
お待たせしました続きです。

前穂高岳山頂からの絶景を楽しんだ後、下山を始めます。

紀美子平まで下りてきました。
正面に見えていた西穂高岳にはもうガスがかかってきています。

ここからも昨日登ってきたルートを下っていきます。

下界の上高地から雲がどんどん湧いてきます。

そしてその湧き上がった雲は西穂高岳の稜線へと上がってきます。

雷鳥広場通過、
そういえば今回は雷鳥には出会っていないな~。
そんなことを考えながら歩いていると突如私の左側から鳥が飛来してきました。
その様子をたまたま首から下げていた一眼レフで反射的に撮ってみました。

ホシガラスが飛来しハイマツ(植物)の実を咥えて飛び立つ画像です。
突然の出来事だったので上手くは撮れていませんが、何となく雰囲気は分かっていただけると思います。
ちなみにホシガラスって?って言う人のためにネットで調べてみて見つけた画像を貼っておきますね。

「ホシガラス」
まさにこの画像のようにハイマツの実を咥えて飛び立った瞬間の画像ですね。

下界の上空にはどんどん雲が湧いてきています。

そしてその雲はどんどん西穂の稜線まで上がってきます。

山頂方面は晴れていますね。

灌木帯の中を下っていきます。

「カモシカの立場」に到着。
残念ながらカモシカさんには出会えませんでしたがここでランチ休憩にすることにします。

ザックを降ろし、岩に腰かけて穂高岳山荘で購入したお弁当を頂くことに。

蓋を開けると、朴葉に包まれた何かと、アユの甘露煮の真空パック、イカの天ぷらが入っています。

朴葉を開けてみるとそこにはちらし寿司が包まれていました。
開けた朴葉の上真空パックされていたアユの甘露煮を出します。
私、アユの甘露煮やちらし寿司って普段食べることがほとんどないものなので
いい機会でした。
で、おなか空いていたこともありとっても美味しくいただけました。

ランチ休憩後、さらに下っていきます。

やがて岳沢小屋が見えてきます。

10:40
岳沢小屋に到着。

ここで、昨日同様に休憩させていただきます。

ここで、ポカリスエットを購入します。

青い空に白い雲・・
ポカリスエットのイメージそのままですね。

時間はかなりの余裕なので、ここでしばらく休憩させていただきます。

ここで、「万年雪の雪解けの水」って言うのに目が止まります。

ってことで、飲み干したポカリのペットボトルへ水を汲んでおきます

岳沢小屋をあとにして木々に覆われた登山道を下っていきます。

小さな秋、見つけた~

ある程度下ってくると、西穂高への稜線はガスに包まれてしまっています。

完全に雲に包まれちゃった西穂から奥穂高への縦走
朝はあんなに見通しの効く晴天だったのに、山の天気は分からないですね。
今縦走路歩いている人たちは大丈夫なのかな~?なんて心配をしちゃいます。

風穴通過。

緑に覆われた登山道を進んで行きます。

苔むした切り株から生えているかわいらしいキノコ。

こちらも苔むした切り株。
赤い木の実がアクセントになって良い感じですね。

やがて登山道は木道に変化します。
この木道がもう下界に近いことを教えてくれます。

12:30
登山道の出口(入り口)に到着。

ここから先は上高地の散策路に変わります。

岳沢湿原の景色。
枯れた立木が神秘的です。

その後河童橋へ続く遊歩道を進んで行きます。

やがて、河童橋付近のホテルが見えてきました。
ちょうどお昼時だったためか、ホテルのテラスのテーブルは賑わっていました。

河童橋手前から岳沢方面を見上げた画像。
岳沢上部、昨日今日と通ってきた重太郎新道は完全にガスに包まれていますね。

遊歩道をのんびりと河童橋目指して歩いていきます。

やがて河童橋に到着。

お昼過ぎの時間帯で、ホテルの前で販売されているテイクアウトの食べ物が気になります。

てことで、においに誘われて「肉巻きおにぎり」(だったかな)を購入。

購入した肉巻きおにぎりを梓川の河原で腰を下ろしのんびり景色を眺めながら頂きます。

しばしの休憩後、河童橋を渡ってバスターミナルへ向かいます。
これは河童橋の定番撮影スポットからの画像。
穂高の稜線はもう完全に雲の中ですね。

13:05
上高地バスターミナル到着。

ここからアカンダナ駐車場行きのバスに乗ります。

14:05
アカンダナ駐車場到着。

バスのフロントガラスに映った空が綺麗でした。

14:15
無事下山。
今回の山行は2020年の北アルプスチャレンジの前哨戦ともいえる登山でした。
これで、穂高周辺のピークはすべて踏破出来たのですが、私の穂高登山での最終目標の西穂高岳から奥穂高岳への縦走路の踏破を来年の夏に行うため、そこまでのアプローチルートの確認がメインでした。
これで、来夏のルートは決まりました。
来夏まであと8か月・・・
9~10時間の超危険な岩稜ルートを歩き通せる気力、体力を付ける訓練をしないと駄目ですね・・
そして天候に恵まれる事を祈ることもね・・・
来夏にこのブログで一般登山道最難ルートの踏破の様子をお伝えできることを楽しみにして日々トレーニングをしていくつもりです・・
で、締めはいつもの温泉で汗と疲れを流して、2019北アルプスチャレンジ番外編は終了します。
またもや長編ブログにお付き合いいただきありがとうございました。
ブログの進行が超、遅かったことをお詫びいたします。
そしてこれに懲りずまた我がブログを覗いていただけると幸いです。
ありがとうございました。
終わり
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Posted at
2019/11/12 00:56:59