新カテゴリー、この一曲「People Get Ready」

新カテゴリー、「この一曲」第一弾に登場するのはジェフ・ベック85年発表のアルバム『フラッシュ』に収録の「People Get Ready」。オリジナルはカーチス・メンフィールドで、数多くのカバーがある名曲中の名曲。

アルバムは当時売れっ子プロデューサーだった元シックのナイル・ロジャーズを起用したインスト二曲のみという異色の作品で、ベックファンには非常に評判の悪い一枚である。

何が悪いのかと聞かれれば、「全てが最悪」としか言いようのないもので、個人的にはベックのディスコグラフィーから消し去ってしまいたいような作品なのである。全くバラバラの選曲、どうしようもないイモボーカリスト・畑違いのプロデューサーの起用、その他言い出したらキリが無いぐらい最悪の作品なのだ。（CDに収録されているボーナストラック２曲など悲しくなるぐらい無残。）


しかし！！！！

このアルバムには必殺の一曲「People Get Ready」がある！
昔の仲間ロッド・スチュアートと組んだこの曲は、アルバムからポツンと浮いた一曲で、この曲だけが別世界で鳴り響いています。はっきり言って人に勧めるような作品ではありませんが、この曲だけは多くの人に聞いて頂きたい「この一曲」なのであります。


因みにココ最近のドライブはこの曲のみを延々とリピートしていまして、曲のペ－スと同じくマッタリ走行で、久々に15km/Lの壁を突破したことをここに報告させて頂きます＾＾。