
9/26(土)、朝1:30から物語は始まる・・・
前日は夕方に夕食を食べた後、帰宅して、横浜のオジサン(笑)が長距離走行の後ということもあり、PM8:00前には就寝準備に。
その際に、翌日の予定の確認を・・・。
その時まで、まだ迷っていたので、二人で協議。
今まで調べた某つぶやきサイトでの運用情報を見る限り、やはり朝7:00台に赤い電車(還暦の方)が通常運用に入っている可能性が高い・・・が、朝7:00台に高松入りするためには、どうしても朝2:00には広島を出発しなければならない。
・・・となると、今からなら睡眠時間が約5時間程しかない・・・長距離走行後の疲れた身体を休めるには、あまりにも短い・・・大丈夫なのか?
『とりあえず、普段も(睡眠時間は)短いから、そこは大丈夫』
と言われたので、それじゃあと、朝2:00出発を決定し、それぞれ就寝となった。
・・・が、私の方が気分が高揚しちまって眠れない(笑)
まっ、いつものことですがね(;^_^A
で、結局AM0:00前後にやっと寝落ち(-_-)zzz
・・・そして朝1:30・・・
スマホのアラームで目が覚め、起床して準備をし、横浜のオジサン(笑)の寝室に向かうと、既に準備万端。
そして9/26(土)AM2:00に、dora-monソニカで広島を出発し、とりま岡山を目指した。
岡山までなら、いつもの勝手知ったる道(当然オール下道(笑))なので、いつも通りのルートで車を走らせ、AM5:40・・・

岡山の児島駅に到着。
今回は4時間かかってない(笑)
ここからは
前回の四国鉄旅同様、鉄路で四国に入ることにしてた。
ICOCAを購入して、ふと駅の電光表示板を見ると・・・ん?始発のマリンライナー(高松行)に乗れる!?
予定では、もう少し児島に着くのが遅くなるはずだったので、朝2番のマリンライナーに乗車を考えていましたが、まぁ早めに着くのは時間的余裕もできて、いろいろと考える時間もできるから、良いか・・・と、始発のマリンライナーに乗車する事に。
・・・これから始まる、奇跡的な出来事は、この選択で全てが決まったと言っても過言ではない・・・
児島駅AM5:57発のマリンライナー1号が入線してきたので、サクッと乗車。
途中、

瀬戸大橋からの日の出も見られて、否が応でも気分は高揚してくる(笑)
ゆらりゆられて、AM6:31、

高松駅到着。
すぐさま改札を出て、すぐ近くのことでん高松築港駅に。
今回も

一日乗車券を購入して、乗り放題旅に。
AM7:00台の電車を確認しなければならないので、駅舎内でのんびりと・・・

私が学生だった頃から、本当にがらりと変わったよなぁ・・・そんな感傷にふけっていると、AM7:00発の琴電琴平行き(運行番号:5K)の入線を知らせるアナウンスが。
「まずは最初の運試しですな( ̄▽ ̄)ワッハッハ」
ホームに入って、レールから伝わってくる、近づいてくる電車の音を聞きながら、二人で話していると・・・

おっ?!

おおっ?!!

おおおっ!!!
思わず二人で
『マジか!?』
目的の電車その1であった、元京急1000形(ことでん1081・1082)
クラファンで元京急色を纏った、
『還暦の赤い電車』
まさか朝一から出会う事ができるとは!!
さらに通常運用に入ってるし!!
これが高松築港7:00発の琴電琴平行に。
・・・おいおい、乗れちゃうじゃん!!!
てか、そりゃあ当然乗っちゃうじゃん!!!(爆)
いきなりオジサンの希望①、②の片方が達成!(まだ朝7:00前でっせ?旦那!(笑))
横浜のオジサン、もう大はしゃぎで忙しそう(笑)なので、発車までの僅かな時間を放置プレイ(爆)
ホームに発車のアナウンスが流れたので、急いで乗り込み、いざ出発進行!
「いやぁ、(運を)持ってますなぁ、ダンナ!(笑)」
これ、朝1番のマリンライナーに乗車していなかったら、出会うことは恐らく無かったので、まさに奇跡的な出来事・・・今日は何か起こりそうな気配が・・・(笑)
向かいのシートに座ってるオジサン、懐しさのあまり、もう大忙しの模様(爆)なので、ここでも放置プレイ(笑)
次の目的地、いつもの車両基地(整備工場)のある仏生山駅まで、ゆらゆら揺られながら向かう。
7:17、仏生山駅に到着。

まさか初っ端から出会う事ができ、そして奇しくも乗車できるなんて・・・今回は幸先が良い。
『還暦の赤い電車』は、そのまま琴電琴平に向けて出発進行!
我々二人はホームに残り、とりあえず『撮り鉄』に変身(笑)
・・・そんな中、私は密かに立てていた、ある計画を実行すべく、”讃岐の勇者(笑)”な方に、しれっとメッセージを送信・・・

仏生山の主、「デカイチ」様も鎮座。

撮り鉄中に、元京王の1101・1102 一宮行が留置線から入線。

シートがバーバパパだらけ(笑)
それぞれが撮り鉄に興じていた時に、上り(高松築港方面)ホーム(我々がいたのが下り(琴電琴平方面)ホーム)より、列車接近のアナウンスが・・・。
そして数十秒後・・・

じぇっ?

