暇つぶしに形成外科の待合室に置いてあった週刊誌を見ていたら「ヴァンゲリス」が亡くなった記事が出ていたんです。
ヴァンゲリスと言えば
1981年発表の「炎のランナー」のテーマソングが1番有名です。
ちなみに1982年にビルボードチャートでアルバム、シングル共に1位を記録しています。
1984年の「ブレードランナー」のサウンドトラックも有名です。
これは名曲揃いで超お薦めです。
私が初めて手にしたのは1975年発表の「天国と地獄」でした。
この頃はまだヴァンゲリスを知らなかったのですが、いわゆるジャケ買いです。
全く聞いたことが無いアーティストのレコードでしたが、ジャケットの素晴らしさに惹かれての購入です。
全3曲でA面が天国と地獄パート1(16:59)とSo Long Ago,So Clear(5:46)の2曲、B面が天国と地獄パート2(21:15)の1曲のみです。
1980年にカール・セーガンがドキュメンタリーテレビ番組「コスモス」でパート1の第3楽章がオープニング曲として使用されました。
それから「So Long Ago,So Clear」がイエスのヴォーカリスト であるジョン・アンダーソンとのコラボ曲なんです。
そういえば当時、Yesを脱退したリック・ウェイクマンの後釜で加入するかも知れないと噂がありました。
2枚目に購入したのが1978年発表の「白羊宮の巨星」ベスト・オブ・ヴァンゲリスでした。
このアルバムは1975年発表の「天国と地獄」、1976年発表の[反射率0.39]、
1977年発表の「螺旋」の3枚のアルバムから選曲されています。
3枚目が1979年発表の「チャイナ(中國)」
A面3曲目の「ドラゴン」がお気に入りです。
3枚とも40年以上前の代物です。
この後「炎のランナー」「南極大陸」などが発表されました。
これ以降の購入はCDとなります。
ジャケットには Vangelis Themes となっていますが
中はブレードランナー/ザ・ベリー・ベスト・オブ・ヴァンゲリスです。
サウンドトラックの名曲がこれでもかと入っています。(お薦め)
CDの2枚目は「反射率0.39」(1976年発表)
1曲目が「パルスター」、6曲目「アルファ」、8曲目「反射率0,39」がお薦め
「パルスター」はのちにポール・モーリアが「星空のプロムナード」の曲名でカバーしていますし、「アルファ」はカール・セーガンのドキュメンタリーテレビ番組『コスモス』で使用されていました。
ネットより拝借
CDの最後は JON&VANGELIS の「 Best Of Jon &Vangelis」
イエスのヴォーカリストであるジョン・アンダーソンとのユニット
ポリドールで4枚発表されているからの抜粋、契約の関係で1番有名な「So Long Ago,So Clear」は入っていません。
その他、オリンピックを始めとして様々なスポーツイヴェントでヴァンゲリスの楽曲が起用されています。
日本では FIFAワールドカップの公式アンセムは、開催期間である2002年6月のテレビ放送などで頻繁に使用され、オリコンチャートでトップ10圏内となりました。
海外では1997年世界陸上競技選手権大会開会式、2000年シドニーオリンピック閉会式の音楽なども担当しています。
偉大なるヴァンゲリスは死して「白羊宮の巨星」となり、永遠に輝き続けるでしょう。