近年は中国やインドといった新興国の経済活性化に伴い、これらの国や地域ではモータリゼーションの普及も加速しています。当然、自動車生産も盛んになってきており、例えばインド最大の自動車メーカーである「タタ・モーターズ」は、格安小型車の「ナノ」については日本でも報道などで話題を集めましたし、なにより今日ではジャガー・ランドローバー」の親会社としても存在感を見せています。
自動車の世界で、近年その存在感を高めている存在といえば「ハイブリッドカー」。1997年に初代のトヨタ・プリウスが登場、当時はその先進性を讃える声がある一方で、ハイブリッドは環境対応車の本流にはなり得ないという意見もあり、その後の市場での受け入れられ方には注目が集まりました。その結果がどうなったのかは、皆さんがご承知の通り。まだまだ車種の数は限られるものの、プリウスに至っては月間の銘柄別販売ランキングで何回も首位に立ち、ハイブリッドカーはすっかり街中で頻繁に見かける光景のひとつになりました。
これらと比べて「カムリ」の内装。写真にもあるようにT字型の全体造形は昔からのセダンユーザーでも違和感無く受け入れられる落ち着いたもの。シルバーやカーボン調の加飾パーツはやや存在感が大きすぎるような気もしますが、この辺りも年配のユーザーにとっては豪華さを感じられる部分になってくるのでしょう。
もっとも、本当の意味で長尺物を積むための「トランクスルー」であれば、助手席スペースも使える方がベスト。しかしこの車、右側のみ、つまり日本市場では運転席側にしか開口部がありません。この件とあわせて気になったのは、バッテリーの冷却風取り入れ口が後席脇に設けられていますが、それはシートの左端に設けられています。つまり左側通行の日本市場では左右のうち圧倒的に使用頻度の高い左側のリアドアを使って乗降するたびに、この存在を気にすることになります。もっと言えば乗降時に手をつきたい位置に開口部があるので、はっきり言って邪魔と思うユーザーがほとんどでしょう。
1987年の秋に開催された第27回・東京モーターショー。いま振り返ってみると、これが晴海の見本市会場で開催された最後のモーターショーになりました。
「新型ルノー・メガーヌ(5ドアハッチバック)」をご紹介するエントリの後編。
しかしバリエーションは2つの類別が用意されています。
また、メーターパネルも両者ではことなっており、「プレミアムライン」はデジタル・スピードメーターとタコメーターをはじめとしたアナログメーターを組み合わせたものを採用。これにはメーター外縁が光る仕掛けが組み込まれていて、走行状態によって光り方や色合いを変えてドライバーの注意を促すというデバイスにもなっています。一方の「GTライン」には、「メガーヌ・ルノースポール」と同じタイプのアナログメーターを採用。これは否が応にもスポーツムードを高めてくれるポイントになります。
さらに特記しておきたいのが、安全運転をサポートする利便性の高い機能装備群。
これは私自身がフランス車を所有し、最近になって初めてドイツ車のオーナーとなって感じたことでもあるのですが、古典的な価値観なのかもしれませんがドイツ車は質実剛健で道具としての出来ばえには文句のつけようがありませんが、あくまで縁の下の力持ち的にライフスタイルを支えてくれる存在であるという印象があります。出しゃばらなくて良い部分もありますが、所有しているだけでは何の不満もないかわりに、劇的な変化もカーライフスタイルに起こりません。その点、フランス車というのは判官贔屓があるかもしれませんが、どこかカーライフを明るくしてくれる存在であり、縁の下の力持ちではなく隣に並んでいる友達のような感覚があるのです。
去る5月26日、ルノー・ジャポンは三代目となる「新型ルノー・メガーヌ(5ドアハッチバック)」を発表、同日から販売を開始しました。この日、二子玉川ライズで開催された報道関係者向け発表会にお邪魔してきましたので、今回はこのニューモデルについてご紹介します。
「メガーヌ」は量販車種ということでエンジンやボディのバリエーションが多彩なのですが、日本市場では一足先に「メガーヌ・ルノースポール」が導入されています。こちらは3ドアのクーペタイプでスポーツドライビングに最適化されたシャシーを筆頭に優れたパフォーマンスが特徴のモデル。2010年12月に記したエントリではそのインプレッションをお伝えしていますが、これに続いて今度は普及仕様とも言える5ドアハッチバックモデルの導入が始まりました。
まず全体像としては全長4,325mm×全幅1,810mm×全高1,470mm(プレミアムライン)/1,460mm(GTライン)というディメンションは、現代のCセグメントのド真ん中という感じのもの。ちなみにフォルクスワーゲン・ゴルフと比較すると、全長+115mm×全幅+20mm×全高-15mm(プレミアムラインとTSIコンフォートライン比)/±0mm(GTラインとGTI比)となり、若干「新型ルノー・メガーヌ(5ドアハッチバック)」の方が大きい寸法となっています。
室内については最近流行りの翼を拡げたようなインパネ上面が浮いているようなデザインで、高い質感と広々感を見せています。サイズアップされたのですから広くなっていて当然という話もありますが、時代が求めている安全性能を確保した上で、室内は前後左右方向にしっかり大人4人がくつろげる余裕を持たせてあり、かつ単に“だだっ広い”のではなく、セグメントに相応しいかそれ以上のしっとりした包まれ感が心地よい空間です。|
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