じぇじぇじぇっ!?
ここでも思わず二人で
『マジか!?』
琴平方面から入ってきたのは、目的の電車その2であった、元京急700形(ことでん1211・1212)
こちらもクラファンで、元京急色を纏うことになった、
『情熱の赤い電車』
まさか『還暦の赤い電車』と立て続けに出会う事ができるとは!!
さらにこちらも通常運用に入ってるし!!(ダイヤを調べたら、運行番号:12K)
うっすい確率のところを引き当ててるし・・・ちょっと、この奇跡、ハンパなくねぇ!?(爆)
オジサン、当然ながらテンションMAX!!(笑)
そりゃそうですわな、『一台だけでも見られたら・・・』と言ってた訳ですから、それが二台とも見ることができて、うち一台には乗車できたわけですから・・・。
もう完全に「忙しいんだから!!」状態だったので、とりあえず放置プレイ続行(爆)
7:26に『情熱の赤い電車』は、高松築港方面に向けて、仏生山駅を発車。

思わず下りホームの端(高松築港方面側)に行って、発車した『情熱』を無我夢中で撮影しているオジサンとともに・・・(笑)
見送ったあとのオジサンのテンションはもう最高潮!(笑)
『これで目的は完遂できた!もう十分満足!!』
・・・しかし、この日はまだまだ「奇跡」が起こることを、この時オジサンも私もこれっぽっちも知る由もなかった・・・
・・・さて、『情熱の赤い電車』を見送ったあと、少し興奮も落ち着いた7:40頃でした・・・
スマホを手に取ると、7:25頃、ちょうど『情熱の赤い電車』に興奮していた頃に、送信したメッセージにレスが・・・
「うどん迎撃いたしますよ(笑)」
ということで、この先(琴平方面)の某ショッピングモールでの待ち合わせすることに。
・・・となると、まだ時間が早すぎる(この時点で7:40頃)ので、もう少し仏生山で時間を潰す旨をオジサンに伝え、もう少し撮り鉄に集中してもらうことに。(あくまでもサプライズなので、オジサンにはまだネタあかしはせずのまま・・・まぁまだオジサンは(赤い電車を二台とも見ることができて興奮して)大忙しのようなので(笑))
しばらくすると今度は、電話にてレスが・・・
「某氏にも連絡をしてみるので・・・( ̄▽ ̄)」
「某ショッピングモールの隣の商業施設敷地内にある”餃子の〇将”付近でお待ちください」
と、待ち合わせ時間と場所が決定。
・・・しかしである、電話がかかってきたのが、ちょうどオジサンの隣にいたときだったので、オジサン、どうも気になっているご様子(爆)・・・そりゃそうですよ、こんな朝早く(7:50頃)に電話がかかってくるなんて、そうそう無いことですからね(;^_^A
・・・だがしかし、それよりもオジサンはまだ興奮冷めやらず(笑)でしたので、とりあえずスルー(爆)
待ち合わせ時間も決まったが、まだまだ時間は余りすぎてる・・・ずっと仏生山にいるのもなぁ・・・どうしようかなぁ、この先・・・と、私一人で密かに悩んでいた時でした・・・。
8:00になったすぐぐらいに、ホームに列車接近のアナウンスが流れ、

おぃ?

おぃおぃ!?

おぃおぃおぃ!!!

