ローカルな話題ですが札沼線の一部区間の運行が新型コロナウイルス感染拡大の影響で、5月7日の廃止を待たずに4月17日で運行を終えてしまいました。
本名「札沼線」1935年(昭和10年)
桑園(札幌)〜石狩沼田を結んで全線開通したのですが戦時中は資材不足の為に軍にレールを接収され、43年に石狩沼田〜石狩当別が営業停止に、終戦後の46年から順次再開しましたが、1972年には石狩沼田〜新十津川が廃止となり中途半端な感じになってしまいました。
現在札沼線の沿線には北海道教育大学(札幌市北区)、北海道医療大学(石狩当別町)があり、愛称「学園都市線」とも呼ばれています。
これからは札沼線の名称は無くなり、完全に学園都市線になりそうです。
17日を以ちまして北海道医療大学駅〜新十津川駅の47.6キロが運行終了となり、85年の歴史の幕を閉じました。
最後の列車を惜しむように大勢の町民が集まったそうです。
(4月18日 北海道新聞朝刊より拝借)
新十津川駅の時刻表ですが9:40始発であり「日本一早い最終列車」でした。
私も2017年7月30日にROADSTERで行きまして
名物駅長のLALA駅長にも会いました。
2018年8月13日にもセパン3世号でも行きましたが
LALA駅長はすでに退官されていて顔嵌めパネルになっていました。
札沼線でもう一つ有名なスポットがこの砂利道の奥にあります。
200メートルくらい砂利道を進むと秘境駅「豊ケ岡駅」です。
木々に挟まれた線路沿いにプラットホームだけが存在します。
駅名標の上部に「学園都市線」とありますが「豊ケ岡」には似合いません。
ホームから小さな鉄橋が見えます。
ここから見える景観が札沼線のポスターにもなっている
絶好の撮影スポットでした。
本来ですと5月7日には多くの鉄道マニアが押し寄せる筈でしたが急遽廃止となってしまいましたので行けなかった方が多かったと思われます。
残念ながら、もうこの景観は見る事が出来なくなりました。
寂しい限りです。
北海道ではこれから先、まだ幾つもの路線が廃止になります。
無くなってしまう前に心に焼き付けておきたいと強く思います。
(ネットより拝借)
Posted at 2020/04/20 10:01:09 | |
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