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2012年07月29日 イイね!

全日本ラリー選手権 第5戦・4 (渋川 → 東京)

全日本ラリー選手権 第5戦・4 (渋川 → 東京)全日本ラリー選手権の第5戦、「モントレー2012 in 渋川」は勝負が決するDay2を迎えました。
実はDay1が終わった後、土曜の夜からは渋川市内中心部でも雨が降りました。ラリーウィークに入ってから、伊香保周辺では夜に一雨というパターンが続いていましたが、市街地でも降ったのはこの夜が初めて。当然、林道のSSもウェット路面に転じていると予想され、果たして競技がスタートする頃に路面がどんな状態になっているのかが気になるところでした。

いざフタを開けてみると、朝から太陽が照らしたこともあって路面そのものはドライコンディションに戻っていたようです。しかし、夜間の雨も影響してか気温/路面温度ともに土曜日よりもやや低めに推移。路面グリップが下がった中で、注目の朝一番のSSで速さを見せたのは、0.6秒の僅差で2位につけている奴田原文雄選手組でした。

SS10でアッサリと勝田範彦選手組を逆転してトップを奪うと、そのまま公園のギャラリーステージを含めてマージンを拡大。終わってみれば第2戦・久万高原以来の今季2勝目を快走で飾りました。
一方の勝田選手組は全てのSSを走りきった後、セレモニアルフィニッシュ前の最終TCに早着するというディフェンディングチャンピオンらしからぬミスを犯してしまいました。このTCの扱いについては全参加者向けの公式通知も出されていただけに信じられないミスですが、いずれにしても大量のペナルティを科せられたことでクラス最下位に沈み、シリーズ争いは混沌としてきました。

この日、私は林道のSSには赴かず、公園内での取材・撮影に専念しました。出展ブースの盛り上がりや、ギャラリーステージの様子を撮影し、競技終了後は上位入賞選手らへのインタビューをしていきます。セレモニアルフィニッシュ後、件のペナルティ処理で若干時間を要しましたが、正式結果が発表されてデータを受け取ったら、現場での業務は完了。

渋川市を後にして東京に帰りますが、好天の週末だったゆえに関越道は激しく渋滞しているとの情報。そこで高速道路を使わず、カーナビゲーションとVICS情報を駆使して一般道を移動、途中では「丸亀製麺」で軽く腹ごしらえもして、県境を超えて埼玉入り。

結局、鶴ヶ島ICまでを一般道で移動、ここからは圏央道で一気に高尾山ICまで。渋滞は最大で35kmくらいにまでなっていたそうですが、当方はおそらく渋滞に巻き込まれるよりも早い所要時間で帰宅することが叶いました。
 
Posted at 2012/08/06 18:31:17 | コメント(0) | トラックバック(0) | モータースポーツ | 日記
2012年07月28日 イイね!

全日本ラリー選手権 第5戦・3

全日本ラリー選手権 第5戦・3土曜日になって、全日本ラリー選手権の第5戦「モントレー2012 in 渋川」は競技本番がスタート。朝9時に渋川市総合公園を1号車がスタートして、2日間にわたる激戦が始まりました。

我々取材陣もおのおのが組み立てたスケジュールで撮影や取材に赴きますが、今回はほとんどのメンバーがDay1は行動をともにする展開に。まずはSS3が行われる林道へと向かいますが、メディアポイントの設定されている位置の関係から、比較的朝はゆっくり出来たのが嬉しいところ。宿泊している「エクセルイン渋川」は早朝6時30分から無料サービスの朝食をいただくことが出来るので、ラリー取材では珍しくホテルで朝食を摂ってからの行動開始となりました。

そして、SSに向かう途中で絶対に忘れては行けないのが、コンビニエンスストアでの買い出し。朝から気温がグングン上がっている中、熱中症予防のためにも昼食に加えて多めの飲料水を調達していきます。社用車1号機(日産フーガ 350XV)には、簡易的なものですが保冷バッグも常備してあるので、凍らせて店頭に並んでいるスポーツドリンクやお茶と、普通に冷やして売られている飲料水をいつもより多めに購入。準備万端整ったら、SSへと向かいます。

