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2019年07月08日 イイね!

千頭森林鉄道廃線探索ーMTB リベンジ編 Vol.4

千頭森林鉄道廃線探索ーMTB リベンジ編 Vol.4お待たせしました。

続きです。







ダムからの登山道を息を切らせて登っている最中に突如現れた民家のような建物。

すれ違いも大変なくらいに狭い登山道を足早に進んで行きます。





建物の傍まで近づいて見上げます。
2階建てのその建物は結構な大きさに感じます。
自分の立ち位置が建物が建っている地面より一段低い場所なので余計にそう感じるのかな?







2階の窓。
以前は雨戸が閉まっていたのかな?
けど、窓はガラスではなく障子だったようですね。
いったい何年くらい前まで人が暮らしていたのか凄く気になります。





建物の全体はこんな感じ。
日本家屋なのでしょうが、土壁では無く100%木造建築のようですね。
やはりこの辺りでは木材には困ることが無かったのでしょう・・





一階は扉の開いたままの部屋があり前の部分は土間だったようです。







その土間の奥には棚があり急須などがまだ残されていました。






土間の横の部屋を覗かせていただきます。







部屋の中も板張りで非常にシンプルな感じ、どことなく山小屋を連想させます。
というか、この建物、完全に山小屋ですよね・・・笑

壁には小さな棚、奥には布団のような物も確認できます。
ここで人の営みがあったのは間違いなさそう。






棚にあったもの達。
キッコーマンの一斗缶、目の粗いザル、湯たんぽ、筆か刷毛?
小さな白い皿等
湯たんぽがあるくらいなので夏季だけ使われていた建物ではなく1年中ここで暮らしていたのでしょうね。






目につくところに置かれていた木箱。
当時は段ボール箱なんてものは無かったのでしょう。
何が入っていた箱なのでしょうね・・・
しかしそれより気になったのがこの木箱に書かれた製造年月日・・
「昭和9・8・13」って印字されていますよ。
戦前の木箱ですよ~。






木箱の傍にあった新聞。
開けて見たら静岡新聞でした。
そして発行年月日は「昭和49年4月4日」
昭和49年といったら私はまだ2歳の頃、その頃はまだここで人の暮らしがあったのですね。
しかし、その頃はもう千頭森林鉄道は廃止されていたころです。
ってことはこの斜面の上にある日向林道はもう通っていたのかな?
ここの住民はその日向林道を生活道路としていた可能性もありますね。
ちなみにこの新聞記事は「静岡まつり」の様子を伝えるものでした。
今でもある祭りなのかな?
そしてこの新聞の写真に写る和服の女性は今はどうしていらっしゃるのかな?
なんてこと考えていました・・・笑






一階を覗かせていただいてから2階も気になったのですが、階段はどうやら外に付けられた外階段。
そしてその階段は完全に朽ち果てていて2階にたどり着ける状態ではありませんでした。






廃墟見学はほどほどにして登山道を日向林道を目指し、さらに進んで行きます。







こんなアスレチック的な橋もあったりします。







千頭ダムから30分ほどで頭上に林道が見えてきました。






無事林道へ辿りつきました。







こんな急斜面を登ってきました。
私の体力ではMTBを持ってくることはまず不可能でしたね・・・






ここが日向林道、寸又峡方面。







寸又峡方面へ少し進むと光岳方面への登山道があります。
この階段を登っていくと例の「寸又川左岸林道」へとつながります。







しかし今回の探索はこの日向林道を使って千頭森林鉄道の大樽沢停車場を目指すのです。
せっかくの林道なのでMTBが無いのはちょっと残念ですがしばらくは楽な林道歩きなのでほっとします。







と思ったのも束の間、カーブ一つ曲がったらもう崩落現場が見えてきます。






しかし、歩きであれば問題ないレベルで安心します。






その後も落石多数でかなり荒れている感じ。

これではMTB持ってきていても気持ちよく走れるレベルでは無いですね。
無理して持ってこなくて良かったです・・・笑







林道からは遠く連なる南アルプスの山々がきれいに見ることが出来ます。






眼下には寸又川が見下ろせます。
この距離でこの標高差。
ダムからの登山道がいかに急登ってのがよくわかります。







天地第一吊り橋も見下ろせます(望遠での撮影)









その後も崩落による荒れ果てた林道を進んで行きます。
それにしても「山さ行がねが」のサイトで紹介されていた日向林道は、大樽沢の手前まではMTBで問題なく通行出来たはず。
ってことはこの9年という歳月の中でこの日向林道はこれほどまでに姿を変えてしまったのですね。












たまに出てくるガードレールやカーブミラー、落石注意看板が以前は車両も通る事の出来た林道だったことを物語っていますね。







林道脇の斜面の崩落が段々激しくなってきました・・・汗

この崩落のザレ場は問題なく通過出来たのですが・・・






次に現れた崩落個所。
ここはちょっとビビりました。
ビビっていたので写真の撮り方が今一つなのですみません。







これが自分が立っている場所から斜面下方向を見た画像。
蟻地獄のようなザレ場の下、遥か谷底に何か見えます。






何か看板のような物が見えますね。
おそらくこの付近にあった看板が土砂もろとも谷に落ちて行ったのでしょう。

私も下手して滑落しようものならあそこまで落下してしまうのですね。

そう考えると、この先簡単には進めなくなってしまいます。






下手に足を動かすと足元の砂利がいとも簡単に音を立てて谷底に落下していきます。
このザレ場はスリップ一発、死と隣り合わせって感じですね・・・汗

ここで、ちょっと弱気になっちゃいます。
もうこれくらいにしようかな?
しょせん遊びに命かけたくないし・・・
万が一自分になにかあったら自分だけの事ではなくなりますしね・・

けど、ここは潔く諦めが付きません・・・

せっかくここまで来たのだから・・

って気持ちですね・・






ここで足元にあるトラロープを発見。
ここにこんな風に張られているロープがあるってことはこのザレ場を横断するために誰かが張ったものなのでしょう。

そのロープに手をかけてみますがやはり怖いです。
まずそのロープの向こう側がどのようなところに付けられているか?
ロープを何度か引っ張って確認します。
おそらく向こう側の木の幹に縛ってあるように見えます。

「多分大丈夫そう・・・」

そう思いロープを手にして急斜面のザレ場を砂利を落としながら恐る恐る進むと、やっぱり砂利もろとも足元をすくわれそうになり即座に元の位置に戻ります。

「やっぱり怖い~」

声には出していませんが心では叫んでいました・・・汗

ロープをてに持っていても両足の足元すくわれてしまったら両手でロープつかんだまま万歳状態でザレた急斜面にぶら下がってしまう態勢になってしまうでしょう。
そんな態勢になったらリカバリーも大変そうですし、手の力が無くなったら・・

そんなことを考えるとやっぱり引き返そう・・・

って事でザレた場所から一度戻ります。


ここで、再度考えます。

やっぱりあきらめが付きません。

横断するためのロープがあるってことはロープを使えば必ず向こう側へ行けるはず。
もう一度ザレた急斜面に再挑戦してみます。

ロープを手にしてここで気づきました。
身体の態勢をこのザレた急斜面に対して直角にすれば足元はすくわれないと・・

ってことでビビって山側に掛けていた重心をロープを握りしめ思い切って谷側に全体重をかけて足早に崩落個所を通り抜けます。






崩落個所をを無事渡り切って振り返った画像。
細いロープが渡されているのが確認できると思います。
そしてこの砂利の急斜面、どれだけ危険かお判りいただけるかと思います。






その後も荒れ果てた林道を進みます。







またもや開けた感じのザレ場が出てきましたよ・・・汗







やっぱり~!

