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イイね!
2007年09月10日

減少傾向、歯止めかからず

減少傾向、歯止めかからず レース明けということもありますので、またまた今回もスーパー耐久に関する内容を書きたいと思います。

これは以前にも同様の事を記しているのですが、改めて強い危機感を抱かざるを得ない状況にありますので、改めて記すことにします。

写真をご覧ください。
これは先に行われたシリーズ第5戦・決勝レース中に撮影したひとコマです。
コース上を行くのは優勝を飾った「ENDLESS ADVAN Z」ですが、問題はその背景。場所はホームストレート、つまり背景はグランドスタンドです。

空席がとても目立つと思いませんか?

もちろんサーキットレース観戦はグランドスタンドが特等席とは限りません。
特に第5戦が開催された岡山国際サーキットはよりレーシングマシンを間近にできる良好な観戦ポイントがコースサイドに多数ありますので、そういったエリアにも多くのファンが陣取っています。

しかし、例えばSUPER GTと比べた時に、この光景は余りにも寂しいものではないでしょうか?

仕事上の必要性から資料をまとめて愕然とした事実があります。
今季のスーパー耐久は開幕戦から直近の第5戦まで、全ての大会で参加台数/入場観客数ともに減少しているのです。

この事実を関係各位はどのように受け止められるのでしょうか。
私は一歩間違えるとマイナススパイラルに突入していきそうな危機感があります。
「タマゴとニワトリ」的な部分もありますが、参加台数と観客数は"興行"として見れば必ず比例する関係にあります。
つまり台数が減るとレースの魅力が薄まって観客も減る。観客が減ると参加チームのスポンサー減少を招き、参加台数が減る。あとはこれの繰り返しになる最悪のパターンです。

ただしあくまでも"参加型"と割り切ると話は変わってきます。例えばツインリンクもてぎで開催されている「もてぎEnjoy耐久レース」は完全な参加型レースなので、100台以上が参加しますが観客は決して多くありません。しかし、元々のコンセプトは"参加者のためのレース"なので、全く問題なく成功していると言えるのです。

ではスーパー耐久はどうでしょう。
果たして"参加型"なのか、それとも"興行主体"なのか。現状、純粋なプライベーターチームとそうとは言えないチームが混在していますが、これまでは絶妙なバランスの下で共存が図られてきたように思います。
それは誰かがきちんと造り上げたバランスではなく、単なる偶然的な産物だったようにも思いますが。

しかし近年、それが徐々に崩れている様に感じます。このままでは参戦経費の高騰が続き、先に記したマイナススパイラルが現実のものになってしまうのではないかと危惧しています。

今月下旬には韓国での国際交流レースが開催されますが、国際化の前に足元をしっかり固めることが急務であるように感じているのは私だけでしょうか・・・。

ところでみんカラフォトギャラリー「スーパー耐久 第5戦」の模様を掲載しましたので、よろしければご覧ください。
ブログ一覧 | モータースポーツ | 日記
Posted at 2007/09/13 04:19:03

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この記事へのコメント

2007年9月13日 7:57
今日は。J451です。
仰せの通りです。盛り上がらない理由ですが私の考察なので滅茶苦茶ですが。。。
①車好きの若者が激減している。
②車好きは私の様なおじん、おばんしかいない為、レースは好きだし興味もあるが、年齢的に子育てや家庭の環境で見にまではいけない。
③S耐でもそうですが、チューニング&スープアップ度が高すぎて、現実の乗用車とのGAPが高すぎる。それでもS耐は見に行ってみたい気持ちは有ります。
④S/GTに至っては全く違う車/マシンですから、プレイステーションぽい見方ならば高性能ですし、未だにぶつけ合いも有り見ていて面白いので、TV観戦はします。
しかし非現実的でわざわざ行く気には成りません。
⑤F/Nは興味の対象外。これなら若いぴちぴちしたF3や他のJrフオーミュラーの方が見ていて面白い。
⑥F-1は民放は絶対見ませんが、ケーブルは欠かさず息子と見ています。
⑦公認N-0や非公認レース(現代車)はそれなり盛り上がりが有りますが、自分レベルが参加可能な公認レース(現代車&ヒス車)が減ってきている事。
詰まらなくなってきているので参加するのも嫌気が差してきている事。
S耐が昔のN-1耐久時代の様な感じならスポットで参加したいですね。
⑧多分一番盛り上がっているのは非公認K4GPと思いますが、これはこれで非公認の内は内容/特に安全性や審査委員会レベルに限界が有る事。でも他のレースより面白いし、基本が軽自動車と言う範疇なのでレースをする事への世間様への言い訳御題目となるため参加出来ます。
⑨もっとハイブリッド車やEV車のレースが盛んに成れば良いと言うか、全てのレースがエコカーでなければ成らなくなっているはずでしょう。今一生産メーカーの乗りが悪い事に不快感を感じています。以上長文失礼致します。
コメントへの返答
2007年9月14日 19:15
> S耐でもそうですが、チューニング&スープアップ度が高すぎて、現実の乗用車とのGAPが高すぎる。

現在のスーパー耐久は本文にも記したように「参加型」と「観戦型」の境目にあるように思います。

ということはどういうことかというと、参加するにはコストがかかりすぎ、観戦するには一般のファンにとって魅力に乏しい・・・。

なんとも中途半端な状況であるという印象です。
このままではそう遠くない将来、崩壊してしまうのではないかと危惧しています。

今も実際に複数台を参加させているチームが脱退したら・・・、一気に参加台数は減少し、魅力に乏しいものになってしまうのです。

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各種取材やウェブサイトを中心とした制作業務を行なっています。 主なテリトリーは自動車/モータースポーツ、飛行機などの交通関係。 自動車は乗用車からトラッ...
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