2年前にも同じショーがあって行ったんですが、その内容があまりにも素晴らしかったので今回は私の母親とカミさんの両親を誘って5人で見に行く事にしたんです。
実は私の母もカミさんの両親も以前民謡と三味線をしていたので是非見せてあげようと早々チケットとホテルを予約していました。
ところが、帯広に住んでいる私の86歳になる母から10日前になって「体調がすぐれないので行けない。」と電話が来まして残念ながら4人で行く事になりました。
チケットが1枚余り勿体ないので私がお世話になったOBのSさんを誘って行く事にしました。
ところが今度は留萌に住んでいるカミさんの両親(88歳と86歳)から2日前になって「体調がそんなに良くないので行けない。」と電話が来まして、もうホテルはキャンセルできないと説得してなんとか行く事になりました。
色々ありましたが、コンサートは実に素晴らしく私が今まで色々観てきた中でも最高クラスの内容です。
ふたりとも民謡出身者なので声量が尋常ではありません。
尺八、和太鼓、そして津軽三味線による演奏は圧倒的な迫力の空間!美しさ!
その音色は日本人の魂の琴線に触れる素晴らしものでした。
長山洋子さんは今から35年前にデビュー、当時はアイドルで「ヴィーナス」とかのヒット曲がありましたがアイドルとしては10年で
25年前に演歌に転向、「蜩〜ひぐらし」で再デビュー
三味線も澤田流の名取で、家元と合奏で三味線の立ち弾きで歌う「じょんから女節」は圧巻です!
細川たかしさんは1975年「心のこり」でデビュー
1982年の「北酒場」、翌1983年「矢切の渡し」と2年連続で日本レコード大賞を取ると言う素晴らしい実績があり正に大御所です。
今回も「浪花節だよ人生は」などヒット曲をたっぷり聞かせてくれました。
後半「イヨマンテの夜」と民謡三橋流の名取でもありますので1曲歌ってくれましたが驚愕の声量と息の長さは「凄い!!」としか言葉が見つかりません。
なかでも私が大好きな「望郷じょんから」はバックに8人ほどの津軽三味線を従え、本当に大迫力で心に響きわたる迫力のステージでした。
機会があれば是非観に行かれる事をお勧め致します。
大満足のコンサートが終わり予約していたホテルに向かいました。
実はホテルを予約する時コンサートの会場を札幌市民ホールでなく、ニトリ文化ホール(旧札幌厚生年金会館)と間違ってその近くのホテルを取ってしまいました。
大通り公園近くにあるホテルはインターネットでの評価はそれなりでしたが、私たちには合いませんでした。
ネットで見たホテルのイメージ写真です。
部屋からは大通公園とテレビ塔が見えていて綺麗なはずでした。
実際はどうだったかと言うと
まず駐車場なんですが、パッと見た目ですがこんな所に入って行けるのか不安になるくらい狭く見えます。
実際、90度直角に曲がります。(相当ヤバイです)
地下駐車場からホテルに入ったんですが、何やら訳の判らない所に出ました。
案内板がほとんど見当たらないので、まるで迷宮に迷い込んだ様です。
後で撮った写真ですが右下に譜面台みたいものが見えますが、トイレ表示の紙が貼られていました。
壁面に表示が無く、近くに寄らなければ判らないなんて信じられません。
地下1階のレストランが数店あるスペースでしたが、閑散としていました。
1階にはブティックやお土産(海産物等)を販売するスペースもありましたが月曜日は定休日だそうです。
私はOBのSさんと外に飲みに行き、カミさんと両親はホテル内で夕食を取りましたがメニューも限定されていたとの事でした。
話は前後しますが、エスカレーターで1階に上がりましたが、案内表示が判りにくく迷いながらようやくエントランスロビーに着きました。
導線が悪いのと案内表示が判り辛く(判読不能)トイレの場所もしばらく探さないと判らないという有様。今までこんなホテルに泊まった事はありません。
20階まであるホテルでしたが、私たちは事前に近い部屋を希望していたので7階の2部屋続きを用意してくれていました。(中で繋がっていました)
その代わり部屋からの景色は最近建った高層マンションが真正面にあって残念な結果となりました。
帰る際にもまた問題が
精算機の手前に意味のわからない棚が出ていましてデイトナ4号のドアミラーがミリ単位でギリギリセーフ。
他のお客さんから苦情が来ていないのかしら?
カミさんの両親ですがコンサートは満足して頂けたと思いますが、ホテルの選択を間違えてしまい疲れさせてしまいました。
高齢の両親にはこぢんまりした旅館の方が良かったようです。