さっきのザレ場の3倍はありそうな規模の大崩落個所出現です・・・汗

ここにはさっきのようなロープも渡されていませんよ。

ってことはここは基本、人が通ってない崩落個所なのですね。






斜面の下方向。
もし滑り落ちたらどこまで落ちていくか見ることも出来ないくらいの斜面。






高巻きで越えるにしてもかなりの登攀が必要なのと、ガレ場の急斜面になるので落石や手に掛けた岩が崩れる危険もあります。

ここは北アルプスの登山道のように整備されていません。
どんな事態になっても100%自己責任。
そしてワンミスが命取りになる状況は間違いない場所。

もう、ここまで来ると私の登攀、踏破能力では完全に手詰まりです。






という事で、ここでこれ以上の探索は諦めます。

少し戻った落石の危険の無い場所でザック降ろしてしばしの休憩します。





青い空、緑の山々、そして澄んだ空気・・・
どれをとっても非常に気持ちのいい場所。
しかしこの先この場所はどんどん自然に飲み込まれていってしまうのでしょうね・・






深い谷の底には寸又川の河原が見下ろせます。






その河原にはワイヤーだけ残った吊り橋の残骸が見えます。
この吊り橋はあの天地第一吊り橋より一つ上流側に架けられていた吊り橋のようですね。
ちなみにこの吊り橋も現行の国土地理院の地形図に記載されていましたよ。
もう完全に吊り橋の機能は果たしていないのにね・・・

ここで、景色眺めて充分、水分補給をして、来た道を引き返すことにします。






戻りの途中で考えます。
あの千頭ダムより奥地に足を踏み入れるための陸路は日向林道も寸又川左岸林道も一般人には到底踏破は無理な状態になっているのは間違いない事実。

あと残された唯一のルートそれは寸又川の遡上・・
河原を歩いて登っていけばいずれ大樽沢までたどり着けるのではないか・・
実際に釣りの方は川を遡上しながら釣りしているようなのでね。

けど今回のような水の濁りがあると川の深さが分からないので遡上は怖いですね。
また秋の水量が少なく済んだ水の時に川を遡上してみるってのもありかも・・






そんなことを考えながら千頭ダムへの登山道のところまで戻ってきました。
(崩落個所の通過は往路よりはスムーズに通過出来ました)






登山道を千頭ダム目指し下っていきます。
途中に例の廃屋前通過します。
この画像では気に隠れて建物は分かりにくいですが、建物の前を通る狭い登山道そして登山道の横は急な斜面になっています。
よくこんなところに石垣築いて家を建てたものだと感心します。
そして、何のためにこんな人里離れた山中に一軒だけで暮らしていたのか?
謎は深まるばかりでした・・・







天地第一吊り橋の分岐まで下りてきました。
せっかくなので分岐を吊り橋方面に降りてみようかとも思いましたが・・・







吊り橋へのルートは木の枝で封鎖されているようだったのでやめときました。
おそらく登山道がどこかで崩落でもしているのでしょう・・






その後もダム目指して急な下りを進んで行きます・。






そんな登山道に生えていたキノコ。
何て名前のキノコかは知りませんが、シイタケのようで美味しそうに見えました・・笑






8:50
やっと千頭ダムが見えるところまで下りてきました。
ここで、ダムの様子を伺います。
行きは早朝だったのでダム関係の人は全くいませんでした。
もちろんそれを狙っての私の行動でしたからね。

しかし、この時間だと通常はダムの仕事の勤務時間ですよね。

そんなことを考えて立ち止まってダムの方を注意深く見渡します。






げ~!

やっぱりもう作業着にヘルメット姿のダム関係の人の姿がありますよ~汗

どうしよう・・・汗

今日の私の当初の計画は次の通りでした。
早朝に無人の千頭ダムを抜け、天地索道方面を行けるところまで探索・・
その後こっそりダムに戻って作業の人に見つからないように登山道で日向林道へ・・
日向林道から大樽沢への探索。
時間が余れば日向林道をさらに進んで行って「無想吊橋」を見に行く。

そして17:00頃には作業の方が本日の仕事を切り上げて無人となった千頭ダムを抜けて下山するつもりでした。

しかし、実際はこんな早い時間にこの千頭ダムに戻ってくることになろうとは・・

どうしたものか・・・

下山するにはこのダムを通るしか方法はありません。
再度日向林道へ出て、寸又川左岸林道経由で寸又峡へ戻れますが、MTB同伴では日向林道へ登ることがまず超難関、もし、頑張ってMTBと日向林道へ抜けられたとしてもそこから日向林道、寸又川左岸林道がMTBと通り抜けれるという保証はありません。

ってことで選択肢はこのダムを抜けて下山するしか方法は無さそう・・

はたしてあのダムの作業員の方々に知られずにこっそりこのダムを通過する事が出来るのか?

またまた良いところですが長くなってきたのでここで一旦終了~!

続きはVol.5で・・

お楽しみに~(^^)/
Posted at 2019/07/09 02:17:17 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2019年07月03日 イイね!

千頭森林鉄道廃線探索ーMTB リベンジ編 Vol.3

千頭森林鉄道廃線探索ーMTB リベンジ編 Vol.3お待たせしました。

続きです。






千頭ダムよりMTBにまたがり林鉄の線路跡のルートへ進みます。







序盤は舗装こそされてませんが問題なく進める路面です。






林鉄の線路跡は寸又川沿いを進んで行きます。
道幅は狭く感じますがMTBの通行でも全く不安は無い感じです。







と、思ったのも束の間、いきなりの崩落現場が出現。
ま、この辺りは「山さ行がねが」のサイトのレポートで下調べはばっちりなので驚きません。






ってことで、ここにMTBを置いてこれからは徒歩にて進んで行きます。





崩落現場を越えるとすぐにトンネルが見えてきます。






これも林鉄の遺構ですね。






LEDライトをウエストバックより取り出してトンネルへ入っていきます。
入り口付近はそれほど古びた感じは無く比較的綺麗なコンクリート壁に見えます。
そんな壁面ばかりに気を取られていたら足元が泥でヌタヌタ状態なのに気付かずにズボッってハマっちゃいました・・・・汗