今回の出走台数は51台。しかし、競技は序盤から有力選手がリタイアを喫するなどタフな展開で進んでいきます。
我々も熱い中ではありましたがSS3で全車を撮影して、その後は位置的に隣の山に設けられているSS6へと移動して、再び撮影に従事。2本のステージで撮影を終えたらサービスパークに戻り、夕方以降は競技を終えて戻ってきた選手のコメントを取ったり、サービス風景や選手の顔写真を撮影するという流れで取材を進めていきました。

初日、注目を集めたのはFIAアフリカラリー選手権でチャンピオンを獲得したこともある三好秀昌選手が駆る「CUSCO ADVAN 86」。前戦の北海道洞爺ではJN3クラスの準優勝を獲得した話題のトヨタ86ですが、今回はSS3からクラストップの座に立って快走。
惜しくも終盤のSS8で駆動系にトラブルが生じてしまってデイ離脱を喫しましたが、86初優勝の日がそう遠くないことを予感させる快走を見せてくれました。

総合成績では勝田範彦選手組がトップで折り返し、これを僅か0.6秒差で奴田原文雄選手組が追うという展開に。勝負はこの2台による一騎討ちの様相を色濃くして初日を終えたのでした。
 
Posted at 2012/08/06 01:20:13 | コメント(0) | トラックバック(0) | モータースポーツ | 日記
2012年07月27日 イイね!

全日本ラリー選手権 第5戦・2

全日本ラリー選手権 第5戦・2今回の出張先である渋川市群馬県のほぼ中央に位置する人口およそ8.3万人の町。近年、群馬県といえば猛暑というか、酷暑とも表現したくなるような厳しい暑さで知られています。

ラリーが開催されるこの週末も天気予報では好天が続くとされており、日中の最高気温も37~38℃に達する見込みである、と。これは熱中症への対策も怠るわけにはいきません。我々ラリー取材陣は、競技区間であるSS(スペシャルステージ)内への立ち入りが特に認められていますが、競技がスタートすると最終車両やスイーパーと呼ばれるオフィシャルの車両が通過するまでは、身動きが出来なくなります。そんな中で万が一にも体調不良に陥ったりすると、最悪の場合は競技の進行にも重大な支障を及ぼしてしまう恐れがありますので、アクシデントに対する自己責任意識を持つことに加えて、自らの体調管理にも万全を求められます。

このようなことを記したのは、やはり金曜日も早朝から厳しい暑さに見舞われたから。
この日は各選手が早朝からレッキと呼ばれる下見走行に出かけています。競技本番で走行する各SSを走行して、ペースノートという道の様子を書いたものを作るのです。今回は全日本選手権としては珍しく、各選手は主催者が手配したレンタカーでレッキを行いました。海外では一般的なやり方ですが、若干の費用がかかるにしても事故やトラブルのリスクは低くなりますし、なにより選手がレッキしている間に本番競技車の車検などを進めることができるので、スケジュールも効率的に運びます。これは今後の全日本選手権においても、参考にすべき事例でしょう。

さて、選手がレッキをしている間、私は渋川周辺の観光地を巡っていました。
もちろん個人的に楽しみたいからではなく、これも重要な取材&素材写真撮影です。当地には名湯として知られる「伊香保温泉」や、グルメでは「水沢うどん」などの見どころ・名物が多くあります。これらについての写真は今年のレポートのみならず、来年以降の大会紹介においても重要な素材となるので重要なミッションです。

私自身、サーキットレースとラリー、スピード行事などいろいろなモータースポーツに携わってきて、日本においてモータースポーツ文化をしっかり構築するにはラリーの存在が大きいという認識に至っています。一般的に民間企業が運営するサーキットというクローズド施設で行われるレースに対して、ラリーは町全体が競技の舞台になります。
もちろん最終的な競技走行は林道や特設コースのSS(スペシャルステージ)で行われますが、移動では競技車両が一般車両と一緒に公道を走ります。この移動区間は“リエゾン”と呼ばれていますが、ここでは沿線住民などが競技車両に声援を送っていることも珍しくなく、わざわざこちらから出かけなくても、競技車両の方から住んでいる町にやって来てくれるのが、ラリーならではの特徴ということになります。

