものがインチアップ+ローダウン車のネガティブな側面を全て覆い隠している点で、細かいギャップや道路の継ぎ目もタイヤそのものが上手い具合にいなしているような印象です。


と、いい加減長くなってきたのでズバリ一言、三言。

・ロードスターならではのヒラヒラ感を捨てたくなければ16インチキープ
・見栄えと安定感を求めるならインチアップも大いに有り
・皆さん、さっさと純正アドバンA１１を捨てましょう＾＾。