ドロドロだったのは入り口だけで暫くで歩きやすくなりました。
このトンネルも中央付近は素掘りですね、そして緩やかに弧を描いて進んで行きます。






トンネル抜けると今度は切通しが出てきます。
これで、線路なんかが残っていたら最高なのですがね~。






切り通しを抜けるとまた歩きやすい路面になります。






暫く歩くと、当時の遺構が出てきました。
この遺構も事前の調査で存在は知っていたのですがやっぱり当時のままの遺構を目の当たりにするとなんとも言えない空気感に圧倒されます。

この遺構は「索道」と言われる物。

索道(さくどう)とは、空中に渡したロープに吊り下げた輸送用機器に人や貨物を乗せ、輸送を行う交通機関である。(ウィキペディアより抜粋)
ロープウェイやスキー場のリフトも索道に含まれます。

で、この遺構は寸又川を挟んだ対岸の山中から切り出した材木をこの索道で運んできてここで森林鉄道に積んでいたのでしょう。
この索道は「天地索道」と言って当時は東洋一の規模の索道だったらしいのです。(天地索道は別にあった可能性もあるらしいのですが真相は不明・・)
ちなみに天地とはこの対岸の山の峰付近の地名なのです。
遙か昔はその天地にも人の営みがあったそうなのです。
その天地って地名の場所から切り出した材木をこの索道で運んでいたのですね。
しかし、今はその天地って場所にはたどり着ける道も有るかどうか定かではないそうなのです。







索道のワイヤーを巻き取るドラムのような物。






荷物(材木)を吊っていたローラーのような部分。







索道を過ぎて進んで行きます。
事前の下調べで、この辺りに朽ちた放置車両やつぶれた小屋があるとの記憶があったのですが現地では見つけられず。緑に覆われる時期での探索だったので気付かなかったのかな・・?






古い石垣が出てきました。
これも当時の遺構なのでしょうね。







暫く歩くと左前方に吊り橋が見えてきました。
この吊り橋も事前情報で存在は知っていたのですが、この目で確かめたくてここまで楽しみに歩いてきました。







吊り橋の手前で路盤は半分ほど崩落していましたが徒歩での通過に支障は無く通過します。






そこで見つけた看板。
「光岳 大無間方面」と書かれています。
実はこれ、山の名前なのです。って事でここは登山道の入り口なのですね。
私、数年前から登山も趣味としており地元鈴鹿山脈はもとより夏の北アルプスの槍、穂高に毎年足を運んでいます。
しかし今までこの南アルプスは全くの未知の世界でした。
この光岳(てかりだけと読みます)は日本百名山のひとつ。
「日本アルプスの最南端に位置する光岳は、日本最南の標高2,500m超の高峰。山頂付近の特徴的な岩塊が白く光って見えたことから「光石(てかりいし)」と呼ばれるようになり、そこから『光岳(てかりだけ)』という山名となりました。」だそうです。(ネットより抜粋)
そしてもう一つの大無間山(だいむげんやま)は標高2330mの山で日本二百名山の一つだそうです。
そんな素晴らしい山らしいのですが北アルプス以外にあまり興味の無かった私は全く知らない山でした。
そしてこのブログの執筆に当たって色々調べて見たのですが、光岳のアプローは通常は長野県側からだそう。
この静岡県からの入山であれば前回探索の最後に立ち寄って入り口ゲートを確認した「寸又川左岸林道」の突き当たりの柴沢って場所に光岳登山口があります。
その柴沢って場所が当時の千頭森林鉄道の最奥の地でもあるのです。
で、その寸又川左岸林道の総延長はなんと40.2kmもあるそう。
北アルプスのあの有名な上高地~涸沢のルートが約15kmなのです。
なので、通常静岡県側から光岳を目指すには登山口にたどり着くまでに最短でも2日間は掛かってしまうほどの山中にあるそう。
おまけに現在の「寸又川左岸林道」は2011年の台風の影響で大崩落が数カ所発生しており、徒歩でも通行不可能となっているらしいのです。
そして崩落箇所は復旧工事もされず、今後の工事予定も無い完全な廃林道と化しているそうなのです。
そんな寸又川左岸林道から2018/8に光岳に単独登頂された方のuチューブ動画を見つけたので、リンク貼っときますね。(動画時間は少々長いのですが興味ある方はどうぞ・・)
リンクはこちらを→「クリック
この動画でどんだけハードルートなのかがお分り頂けるかと思います。
この動画見たら、北アルプスの大キレットや西穂高~奥穂高の超難関ルートが遊歩道のように感じちゃいますね・・・笑


そんな、この静岡から光岳への登山ルートがいかに大変な行程なのかはご理解頂けたかと思います。





その、大キレットを遙かにしのぐ超難関ルートの入り口がここ。
このルートがこの先そんな壮大な難関ルートになってやがて光岳に繋がるのですね。
行ってみたい気もしますが、私ごときの登攀、踏破能力では命がいくつあってもたりなさそうです・・・(^^;)
ちなみにここからでも寸又川左岸林道経由で柴沢まではおおよそ30kmはありそうな場所です。
しかし、ここでちょっと腑に落ちないことを思います。
それは事前の調査ではこの光岳への登山口はさっきの千頭ダムのすぐ横の斜面に付けられていたはず。
こんな場所では、無かったはず・・・
おかしいな~って思いながらも今回も地形図を持ってきていない私はそれ以上の確認は出来ず通り過ぎます。
やっぱり山入る時は地形図必要ですね・・・(^^;)






超難関ルートへの登山口を過ぎていよいよ吊り橋が目の前に迫ってきましたよ。







緑に覆われた長い吊り橋。
事前の調査ではこの吊り橋の名前は「天地第一吊り橋」。
そうです、さっきの天地索道の対岸側の地名の付いた吊り橋なのです。
ちなみにこの吊り橋から先に続く登山道も現在の国土地理院の地形図に今なお記載されているルートではあります。
ってことはまだ現役の吊り橋?






そんなことを思いながら吊り橋へ歩みを進めます。
が、しかし、吊り橋の板は見た目通りの朽ちかけな感触が足に伝わります。






そんないつ板を突き破ってしまうかわからないような板の上を慎重に進んで行きます。
ちなみにこの吊り橋は「山さ行がねが」のヨッキれんさんは対岸まで渡っていました。
けど、9年前の話ですけどね・・・(^^;)
その9年という月日がこの吊り橋のワイヤーや板、柱をどれだけ風化させたのか・・
そんなことを考えていると段々と恐怖感が芽生えてきます・・・汗







そんな恐怖心を抑え込み揺れる吊り橋の上を慎重に歩みを進めます。
しかし、この吊り橋、今まで渡ったことのあるどの吊り橋よりもとってもシンプルな造りです。
ほんとにこんな造りで大丈夫?って思いがさらなる恐怖心を生みます。





