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touge-mtbのブログ一覧

2019年06月29日 イイね!

千頭森林鉄道廃線探索ーMTB Vol.4

千頭森林鉄道廃線探索ーMTB Vol.4お待たせしました!

続きです!





タイヤのサイドウォールからはみ出たチューブを眺めながら考えます。

このまま下ると高い確率で再度パンクすると思われます。
しかし、タイヤ自体を修理することは出来ません。
タイヤを修理出来なくてもはみ出したチューブをカバー出来れる物があれば・・
って事で今、身の周りにある物に目を配ります。

ここでひらめきます!

たしか、持ってきているはず!

急いでザックの中をあさります。





有りました~!
いつも山に入るときに携帯しているファーストエイドキットにあるはさみが目当てだったのです。

そのはさみをどう使うのかって言うと・・・





バーストしてしまったチューブをこれくらいの大きさにはさみでカットします。

そしてそのカットしたチューブをタイヤの裂けた部分のチューブとの間に入れて再度タイヤを組み付けエアーを充填してみます。






するとこんな感じになりました。
思った通りですね、カットしたチューブをあてがう前よりチューブの飛び出しは少なくなりました。
そしてチューブも2重構造になったので少々の事ならパンクする事も無いでしょう。
う~ん、我ながら名案だ~、って修理したタイヤを見ながら感心します・・・笑






これで、修理(応急処置)完了!

ただし無理は禁物、ペースは落としてなるべくリヤ加重は避けて下ることとします。







相変わらずハードな路面が続きますが、タイヤに負担掛けないように注意して下って行きます。







ペースを落として下って来て例の気になる鉄階段の所まで下りてきました。
今日は何に付けても煮え切らないので気になる所は全てチャレンジしてみようと思います。







鉄階段を登り切ると工事現場にある鉄骨で組まれた階段になります。








そして最初に見た滝の上部に登って来ました。






さらに進んで行くと何やら配管が張り巡らされている物置のような物が出てきました。

その配管は山の斜面の上に伸びて行っていました。

そしてその傍で見つけた物が下の画像です。







何やら祠のような物と「国有地借受用途 温泉源敷」と書かれた木柱が有りました。
おそらくこの辺りがこの寸又峡温泉の源泉なのでしょう。

気になったので帰宅後ネットで調べてみました。

「秘境・寸又峡温泉は、その昔、野生動物が寝ていた場所に温泉が湧いていた温泉だった。明治22年(1889年)共同浴場、湯山温泉として開発され、その後3回に渡るボーリングを試み、温度43度、毎分540リットルの自然湧出に成功した。昭和37年(1962年)湯山より温泉街まで3790mを引湯し現在に至っています」

今居る場所がこの湯山と言う場所。
もう少し下った所から伸びる登山道の途中に湯山集落って言う場所があったそう。

それも気になったので調べてみました。

「昭和初期、10戸の集落が点在したが、今は廃村となり石垣のみが残る湯山集落跡」

ちなみにその湯山集落跡もこのあと探索してみようと思います。






源泉付近を探索していると、靴にヤマビルが張り付いていました。
勿論、消毒用エタノールで退治しておきました。






源泉から林道へ戻ります。
階段はヤマビルの心配しなくて良いので余裕で歩けます。






林道脇の木に気になる物が・・(ダジャレじゃ無いです・・笑)






この木の枝にぶら下がった泡の塊のような物。
おそらくカエルのたまごではないでしょうか?






そのたまごのような物の下には大きな水たまり、そしてそこにはオタマジャクシが泳いでいました。







登山道の入り口まで来ました。






MTBでハードな林道を登って、下りでパンクしてと散々な目に遭って体力的にはかなりしんどいのですがこんな中途半端では帰れないのでこの登山道を登って、気になる「湯山集落跡」まで行ってみようと思います。







MTBにはここで待ってもらい、登山道を登って行ってみます。







登山道はいきなりの急斜面で始ります。







息を切らせて急斜面の登山道を黙々と登っていきます。







前黒法師岳への登山道をひたすら登っていきます。







見上げるような急な登りルートが続いています。






やがて急斜面の先に石垣のようなものが見えてきました。







やはり石垣でした。
この辺りが集落跡なのかな~?












急斜面にいくつもの石垣が段々畑のように残っています。






登っても登っても上に石垣がありますよ~。






登山道を歩く事15分で湯山集落跡に到着。
こんな急斜面の山中に昭和初期までは集落があったのに驚きです。






石垣以外に当時の集落の遺構が無いか辺りを散策してみます。



そこで見つけた当時の人々の生活を偲ばせる物





手水舎?風呂桶?良く分かりませんがコンクリートで出来た物






廃墟、廃村、廃屋のお決まりの酒瓶と食器(ホーロー製?)