でーーーーん!!!!(爆)
ちょ、待てよ!?(CV:木村拓哉(爆))
見送った『情熱の赤い電車』が帰ってきたよ!!!
ちょ、何これ、マジありえん奇跡や!!!
・・・で、ここで一度冷静になってみた・・・
行き先は一宮(ダイヤを調べたら、運行番号:209K)・・・待ち合わせ場所の最寄り駅までの途中だな・・・ん?これ、乗っちゃうしかないんじゃない?(爆)
・・・頭の中で、計画は決まった(爆)
ホームの端にいたオジサンに
「乗るよ!!!」
と呼び、急いで乗車。
そして、8:02、仏生山駅を発車し、二つ先の一宮駅へと向かう。
もうねぇ、マジで何なん、この奇跡の連続!!
前のブログでも書いていた、オジサンの希望を、もう③まで叶えちゃってるよ・・・
二台の赤い電車の、今日(9/26)の運用情報なんて、何も入手していなくて、通常運用にすら入っているかどうかもわからなかったのに、二台とも見ることができて、通常運用に入っていたので、実際に走っているところも見られて、さらには二台「とも」に乗車もできて・・・。
プランナーな私も、この巡り合わせに驚いて興奮気味でしたが、当然オジサンはそれを軽く超えるぐらいに興奮しまくり(爆)・・・当たり前ですよね、昔、地元を走っていて、乗車もしていた車両に、あの頃とほぼほぼ同じままの姿で再会できて、さらに乗車までできちゃったんですから・・・これは、まさにオジサンの「情熱」が引き寄せた奇跡ですよね( ̄▽ ̄)b
・・・おっと、記事書きながら私もあの時を思い出して興奮して、取り乱しました(笑)ので、話を元に戻して・・・
そんな興奮気味のまま、『情熱の赤い電車』に揺られて約5分、一宮駅に到着。
『情熱の赤い電車』は、1分もかからないうちに、8:07 一宮発、高松築港行(ダイヤを調べたら、運行番号:216K)として、そのままリターン。
オジサンは、ここでもホームの端でお見送り(笑)
見送ったあとのオジサンのテンションはさっきにも増して最高潮!(笑)
『ここまで希望を叶えられるなんて!!もうホントに十分満足!!』
いや、ホントにそれですよね( ̄▽ ̄)b
私も正直、ここまで全てが嵌まるなんて、これっぽっちも思ってませんもん!(笑)
さて、興奮していたので、勢いで一宮駅に来てはみたものの、ここでは特に何もすることがないので、クールダウンも兼ねて、駅の外に。

とりあえず、駅舎をパシャ!
土曜日の朝8:00過ぎ・・・周りは住宅街で、コンビニやうどん屋などのお店もない・・・。
駅の裏手のちょっと奥に、香川県立高松南高校があるので、駅は部活動で登校してくる高校生が多いぐらい。
・・・ホント、静かなのである・・・
『還暦』・『情熱』と二台ともに乗車できたオジサンも、少し落ち着けたようで、
『土曜日の朝なのに、静かだねぇ・・・こういう静かな所には、憧れるわぁ・・・』
と、雰囲気に少し浸っているご様子。
二人で(-.-)y-~~しながら、そんな話をしていた時に、
『もう十分満足。で、これからの予定は?』
と聞かれたので、
「この先のショッピングモールのある駅まで移動しましょう」
と。
何せ、興奮しすぎで朝飯を食べていなかった事に気がついたので(笑)
・・・ただ、当然サプライズのための口実に過ぎなかったのですがね( ̄▽ ̄)ニヒヒ・・・
でも冷静になったオジサン、さらにツッコんでくる(爆)
『そのあとは?そういえば、さっき誰かと電話してたよね?』
・・・うっ、その先の口実、考えてない・・・(爆)さらに、今それを思い出してきたか!?(汗)
ですので、このあとの行動に不信感をもたれるのもアレなんで、とりあえずネタばらし(笑)
「この先のショッピングモールに、讃岐と言えば・・・なあの方が来てくださる事になりました」
オジサン、とってもビックリして、大喜び(笑)→本当はそれを某氏登場時に見たかったんだけどね(;^_^A
完全なるサプライズにはならなかったが、これはこれで良かったか・・・。
「待ち合わせは10:00の予定なので、とりあえず9:30ぐらいにはそっちに到着して、朝飯でも食べましょう。たしかマク〇があったはずだし、朝〇ックでも。お昼は某氏がおいしいうどんでも・・・と言われてましたので・・・」
てなことで、9:30頃に目的の駅に着く電車を、駅の待合所に貼り出されていた時刻表で調べていた・・・のだが・・・
・・・ふと、時刻表を見ていて、気がついた・・・
ブログに書くのに要るな・・・と、復習の意味で、今日乗った二台の赤い電車のダイヤを追ってみると・・・ん?あれ?これ、もしかして・・・?
朝一番に乗った『還暦の赤い電車』は、
【運行番号:5K】
7:00 高松築港発 →(仏生山 7:17)→ 8:02 琴電琴平着
で、留置されずに、そのままリターンと仮定すると、
【運行番号:18K】
8:13 琴電琴平発 → 9:13 高松築港着
に入り、途中のここ一宮駅は、8:52発となる。
一方、『情熱の赤い電車』はというと、仏生山駅で最初に見た時は、
【運行番号:12K】
6:43 琴電琴平発 →(仏生山 7:26(←ここで最初に見た))→ 7:43 高松築港着
で、そのままリターンしてきて、
【運行番号:209K】
7:45 高松築港発 →(仏生山 8:02(←これに乗った))→ 8:07 一宮着
さらにそのままリターンして、
【運行番号:216K】
8:07 一宮発 → 8:28 高松築港着
に入った・・・と言うことは、高松築港駅に留置線がないことを考えると、そのままリターンして
【運行番号:11K】
8:30 高松築港発 → 9:32 琴電琴平着
に恐らく入ることになり、途中のここ一宮駅は、8:52発となる。
・・・えっ?もしかして、ここ一宮駅で離合する?(゜o゜;マ、マジ?
【豆知識】
ことでんは単線なので、駅で離合することになる。そのため、離合の場合は、駅で並ぶ事になるんですねぇ・・・
・・・やばい、変な汗が出てきた(爆
時刻表の前でプルプル変な震えに襲われている(笑)私に、
『どうしたの?どれに乗るの?』
と、声をかけてきたオジサンに、この私の推測を説明したら・・・
・・・もう、説明は要りませんよね?(爆)
『はい、8:52の電車まで待つよ!!』
そりゃ当然でしょ?
とてつもなく確率がうっすい、ホントに運用情報をきっちり押さえておかないと、叶うはずもないであろう、オジサンの希望④
「二台が並んだ姿を見る」
が叶うかもしれないんですから!!
オジサンもかなり身震いしていた・・・ように見えたのは、気のせい?(笑)
・・・ただ、『還暦の赤い電車』が、留置されずにそのまま運行番号:18Kに入るのかどうか・・・そこだけ一抹の不安があったのは事実・・・。
『(運用から『還暦の赤い電車』が)外れてても、それはそれで仕方が無いんで、とりあえず確認の意味も兼ねて・・・』
・・・と、8:52まで一宮に滞在が決定。
・・・で、運命の8:52・・・
私がホームの琴平方面側の端にスタンバイし、オジサンは高松築港方面側にスタンバイ。
琴平方面側の、駅手前のカーブの方から電車の音が聞こえてきた・・・先にやってきたのは、18Kだ・・・さぁ、『還暦の赤い電車』なのか?どうなんだ?(かなり興奮している私(笑))
姿が見えた!!