吊り橋の3分の一位のところまで歩いてきました。
橋は3~4メートル高さで下は草木の無い河原です。
ここでさらなる恐怖感が湧いてきます。
それは歩くたびに揺れる橋、この辺りまで来るとその揺れ方が上下左右にと今まで経験したことのある吊り橋の揺れをはるかに超える揺れ方をするのです。
足元の板が突然割れたところで何本もあるワイヤーが支えてくれるので最悪の落下は無いと思われますが、この吊り橋の根本の構造物自体(柱やメインのワイヤー等)が劣化していたら・・・って考えるとこれ以上の歩みを進めることは出来なくなってしまいました・・・汗

ってことで臆病風に吹かれた私はここで勇気の無い撤退(笑)で引き返します・・・(^^;)






吊り橋のたもとまで戻ってきました。
橋の構造物を再度つぶさに確認します。(渡る前にしておけって・・・笑)
柱はまだ丈夫そうには見えますね・・








しかし、この錆びた針金のようなワイヤー?が年代物を感じさせますしその下の枕木?からはキノコが生えちゃってますよ~。






蔓が巻き付いた吊り橋の柱・・







吊り橋は渡るの諦めてさらに進むとすぐに大崩落に遭遇し歩みを止めます。
完全に路盤は埋まっていますね。





このザレた崩落を何とか超えたら先にはまた路盤は確認できますが、その後も結構な荒廃具合です。







もしこのザレた斜面を滑り落ちてしまったら数メートル下の河原まで落ちちゃいそう・・・
死にはしないかもしれませんがけがは必至、自力下山できなければ携帯もつながらないこの場所では
最悪の事態って事にもなりかねません。
ってことでここは無理せず、引き返します。

そんな感じであっさり撤退を決めた理由は今回の探索のメインはここではないからなのです。
今回のメインは、さっきの千頭ダムから光岳方面へとつながる登山道をしばらく登り日向林道へ出て
林道伝いで大樽沢を目指します。
その大樽沢には今なお、当時の林業従事者の木造宿舎が残されているのです。
その大樽沢で当時の木造宿舎を見るのが今回の最終目的なのです。






これが今後の予定ルートの地形図。
矢印の1番 天地吊り橋
赤色ルート すでに通ったルート
緑色ルート 千頭ダムから日向林道への登山道
青色ルート 日向林道
橙色ルート 千頭森林鉄道跡のルート
矢印の2番 大樽沢(今回の最終目的地)








ってことで来た道を引き返します。
対岸の山が朝日に照らされてきました。







最初に抜けたトンネルを再度通過






崩落個所の向こうに置いてきたMTBが確認できますね。







その後MTBで千頭ダムまで戻ってきました。







ダムのすぐ背後にある登山口を発見。
立て看板には先ほど吊り橋付近で見た事と同じことが書かれていますね。
「光岳 大無間方面」
やっぱりここにあったのですね。
ここは下調べどうりの場所です。






まずは登山道の行先を目で追います。
見た感じはザレた急斜面の連続ですね。
地形図の等高線を見てもかなりの急斜面ってことが分かっていました。
ここで、一つ悩みます。
ここをMTBと一緒に越えていけるかどうかです。
この登山道を越えて林道に出てしまえばMTBがあるのと無いのでは行動範囲が大きく変わります。
なのでできればMTB同伴で林道まで抜けたく思っていたのですがこの登山道では
見た目の急斜面からしてMTBを押しより担ぎが必要になりそうです。
担ぎであの足元の悪い急斜面を登るのはかなりの体力勝負になります。
この探索のまだ序盤で全体力を消耗してしまっては元も子も無いですし、ルートによってはMTBがあることによって危険な状態に陥る可能性もあるかも・・







ってことで、登山口より少し戻ったダム湖沿いの草木に覆われて目立たないガードパイプに立てかけておきます。
念のためにワイヤーロックもかけておきます。盗まれることはまずないと思いますがね・・・笑







日向林道を目指して急登の登山道を登っていきます。
登山道は、すぐに千頭ダムを見下ろせる高度になります。







つづら折れの登山道の途中に電灯と屋根がある建物が見えてきました。
パッと見、東屋かと思ったら・・・







それはお社でした。

おそらくダム建設時に建てられたお社なのでしょうね。
ここでも、手を合わせて道中の無事のお祈りをしておきました。





その後も息が上がってしまうくらいの急斜面が続きます。
この狭く急な斜面の連続では、MTBを持ってくるのはまず無理でしたね。
体力的な事もありますが何より危険です。
あの約15kgは有る重いMTBを担いで登っていて万が一足元がよろけてしまったら最悪滑落って所が随所にあるルートが続きます。







そんな急斜面には大きな立派な木が幾つも生えています。
その昔はこのような木を切り出していたのでしょうね。







古い大きな切り株。
この切り株は当時切り出された木なのかな?

そんな木々を眺めながら急な登山道を登っていきます。






登り始めて約15分ほどで斜度は緩やかに変化します。

そこで見かけた案内看板。
これは来た方角へ振り返って写しているのですが、千頭ダム方面へと天地第一吊り橋と書かれていますね。

天地第一吊り橋はさっき私が渡りかけて途中で引き返したあの吊り橋ですね。
ここで、理解できました。

この看板の方へ進んで行くとあの吊り橋近くへ下りられるのです。
そうです、吊り橋近くにあった登山口に繋がっているのですね。
なのであの吊り橋からもダムまで戻らなくてもここまで来る事が出来たのですね。






天地第一吊り橋への分岐を過ぎると登山道脇にまた古びた石垣が出てきます。

なぜ、登山道脇にわざわざ石垣が積まれているの?

って不思議に思い進んで行くと・・・






何だあれ・・・

木々の向こうに何か木造の建物が見えてきましたよ~!

家なのか~!?

足早に歩みを進めて確認しに行きます・・・


やっぱり~・・・






立派な石垣の上に建てられた2階建ての建物。

どう見ても民家的な造りに見えますね。

こんな人里離れた急な登山道の途中に民家!?

自分の目を疑いたくなるような状況での民家出現にビックリ!


って事でもっと傍でお家拝見させて頂こうと思い近づいてみます。


またまた良いところですが少々長くなってきたので、一旦終了~!

続きはリベンジ編Vol.4でお伝えしますね~(^^)/

お楽しみに~。
Posted at 2019/07/06 22:25:23 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2019年07月03日 イイね!

千頭森林鉄道廃線探索ーMTB リベンジ編 Vol.2

千頭森林鉄道廃線探索ーMTB リベンジ編 Vol.2お待たせしました。

続きです!