大きな土瓶やバケツのような入れ物



そして最後に見つけたのは・・・





ヤマビルでした・・・・汗


昭和初期まで人の営みがあったこの集落跡。
今は微かな沢の音と鳥のさえずりに包まれてひっそりとヤマビル達が暮らす集落になってました・・・





そんな古(いにしえ)の集落跡をあとにして林道へ下りて行きます。





眼下に林道が見えてきました。
いや~それにしても急斜面ですね・・






無事林道まで下りてこられました。





MTBに跨がり再度林道を下ります。
この辺りまで下ってくると路面も比較的安定しているので走りやすいです。
しかし、リヤタイヤがあんな状態なのでスタンディングポジションでなるべくフロントよりに加重を掛けてライディングします。
感覚的にセグウェイ乗っている感じかな・・?
ちなみに私、セグウェイ乗ったことありません・・・笑






林道出口まで無事到着~!






13:10
無事パンクも無しに下りてこられました。

林鉄跡は見つけられませんでしたが、寸又峡温泉の源泉や湯山集落跡を見学出来たので良しとします。


さあ、これからどうしよう?

時間はまだ余裕有るのでもう一つ気になる場所の探索に行ってみます。






それはこんな所。

ここはあの飛龍橋から尾崎坂展望台までの廃線跡遊歩道の脇の崖。
その崖に架けられたいかにも古びた鉄ばしご。
気になりませんか~?
なぜこんな所に梯子が掛けられているのか・・
そしてその梯子のさらに上の斜面を見ると古びた石垣が微かに見えるのです。

怪しい~、気になる~あの石垣~。

今回私がこの千頭森林鉄道跡の探索をするきっかけになった「山さいがねが」ってサイトに書かれていたのですがこの遊歩道の先にある尾崎坂展望台から当時はスイッチバックした林鉄がこの遊歩道(当時は林鉄の線路)より一段上の斜面上を進んで行きさっき私の探索した林道方面へ続いていたらしいのです。

ってことで上に見える石垣上が当時のスイッチバック後の林鉄の線路跡かどうかを確かめに行ってみようと思います。





梯子を登り切るとザレた急斜面ですがご丁寧にロープが下がってきていたので苦労することなく登って行けます。






いよいよ下から見えていた古い石垣の所まで上がって来れました。

この石垣の上にはどんな世界が広がっているのかな~?

林鉄の遺構に果たして出会う事が出来るのか?

良いところですがここで一旦終了です~。

続きはVol.5で紹介しますね~(^^)/

続く









Posted at 2019/07/01 00:20:28 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2019年06月28日 イイね!

千頭森林鉄道廃線探索ーMTB Vol.3

千頭森林鉄道廃線探索ーMTB Vol.3おまたせしました!

続きです。





林道の大崩落を目の前にしてとりあえず座り込んでレッドブルとあんパンでエネルギー補給します。

そしてあんパンを頬張りながら今後を考えます。

このルートが林鉄跡では無いのはほぼ確定・・
(確証はありませんが感って奴です)

なのでここで引き返すことも考えます。

時刻は10時過ぎ、ここから下ってもやっぱり物足りません・・

あんパン食べてレッドブル飲み干してエネチャージ完了!

お腹が満たされたら決心付きました!


この先も行けるところまで登って行ってみよう。
例えここが林鉄跡で無くてもそんな事は関係ありません。
とりあえず突き当たりまで行ってみよう・・
それがどんなルートであれ・・
車でも、MTBでも、歩きでも・・・
それが原点・・
思い返してみると私の林道探索っていつでもそうでした。

そうと決まればまた荷物をザックに仕舞って探索再開です!







崩落箇所は林道の路盤は無くなっちゃってますが斜面のガレ場の部分なら通過出来そうなのでMTBを押してガレ場を通過します。






無事通過して振り返った画像。
一部石垣を残して完全に林道は消滅しているのが分かりますね。






その後も危うい状態の箇所が出てきますがなんとか通過は出来ます。






コンクリート壁の向こうから沢の流れの音がするので立ち止まって見ると・・







小さな滝が木々の奥にありました。
登りで暑くて火照った体に涼しい風が気持ち良かったです。






この崩落箇所はとりあえずの復旧工事はされていたようですが、さっきの大規模な崩落でここまで重機等は入って来れないためこれ以上の工事は無理でしょう。







その後左手の斜面からガサガサッて音がしたかと思い見上げると、おそらくニホンカモシカと思われる動物の後ろ姿を目撃。
慌ててカメラ構えたのですが時すでに遅し、もうカモシカは林の奥に走り去っていました。





大きな倒木にふさがれた林道。






かなりの急斜面ですが植林されているようですね。
けど、もうこの林道の状態だと手入れに来るのも一苦労でしょう・・







林道脇に崩れかけの小屋が出てきました。







おそらくこの付近で林業のするための作業小屋のようですね。






小屋の中はこんな感じで荒れ果てています。
奥のベンチのような所に新聞か雑誌のような物が置かれているようなので、何年前ぐらいの物なのか見たかったのですが足を踏み入れるのには危険な香りが・・






そう思い少し離れた場所から小屋の床の下の部分を確認すると、予感的中!
小屋は急斜面に建てられており、うかつに小屋の床に足を踏み入れると、床を突き破って崖下へ真っ逆さまって事態になるところでした・・・・汗







やはりこの辺りは植林されているようですね。
けど、これからの維持管理は大丈夫なのかな?