もっと言えば、サーキットレースがテーマパークでのイベントだとしたら、ラリーは“お祭り”というイメージ。年に一度、競技車両という“山車”が練り歩くお祭りであり、誰が速いとか強いとかをまずは気にしないで、とにかく戦っている全ての選手に地元の方々が声援を送ってくれるようになればよいと思います。その上で何回も開催を重ねることで、地元でもちょっと詳しい人というのが現れてきて、ひいきの選手や車ができるようになると、ごく普通の住民の皆さんに地域のスポーツのひとつとして根付いていくのではないでしょうか。

遠くから観戦に訪れるにしても、別にラリーが観たいというのではなくて、「観光するなら、ラリーも観られる○○にいこう」ということでよいかと思います。全日本選手権の開催地はおおむね観光スポットや食事、温泉などの資源に恵まれているところが多く、ラリー開催時期に合わせての観光や、どうせ行くならラリーもやっているあの町へ、という方々が増えることで、地域振興にはこの上ない効果を生むだろうと思っています。


さて、こうした思いも持って観光地の取材・撮影が終わったら、サービスパークへと移動。関係各位や、レッキから帰って来た選手の方々と情報交換を行い、あとはメディア受付、ブリーフィングといつもの流れ。
なんだかんだでホテルに帰ったのは19時すぎ、簡単に夕食を済ませたら明日からの競技本番取材に備えて、早寝を決め込んだのでした。
 
Posted at 2012/08/06 00:40:14 | コメント(0) | トラックバック(0) | モータースポーツ | 日記
2012年07月26日 イイね!

全日本ラリー選手権 第5戦・1 (東京 → 渋川)

全日本ラリー選手権 第5戦・1 (東京 → 渋川)早朝、社用車1号機(日産フーガ 350XV)に撮影機材や着替えなどの身の回り品を積んだら、二週連続となる取材出張がスタート。先週は全日本ダートトライアル選手権を取材しましたが、今週は全日本ラリー選手権の取材で群馬県渋川市を目指します。

全9戦のカレンダーとなっている2012年の全日本ラリー選手権、私は初めてシリーズ全戦の現場取材を行う予定でいます。そして、全9戦の中でもっとも注目を集めている大会が、第5戦の「モントレー2012 in 渋川」です。9年ぶりに群馬県で開催される全日本ラリー選手権。伝統の大会名称である“モントレー”が復活を果たす、ということでラリー関係者の期待も高いものがあるようです。

もっとも、私自身は以前のモントレーをあまりよく知りませんし、伝統や歴史という言葉よりも現代の大会としてきちんとした運営がなされるのか、プロモーションや観客対応はどのようになっているのか、という点の方が気になっていました。
いずれにしても私自身にとっては初の“モントレー”、渋川市は右も左もわからないというわけではありませんが、しっかりした取材を実現させるために念入りな下見をすることとしたので、木曜日の現地入りと相成りました。

圏央道に高尾山ICから入り、鶴ヶ島JCTから関越道というルートで移動、お昼に渋川市に到着。まずはサービスパークや大会本部が設けられる渋川市総合公園を訪れてみました。広大な敷地の運動公園、その中にある駐車場のうちの2つがサービスパークに指定されています。実際に現地でわかったことは、サービスパークとしては少々手狭な感じが否めないこと。さらに意外なことに携帯電話の電波状態があまりよくありません。

ここで搬入・設営のためにやって来た関係各位とご挨拶を交わした後は、林道SS(スペシャルステージ)を見に行ってみることに。事前に一般公開されている地図を頼りに、サービスパークや宿泊するホテルなどからの所要時間をメモしながら、移動区間の道路状況などを確認していきます。
おおむね市街地中心部から1時間以内で到着できること、2つあるSS間は20分以内と意外に近い関係であることを確認したら、今日のロケハンも無事終了。

予約してあるホテルにチェックインして一息ついた後は、先程サービスパークで合流していた関係各位と一緒に晩御飯。
食事を終えてホテルに戻ってからは制作作業の仕上げに従事、なんだかんだで床についたのは日付が金曜日に変わった午前3時すぎのことでした。
 
Posted at 2012/08/05 23:56:00 | コメント(0) | トラックバック(0) | モータースポーツ | 日記
2012年07月22日 イイね!