ゲートを越えて走りはじめですぐに赤い鉄骨で組まれたロックシェッドが出てきます。
林道ではよく見る建造物ですが、画像を見てもらえればお判りいただけると思いますが、道幅が自動車の通行を前提とした通常の林道と違うってのが一目で分かりますね。
廃線跡を林道として自動車が通行できるよう道幅を拡張している所もあるようですがこの林道は拡張工事は行われていないのでしょう。






小さな橋、岩の斜面に沿って弧を描きながら進んで行く細い林道。
約50年前まではここを材木を積んだ鉄道が走っていたのですね~。
そんな風景を想像しながらMTBを漕いで進みます。






切通しをカーブして進みます。







ここにも小さな鉄橋がかかっていたのでしょう。
橋脚の下の部分はコンクリで補強されているようですが、上の部分は当時の橋脚なのでしょうね。







来ましたよ~!
トンネルです!
急峻な岩肌にぽっかり口を開けた小さなトンネル入り口。
いかにも当時の列車用のトンネルの雰囲気出ていますね。






小さな鉄橋を越えてトンネルに入っていきます。






短いトンネルを抜けるとまた鉄橋です。
この凝縮感が良い感じですね~。
まるで箱庭か鉄道模型のジオラマの中を実際に走っているような感覚になります。





さらにトンネルが続きます。







この辺りのトンネルは短いのでライトの点灯はせずに進んで行けます。






ここも大きな切通しですね。
これだけの高さのある崖を削るのならトンネル掘る方が簡単な気がしますが、
実際はそうではないのかな?






林道が一部広くなっている場所が出てきました。
側にあった木柱に何かか書かれていたので読んでみると、
「湯山(発)駐車場敷」って書かれていました。
おそらく中部電力の湯山発電所の駐車場だと思われます。
それよりも気になったのがそこに停められている1台のMTB。






立派なヘッドランプが装着されたルイガノのMTBです。
ワイヤーロックもされています。
ぱっと見放置自転車かとも思ったのですがおそらく釣り師の方のMTBだと思われます。
強力なヘッドランプは日の出前のこの林道を進んでくるための物、そしてリヤにはキャリアが装着されているので釣り道具およびクーラーBOX等を積んでくるのでしょう。
こんな川で釣りをするのもよさそうですね。
こんな山中の秘境なら限られた人しか入ってこられないのでよく釣れそう~(*‘∀‘)
今度は携帯用の竿が欲しくなってきました・・笑






この駐車場の裏手の斜面には古いコンクリート階段がありました。
ここから河原に降りられるのでしょう。
ちょっと気になったのですが、今日の探索はこの先長いのでここはスルーします。






さっきの駐車場を進んで行くと眼下に湯山発電所が見下ろせます。

大きな送電線の鉄塔もありますね。ここで発電された電力は何処へ行くのかな?






林道脇には遊園地の幼児用の乗り物のような物が停まっていました。






その乗り物のレールは遥か斜面の下に続いていました。
おそらく下にある発電所とこの林道の行き来のために使われる乗り物なのでしょう。
林業用の物は目にすることはありますが、発電所にあるのは初めて見ました。
それだけこの斜面は急なのでしょうね。







そしてその横にはこんな構造物があります。
なんか荷物を吊り下げる装置のように見えますね。







その下にはなにやらエレベーターのような場所になっています。

ここで、ひらめきましたよ、これが何か!





側にあった工事用のプレートに書かれていました。

そうです、これはインクラインってやつですね。
急斜面を上下に移動する、簡単に言ったらエレベーターのような物。





これがインクラインのレール部。
重量物を発電所に降ろすのに使われる装置なのですね。

ちなみに反対側の斜面の上にこのインクラインを操作するプレハブ小屋がありました。
しかし写真撮るの忘れてました・・・(^^;)





インクラインからすぐの所の林道下を発電所へ水を送る導水管が通っています。
導水管の通っている場所から下を覗くとこんな感じ。
かなりの標高差ありますね。
たしかにこれだけの標高差があると人の行き来だけでも大変なのですね。
そんなことを考えていると足元を流れる流水音が低く響いてきていました。
しかしこの標高差を利用した水力は凄いものなのでしょうね。







発電所を眺めたあとさらに進んで行きます。







林道脇の祠がありました。
無事の通行をお願いして手を合わせておきました。







路面には比較的新しいMTBのタイヤと思われる痕跡が・・
私と同じようにMTBでここへ来ている人がいるのですね。







ここも鉄橋だったのでしょう。







鉄橋の両脇は滝になっており谷に流水音を響かせています。






落石防止ネットが張られていますがかなり高い位置からは滝が落ちてきています。






そして鉄橋の下を流れた水は右手の深い谷に落ちて行っていました。






鉄橋に






苔むした古い石垣。






流れ落ちるいくつもの滝。






切通し。


そしてこの林鉄跡の林道の最大の遺構のトンネル





また出てきましたよ~。
そのトンネルが!

しかも今回のトンネルは今までより威圧感が凄いです。

面構えも苔むしたコンクリート壁が長い歴史を物語っていますね。






そして何といってもこのトンネルの威圧感が凄いのは入り口からは出口が見通せないのです。
トンネル内は漆黒の闇、そして鳥肌立つくらいのひんやりとした空気に包まれています。
MTBを立てかける音、LEDランプやカメラを出したりする音が響き渡って神秘的というか少しの恐怖感さえ感じてしまいます。







例の強力LEDライトを片手にこぎ出します。

ちなみに私のMTBは夜間走行前提としていないのでランプは装着されていません。
ヘルメットに装着出来る登山用のヘッドランプも持ってきてはいるのですがいまいち暗いのとザックより出してヘルメットに装着するのも面倒なので、少々危険ですがランプ片手に走ります。

このトンネル途中でカーブしていました。
なので入り口から奥を見ても真っ暗だったのですね。

それよりこのトンネル走り辛い・・・

この写真でも分かると思いますが路面の中央に排水の為の溝が掘られています。
そしてその溝に向かって路面は斜度が付けられているのです。

そんな中、片手運転で、なおかつ暗闇・・

そんな状況だと人間の平行感覚ってのは視覚を頼りにしているってのが良く分かります。
上手に前方をランプで照らさないとあの暗闇では水平が分からなくなってしまいます。
斜度の付けられた片側に溝のある幅1mにも満たない路面。
そして緩やかにカーブを描いて進む暗闇のトンネル内。
そこを片手運転でMTBを漕いでいきます。

頼りになるのは手に持ったランプの明かりと自分の平衡感覚のみ。
溝に落っこちないようにゆっくりすぎてもバランス保つの難しいし、速すぎても
脱輪のリスクも増えるのでなんともスリリングなトンネルです。







トンネルはカーブの途中から素掘りに変わります。
そして壁面には申し訳なさ程度に反射板が取り付けられていますね。
中電の車両の通行のためだと思われます。







やがて出口が近づいてきてホッとします。






トンネル抜けました。
走りながらウエストバックにライト仕舞って進みます。






ここは谷なのでまだ陽は差してきませんが、遠くの山は明るい陽の光を浴びていました。







鉄橋を越えて進みます。







また来ましたよ~。
こちらのトンネルも威圧感タップリ~!