その後も林道は荒れた状態になってきます。






ここまで荒れると、MTBを押して歩くのも辛くなってくるのでMTBにはここで待っていてもらいます。







こんな状態の林道でも歩いて進める限り進んで行きます。






崩落した土砂に埋まりそうな小屋発見。






中には当時の作業に使われていた物が残されていました。






小屋を越えてさらに進んで行きます。






すると一段と酷い崩落が現れます。
もう林道の平らな部分がありませんね。





それでも意地で歩き続けます。






しかし、前方はガレた斜面しか見えなくなってしまいます。







これではもう進めません・・
残念ながらここが潮時のようですね・・・
ナビで現在位置の標高を確認すると標高1000m近くの所まできています。
もう充分戦いました・・
ってことでここで潔く撤退します。







来た道を引き返し、MTBの所まで戻って来ました。






さあ、ここから私の大好きなダウンヒルです。
ダウンヒルのスピードとスリル、それこそが私にとってMTBの最大の楽しみ。
今までの辛い辛い上り坂を我慢して登って来たのでその分思いっきりかっ飛ばして下ろうと思います。
幸いこの林道には対向車や他の登山者を気にすること無く思う存分飛ばして下れます。

では、「アムロ、行きま~す!」(古い!って・・笑)




あっという間に例の大崩落現場まで下りてきました。
流石にここはひとっ飛びって訳にはいきません・・・笑
ってことで大人しくMTBより下りてガレ場を慎重に越えて行きます。






それにしても当時の人は凄い斜面に石垣を築いたものですね~。


大崩落箇所を無事通り越してその後はまたMTBでのダウンヒル再開!

ガレた林道をハイペースで下って行きます。
倒木や枝、直径30cm前後の岩石がゴロゴロする区間を減速する事無く後輪加重でクリヤーしたと思った瞬間事件は起きました!

バシュッン!!!

って大きな音とともにMTBの操作性に違和感を感じました。
そこで、私はMTBに何が起きた瞬時に理解できました。

フルブレーキングで停止、MTBのリヤタイヤを確認すると・・・





やはり、パンクです・・・汗

パンクと言ってもさっきような破裂音の後急激なエア漏れ状態だとよくあるスネークバイト(リム打ちパンク)では無くバーストだと思われます。

そう思い、リヤタイヤをくまなく調べて見ると・・・





やっぱり~!
リヤタイヤのサイドウォールが3cmほどパックリ裂けています。
よく見ると中のチューブまでナイフで切られたようにスッパリ切れちゃってます・・汗

どうしよう・・
スペアータイヤなんか持ってきていないぞ~汗
勿論工具や替えのチューブそしてエアーポンプは林道探索時には必ず携行しています。
なので通常のパンクなら問題無く対処できるのですがタイヤ側面があれだけ裂ける事態には対処出来ません。
流石にタイヤまでは持ってきていませんからね・・・

恐るべし、寸又峡・・
恐るべし、千頭森林鉄道跡・・・(ここは違うと思われますが)

ここで、冷静になって考えます。
タイヤのサイドがあそこまで裂けていたらチューブだけ替えても駄目だろうな~
MTBの乗車は諦めて押して徒歩で下るか・・・
けど、麓まではまだかなりあるぞ・・
まだ、ひき返した地点から麓までの間の三分の一位しか来ていない気がします。
せっかく苦労して登って来たのに三分の二は徒歩で下るなんて悲しすぎます~泣






なので、一度ダメ元でこの場でチューブのみの交換を試みます。






後輪を取り外して、持ってきた新品のチューブを用意します。






バーストしたチューブをタイヤから取り出してみると、見事に切れちゃっていました・・・汗

おそらく、鋭利な岩石で切れちゃったのでしょう。
昨年秋の友人K氏との林道探索でのジムニーパンク事件を思い出しました・・・笑





新品チューブをタイヤに装着します。

その後エアーポンプで空気を入れてみると・・・





こんなん、なりました~笑

って笑い事ではありませんよ~汗

思った通りチューブがタイヤからかなりはみ出しちゃってますよ・・・

綺麗な舗装路であればこんな状態でもゆっくりなら走行出来るでしょう。
しかしご存じの通りこの林道はそんな生やさしい所ではありません。
この状態で下り始めればあっという間に再度パンクって事になるでしょう・・

さあ、どうしたものか・・

一か八かで勝負賭けて下るか・・・

諦めてMTB押して下るか・・・

他に名案は無いか・・・

しばし考えます・・・

と、またまた良いところでVol.4へ続きます~(^^)/

それにしても、なかなか一筋縄ではいきませんね~この千頭森林鉄道跡探索は・・

ま、ブログネタには面白いかな~笑
Posted at 2019/06/29 00:42:56 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2019年06月25日 イイね!