よっしゃ!!!『還暦の赤い電車』じゃ!!!
マジやばい!!!こんな奇跡、あるんか!!!???
そして高松築港方面行きのホームに入線。
あとは、琴平方面行きの電車を待つばかり(と言っても数十秒・・・でも、こういう時は、その数十秒が数分に感じるのよね・・・)
で、オジサンの方からも声が聞こえる・・・
『『情熱(の赤い電車)』だぁ!!!』
『情熱の赤い電車』も、予測通り11Kに入ってた。
やばい、二人してもう夢の世界に入ってる(爆)
『情熱の赤い電車』(琴電琴平行)がホームにさしかかったと同時に、『還暦の赤い電車』(高松築港行)が発車・・・えっ?並んで止まらないの?
慌ててカメラを構えて、

無事、二台が並んでいる姿を収められた。
写真にも写っているように、オジサンも超興奮で、夢中でシャッターを切っていた訳で・・・(笑)
『還暦の赤い電車』が去って行く姿を見ながら、二人で『情熱の赤い電車』に乗り込み、8:52に一宮駅を出発。
・・・ダメよね、興奮が冷めない、車中のおっさん二人(爆)
超うっすい確率で、今回一番実現しそうになかった、オジサンの希望④
「二つの車両が並ぶ所を見てみたい」
までもが、まさかまさかで実現し、これで今回の旅における、オジサンの希望全てをコンプリートしちゃったんだもの(笑)
いやぁ、オジサン、持ってるわぁ・・・(爆
プランナーな私も、本当に情報が少なく、全てが「運頼み」だったので、二台の離合までもが見られた時には、「さぶいぼ」(鳥肌ね(笑))が出ましたわ(爆)
これを「奇跡」と言わずに何というのか?
・・・てことで、香川入りしてたった約2時間で、ミッション・フルコンプリートと言う結果に。
オジサン、電車の中で、とうとう「真っ白な灰」になってましたよ・・・(笑)
・・・さて、ショッピングモールのある駅は、一宮から六つ先の綾川駅。
そこまでは、乗り込んだ『情熱の赤い電車』で、少しばかりのんびりと・・・。
オジサンは、写した写真の確認を、私は少し車内の写真でも・・・

元京急の車両である証・・・知らなかったのは、神戸の川崎重工製だったのね。
昭和42年製・・・時代の流れを感じますなぁ。。。
そして、窓から見える田園風景・・・本当にのどかな良いところですよ、讃岐は・・・。
・・・などと思いながら、今日ここまでの事を思い出してました・・・。
もうねぇ、全ては児島駅の「朝一番のマリンライナーに乗車した」事が、今回の旅を決めたと言っても過言ではないでしょう。
「よくアレに乗るって決断できたよなぁ・・・」
自分たちの運の良さに浸りながら、『情熱の赤い電車』は、次の目的の駅へと近づくのでした・・・。
(当然ながらまだ続くよ!)