このトンネルは真っ直ぐ抜けているようで入り口から出口が確認出来ます。

しかし、トンネル内は湿気が凄いためカメラのフラッシュの光が反射してしまってます。






トンネル中央付近は素掘りになっていますね。

良い感じです・・・












トンネル出るとまた良い感じの鉄橋。

こんな緑の中の急峻な岸壁沿いの線路を力強く走ってくる当時の千頭森林鉄道の姿を見てみたいものです・・・






さらにトンネル出現。






ここのトンネルも中央に溝のある構造。
そして出口の光も確認出来ます。
写真では分かりにくいですがよく見るとトンネル中間にも光が差しているように見えます。







中央の溝に落っこちないように慎重に漕いで進みます。
そしてこのトンネルも途中から素掘りに変化します。






トンネルは一度外に出ます。
しかし上部はロックシェッドに覆われています。
そのロックシェッド上部から激しく水が落ちて来ていました。
そしてさらに林道はトンネルに続いて行きます。

この場所が入り口からトンネルの途中の光に見えていたのですね。







ロックシェッドの下から見えた谷の対岸の山の斜面は激しく崩落していました。
過酷な谷だって事が良く分かります。
そんな急峻で過酷な谷に昭和初期の時代によく鉄道を通したものだと感心してしまいます。







もう一つのトンネルを抜けて暫く走ると見えてきましたよ~。

大きなコンクリート建造物。

今回の探索での第一目標ポイントの千頭ダムですね。







5:50
千頭ダム到着。
寸又峡より1時間20分で到着。
距離にして約10kmの緩やかな登りのルート。
写真撮りながらのんびりでの時間なので、頑張れば1時間で来れそうです。
といっても頑張ったMTBで1時間ですよ。
歩きならその3倍は時間掛かりそう。
そうやって考えると一般の人はなかなか足を踏み入れる事の出来ない秘境ダムなのでしょうね。







そんな秘境ダムをしばし見学しようと思います。
この画像の手前側のダムの建造物は昭和初期に造られた建物だそう。






昭和初期にこんな山奥によくこんな大型建造物を建てたものですね。

年代で考えたらあの黒部第四ダムより凄いかも・・・






こちらがダム湖側。
満水のようですがこのダムの底は土砂が溜まってしまいあまり深く無いそう。
そりゃそうでしょうね、あんなに崖が崩落していたら土砂は全て川に流れ込んじゃうので。






手前のダムの建物に銘板を発見。







着手は昭和7年ですよ~!
完全に戦前ですよね~。
機材も充実していないその時代の工事はさぞ大変だった事でしょう。
そしてそんな時代からあの中部電力って存在したのですね。







そんな歴史有るダムから下流を見下ろします。

あの四角い大きなコンクリート建造物は何だろう・・?








ダムの建物の横に付けられた電話ボックス?
開けてみましたが中には配線のみで電話本体はありませんでした。
必要な時だけ持ってくるのかな?







奥側のダムから見下ろすと勢い良く水が流れていました。







川の対岸に気になる所発見!






岸壁に口を開けているトンネルの様なところ。
導水管の入り口なのかな?

何のための物なのかは全く不明でした。








ダムの上を横断して来て振り返った画像。






ちなみにこの写真は上の写真とほぼ同じ方角を写した、昭和37年の写真だそうです。
「これは昭和37年6月に橋本正夫氏が千頭林鉄に乗車し千頭~大根沢間を往復した際に撮影された写真の一枚で、千頭堰堤上で大間側に振り返って撮影したもの」
「山さ行がねが」よりお借りしました。






ダムを渡りきり対岸まで来ると「千頭堰堤」と書かれた大きな石柱あります。
これも当時の物なのでしょうね。






その石柱の後ろ側から千頭森林鉄道が進んで行く方面を写した画像。
林鉄はこの正面の緑に覆われたルートへと進んで行ったようなのです。

ここからが今回の探索の核心部。
これまでのルートは林鉄の線路跡ではあったのですが廃線後も中電のダム管理用の林道に姿を変えて維持管理されていました。

しかしこの先は林鉄廃線後はレール等は撤去されたようですが路盤は当時のまま残されていると言うのです。

それをこの目で見てみたく思いここまでやってきたのです。

って事で、いよいよ今から本格的な「千頭森林鉄道跡探索」に向かいます。

今回の探索を行うきっかけとなった「山さ行がねが」のサイトにはこれからの区間を徒歩にて踏破したレポートがありますがかなりの崩落個所多数でかなりハードなルートでした。
しかも9年前のレポートです。
現在はその時より状況は悪化していることは容易に想像できます。
その当時のレポートでも私の踏破能力では突破できないと思われるところがいくつもありましたが、とりあえず行ける所まで行ってみようと思います。

ってことで、MTBにまたがり千頭ダムをあとにしてりゆっくり漕ぎ出します。

ここで、良いところですがVol.2に続きます('◇')ゞ

お楽しみに~!
Posted at 2019/07/03 14:09:45 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2019年07月02日 イイね!

千頭森林鉄道廃線探索ーMTB リベンジ編 Vol.1

千頭森林鉄道廃線探索ーMTB リベンジ編 Vol.1前回の千頭森林鉄道跡探索から戻ってからというもの次はどうすればあのゲートを通過出来るのか?そして何処まで探索することが出来るのか?頭の中はそのことばかりでした。
私が今回の探索を行う事となったきっかけのサイト「山さいがねが」の中に書かれていたようにこの千頭森林鉄道跡の奥地は、まさに「病み付きの魔境」ですね・・・笑

ってことで先週に引き続き森林鉄道跡探索に出かけて来ましたよ。
いわゆる「リベンジ」って奴ですね~。
私のチャレンジには良く出てくるキーワードですが・・・笑
リベンジではなくて一発で決めることが出来れば一番良いのでしょうが、当たって砕けろ精神で突っ走る私にはリベンジは付き物のようですね・・・汗

前置きはこれくらいにしてそれでは始まり始まり~!






9:20(車の時計は10分少々進んでいます)
自宅出発・・

はい、9時ですよ9時・・
もちろん朝の9時ではありませんよ~真っ暗ですものね~笑

そうです、今回のこの千頭森林鉄道探索のリベンジを成功させるにあたっての秘策、それは前泊をするって事。
あの寸又峡温泉街の駐車場で夜を明かし早朝より出発してゲートを越え、ダム関係の作業員の出勤前に千頭ダムを抜けて今も残る廃線跡を目指すという予定なのです。
睡眠時間は削られますが、早朝よりの行動開始なので探索時間の余裕も生まれるので一石二鳥です。





そしていつものコンビニで買い出しに立ち寄ります。






では、静岡目指して出発です~!
まずは国道23号線を進みます。
はい、国道ですよ、一般国道!
今回は前回とは違い一般道だけで寸又峡を目指しますよ~!