千頭森林鉄道廃線探索ーMTB Vol.2

千頭森林鉄道廃線探索ーMTB Vol.2立ち入り拒否されたゲート前で5分ほどぼーぜんと立ち尽くしたあと次の行動を思案します。









まず、今から帰宅はあり得ません。
それならあえてダメ元で進入してやります。
けど、やっぱり私は大人です、駄目と言われても入るなんてのはどうかと思います。
って事で、飛龍橋の袂の分岐している林道方面の大間川支線跡の探索に向かうこととします。
しかし今から向かう林道は全くの未知の領域。
事前の下調べはほぼゼロ。そして今日もいつものソニーのハンディーナビ持ってきていますが、国土地理院の地形図はこの静岡県の山はカバーされておらず、通常のロードマップのみの表示なので山中では全く使い物になりません(GPSログは取れます)
他に登山地図や紙の地形図も何も持っていません。
山に入るってのにあまりに無防備な感じですが、本来探索目的だった林鉄の本線の事前の下調べは完璧のつもりだったので地図も要らないと判断していました。

そんな状況なので地図も下調べも全く無い廃林道へ入って行くのに少し抵抗もあり一度はその分岐に向かいMTBを走らせますが本線の探索諦めが付かず途中でUターンして再度ゲートへ向かいます。
よく考えたら千頭ダムから登山道が延びているはず、なのでもし何か作業の人に言われたら登山へ向かうと言えば通してもらえるのじゃ無いか・・・
なんて考えながら・・

しかし、やはり・・駄目と言われて進入する事自体に抵抗が・・
進入が侵入と判断され、ややこしい事になってもな~、所詮こっちは遊びだし・・
ってことでやっぱりまたUターンして「大間川支線跡」のある林道探索へ向かいます。




林道分岐まで戻ってきました。






ここには登山者用の案内看板が設置されています。
太い道が林道ですね。
登山道の途中にある湯山集落跡ってのも気になりますがまずは林道探索、廃林鉄跡探索に向かって帰りに余裕があれば立ち寄ろうと思います。






こちらも基本通行止めですが、登山者は入っても良い感じです。
なのでバリケードの脇から進入します。





大間川(大間川)林道と書かれた看板。
カッコの中に書かれた同じ川の名前が意味不明・・






通行止めバリケードを抜けて結構斜度の急な林道を上っていると、今度は中電のジムニーが下の分岐の所に車停めて私の方をガン見しているではありませんか・・汗

私は今、何も悪い事しているつもりありません。
(登山道までは合法で通行できるはず)
けど、あの様子だとさっきの千頭ダム方面には強行突破出来そうに無さそうですね・・
行かなくて良かった・・
また今度チャレンジするなら、夜明けと共に進入するか、日曜日かどちらかですね・・





そんな事考えながら林道をのぼって来てとあるところで振り返ります。
背後の山の斜面に微かですが木々の中に切り通しが見える気がします。
おそらくですが、先ほどの尾崎坂展望台付近からスイッチバックした林鉄はさっき走ってきた遊歩道より一段上の斜面上を走ってきてこの切り通しを通過して今私が写真撮っている辺りに繋がっていたのではないでしょうか。
なお切り通しからの路盤は林道建設によって完全に切り崩されている様です。






ちなみにこの赤丸の部分が切り通しに見える所。
あそこから今私が立っている所まで線路が繋がっていたのでは無いでしょうか。
あの切り通しのような所へ行ってみたいのですが、こちら側からは無理な感じ。
反対側(尾崎坂展望台方面)からなら来る事が出来るかな?








もうここは当時の林鉄の線路跡だと思われます。






「前黒法師岳」への登山口が出てきました。
この先にさっきの看板にあった集落跡が存在するようです。







こちらが登山道の様子。
写真で見るより実際はもっと急斜面に感じます。
本当にこの先に集落跡なんかが存在するのだろうかって感じる程の急斜面とルートの荒れ模様。
こちらも帰りに余裕があればって事で先に進みます。






一直線に伸びる林道。
具体的な鉄道の遺構はまだ見つけられませんが、なんとなく鉄道跡って感じがしますね。





そこで見かけた鹿さん。
こっちの様子をじっと伺っていますね。







さらに進んで行くと林道脇から激しい流水音を立てながら滝が流れて落ちて来ています。







結構な水量で傍に行くと水しぶきをかぶっちゃいます。







流れ落ちた滝は林道の下を抜けさらに林道に切れ落ちる谷に滝として落ちて言っていました。
それにしても凄く深い谷でした・・







滝を越えるとすぐに何やら怪しげな鉄階段が斜面に設置されています。
先ほどの滝の上部に繋がっている感じ。
ここも凄く気になりますが、やっぱり帰りに余裕があればって感じで進んでいきます。






激しく破損したガードレール、林道に覆いしげる新緑。
良い感じの廃林道感が出ています。







その後も荒廃した林道を進んで行きます。






大きな切り通しを通過。
これも林鉄の線路の為の切り通しだったのかな?






