超大型ラック：アイバワークス製 ノセルダワゴン（前車から移植）

まずは完成図から！ このラックはデリカSGで使っていたのですが、超巨大で、自転車が同時に3台載せられるモノです。
デリカで15年使っていましたが、黒の2液性ウレタンで塗り直して移植しました。
基本、私（ksjet）はマルビ（○貧乏）なので、使えるモノは使います。

と、言うより、CX-5に標準設定で、ここまで巨大なルーフラックは無いので、
ジェットスキーやモトクロスをするには、ワゴンタイプのCX-5に乗り換えると、ますます巨大なラックは必要になるのですが、

アイバワークスさんは、CX-5用のアタッチメントを販売していないので、まずはTHULEの翼断面形状のラックを置いて、アタッチメントは自分で図面を引いて樹脂屋さんに、削り出してもらいました。

自己潤滑性のあるPP樹脂で作ることで、横からスライドさせてもTHULE側が傷つかないので、ラックを使わない（見た目重視の）時は、ラックだけ、下ろすことも簡単になるよう、設計してスライドピースを作りました！

アルミ製のラックを塗る時は、アルミ地金のプライマーにはミッチャクロンより強い作用の「ウォッシュプライマー」を塗布します。
ウォッシュプライマーは、アルミ表面を若干溶かして食い込むので、ミッチャクロンよりは強くなります。
このプライマー自体も2液性で、本液と硬化剤の混合です。

塗る前はこんな感じの通常の白アルマイトです。一度バラして、塗ってから組み立てました。

ルーフギリギリまで 使いますが、巨大な貨物スペースが生まれます。
シャークアンテナが隠れますが、FMラジオの感度はそれほど影響なかったですね！

この写真は、まだ前車（デリカ）につけていた頃の写真です。東北大震災の直後に、東京→宮城県南三陸町にボランティアに行った時の写真ですが、屋根のラック上だけでも、ガソリン１００L、ガソリン発電機2台、ドラム缶風呂（これは後ろのトレーラー）用の初期のお風呂の水を100Lラックに積んで行きました。
後ろのトレーラーは、医薬品やその他たくさんの物資を積んで行きました。

THLE KIT3069