リアドア内張り外し

フロントドアのパワーウィンドウスイッチとオーディオの簡易チューニング作業に続き、リアドアも同じ施工を行いました。
基本的にはフロントドアとほぼ同じ作業になります。

画像は左リアドアのものになります。
まずは内装のドアレバー部分に隠れている目隠しパネルを外します。車両前方側に養生テープを貼り、ドアレバーを引いた状態で、目隠しパネルの隙間に内張り外しを車両後方側に差し込むと外れます。

目隠しパネルを外すとT20トルクスネジ(ピンク丸)が隠れているので外します。

目隠しパネルは、赤丸部分は固定用のツメ・緑丸部分はL字型のフックになっています。

ドアポケットの車両後方側の上の角にT20トルクスネジが隠れている(赤丸部分)ので、これも外します。

内張りとドアの隙間に内張り外しを差し込みながら、クリップを外していきます。

ロック式のクリップの箇所は赤丸で、国産車と同じ普通のクリップは緑丸で表示しています。
水色の丸部分は、手順2と3で外したT20トルクスネジのある場所です。

フロントドアと異なり、リアドアはドアハンドルのワイヤー・スピーカーケーブル・配線コネクタの3か所を外します。

ドアハンドルのワイヤーは、赤枠で囲った白いパーツを、矢印方向に動かせば外れます。

スピーカーケーブルは緑丸部分のコネクタに精密ドライバを差し込み、コネクタと一緒に引き抜きます。

配線コネクタは青丸部分のコネクタを外します。

内張りを外した状態。赤丸部分がロック式のクリップ、緑丸部分が国産車と同様のクリップです。
この状態で作業をしているとドアロックピンの部分が下向きに垂れたりするので、内張りを戻す際は上向きに立てて戻し忘れる事に注意しましょう。

フロントドアと同じく、オーディオチューニングは最小限で済ませました。

内張りも同様、最小限で済ませました。
画像は吸音材を外した状態です。

リア内張りもフロントと同様、LCI後モデルはカーテシランプおよびドアポケットのアンビエントライトが削除されています･･･

パワーウィンドウスイッチを外します。赤丸部分にマイナスの精密ドライバを差し込み、コネクタと一緒に引き抜くだけです。

パワーウィンドウスイッチは、スイッチの横側に左右それぞれ2か所ずつ・合計4か所のツメで固定されています。
正規の外し方が分からず、当方は片側に内張り外しを差し込み、後は力任せに引き抜きました･･･
見事に1枚のドアごとに1か所ツメが破壊されましたので、このやり方は全くお勧め致しません･･･
破壊したツメは、プラリペアを使用して修復しました。

後は元通り組み上げていくだけです。

小さいスイッチではありますが、高級感がアップします。