切り通しのような所を過ぎるとすぐに道は分岐になります。
林道のつながりは右側が自然です。
左にはゲートが立ち入り禁止の看板が、そして中部電力が管理している場所があるようです。
ちょっと気になったのですが立ち入り禁止と書かれているし中電の管理ならば発電所へ通じる道だろうと判断してそのままの林道を進んで行きます。
(しかし、この判断が後に・・・・)






さっきのゲートを越えるとさらに路面は荒れてきます。
いよいよ、千頭森林鉄道廃線跡のお出迎えかな~?なんて思いながら進んで行くと・・





そんな中もう一つ私を出迎えてくれた奴がいました。
ヤマビルさんです。
久しぶりのご対面。
しかし、今日はそんなヤマビルさんと出会うことを覚悟の上で来ているので驚きませんよ。






そんな彼に私は慌てること無く消毒用エタノールって奴をスプレーしてあげます。
これは効果てきめんです。
エタノールを浴びたヤマビルは一瞬にして丸くなって靴から転げ落ちていきました。
ま、靴に付いただけならわざわざエタノール振りかけなくても指ではじき飛ばせば良いのですがね。
万が一皮膚に吸い付かれた場合はこの対処方法が良いそうなのです。
けど、靴の上からでもころりと落ちて行くヤマビルを見るとなんか勝った気分になるので面白いのです・・・
(人間ちっさいって・・?笑)






古い石垣の林道を進んで行きます。






橋を通過。






昭和46年に架けられた橋。
林鉄廃止後に造られた橋のようですね。






左の谷には大間川が轟音を立てて流れています。






右側には大きな滝、そのまま林道の路盤に落ちて来ています。







前方の斜面はなんかエライことになってますよ。

石垣があの崩れた斜面に大きく2本確認出来ます。
もしあの石垣が林鉄の線路だった場合スイッチバックじゃないとクリヤー出来ない感じに見えます。
はたして当時はそんな風にレールが敷かれていたのでしょうか?





とりあえずそのまま林道を進んで行くと・・
林道は真っ直ぐ進む方面は緑に包まれちゃってます。






道なりに進むとヘアピンカーブで下から見た石垣の上側の林道へ繋がっています。
(右手のルートが登って来たルート、左手がこれから進んで(登って)行くルート)
おそらく林鉄は大間川にそって進んでいたはず、林鉄がこんなヘアピンカーブを曲がるとは思えないし仮にスイッチバックで進んで行ったにしても大間川より大きく離れてしまいます。






基本林鉄は大間川沿いを進んでいたと思われるのでヘアピン方面へは向かわず緑に覆われたルートへ向かいます。






また橋が出てきました。






橋の上は涼しい風が吹いていました。






橋を渡るとこんな大きな廃材が放置されている場所でした。
そこから奥に繋がるようなルートは全く発見できません。
林鉄は何処へ行ってしまったの・・?

やっぱりさっきのヘアピンカーブを上へ進んで行ってたのかな・・?






って事でさっきのヘアピンカーブまで戻って登りの方面へ進んでみます。






ヘアピンカーブを越えて登って行くと先ほど通ったルートが眼下右手に見下ろせます。







出てくる崩落箇所もだんだん酷くなってきます。
もうこの辺りに来ると4輪車の通行は出来ないですね。






ルートは急斜面では無いですが依然として登り続けています。
本当にこのルートが林鉄跡なのか不安になってきます。







そんなとき錆びた金属の大きな籠?のような物が林道脇に出てきました。

「もしや、林鉄の遺構か?」って期待に胸膨らませよく見てみますが、良くわかりません。
形状からして人が中に入って何かを監視するような場所のように見えますが、林鉄時代の物かは不明です。






その後も林道脇に人工物を発見。







この場所が「湯山林道」の起点だそう・・
じゃ、今までは何だったの?
それに昭和61年って書いてありますよ、なんか新しい気もするのですが・・







そんな疑念を持ちながらも進むしか選択肢が無い状態なので黙々と進み続けます。







古びた何かの看板。
これも遺構なのかは不明・・・







前方に鹿発見!






カメラを構える私の様子をじっと見つめる鹿。
何処で出会っても鹿のリアクションは同じですね・・・笑





またもや大規模な崩落箇所が出てきました。








向かい側の山の斜面もかなり大きな崩落箇所を確認出来ます。
やはりこの辺りの山は崩落しやすい地質なのかな?







その後も綺麗に積まれた古い石垣のルートを進んで行きます。
しかしこの辺りに来るとかなりの標高になってきます。
このような高さまで当時の林鉄が登って来ていたとは思えないのでほぼこのルートは林鉄跡では無いとこの辺りで確信します。






それでも行けるところまで行ってみます!
って思った次に見えた景色で目を疑います・・・

「あそこ道有る!?」







MTBを置いてゆっくり近づいてみると・・・





え~!

道が無い~!


完全に土砂崩れで林道が崩落しちゃってます。




走り始めて約2時間。
ここで戦意喪失・・・

林道の端のコンクリート部分に腰を下ろして考えます・・

私はあの高度経済成長期の日本の巨大林業事業を支えた千頭森林鉄道の歴史、そしてその遺構を目で見て、肌で感じたくてはるばる静岡までやってきたのです。
しかしこの林道が林鉄跡では無いのはほぼ確定。
そんな林道を無理して進んで意味あるのか?

