RiO アテーサ E-TS 油圧スイッチ
あなたの第2世代GT-R、本当に4WDですか?
BNR32はおそらくかなりの確率で。
BCNR33も中々の割合で。
BNR34も故障していてもおかしくない
WGNC34改、260RSもおそらく…
アテーサE-TSの油圧スイッチが劣化、故障しています。
アテーサE-TSは油圧スイッチが非常に重要なパーツですが、これが経年劣化でかなりの台数が傷んでいます。
自分のBCNR33も、フロントは駆動こそしているようでしたが、油圧を測ってみると既定値に全く届かず、2/3くらいしか掛かっていませんでした。
これではフロントトルクがかなり弱くなってしまいます。
コーナーを2速全開で立ち上がる際にケツが微妙に出てイラッとしてたのはこれが原因かもしれませんね…検証したいですね。
そして、エラーが出る事もあれば、全く出ないまま油圧が弱っているパターンも多いです。勿論自分の車両もエラー無し。
そして、フロントトルクメーターは全く当てになりません。
単にアテーサを動かす信号だけを示しているので、トルクなんて実測している訳ではなく、フロントが動いていようが故障してようが、アテーサが動作する状況であればメーターを動かすだけです。
そして、これをおそらくnism◯に修理依頼しても、目が飛び出る価格の請求と、部品が無ければ直らない、分解費用、送料は最低限掛かる、という悲しい結果になる上に、装着される部品は35年前の由緒正しすぎる古い設計の部品。
ここを最新のパーツで、制御回路もしっかり組んでキチッと本来の性能を出しつつ安価に修理しよう、というのがコンセプトです。
しかしながら、新車時本来の性能と言いつつ、最新の部品で、制御回路も作ったため、油圧の安定性や応答性は旧来のパーツよりも上がっているだろうと思われます。
因みに、油圧はATTESA E-TSの既定値を強く推奨しています。
上げると他の箇所のトラブルが増えるとの事で…
レース車両では2倍前後の油圧を掛けていましたが、これは短距離スプリントだから出来た事。
ナンバー付きで公道も走る車両で寿命を縮める事はしない方がいいですね。
駆動力や制御をしっかりしたいなら、Gセンサーを最近のものにする、トランスファーを強化する方がいいと思われます。
私の車両だと、デジタルIMUセンサー+強化トランスファーとしています。
先日、アテーサが必要になるシチュエーションがあったのですが、フロントへの手応えはしっかり伝わってきました(フロントLSDも入っているため非常に分かりやすい)
そして、これが工賃/税込\107,800円で直ってしまうという…
33に適用するタイプが出来たから装着してみる?と言われて即決しましたね。
そして旧スイッチの油圧を測定して故障にも気付いた、という流れです。
元々車検取得と検診目的で、現在住んでいる関東から広島に回送していたのですが。やっておいてよかったです。
そしてそのまま、Gマガの取材を受け、33での施工事例としてGT-Rマガジンの2023年9月号、No.172に掲載されました。ありがたい限りです。
勿論、アキュムレータ含め他の故障の可能性もあり、検査の必要がある事から、現状RiOで施工のみとなっておりますが、アテーサのオイル漏れ等の状況次第では任意保険のロードサービスが使用出来る可能性があります。勿論要相談です。
油圧スイッチの配線から漏れている等、オイル漏れの故障も多いようですね。
ともかく、ただリフレッシュするだけでは面白くないので、アップデートも掛けつつ第2世代Rを維持ってイジってしていきたいですね。勿論懐具合も重要な要素です。
https://www.rio-hiroshima.com/archives/2817
定価 | 107,800 円 |
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購入価格 | 107,800 円 |
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入手ルート | 実店舗(その他) ※RiO |
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