札幌芸術の森美術館において7月13日〜9月1日までテオ・ヤンセン展が開催されていますので仕事帰りに行ってきました。
先日「頭大仏」に行きましたが、ラベンダーが7分咲きとまだ早かったのでまた寄ってきました。
今回はほぼ満開でラベンダーが映えますが曇り空なのが残念。
ラベンダーの香りに誘われて蜂たちが蜜を取りに集まっています。
「頭大仏」は10分くらいで切り上げて芸術の森美術館へ向かいました。
A4 avant(B7)が停まっていましたので1台分空けて駐車しました。
駐車場に着くや否やテオ・ヤンセン展のポスターに期待で胸が膨らみます。
展示スペースに着きました。
まず最初に目に飛び込んで来たのはポスターの写真に採用されている「アニマリス・ペルシピエーレ・プリムス」でした。
「智覚する」と言う意味を持つ「ペルシピエーレ」の示すとおり、特定の対象をを感知する感覚器が備わっていて体の中央部に水を感知するためのホースがたれています。
屋内展示でしたので実際に動く様子は見ることは出来ませんでしたが
細部までしっかり観察出来ました。
真後ろから見ると、何だかゴミを寄せ集めて作った様に見えます。
実際材料はプラスチックチューブ、ペットボトル、結束バンド、ウレタンチューブと特別な材料は使われていません。
次は「アニマリス・プラウデンス・ヴェーラ」でした。
2014年に長崎県美術館で行われた展覧会に向けて制作されたビースト。
江戸時代にオランダ・長崎間の貿易を支えた帆船がモチーフになっているそうです。
二つの胴体が連結された構造で、その一方が持つ四つの帆が風を受けて歩き出す。
扇状の大きな帆が風を受けて勢いよく砂浜を駆け回るキャタピラ型のビースト。
中庭に屋外展示されている巨大な竜の様な作品もありました。
「アニマニス・ムルス」
帆をつけた『アニマリス・オルディス』と、波打つ構造を特徴とするキャタピラ型ビーストが合体したビースト
ATARI社製コンピュータ。
これを使用してストランドビーストの脚を構成する13個の基本となるホーリーナンバーを導き出したとの事でした。
風を食べて動く生命体「ストランドビースト」一見にの価値がありますので近くで展示会があれば是非ご覧になられる事をお勧めいたします。
(注)カミさんは興味がなかったみたいです。
Posted at 2019/07/17 18:37:24 | |
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