さあ、どうしよう・・

そんな時は・・・

あんパンです・・笑

エネルギー不足だと頭も働きません・・

「腹が減っては戦は出来ず」って奴ですね~。

ってことでここはあんパン食って一旦休憩です。

そんな感じで続きはVol.3でお伝えしますね~。

お楽しみに(^^)/
Posted at 2019/06/28 00:36:35 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2019年06月24日 イイね!

千頭森林鉄道廃線探索ーMTB Vol.1

千頭森林鉄道廃線探索ーMTB Vol.1今回のブログは久しぶりのMTBでの探索の様子をお伝えします。
今回も車ネタは無しなので廃道、廃線、MTBに興味の無い方はスルーでお願いしますね。
ちなみにかなりの長編になることが予想されますので読まれる方も時間のある時にじっくり読んでくださいね~(^^♪



まず今回向かった先は静岡県の中央部に位置する寸又峡。
一級河川である大井川の支流の寸又川の上流にそこは存在します。
大井川はSLの観光列車が走ることで有名な大井川鐡道が川沿いを走っています。

そんな場所にある寸又峡のさらに奥の山中に明治から昭和にかけて盛んだった林業によって切り出された材木を山中から搬出するのに敷かれた鉄道があったのです。
その名は「千頭森林鉄道」最終は全長52km及ぶ区間を運行していたそう。
千頭森林鉄道は昭和44年には完全に廃止されその後は林道へ姿を変え使われている。
しかし千頭森林鉄道本線全長52kmのうち今も林道や通常の道路として使われているのは一部。
その大部分は自然に還ろうとしている。
この「千頭森林鉄道」はネットで鉄道や廃道系のサイトに紹介されています。
ちなみに私が今回の探索で参考にさせていただいたのは「山さ行がねが」ってサイトです。
興味のある方はリンク貼らさせていただいたので覗いてみてくださいね。




この写真が在りし日の「千頭森林鉄道」姿    
(「山さ行がねが」からお借りしました)


どうです~こんな列車が山中の52kmの区間を走っていたのです。
そんな線路跡がいまだに人知れず山中に存在するってことが私の廃道探索心に火をつけちゃいました。
これ以上の「千頭森林鉄道」の歴史やルートの詳細は「山さ行がねが」のサイトにお任せして私の行った探索の様子をお伝えしますね。





今回は林道探索にしては異例の遠方への遠征です。
なので早朝から出発。






夜明け前の国道1号線、朝焼けがきれいです。






いつものコンビニで買い物。






伊勢湾岸IC付近から眺めた鈴鹿山脈。
良い天気です。






伊勢湾岸自動車道に乗り「長島スパーランド」前通過。
朝日に向かって走ります。







新東名に入るころには陽も完全に登ってしまいました。






幾つも通過するトンネルのなかで見かけた積載車に積まれたフォーミュラカー。
富士スピードウェイにでも行くのかな?







浜松PAで少し休憩。
背後の山の尾根に発電用の風車がきれいでした。







新東名高速「島田金谷IC」で降ります。






しばらくはこの国道473号線で大井川沿いを北上します。






まずは寸又峡を目指します。






こちらが大井川、広い河原です。






次に国道362号線でさらに北上して千頭方面へ。






大井川鐡道の千頭駅前通過。
トーマス列車が停車していましたよ~(*´з`)






大井川にかけられた吊り橋。
寸又川や大井川にはこのような吊り橋がいくつもかけられています。
私達に地方では吊り橋ってのは観光地に造られた観光用の橋ってイメージがありますがこの地域では実用の橋として架けられているようです。
実際に吊り橋をカブ(バイク)が走行しているのを見かけました。
まるでサーカスの曲芸でも見ているようで結構衝撃でした・・・笑
(私は車で走行中だったので写真は写せませんでした)







大井川もかなり上流になってきました。






目指す寸又峡ももうすぐです。






この寸又峡には温泉街があるのですがこんなすれ違い困難な山中のルートを走らないとたどり着けない秘境にあるのです。






7:20
そんな、激せま山道を抜けたどり着いた寸又峡温泉街。







温泉街の中心にある観光用の駐車場に車停めます。
ここは南アルプス登山の玄関口でもあるそうです。
いまから探索する「千頭森林鉄道」も当時は登山者も運んでいたことがあったそう。
けどここからの登山は名だたる山に登るには距離もありルート整備もあまり行われていなさそう。
なのでかなりの達人でないと入山は危険な香りが漂います・・汗
しかし今回の私は登山がメインではありません、廃線探索です。
天気は申し分なさそうなのでテンションも上がります。
そしてここで準備をします。





まずは車内で着替え。
これは今回の探索用のアイテム「ヤマビルファイター」ってやつ。
なんか勇ましいネーミングのこのスプレーは私の天敵「ヤマビル」を寄せ付けないようにするための物。