理由は単純明快、交通費の節約です~笑
こうも連続で高速使うとそれだけで結構な出費。
せっかく前夜からの出発なので下道で交通費削減に努めます。
お金節約のために時間を消費するという、ある意味「タイムisマネー」ですね(笑)






11:15
走り始めて約2時間。
国道23号線から国道1号線に入り豊橋付近まで来ました。
夜中なのでもっとスムーズに進むと思いきや国道1号線は市街地を突き抜けて進んでいる為か信号が多く思ったより時間掛かっちゃいますね・・・汗

このペースだと寸又峡に何時に到着するのかな?
寝る時間あるのかな?
なんて心配しちゃいます・・・汗





道の駅 潮見坂で小休止。
ここは有料道路から入るのがメインのような道の駅ですが一般道からも入れました。






車停めて道の駅へ入ってみます。






平日の夜の道の駅でしたが、思ったより車も人もいました。






目の前には有料御道路の潮見バイパス、そしてその向こうには日中であれば遠州灘が見渡せるのですが、さすがに今は漆黒の闇ですね・・・笑









その後もひたすら睡魔と戦いながら国道1号線をひた走ります。






1:15
三重から約4時間で新東名「島田金谷IC」そばのコンビニに到着。






やっぱり結構時間掛かっちゃいましたね~。
高速なら2時間かからないくらいで来れちゃうところですがね・・
ま、タイムisマネーですね。
交通費はかなり削減できたので良しとしましょう・・・笑







後は以前も走ったことあるルートなのと深夜の為他の交通もほぼ皆無なので良いペースで進んで行きます。







途中、車停めて島田市の夜景を眺めます。
夜景はちょっと遠かったです・・






そして寸又峡へと続く県道77号線に入ります。






寸又峡ももうすぐです。







2:30
三重から約5時間で寸又峡温泉街の駐車場到着。






エンジン切って外に出てみると少し肌寒く、谷にカエルの鳴き声が響き渡っていました。

そしてビアンテの後部座席に移って寝る準備します。
スマホアラームを午前4:00にセット。
アラームまであと1時間15分って表示されてましたよ・・・
寝たと思ったらすぐ起床、いわゆる仮眠ってやつですね・・・(^-^;






4:00
寝たと思ったらすぐスマホに起こされます。
短時間でしたが熟睡は出来たようで目覚めはすこぶる快調!
おそらく眠気よりこれからの探索の期待が大きかったのでしょうね。







まだ陽も登っていないこの寸又峡駐車場で朝食として持ってきたサンドイッチをほおばりながら準備をします。






朝食後、着替え、そしてMTBのセッティングも行います。
今回はタイヤを新調してきましたよ。
(タイヤ交換の様子もブログアップするつもりでしたがうっかり写真消去しちゃったので諦めました・・・泣)
タイヤはネット通販で購入した
「マキシス アーデント フォルダブル 26×2.4」
今まで使用していたのは「マキシス ラーセンTT 26×2.0」
サイズ的にもタイヤ幅が太くなりました。
以前のラーセンTTは2.0幅のタイヤでより軽量で転がり抵抗の少ない自動車のタイヤで言うエコタイヤのようなタイヤでした。
なので、そもそもハードなダウンヒルには向いているタイヤでは無かったのです。

今回購入したタイヤは2.4幅ありそこそこのダウンヒルなら問題なくこなせるタイヤなのです。
メーカーの能書きは下記です。
「EXO(EXOプロテクション):耐切断、耐摩耗性に非常に優れた高密度線維をタイヤサイドウォールに配置。軽量かつ柔軟な為、タイヤ本来の性能を失うことなくガレ場や不安定なトレイルで抜群の威力を発揮」
まさにこの寸又峡界隈のハードな林道ダウンヒルにうってつけのタイヤですね・・笑
タイヤネタはこれくらいにしておきますね・・・(^^;)







駐車場の公衆トイレで見かけた人探しの張り紙。
登山で遭難した人がいるようですね・・
私も気を付けないと・・・







こんな張り紙も・・






特にこの張り紙。
やはり徒歩であれば林道は通行して問題なさそうですね。
けどMTB(自転車)を徒歩ととらえてもらえるかどうか、なのかな?
自転車は道路交通法では軽車両という車両の部類。
しかし、押して歩くのであれば歩行者になるそう。
(これは以前お巡りさんに教えてもらいました)

なので、私の考えは歩行者が通行可能なところは基本自転車もOKだと思っています。
ただし乗車するしないは歩行者優先で判断しないと駄目ですし、中には北アルプスの新穂高より奥や、上高地より奥の遊歩道、登山道のように自転車の進入もはっきりと禁止している所もあるので注意が必要です。






そんなことを考えながらいよいよ出発しようと思います。





4:30
出発します。








温泉街で見かけた面白いもの
「猪おどし」ならぬ「人おどし」・・笑






早朝の静まり返った温泉街を抜けていきます。






遊歩道入り口に来ました。






遊歩道入り口ゲート脇の石垣にある古びた石階段。
おそらくこの石垣や石階段も当時の林鉄の施設が建てられていたところと思われます。







まだ薄暗い遊歩道を進みます。







眼下に夢の吊り橋が見えるところまで来ました。
遠く高い山の山頂付近が朝日に染まっていました。







対岸の斜面に「尾崎坂展望台」の東屋が確認できました。






飛龍橋が見えてきました。






飛龍橋を渡って林道大間川線との分岐を尾崎坂展望台方面へ向かいます。






展望台では林鉄の車両と写真だけ撮ってすぐに進みます。







4:50
見えてきましたよ~。
因縁のゲートです。
ちょうど一週間前にはここでこれから向かう林鉄探索のドキドキわくわく感を一気にどん底に突き落とされた
あの出来事・・

今日はその悔しさをばねに万全の態勢で挑みました。
もちろん私の周りには誰もいません。
そしてこの時間であればだれにも邪魔されず無事、千頭ダムまで通行できると確信します。






ゲート脇の人一人通れる隙間をMTBを通して無事進入できましたよ。
この一週間ずっと夢見てたこの瞬間!(ちょっと大袈裟・・笑)

いよいよ千頭森林鉄道跡探索の始まりです!
ここの林道は100%その昔に林鉄が通っていた線路跡なのです。
はたしてこの先はどんなルートが待ち構えているのでしょう。
ちなみに私がこの千頭森林鉄道跡探索をするきっかけになった「山さ行がねが」のサイトにもこの区間はアップされていませんでしたので本当に未知の世界なのです。

そんな期待に胸膨らませて漕ぎ出します。

良いところですがこの辺で一旦終了~。
Vol.2へ続きますね。

お楽しみに~(^^)/
Posted at 2019/07/02 23:40:42 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2019年07月02日 イイね!

千頭森林鉄道廃線探索ーMTB おまけ&GPSログ編

千頭森林鉄道廃線探索ーMTB おまけ&GPSログ編それでは、最後にこの長編ブログのおまけ編として寸又峡温泉街からの帰りの道中の様子と山中での走行軌跡をお伝えしますね。

時間のある方はもう少しお付き合いくださいね~。




温泉でさっぱりした後車を走らせます。
5分ほどで寸又峡橋に到着。
ここで少し立ち寄りします。






それはこの「林道寸又左岸線」の入り口をこの目で確認したかったからです。

それにしてもこの林道の標識ちょっと理解できませんよ・・
起点は理解できます、ここからこの林道が始るって事ですよね
幅員も分かりますよ、林道の幅ですね、4mって言うと林道の中ではかなり広いですね、大型トラックも通行出来る位の林道だって事が想像出来ます。
問題は次です・・
延長 1569m・・

ん?・・

林道の長さは1.5kmですか・・・?

