リアブレーキ調整
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) ![](/images/icon_difficult_on.svg) 中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
車高調を入れてバネレートが上がったことにより、ブレーキング時にフロント荷重がかかりにくくなり、ほとんどフロントしか効いていないブレーキではロック限界が低くなり、制動距離がかなり伸びた(グリップを使いきれていない)ことが車高調を入れてすぐの雨の日に判明しました( ゚д゚)コワイ
という訳で、リアブレーキを強くする為にスポーツシューを入れることも考えたのですが、以前『リアドラムブレーキは自動調整が付いているがアテにならず、ほとんど効いてない』的な記事を見たのを思い出し、シューの残量を見るついでに調整してみることにしました( ̄^ ̄)ゞ
それではいつものお約束
※本記事では重要保安部品の整備をしていますが、この記事を参考に作業して不具合が発生しても当方は一切関知致しません。作業をされる場合は自己責任にてお願いします。
作業前に、シフト入れてリアをウマに乗せてサイドブレーキを解除しておきます。(あと車止めも)
本来この作業は必要ないのですが、もしもサイドブレーキの引きしろが大きくなった時に、ワイヤーの張り調整だけで済ませていた場合は、写真のナットを緩めてサイドブレーキのワイヤーをタルタルにして下さい。
そのまま作業してしまうと調整の意味がありません( ゚д゚)
私は知らずに調整してしまって、後から気付いたので2度手間になってしまいました。
というかワイヤーの張り調整だけで引っ張っていたのでフットブレーキではリアブレーキが全く使われてなかったのですね…
2
準備ができたら
サクッとホイールを外して、ハブのところのカバーを外すとハブナットが見えます。ハブナットを30mmのソケットをかけてロングのスピンナーハンドルでそのままグリッと回すと外れます(荒いw
あとはドラムカバーを引っ張れば外れます( ̄^ ̄)ゞ
3
赤丸の部分の扇型の部分が調整ラッチ(名称がわからないので仮称)です。
調整の仕方は、シューをそっと広げてラッチを1段送らせて、ドラムカバーを取り付けてクリアランスを確認して、まだ足りなければもう1段と繰り返して、シューがカバーにギリギリ触れない若しくは回るけど若干擦ってる程度まで詰めます。
この時、カバーを取り付ける際にキツかったら必ずラッチを手で戻してやり直して下さい。
無理に入れてしまうと、回らない&外れない最悪の事態に陥り泣く羽目になります(´・ω・`)
うちのkeiはラッチ6段広げて良い感じになりました。
4
調整が済んだらドラムカバーを取り付けてハブナットを締めます。が、その前にブレーキクリーナーでグリスやゴム部分にかからないようにシューのあたり面とドラムカバーを掃除しておきます(ドラムブレーキの構造上ダストが溜まるのでd( ̄  ̄)
ハブナットの締め付けですが、ハブベアリングの種類によって締め付けトルクが違うので注意です。
kei FFは、調べてみたところ180N・mで良いようです。
外す際に緩めて180N・mで締めると同じところに戻りました。
今回は裏ワザを使用したので本来毎回交換のハブナットが2回目の使用です。次回は要交換ですが…
ちゃんとトルク管理して締めつけてあります( ´∀`)bグッ!
締め付けたらちゃんと一撃くらわせてカシメてやって下さい。
カシメておかないと走行中にドラムカバーごとホイールが外れて飛んでいきます( ゚д゚)
カシメたらハブのカバーを付けてホイール付けて足回りは完了。
後はサイドブレーキのワイヤーを引き始めに少し遊びをもたせて張るだけです。
調整後の試走で、ちゃんとリアブレーキがブレーキしてるのが感覚で分かるほど変化しましたキタ━━━━ヽ(゚∀゚ )ノ━━━━!!!!
これでしばらく様子見ですが、スポーツシューは不要と思われます( ´∀`)bグッ!
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