この寸又峡より奥地はこの季節「ヤマビル」の巣窟となっているようなのです。
私も幾度も登山や林道探索でヤマビルと戦ってきました(ちょっと大袈裟)
ヤマビルというのはいつの間にか足元から忍び寄ってきます。
見た目とは裏腹なスピーディーな動きであっという間に靴の中に潜り込んで靴下の上からでも吸血してきます。
吸血されたら最後、ちょっとやそっとでは離れてくれません。
無理に引きはがすとヤマビルの歯が皮膚に残ってしまい、そこから炎症や化膿を起こすこともあります。

そんな、凶暴?なヤマビル対策として用意した物がヤマビルファイターなのです。
これは、布地にスプレーしておくとヒルが嫌がって登ってこないというもの。
本来は、登山靴やスパッツにスプレーするようなのですが、ちょっとべたべたする感じが嫌で直接靴などのスプレーしたくなくて使い古しの靴下をカットした物にスプレーしておきます。






そしてそのヤマビルファイターをスプレーしたカット靴下を登山靴の上部にスパッツのごとく装着します。
見た目はちょっと「なん」ですが・・笑、どうせ誰にも会わない山奥へ向かうだけなので気にしません・・・(^-^;






ちょっとヤマビルネタが長くなってしまいましたがMTBも準備します。







7:50
準備完了!
探索に出る前にこの駐車場の端に展示された森林鉄道を見学します。






これが展示された列車の上にある「千頭森林鉄道」の案内看板。
興味のある方は読んでみてくださいね。







これが機関車。
ディーゼル車のようです。
フロント部分に鎮座する大きなラジエターが水冷エンジンの証ですね。
これぞラジエターって感じ、今の自動車でもフロント部にラジエターグリルってものがある車も多いですがこれはグリルではなくラジエターその物ですね。








林業従事者を運ぶための客車。
森林鉄道って言うと簡易的な屋根の付いたトロッコを思い出しますが、結構立派な客車に驚きです。






客車内の画像。
流石森林鉄道ですねウッド基調で良い感じです。







その後、清々しい朝の鄙びた温泉街をMTBで駆け抜けます。






温泉街の突き当りまでくるとここで一般車通行止めになり寸又峡への遊歩道になります。






すぐに千頭森林鉄道の「大間駅」跡が出てきます。






ここは資料館にもなっているようですが残念ながら平日は休館のようです。
ちょっと見てみたかったのですが、多分ここの資料館より詳しいサイトで色々勉強してきていますからいいかな・・







大間駅からの廃線跡、今は寸又峡の夢の吊り橋までの遊歩道になっています。
古びた石垣と緩く弧を描くルートが線路跡に見えてきますね。







その後も遊歩道をのんびりサイクリング。






天気も最高~!
梅雨はどこ行った!?ってくらいの上天気です~。
気持ちいい~!
(なんて余裕かましていられるのも今のうちだったりして・・・汗)








天子のトンネルってのが出てきました。
これも林鉄(森林鉄道の略)の遺構です。
しかし、今も遊歩道やこの寸又川上流にあるダム施設の管理のための道として使われているために林鉄の遺構感はあまり感じられません。








ひんやりした空気が体を包みます。
誰もいないトンネルに私のMTBのペダリング音とハンドルに付けられたクマよけの鈴の音が響き渡ります。




しばらく走ると木々に隠れて見えませんが大間ダムに到着






そして眼下に「夢の吊り橋」が見えてきました。
水の色がグレーなのが残念ですね。
この時期は仕方ないのかな?
この寸又峡の大間ダム湖はチンダル現象といわれるもので湖面がきれいなブルーに見えることもあるそうなのですが梅雨時の今は泥水の影響なのか全くそんな感じではありません。

あの夢の吊り橋はこの寸又峡観光の名物のようですが、今日はスルーします。






夢の吊り橋を過ぎるとはるか前方に鉄橋が見えます。





あの鉄橋も林鉄の遺構だそうです。

その名も「飛龍橋」
全長72m、高さ69m。上路スパンドレルブレーストアーチ。
奥黒法師から流れ出る大間川の深谷を跨ぐ、現役の道路橋で、架設された昭和32年当時はここを千頭森林鉄道が通っていたが、同44年に車道橋へと改築された経緯を持つ。これは土木学会により権威ある「歴史的鋼橋」にも認定された名橋であり、寸又峡を代表する観光名所ともなっている。(山さ行がねがから引用)

ちなみにこのブログの冒頭の当時の林鉄の写真はあの橋を左岸(下流向かって左側の岸)に渡り切ったところから大間ダム方面(こちら側)を見た写真と思われます。






飛龍橋到着。
綺麗に車道に改装されている為当時の面影を感じることはできません。






そんな「飛龍橋」を渡っていきます。







大間川を覗き込むとかなりの高さに驚きます。
昭和30年代によくこんなところに鉄橋を造ったものだと感心しちゃいます。






橋を渡りきると遊歩道は右方面へ進みます。







左は車両進入禁止の林道。
実はこの林道もこの先には林鉄の遺構が存在するそう。
この先の尾崎坂展望台って付近からスイッチバックした列車をこの大間川沿いに大間川支線として走らせていたそうです。
しかし残念ながら「山が行がねが」のサイトにはそこの部分の詳細は記載されていませんでした。
その部分だけはサイトの管理人さんのヨッキれんさんの出している文庫本に記載があるそうです。
(実は今はその文庫本は購入済みです・・・笑)
しかし今回の探索はこの支線ではなく本線になるのでここはスルーします。






その後も遊歩道を進んで行きます。
こちらからも夢の吊り橋左岸側へ降りられます。






遊歩道脇には古びた石垣が続いています。






そして遊歩道の柵にの支柱はなんとレールではありませんか。
これも林鉄の遺構だと思われます。







寸又峡渓谷尾崎坂展望台へ到着。






ここからは先ほどの大間ダムの管理棟が見下ろせます。







そしてここにも当時の林鉄の車両が展示されていました。







展望台で少し休憩してから進んで行きます。
この展望台より先は観光用の遊歩道ではなくなります。
この先は林鉄の廃線跡を林道として使用してさらに寸又川上流にある湯山発電所や千頭ダムへと通じるようなのです。
で、今回の探索はその千頭ダムまではMTBで行く予定です。
そして林鉄の遺構があるのはその千頭ダムより上流にあるそうです。
なのでダム以降は徒歩での探索になります。

ここにも路肩には古い石垣が積まれていますね。
おそらくこの辺りが林鉄がスイッチバックして大間川支線と分岐していた地点だと思われます。
ただし石垣しか遺構は見つけられなくここから実際にスイッチバックして行った林鉄の路盤は確認できませんでした。







スイッチバック地点よりすぐで林道のゲート出現。
MTB探索ではよくある風景ですね・・・笑
おおよそどんなゲートでも脇に人ひとり通れる通路が有ったりします。
もちろんここにも狭いけどと通れそうな隙間ありました。
関係者以外立ち入り禁止の看板もあります。
昨今の林道は何処でもこんな注意書きはあるので気にせず写真撮ってからゲート脇をMTB通そうとしていると・・・







背後の駐車スペースに1台のエスクードが停まりました。
ここまで車両が入ってくるというのはここの奥の施設関係者しかないのです。
車から降りてきたのは2人の男性。
やっぱり作業着を着ています。
で、私の存在を認めながらゲートのカギを開けています。
私は無言でその作業を見つめます。
ここで考えます。
この今いる場所には小型ミキサー車や小さなブルドーザーが置かれています。
上流で工事している可能性もあります。
なので勇気を出してその作業着の方に尋ねてみます。


「すみません・・千頭ダムまで行きたいのですが、行けますか?」

すると、鍵を開け終わった作業員の方はクールな顔で、

作業員
「駄目です」

の一言・・・


「が~~~~~ん!」

頭の中の釣り鐘が落下していました・・・汗


私の事前情報ではこの先のダム管理は基本無人だったはず。
なのでこの先の林道もしくはダム施設の維持管理のための工事か何かの作業を行っているのでしょう。
しかし、今までの私の経験ではそんな状況でもMTBを漕いで登ってくる私を快く受け入れてくれる作業員の方と数々出会っています。
過去には色々お話しをさせていただき励ましてくださる方もいらっしゃいました。
逆に、引き留める作業の方を無視して強硬突破したこともありましたが・・・


いや~!

私としたことが最大のミステークを犯しちゃいました~汗

今回のミスは林道の入り口で作業員の方に通れるかどうかを尋ねてしまった事にあります。
そりゃ誰だって基本関係者以外立ち入り禁止でその上作業している場所を通る道を一般の人に「通れますよ」なんて言うわけないですよね~。

やっちゃいました・・・汗

これで何気なく進入して何か言われたときに「入ったらダメだったんですか~!?」ってびっくりして見せる作戦は通用しなくなっちゃいました・・・汗


そんな考えが少ない脳みそしかない頭の中を鳴門の渦潮のごとく渦巻いていました。

しばし、ほぼ放心状態で立ち尽くしていると気づいたらエスクードは林道の奥に消えて行っていました・・・


さて、林道探索の最大の危機が訪れましたよ~。
それはいまだかつてない危機・・・
林道を目の前にして、物理的には通行可能なのに不用意な自分の言動でまさかの通ることが出来なくなってしまうなんて・・

どうしよっか?
もうこのゲート付近には誰もいません。
ここからゲートを越えて進入しても誰にもとがめられることはありません。
しかしです、先ほどの作業員の方はこの先のどこかにいらっしゃるはずです。
もしこれから進入してその方と出会ったら・・・
ってことを考えると・・・

かといって時刻はまだ8:15ですよ~。
このまま帰宅したらお昼には帰宅しちゃいます。
そんな不完全燃焼は絶対に納得できませんよ~。

何食わぬ顔して再度進入を試みるか・・

諦めて帰宅するか・・・

はたまた他のルートを検討するか・・


果たして私はどれを選んだでしょう~?

続きはVol.2でお伝えしますね~(^^)/



Posted at 2019/06/25 13:40:56 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記

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