そんな訳無いですよ、この林道は・・

Googleマップにも表示されている林道で、この寸又峡の奥地まで繋がっている林道なのです。
私がこの探索をするきっかけとなった「山さいがねが」のサイトにも紹介されていますが、当時の千頭森林鉄道の再奥の地までこの林道は繋がっているはずなのです。
なので、いつかはこの林道もチャレンジしてみたく思い下調べに来たという訳なのです。
あの看板の延長って意味は別の意味があるのかな~?

ま、看板の表示なんてどうでも良いのですがね・・・笑







これが林道ゲート、ここも例に漏れず一般車進入禁止になっていますね。
ここのゲートは結構鉄壁な感じで脇からの人の進入もガードしているようです。
このゲートをMTBと共に越えるのは一人ではちょっと厳しいかな~?







寸又峡の奥地に続く林道の一部が見えます。
いつかは行ってみた~い・・(*'▽')





濁った寸又川。






その後は県道で南下していきます。






次は千頭駅に立ち寄り。
今回の探索で廃線跡の遺構を見つけることが出来なかったため現役の列車を眺めてみます。






この千頭駅にはトーマス列車や本物の蒸気機関車が発着します。
他にもレトロな列車やこの「近鉄特急カラー」の列車なんかも停まっています。
この近鉄特急カラーの列車は近畿、東海地方の方ならだれもが見た事、乗ったことのある列車ではないでしょうか?
私も物心付いた時から特急と言えばこのカラーの列車でした。
なのでこんな静岡の山奥の駅にこの列車が停車しているのが凄く不思議な景色でした。
ちなみにこの列車は近畿日本鉄道が大井川鐡道へ売却した列車のようですね。
今は特急ではなく各駅停車の普通列車として現役で走っているようですね。

蒸気機関車よりこの列車に乗ってみたくなりました・・






他にもこの千頭駅よりさらに北上して山間部を走り抜ける「南アルプスあぷとライン 」といわれるトロッコ列車のようなローカルな列車も停車していました。







千頭駅にはターンテーブル?って言うのかな、こんなものまでありました。

鉄道ファンならずとも結構楽しめる駅でしたね~。



その後さらに県道で南下していきます。






県道を走行中良い感じのローカル駅が目に留まります。

ってことでここでも少し立ち寄ります。






大井川鐡道大井川本線の「青部」(あおべ)って駅です。
木造の駅舎が昭和の香り満点で良い感じです~!







壁に付けられた安全第一看板、当時の物でしょうかね?







駅のホーム、こちらもローカル駅の雰囲気満点です。






次に駅舎の中に入ってみます。
こちらの中も当時の雰囲気が残されたままですね。
今は板で塞がれていますが、右手は切符売り場だったところのようですね。
現代のような自動券売機などは無く駅員さんから一枚一枚切符購入していたのでしょうね。







壁に残された古い温度計、そしてダム放流注意の張り紙。
これらは当時から張られていたのではないでしょうか・・

この駅舎の中には古き良き昭和の時代のゆっくりとした時間が流れていました。
私の幼き頃、母親の実家に母親と行った近鉄養老線(現 養老鉄道)の昔の駅舎を思い出しました。


そんな哀愁に浸りながら駅舎から出てくると、千頭駅方面からこちらに向かって列車が走ってくるのが確認できました。
ここの駅には踏み切りの警報機が無いので気が付いたら列車が近づいている感じだったので少々びっくり・・汗







そんな不意を突かれた中での渾身の一枚。
線路わきのアジサイと線路の標識そして近鉄カラーの列車。
自分的には結構気に入った写真です。







ローカル駅に停車する近鉄特急、だった列車・・・笑
乗ってみた~い・・







発車する列車を見えなくなるまで見送りました。
ちなみにあの列車は先ほど千頭駅で停車していた車両と思われます。

私はあの列車に追い抜かれた感じなのですね・・・(^-^;





その後も順調に国道を南下して新東名のICを目指します。







するといつの間にか、また近鉄特急カラーの列車が視界に入ってきました。
今度は私が追い付いたようですね・・・笑










しばらくは並走するような感じで一緒に走っていました・・







金谷の街が近づいてきました。






国道から見下ろす島田市の景色。






その後無事新東名「島田金谷IC」で高速に乗ります。






名古屋へ向かって走ります。
またのリベンジを誓いながら・・・







途中、浜松付近で夕日をバックに幾つか風車のシルエットが山の尾根に浮かんでいました。






新東名から伊勢湾岸へ合流。







伊勢湾岸では大きな夕日がゆっくりと沈んで行っていました・・






セントレア空港への着陸態勢の航空機。






やがて前方には見慣れた鈴鹿山脈のシルエットが見えてきました。
やっと地元に戻ってきました~。







19:30
無事帰宅。
今日は沢山頑張ってくれた我がMTB。
お疲れさまでした~。
また今度タイヤ替えてあげるからね~。



ここからは
おまけの、おまけ・・・笑


今回の寸又峡温泉街からの湯山林道探索のGPSログをもとに作成した走行記録を
「ルートラボ」ってサイトにアップしてあるので興味ある方はのぞいてみてくださいね。

こちらをクリック→「ルートラボ






こちらは国土地理院の地形図へGPSログを表示させたもの。
スタート地点はいきなりずれちゃっていますね。
寸又峡は山に囲まれたところだったのでちゃんとGPSを捉えることが出来なかったと思われます。






こちらはルートラボで表示できる航空写真へのGPSログ。
ルートラボのサイトに表示される地図画面右上に表示の切り替えがあります。
他にも地形図も表示できるので良かったら遊んでみてくださいね。







こちらは地形図中に各ポイントに少々見ずらいですが番号入れたので補足の解説させていただきますね。

ポイント 1   湯山林道の崖崩れで引き返した場所
ポイント 2   林道崩落であんパン食べていた場所
ポイント 3   湯山の源泉地(温泉マークがありますね)
ポイント 4   湯山集落跡
ポイント 5   尾崎坂展望台から奥の林道ゲート

※注意 何故か林道上部からの復路のGPSログは取れていませんでした。
 なので湯山の源泉地、湯山集落跡 尾崎坂展望台からのスイッチバック路線
 の探索部分GPSログの表示はされていません。






ポイント 6  林道ヘアピンカーブと行き止まりで戻った場所
        (谷だったのでGPSログは乱れています)
ポイント 7  リヤタイヤパンク現場 


以上今回の探索の軌跡でした。


終わり


Posted at 2019/07/02 11:36:14 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記

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数カ月ぶりにエンジン始動!
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何シテル?   04/09 10:27
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