全日本ダートトライアル選手権 第5戦・2

全日本ダートトライアル選手権 第5戦・2一泊したダイワロイネットホテル八戸を午前7時前にチェックアウト。全日本ダートトライアル選手権の第5戦、その戦い本番を取材するべくサーキットパーク切谷内へと向かいます。

昨年よりも2週間開催時期が前倒しされた切谷内ラウンド。昨年はとにかく猛暑で、主催者が大量に用意した氷は次々と参加者がパドックへと持ち帰る光景が見られました。ところが今年は薄曇りということあって、昨年とは比べ物にならないくらいの快適さ。むしろ人によっては肌寒ささえも覚えるほどで、主催者が用意した氷には誰一人見向きもしないというような状況となりました。

ダートトライアルは1日に各選手が2本の走行に臨みますが、私は1本目はコース内で走行シーンを撮影することに。100台を超える参加台数、次々とやってくるマシンを休みなく撮影していると、意外とあっと言う間に時間は過ぎていくものです。
今年はピーカンの快晴ではなかったことと、やや散水量が多めだったこともあるようで、走行の際に巻き上げられる土埃の量は少なめでした。おかげで、洞爺の全日本ラリーと比べても頭から被った土埃の量は段違いに少なく、カメラやレンズへの影響もそれほど心配する必要がなく、撮影者としては快適そのもの。

もっとも、勝負の方は路面とタイヤのマッチングを見極めるのがとても難しく、同じクラスの車両同士でも一方は超硬質路面用タイヤ、もう一方は軟質路面用タイヤと選択がバラバラで、極端にいえば「それぞれの選手が、好きなものを使えばいいんじゃない?」というほどに、タイヤ選択が分かれる展開となりました。

そんな中、個人的に注目していた選手が好成績をおさめてくれました。
Dクラスではインプレッサを駆る谷田川敏幸選手が、このクラスに移籍後の初優勝をゲット。昨年までのSC3から移ってきた谷田川選手、マシンの仕上がり具合もよいところまで来たようで、後半戦のさらなる活躍が期待されます。また、SA2クラスではランサー使いとして知られる荒井信介選手が今季初優勝。難しい路面コンディションの中、第2ヒートで鮮やかな逆転勝利を飾ってくれました。

さらにAPRC(FIAアジア・パシフィック・ラリー選手権)参戦などで知られる田口勝彦選手が、SC3クラスで3位表彰台を獲得。今季はダートトライアルに復活を果たした田口選手、MAD-CROCカラーがコース上では一際の存在感を見せるランサー・エボリューションⅩですが、じわじわとマシンの完成度も高めてきています。ラリードライバーではもう一人、地元・青森の大西康弘選手も快走を見せてSA2クラスで3位表彰台を獲得。全日本ラリー選手権にはエボリューションⅩで参戦する大西選手ですが、ダートトライアルにはエボリューションIXを駆っての出場、持ち前の豪快な走りで好成績をおさめてくれました。

無事に取材が終了した後は、急遽予約した八戸市内のホテルにチェックイン。当初は他の町へ移動することも考えたのですが、時間をより有効に使うべく八戸に留まることに。制作作業にあたりますが、ここから先は海外で開催される競技会への対応がメインとなるため、チェックインして軽く食事をとってから、少しばかり仮眠をして体力温存です。
 
Posted at 2012/08/05 01:06:23 | コメント(0) | トラックバック(0) | モータースポーツ | 日記

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各種取材やウェブサイトを中心とした制作業務を行なっています。 主なテリトリーは自動車/モータースポーツ、飛行機などの交通関係。 自動車は乗用車からトラッ...
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