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2007年10月17日

西部警察 -スーパーマシンスペシャル-

西部警察 -スーパーマシンスペシャル- なんとなく資料部屋の棚を覗いてみたら、10年ほど前に購入したミニチュアカーのコレクションが顔を出してきました。

毎度お馴染み「トミカ」のセット商品、その名も「西部警察 -スーパーマシンスペシャル-」。

西部警察」は1979年10月から1984年10月にかけてテレビ朝日系列で放映された石原プロモーション製作のアクション刑事ドラマ。

石原裕次郎氏が扮する木暮謙三が捜査課長として警視庁西部警察署に赴任する日から物語は始まりました。
メインキャストは石原氏と、大門啓介部長刑事を演じた渡哲也氏。
アメリカンナイズされた派手なアクションやカーチェイス、爆破などの演出が売り物のテレビドラマでした。

取り敢えずは私も見てはいました。尤も、ストーリーに重みがある内容ではなかったので、それほど熱心に見ていた訳でもないのですが・・・。

今を去ること20年以上前のストーリーですが、このミニチュアカーのモチーフとなったような"特殊車両"の存在も人気を博した理由のひとつ。
特殊な装備を数々備えているのですが、思えば今の時代では決して"特殊"ではないものが多いのです。

例えば自動車電話。
まぁこれは番組が放映開始となった2ヶ月後の1979年12月から東京23区内で一般サービス開始となっていますが、現在のように個人が移動電話器を持ち歩いたり自動車電話を使うことはサービス料金面で非現実的な時代でした。

一部の特殊車両にはサーチライトやビデオカメラが装備されていますが、これについてはビデオカメラは今や警視庁などでは多くのパトカーに装備されるようになりました。
一般市販車でもドライブレコーダーやバックモニター、コーナーモニターなど、カメラを有しているものは決して珍しくなくなりました。

また登場する特殊車両の多くにはコンピューターが備えられています。
これが助手席部分や後席などで、乗員一人分のスペースを占有するほどの大きさ。そこでは今で言うカーナビゲーション的な要素や、発信器をつけた犯人の車両を追跡したり、色々な情報を通信して収集したりという作業が行われます。
これらも、カーナビゲーションは今や当たり前、発信器をつけた車両の追跡もカーセキュリティの分野ではごく一般的なサービスメニューのひとつになりました。
情報通信も各自動車メーカーなどが様々なサービスを提供しており、渋滞情報や駐車場の空き情報、ショップ情報などを得ることもたやすいものです。

例えばオペレーターを呼び出して好みの条件を伝えておすすめの店を紹介してもらう。
この店をオペレーターに自車のカーナビゲーションの目的地として設定してもらう。
そして目的地に向かう過程において、入ってきた渋滞情報を基に短時間で到着できるルートを設定。
そうこうしている間に待ち合わせ相手からのメールが着信。これをボイスコマンドでナビゲーションを操作して受信して読み上げさせる。
相手方の現在地情報をカーナビ上に表示させ、ほぼ同じ時間に到着することを確認して、目的地近くなったら携帯電話で相手と連絡を取り合って無事に合流。

このような流れは今の時代では決して珍しくなくなりましたが、20年ほど前はテレビドラマの中の"特殊車両"の世界だったのです。

技術の進歩を改めて実感させられますね。


なお「西部警察 -スーパーマシンスペシャル-」の各車は「フォトギャラリー」でご紹介しています。
ブログ一覧 | ミニチュアカー | 日記
Posted at 2007/10/20 02:03:55

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この記事へのコメント

2007年10月20日 21:23
これ私も持ってます!
既存の金型ゆえに無理があるのは否めませんが、出来る範囲でスーパーマシンを仕上げたのは凄いと思います。

西部警察は毎週楽しみに見てました。
今見ると子供じみたスーパーマシンですが、小学生だった当時は純粋にカッコイイと思って見ていたのが懐かしいです(笑)

8年前に小樽の石原プロワールドへ行った時、スーパーZやRS-1、サファリの実車を見れて感激しました(^^)
コメントへの返答
2007年10月23日 21:01
ねずみさんもお持ちでしたか。

リアルタイム放映当時も、43分の1サイズのSUPER-ZやSAFARIのミニカーはリリースされていましたね。

プラモデルも放映当時はもちろん、数年前にも復刻されていました。
手元にSUPER-Zの24分の1プラモデルがありますが、ボディ塗装を4年くらい前に終えた状態のままで放置されています・・・。

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