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2009年10月11日

スーパー耐久シリーズ 第7戦・2 (仙台 → 東京)

スーパー耐久シリーズ 第7戦・2 (仙台 → 東京) 仙台市内のホテルをチェックアウトする時、雨は降っていませんでした。
しかし、車が仙台ハイランドへと近づくに連れてフロントウィンドゥに雨粒が・・・。

果たしてサーキットは完全なウェットコンディション、こうなるとチームもタイヤサービスも大騒ぎ、特にADVANタイヤガレージには山のような組み換え依頼が殺到しており、スタッフは休む間もなく大量のタイヤ&リムと格闘の真っ最中。

しかしながら"ナントカと秋の空"とは良く言ったもので、公式予選開始15分前には雨が止んだのです。こうなるとこの先、コースがドライに転じるまでどの程度の時間を要するのかの見極めが必要になります。
結果的にはBドライバー予選2グループ終了までレインタイヤ装着というコンディションだったのですが、中には果敢にスリックタイヤで勝負に出たチームもありましたが、残念ながら"賭け"には負ける結果となってしまいました。

お昼すぎにスタートとなる400kmの決勝は幸いに終始ドライコンディション。
ところが開催時期が変わったことも何か影響したのか、全てのクラスで特に上位勢がトラブルに襲われる波乱の展開に。

ST-1クラスは予選でフロントローを独占した2台のBMW Z4M COUPEがともにトラブルで優勝争いから脱落、予選の"賭け"に失敗して後方グリッドからスタートした「Y.K.M. ADVAN Z」がフライングスタートのペナルティまで科せられたのにも関わらず大逆転で今季2勝目を獲得しました。

ST-2クラスは長年に渡ってここ仙台の優勝を独占していた11号車がシーズン途中で参戦を休止したため、優勝の行方がとても気になるところでした。
ポールポジションは久しぶりに「新菱オート☆DIXCEL☆EVO IX」が獲得、総合でも3番手という好位置からのスタート。しかし序盤でパワーステアリングのトラブルで後退、ここからは実力に勝る「ENDLESS ADVAN CS-Ⅹ」と、前戦から加わった強力な"助っ人"によりチームの総合力を高めた「眠眠打破ingsランサー」の一騎討ちに。
逃げるエボリューションⅩを眠眠打破ランサーが追い上げ、最後は5秒を切る僅差にまで迫りましたが惜しくも一歩及ばず。「ENDLESS ADVAN CS-Ⅹ」が優勝を飾り、シリーズランキング争いでもトップに浮上しました。
※写真は眠眠打破ingsランサーの松本達哉選手、さすがにこの巨大な眠眠打破は本物ではありません・・・。

ST-3クラスも序盤で早々にトップを走っていた「FINA ADVAN M3」がトラブルでリタイア。ここからは「5ZIGEN NSX」が安定感のある戦いぶりを見せて優勝を飾り、こちらもシリーズランキングの単独トップに立つことに成功。これに「KYOSHOメーカーズ岡部自動車RX-7」が今季2回目となる準優勝獲得で続きました。

ST-4クラスはシリーズリーダーの「BOLD WORLD Absolute DIXCEL CIVIC」が決勝前に行なわれたCドライバー予選でエンジントラブルに見舞われ、積み替え作業を余儀なくされます。今季から採用されている1DAYレースでもっとも懸念されたのが、予選から決勝スタートまでのインターバルが短いゆえ、予選でのトラブルが決勝に大きな影響を及ぼしてしまうこと。この懸念されていた事態に直面させられたのが、現在のST-4クラスシリーズリーダーという結果になってしまいました。
これで俄然勝負の行方はわからなくなり、スタートから激しい上位争いが展開されました。しかしトラブルに沈んだりペナルティを科せられて後退するライバルを尻目に、安定感のある戦いぶりを見せたのが「SPOON S2000」。ベテラン三選手がしっかりとマシンをリレーして優勝を飾りました。
ちなみにST-4クラスは今季これまでの全レースで優勝者が全て異なります。この激戦に終止符を打ちチャンピオンを獲得するのは、果たしてどのチームになるのでしょうか。

このようにレースはなかなか見応えのあるものでしたが、締めくくりとなる表彰式は"史上最低"の烙印を押されても仕方のない酷いものでした。
全てはアナウンサーの力量不足によるかと思いますが、進行はグチャグチャ、なんとも締まりのない表彰式になったのです。しかもこのアナウンサー氏、決勝中の実況でも車両名称やドライバー名をかなり間違えていました。こんな素人以下の実況は入場料金をとるイベントには相応しくありません。

なんだかんだで決勝後の取材も終えて東京への帰宅の途につきます。
三連休中日とはいえ、情報では事故などの影響で高速道路は激しく渋滞している模様。まぁこれは想定の範囲内、まずは仙台宮城ICから東北自動車道で南下をはじめますが、渋滞は解消していないというVICS情報受信で福島県内で高速道路を下りるという判断に。
福島市内でノンビリと夕食を摂り、再び東北自動車道で南下を開始。今度は矢板付近の渋滞が酷いようで、所要時間情報から判断して再び手前のICで一般道路へ。矢板ICまでを一般道路でスイスイと走り、VICSや渋滞情報板で表示された高速道路の所要時間よりも早く、再び矢板ICで東北自動車道に合流。
若干の混雑を抜けるとあとは快適そのもの、首都高速の谷町JCTで工事による若干の混雑があった以外は比較的スムーズで、覚悟していた時刻よりもかなり早めの東京帰還となりました。
 
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Posted at 2009/10/13 22:29:27

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この記事へのコメント

2009年10月14日 13:36
ん?
>前戦から加わった強力な"助っ人"?

恐縮デスゥ。(笑)
でも、久々楽しめましたぁ!(^^V
コメントへの返答
2009年10月16日 22:35
やはりレース全体をマネージメントする力、そしてレース中は刻々と変わる状況を常に把握して次の戦略を練り、確実に実行する力が勝つためには必要ですね!

特に耐久レースは勝つためにいくつもある要素がきちんと揃ってこそ強いチームになるので、間違いなく"強力な助っ人"だと思います!

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各種取材やウェブサイトを中心とした制作業務を行なっています。 主なテリトリーは自動車/モータースポーツ、飛行機などの交通関係。 自動車は乗用車からトラッ...
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