• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

空狐のブログ一覧

2020年07月06日 イイね!

アテーサE-TS雑感。

アテーサE-TS雑感。結論から言うとフロントLSDを入れよう。

第二世代スカイラインGT-Rの武器というと高出力に耐えるRB26DETTと、ATTESA E-TSとなる。
(ハイキャスやATTESA E-TSプロで制御されるA-LSDは高出力、ハイグリップになると負けるのと単純に効きが弱い…正直なところチューニング前提となるとV-specのアテーサECUは必要ではあるが、他の機構的な部分は正直なところ使えなくなってくる。つまり、出力をしっかり上げる状態になってくるとA-LSDは捨ててコンベンショナルな機械式LSDに変更した方が良さそう…)
(更に、標準車は機械式LSDへの変更は容易ではあるが、今度はアテーサECUが標準だと横Gが掛かるとフロントトルクを絞ってしまう等、そもそも積極的にフロントにトルクを配分してくれないため、高出力になった場合に特にリアのグリップ限界でフロントに逃して加速を続行する事が出来なくなる。これを防ぐにはV-spec用のアテーサECUの移植が必要になる)
アテーサPROのECUは以前に移植しており、フロントもリアもただでさえ弱いコーナリングでの最初のターンインを殺さないため1Wayを入れている。

何とかブレーキングしてターンインからブレーキを離してフロントタイヤに余裕を持たせてある程度旋回したら、兎に角ビビらずに早めにアクセルを思っクソ開けていく。当然リアは滑り始める…がそこからPROのアテーサECUがガッツリフロントにトルクを振ってくれるためお尻が出ずに4輪で蹴りつつ立ち上がっていく事になる。
リアもLSDが効いて滑っても縦方向のドリフトに、フロントも元気よく地面を掻いてくれる。
「絶対ケツ出るやろ…」という怖さを無視してアクセルを踏むとフロントにトルクが振られるために実はケツが出ない。アンダー殺そうとして頑張ったけど一瞬出せてもすぐフロントが駆動してオーバーにならず安定しちゃう。後は必要ならフロントLSDで曲げる感じ。
アクセルガッツリ踏んでいる限りはリアが出そうになるとフロントにもガッツリトルクを振るため、滑らないか4輪とも流れるため非常にスピンしにくい。
4輪とも滑っていてもお構いなしである。そこでフロントLSDが入っていると、FFのLSDのようにその時点でもアテーサが効いていてフロントにトルクが振ってあれば安定させるのもよし、また曲げる事も出来るためアンダーが軽く、空転したフロントイン側のタイヤにトルクを奪われる事も無く、更に手前からアクセルを踏めた。後はフラつく車体もお構いなしでステアリングで抑え込んでブーストも効いているのでガッツリ加速していく。
なのでアテーサとフロントLSDは無茶苦茶に相性が良いのでは、と感じた。

結論から言うと、先ずA-LSDはちゃんと効いているかチェック。
エンジンが仕上がってきているなら純正を捨て社外の機械式LSDへの変更を視野に。少なくとも標準車であればさっさと社外LSDに変えるべき
そして、フロントLSDは兎に角コーナー脱出でアクセル思いっきり踏むのであれば必須だな、とコーナー脱出で思いっきりアクセル踏んで4輪飛ばしながら加速していて思った。

プロの選手とかだとまた変わってくるかもではあるが、
前後1Wayの機械式、PRO用のアテーサECU、IMUセンサー等、さっさとフロントに振るためのGセンサー、ヘタっているならトランスファーのOHや緑整備等の強化トランスファー等
この辺りをキッチリやって走ると死ぬほど楽しい。
兎に角これぞGT-R!!、これぞアテーサ!!という脳汁ドッパドパで、でも非常にコントロールもしやすく、ブースト落として400馬力くらいであればそうそう怖い思いもせず踏みまくれる。コーナーは耐えろ!!
但しウエットでは流石にハイグリップといえどもケツが出がちになるのでちょっと抑えめに…

何度かブーストを戻して500馬力を軽く超えた状態でも走ったが、この場合はタイトコーナーの加減速が続くと加速時のフラフラと格闘している間に次のコーナーになるので逆に遅くなった。但しスピンは全くしなかったので、クソ雑魚な私でも低速コーナーでは500馬力でもキチンとコントロール出来る。
そもそも第二世代は総じて、33、34はアンダーステアが軽くなったとはいえどうやってもアホほど重いためタイトコーナーは苦手なので、立ち上がり加速から有り余る出力で突き放すのが、アテーサを活かした乗り方として合っているのかな、と。

S2000とかスイスポとか一度乗ったけどフロントめっちゃ軽いしキュンキュン回るし…こんなんどうやってもタイトコーナー続くと勝てんわ…と思いましたよ…
インプとかランサーも軽いし曲がるしで無理無理…

因みにR35はどうか、というと、確かにアテーサは積んでいるのではあるが、そもそも鬼のようなタイヤとメカニカルグリップがあるため、フロントにトルクを殆ど振らない(振るのは良く振るけど非常に弱い)ため、また走り方としては別なのです。

但しウンコタイヤだと何が起こるか分からんですよ。
ワイは現状のタイヤはZIIIです。
Posted at 2020/07/06 23:15:09 | コメント(0) | トラックバック(0) | モータースポーツ | クルマ

プロフィール

「マスクは熱中症を助長しません(現在の論文への反論が出てません)。屋外はまぁ何も言いませんが、人と話す、電車や建物ではちゃんと鼻までマスクしましょう。」
何シテル?   08/08 08:55
雇われ歯科医師
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2020/7 >>

   1234
5 67891011
12131415161718
19202122232425
262728293031 

リンク・クリップ

パワーはインジェクター容量と噴射率から計算できる 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2024/10/12 15:21:41
内気温センサーの交換 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2021/10/26 00:55:07
R33にR35のドアチェックリンクは付くのか? 番外編 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2020/11/23 19:40:08

愛車一覧

日産 スカイラインGT‐R Response & Balance (日産 スカイラインGT‐R)
文句無しに世界最新の第2世代GT-Rチューニングとそのチューニング、パーツ選定の「正解」 ...

過去のブログ

2024年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2022年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2021年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2020年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2019年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2018年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2017年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2016年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2015年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation