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2011年07月26日 イイね!

2011 夏の北陸、街並み散策&食紀行 (1日目・1)

2011 夏の北陸、街並み散策&食紀行 (1日目・1)6月の下旬にドライブガイドのネタ収集や写真素材撮影を目的として訪れた北陸。金沢市に2泊3日する行程で、市内観光を中心に石川県のみならず、福井県富山県も巡りました。

各地ではいくつかの観光スポットに立ち寄りつつ、地元に根付いている味も楽しんできました。食についてはいわゆる“定番”のお店やエリアよりも、ごく普通に地元の方々が利用しているような店を優先的にチョイスしていますが、コストパフォーマンスの高い美味しい食事を各地でいただくことができました。

この2泊3日の北陸紀行、改めてその行程や訪問先を整理して、ご紹介していこうと思います。



■東京→敦賀、570kmのドライブ

私が住んでいるのは東京都町田市。最寄りのインターチェンジは東名高速道路の横浜町田IC。まずはここから高速道路に入って、西を目指して走ります。

一宮JCTからは名神高速道路にリレー、さらに進んで米原JCTからは北陸道へと車を進めていきます。そして敦賀ICで流出して一般道へ。ここまでの道のりは約570km、所要時間は8時間半くらいになるでしょうか。

北陸を巡る今回の旅、まずは福井県からその行程をスタートさせるプランを構築しています。
敦賀市内からは国道27号を西に進み、小浜市を目指していきます。



■小浜・夏の風物詩を巡る朝

小浜市をまず最初の目的地としたのには大きな理由があります。
この町、実は隠れた(?)“和スイーツの宝庫”。以前は当地を冬に訪れ、冬場だけの季節限定販売となっている「丁稚ようかん」を買い求めたことがあります。冬の季節限定があるのですから、当然その逆に夏の季節限定も存在しています。それが“葛まんじゅう”なのです。

若狭地方は良質な葛の産地として有名です。秋の七草のひとつでもある葛は、その根からデンプンを得ることができます。これが“葛粉”と呼ばれるものですが、お菓子の材料として使われるほかにも、薬効があることから「葛根湯」などでもお馴染みでしょう。
そして、和菓子で言えばなんといっても「葛まんじゅう」に尽きます。地元でとれる良質な葛粉を使った「葛まんじゅう」は当地の名物であり、夏の時期は店頭で冷水に浸けて売られている模様が、ひとつの風物詩にもなっています。

そこでまず訪れたのは、「菓子司 木屋傳」というお店。
こちらには朝9時の開店とほぼ同じタイミングで訪れたのですが、ちょっと訪問が早すぎたのか葛まんじゅうの用意はまだ整っていませんでした。おもむろに運ばれてきたのは出来立てほやほやの葛まんじゅう。これを冷水で冷やすわけですが、数分が経っていただいたものはまだ冷えきっていない温かさの残るものでした。
しかし、これはこれでなかなかの美味しさ。完全に固まりきっていない葛はなめらかな食感を楽しめますし、中の餡も温かさが残っているので上品な甘みがより強調されて、朝一番の訪問でなければ味わえない美味しさを楽しめました。

 【菓子司 木屋傳】
福井県小浜市小浜白鬚42
電話番号  0770-52-0565
営業時間  9:00 ~ 19:00
定 休 日  不定休
駐 車 場  なし




■名店の誉れに恥じない美味しさ

北陸紀行初日の朝は、小浜市で和菓子屋さんをハシゴすることから始まりました。
2件目として訪れたのは「御菓子処 伊勢屋」。こちらは個人的な印象として、市内ではもっとも全国にその名を知られている感じがしています。私自身もこの店を訪れるのは今回が初めてではなく、初めての福井県訪問となった2008年12月27日にも訪れています。

同店は朝8時からの営業。既に開店から1時間半以上が経っていたためか、店内は活気に満ちていて先客もいらっしゃいました。店舗に隣接する駐車場にも、朝早いというのに関西方面のナンバーをつけた車が2台ほど停められています。

店内では、まさに夏の小浜を感じさせる光景が待っていました。地下30メートルから湧きだしている冷水に浸かる、お猪口に入れられた葛まんじゅう。これがガラスの器に盛られて供されるのですが、見た目だけでも涼を感じさせてくれます。
気になる味ですが、これはもうスーパーマーケットなどで売られている量産品の葛まんじゅうとは全くの別物です。葛そのものの滑らかさが全く違い、如何に量産品には色々な添加物が多く入っているのかを感じさせるほどです。

ここではせっかくの機会なので3つを注文してみましたが、上品な甘さとのど越しの良さが相まって、ペロリといただいてしまいました。

 【御菓子処 伊勢屋】
福井県小浜市一番町1-6
電話番号  0770-52-0766
営業時間  8:00 ~ 19:00
定 休 日  水曜日
駐 車 場  専用駐車場あり



■地域に愛されるカフェ・スタイルでいただく葛まんじゅう

和菓子屋さんのハシゴ、その締めくくりとして選んだのが「志保重」。こちらの西津店はスーパーマーケットに隣接しているのですが、3卓の喫茶コーナーも設けられてちょっとした一休みに最適な感じです。
こちらの店頭では特に冷水に浸けるような演出はありませんでしたが、短い時間ながら落ち着いた中で葛まんじゅうを楽しめるという点では、今回訪れた店の中でナンバーワンの環境です。

注文した葛まんじゅうは、白いお皿に載せられてやってきました。
食べてみると、たしかに他の2店とは違う個性を感じられます。というか、同じ葛まんじゅうでありながら、訪れた3店それぞれに独自性を見いだすことができました。もちろん上質な葛を使っていることは全ての店に共通。その上で葛の硬さ、あとは餡の甘さの違い、これらの組み合わせでそれぞれの個性が出ているように思えます。

こちらの「志保重」さん、その点でいえば子供からお年寄りまで幅広い層に好まれそうなスタンダードな味わいでした。葛は比較的しっかりした歯ごたえで、餡もやや甘め。しかし、お店を訪れたときには、おそらく徒歩で来られたのであろう近所のご家族が先客としていらっしゃったことからもわかるように、地域に根付いた店として愛されているようです。ならば、こうした方向性も納得のいくもの。

ちなみに今回いただいた3店、その全てで葛自体には甘さがつけられていませんでした。ここが市販量産品との決定的な違いだと思います。甘さを求める向きには物足りなさもあるでしょうが、だからこそ上質な葛そのものの美味しさ、そして餡の美味しさを楽しめるのだろうと思いました。

 【志保重 西津店】
福井県小浜市雲浜1-8
電話番号  0770-53-0599
営業時間  10:00 ~ 20:00
定 休 日  不定休 (年2回)
駐 車 場  ママーストアー西津店を利用可



■百聞は一食にしかず

葛まんじゅうを堪能した後は、国道162号で海沿いを走り、三方から国道27号に移って来た道を敦賀市へと引き返します。
なお国道162号沿いの三方湖周辺では梅の栽培が盛ん。日本海側最大の梅産地として知られており、その栽培は天保年間から始まっているそうです。この時も青梅の収穫を行っている様子を沿道に見て取れました。

さて、敦賀市に到着したら時刻はお昼どき。この町では名物の「ソースかつ丼」をランチにいただいてみることにします。
やって来たのは「敦賀ヨーロッパ軒」の本店。元々は福井市にある「ヨーロッパ軒」の暖簾分けで生まれたお店だそうですが、開店したのは1939(昭和14)年と古い話で、既に長く独自の歴史を刻んでいるお店です。

街中にあるお店は、懐かしい感じの“洋食屋さん”そのものといった感じ。そう、レストランではなくて“洋食屋さん”。決してべらぼうに高級ではないのですが、家族で夕食に出かけるにしても、よそ行きの服でちょっとだけ身なりを整えて行く、という昭和の高度成長期にみられた風景を思い起こさせる雰囲気のお店です。
店内はやはり賑わっていました。ただ、観光客と地元客の比率が3:7くらいで、地元の方が圧倒的に多かったのは意外といえば意外。家族連れはもちろん、仕事途中のサラリーマンや作業員風の方々も、お昼を気軽に食べにやってくる地元密着型のお店であることを再認識した次第です。

注文したのは「かつ丼セット(1,050円)」。メニューを見ても“ソース”という前置きはなく、ここで“かつ丼”と言えば“=ソース”なのです。ちなみに単品では840円、味噌汁とサラダがついて1,050円というお値段です。
正直に言えば、これまでにソースかつ丼なるものはあちこちで食した経験がありますが、私はあまり好きではないのです。単にカツをご飯の上に載せてソースをかけただけ、というものが多かったように思えて、この時も“かつ丼”を注文しようか最後まで迷ったくらいなのです。
ゆえにあくまでも“せっかく来たんだから頼んでおくか”という程度で、期待はほとんどしていませんでした。

やがれ運ばれてきた“かつ丼”とご対面・・・。
ボリュームが予想以上・・・。大盛りではなく普通のサイズですが、厚手のカツが3枚も載せられています。丼も決して上げ底ではなく、ご飯の量もなかなかのもの。女性など食の細い方は「ミニかつ丼(525円」を注文した方が賢明に思えます。
そして一口いただいてみると・・・、美味しい!! ソースはいわゆる“お店秘伝の味”という感じで、いろいろなものを調合したオリジナルであることが明白。一般的なウスターやトンカツソースとは全く異なり、甘辛い感じの味わいがご飯にも最適で食が進みます。

これはやられました・・・。やはり百聞は一見に、いや“百聞は一食にしかず”です。自分の先入観を恥じるとともに、ここにはまた食べに来たいと思った次第です。
 
 【敦賀ヨーロッパ軒・本店】
福井県敦賀市相生町2-7
電話番号  0770-22-1468
営業時間  11:00 ~ 20:00
定 休 日  月曜日、第2・3火曜日(祝日は営業)
駐 車 場  専用駐車場あり



●ルートマップ|町田 → 菓子司 木屋傳 → 御菓子処 伊勢屋 → 志保重 → 敦賀ヨーロッパ軒・本店
 
Posted at 2011/08/04 17:15:20 | コメント(0) | トラックバック(0) | ドライブ・観光ガイド | 日記
2011年07月05日 イイね!

ギネスが認める歴史と伝統

ギネスが認める歴史と伝統2010年10月12日付のエントリでもご紹介していますが、誰もが知っている“世界一の記録がたくさん詰まっている本”といえば、ギネスブックという呼び名で親しまれている「ギネス世界記録」。
いろいろなジャンルの世界一が集められており、もちろん日本で記録されている“世界一”もたくさん紹介されています。また、近年になってもいろいろな事項の世界一を観光資源にしようという動きは各地で見られ、構造物から食べ物まで地域興しの一環としても“ギネスブックに載ること”は特別な意味を持っています。

そんな中で、ちょっと古い記事ですが最近になって気になったニュースがこちら。

●1300年以上、山梨の旅館「世界一古い」 ギネス認定
asahi.com(朝日新聞)  2011年5月26日 8時12分

世界一古い、つまり長い歴史を誇る宿泊施設として、これまでは日本の石川県は粟津温泉にある「法師」が、718年の創業ということで認定されていました。
ところがここにきて、山梨県にある「慶雲館」が、さらに13年古い705年の創業ということで、新たに世界一古い旅館として「ギネス世界記録」の認定を受けたというのです。

これはどちらにとっても商売上の影響が大きい出来事でしょう。
法師」にしてみれば、これまで使ってきた「世界一の長い歴史を誇る旅館」というフレーズを使えなくなってしまいます。もちろん旅館の善し悪しは歴史の長さに関わらず、基本的なサービスや施設の充実度、食事や温泉の質によるところですが、やはり初めてその存在を知ったときに「ギネス認定の世界一長い歴史ある旅館」と聞けば、誰もが他の施設よりも興味をそそられて注目するであろうことは間違いありません。
一方の「慶雲館」にすれば、認定を受けたことで「世界一」を大々的にアピールしていけることになります。
やはり記録というのは“一番”でなければならず、“二番”というのは一番の半分以下、いや10分の1にも満たない程度のインパクトしか、こうした商売上の話では持ち得ない様に思ってしまいます。

ちなみに創業200年を超えて経営されており、かつ創業家が経営に関わっている上で健全な財務状態であることを入会の条件としている「エノキアン協会」という団体があります。その条件だけ見ても“老舗の集まり”であることがうかがわれますが、会を発足させたのはフランスのリキュール製造メーカー。その輪は今や世界中に拡がり、日本からも)、株式会社虎屋(1537年創業)、月桂冠株式会社(1637年創業)、岡谷鋼機株式会社(1669年創業)、株式会社赤福(1707年創業)、そして法師(有限会社善吾楼)が加盟しています。
過去には世界一古い企業と言われていた株式会社金剛組(578年創業)も加盟していましたが、2005年に創業家一族が経営から離れたため、現在はメンバーを外れています。
そしてまた、今回「世界一の長い歴史を誇る旅館」として認定された「慶雲館」もエノキアン協会の会員ではありません。果たして創業家一族が経営に携わっていないのか、それとも単に加盟していないだけなのかは分かりませんが・・・。

私は残念ながら「慶雲館」、「法師」のいずれにも宿泊したことがありません。やはりこれだけの歴史を誇る宿と聞くと、興味はとても湧いてきます。
一度はぜひとも泊まってみたいものですが、長い伝統に胡座をかくようなことのない素晴らしいサービスを受けられることを期待しています。
 
※写真は石川県の「法師」。
 
Posted at 2011/07/21 21:55:39 | コメント(0) | トラックバック(0) | ドライブ・観光ガイド | 日記
2011年07月03日 イイね!

各地の名物でコラボレーション

各地の名物でコラボレーション取材などの出張で全国各地を訪れる機会が多いのですが、各地での名物や特産品となっている美味しいものをいただくのは、やはりビジネスであっても旅の楽しみのひとつになっています。さらにお土産として持ち帰って、東京に帰ってから改めて美味しくいただけるものであれば、楽しみはより長く続くというものです。

写真はある日の夕食。この夕食、三カ所の特産・名物がコラボレートしたかたちの贅沢な食卓となりました。

まずは私の育った故郷でもある北海道の十勝地方から「豚丼」。今やすっかり全国区の知名度を誇る名物になりましたが、豚の薄切りロース肉を甘辛いタレで絡めながら焼き上げ、それをご飯に載せていただくというものです。この説明からも想像できるかと思いますが、調理そのものは決して難しいことではありません。さすがに家庭で炭火を使って焼き上げるのは困難でしょうが、フライパンでも充分に美味しい豚丼を作ることができます。
そしてタレについては、市販の「豚丼のタレ」を使えばOK。ソラチベル食品が大きなシェアを持つ“両巨頭”なのですが、これらの製品は北海道内のスーパーマーケットやコンビニエンスストアで手軽に入手出来ますので、北海道出張の折りに購入して持ち帰ったり、北海道から本州に来られる方にお願いして買って来てもらったりしています。

次に小皿に用意したのは、福岡県にある天ぷらのひらおで購入してきた「いかの塩辛」。もっとも、これは一般的な“塩辛”というよりは“浅漬け”といったほうがイメージとしては正しいような感じがします。
新鮮なイカを柚子の風味も効かせて塩辛にしていますが、防腐剤などは一切使われていないので消費期限は僅かに5日間。しかし、冷凍すれば保存はききますので、東京に持ち帰ったらすぐに小分けにして冷凍庫に入れています。これを随時、食べたくなったら自然解凍して食卓に載せるのですが、ちょっとしたつまみにも最適の一品です。

さらに碗ものとして用意したのは、石川県で購入した「お吸物最中」。その名の通り、最中の中身は吸い物の具などが入っていて、これを半分に割って碗に入れ、湯を注ぐと出来上がりという一種のインスタント食品です。
もちろん最中そのものも具のひとつになります。そして種類もいろいろと用意されており、おすまし/しじみの吸い物/野菜コンソメスープ/たまごスープ/きのこスープ、という感じでバラエティ豊かです。

このように、北海道、九州、そして北陸と各地の名物を一同に並べてみた食卓。
決して高価な具材や商品を並べたというわけではありませんが、こうしてコラボレーションさせるとより贅沢で美味しい夕食を楽しめるものです。
 
Posted at 2011/07/17 22:01:00 | コメント(1) | トラックバック(0) | ドライブ・観光ガイド | 日記
2011年06月23日 イイね!

甘党ハイウェイ

甘党ハイウェイいわゆる“高速千円”が終了して、次の週末からは高速道路の通行料が激減するのではないかと言われています。主に観光・行楽需要の喚起を目的として施行された割引制度だったがゆえに、その恩恵に浴してきた観光地などは冷や汗ものかもしれません。
従来のエントリでも記してきましたが、日本の高速道路通行料金には、まだまだ引き下げる余地があると思っています。そしてその引き下げとは、この“千円高速”のような税金の投入により正規料金との差額補填ではなく、あくまでも民間企業となっている各高速道路会社の経営努力によるものであるべきだと強く主張したいところ。

小泉政権下に民営化された高速道路は、現在では各地域毎の高速道路会社が運営しています。俗に言う国営事業の民営化では鉄道や通信、郵政などの前例がありますが、民営化されることで経営の効率化や競争原理の導入による価格の引き下げ、そしてサービスの向上などが期待されます。一方では効率化のために需要の少ないところは合理化の対象となるという面もありますが、少なくともこれまで鉄道や通信については“国営時代”よりもサービスの向上が図られたことは間違いないかと思います。

では高速道路についてはどうか。
鉄道や通信のように純粋な民間企業の競争相手がいないこともあって、なかなか経営努力やコスト削減という部分では具体的に成果や方向性見えてこないようにも思えてなりません。

そして、サービスという部分では安全で快適な道路環境の提供を第一義の前提とした上で、より使いやすく、便利で、といった部分の顧客満足度を高める努力が必要です。
今のところ需要の大きなところからサービスエリアやパーキングエリアの施設改修が進められていたり、インターネットなどを活用した情報発信などの面では、公団時代よりいくらかの前進を見て取れるように思えます。
しかし一方では無駄な宣伝やイベントの開催も目につきます。妙に豪華だけれど誰も手にとらないような紙のリーフレットを作るのは、公団時代からの“カネ使い”の常套手段。さらに最近ではわざわざタレントを使って大々的な宣伝活動をやってみたり、モータージャーナリストを称する面々を使ってサービスエリアなどでイベントを行ってみたり。どちらもその効果は限られたものですし、費用対効果としてはユーザーメリットよりも出演者や広告代理店のメリットの方が大きいように思えてなりません。

ただ、前述のサービスエリアやパーキングエリアの充実度向上につながる部分ですが、イベントはイベントでもエンドユーザーにとっても楽しめる面白い企画も増えてきました。

●第1回 SA・PA スイーツコンテスト
NEXCO中日本(中日本高速道路株式会社)

NEXCO中日本が開催するこのコンテストは、管内のサービスエリアやパーキングエリア、合計39箇所(上下線は各1ヶ所でカウント)が参加して創作スイーツメニューをそれぞれに生み出しました。
そして、このメニューは6月17日から7月3日の期間中に“予選”として各エリアでユーザーに提供されます。そして期間中の売り上げ状況や試食会での評価を総合的に勘案して、管内4つのブロックから6つのメニューを選定するとなっています。
メニューの詳細はリンク先ページに詳しいですが、その内容はなかなかオリジナリティにあふれたもの。各地域の特産品を巧みに用いて、土地の風土も感じさせる興味深いメニューがズラリと並んでいます。また価格的にも決して高価ではなく、ドライブ途中のちょっとした休憩のお伴にちょうど良い感じ。

これは特に甘いものに目がないという女性の方には必見のイベントでしょう。
ドライブや観光でのお出掛けに際して、メニューから気になるスイーツを選んで、そのために休憩するサービスエリアやパーキングエリアを決める、という方もいらっしゃるかもしれません。いや、これだけ魅力的なメニューであれば、路線上のサービスエリアやパーキングエリアをハシゴして、スイーツを食べることを目的としたドライブプランを組み立ててみるのも悪くないかもしれません。

ぜひ皆さんも、コンテストに参加しているサービスエリアやパーキングエリアを利用の際は、これらのちょっと面白い創作スイーツを楽しまれてみてはいかがでしょうか。
 
 
※掲載した写真はイメージであり「第1回 SA・PA スイーツコンテスト」とは関係ありません。
 
Posted at 2011/06/26 23:19:47 | コメント(0) | トラックバック(0) | ドライブ・観光ガイド | 日記
2011年06月21日 イイね!

北海道の味いろいろ

北海道の味いろいろ2泊3日の北海道一人旅から帰って来た、相棒の“しろぶぅさん”。
行き先は帯広市を中心とした十勝地方、私にとっては子供の頃から長年過ごした故郷ですが、愛着度は私よりも山口県生まれの“しろぶぅさん”の方が数段上という感じになってしまいました。今や、私にとっては出張先のひとつ、という程度の位置づけですからね・・・。
近年は「Rally Hokkaido」、過去には「十勝24時間レース」で、毎年訪れている出張先。私一人ではなく、“しろぶぅさん”も同行しての出張が多い地であるがゆえに、すっかり地理や地域性にも明るくなって“第二の故郷”となっているようです。

そんな十勝ならではのお土産を買ってきてくれましたので、この場でもそのうちのいくつかをご紹介してみようと思います。


まずなんといっても十勝といえばお菓子。牛乳や小麦、小豆に砂糖と、お菓子の原材料についても日本を代表する一大生産地であるがゆえ、良質な素材を活かした美味しいお菓子が、首都圏などからは信じられないほどの安価で売られています。
その両巨頭と言えば、「六花亭」と「柳月」。全国的な知名度としては前者の方が若干上かと思いますが、私が好きなのはどちらかというと後者の「柳月」です。

そこで買ってきてくれた中から、特に美味しかったのが十勝地区限定発売の「十勝大納言」。これは良質の地元産小豆を煮詰めて作られた“きんつば”で、想像よりは甘さ控えめ。小豆が本来もっている優しい甘さが口いっぱいに拡がる感じで、女性はもちろん男性にもお薦め。緑茶や紅茶などのお茶請けに喜ばれること間違いなしです。
次に美味しかったのが「月ふわり」。同社には以前、「月の精」という銘菓があったのですが、これはいつの間にか販売が終了となっていました。残念に思っていたのですが、その往年の銘菓を受け継ぎ、さらに発展させたように思えるのがこの「月ふわり」。カステラと饅頭をコラボレートさせる独創的な発想で、もっちりした食感が美味しい。さらに中には餡とチーズクリーム、これらの甘さと塩加減が絶妙なハーモニーです。


ところで「柳月」と言えば絶対に忘れられない銘菓が「三方六」。地元の小麦粉やバター、牛乳、卵をふんだんに使って丁寧に作られたバウムクーヘンは、表面にチョコレートで白樺の木肌を再現。バウムクーヘンの層は白樺の樹の年輪そのものという感じで、いつ食べても飽きない定番の美味しさです。
今回は新たなバリエーションとして人気の「開拓三方六メープル」を買ってきてくれました。封を開けると拡がるメープルの香り、しかし味の方は甘さ控えめで上品な味わいです。

ちなみに同社の組織図を見ると、製造統括本部の中に製造部があり、ここがお菓子の生産を担っているようです。そして、その中には独立した“三方六課”というセクションがありました。このことからも、同社にとって「三方六」が如何に大切な商品であるかをお分かりいただけるかと思います。


さて、お菓子のほかに買って来てもらったもののひとつが、北海道地区限定販売のインスタントカップ焼きそば。
こう記すと真っ先に東洋水産株式会社の「やきそば弁当」が思い出されますが、こちらについては以前まとめ買いしたストックがまだうちには残っています。
そこで今回買ってきてくれたのは、日清食品株式会社の「北の焼そば 函館いかめし風しょうゆ味」。こちらのシリーズは北海道各地の“ご当地グルメ”をモチーフとした味付けのバリエーションを展開しており、今回食べてみたのは名称にもあるように函館地区のソウルフードをイメージして作られています。

早速作ってみると、まず驚いたのは本格的ないかの風味。しょうゆを垂らした“いかポッポ焼き”のような香ばしさが拡がり、否応なしに食欲をそそります。食べてみると、麺は予想以上にモッチリとした感じで、食べ応えのある内容。具材にもしっかりといかは含まれていて、ボリュームといい食感といい、そしてもちろん味といい、満足度の高い一品でした。
ちなみにこのシリーズはプロ野球の「北海道日本ハムファイターズ」とタイアップして新商品をリリースしており、このあたりも北海道では人気の秘訣となっているようです。
 
Posted at 2011/06/24 22:57:21 | コメント(1) | トラックバック(0) | ドライブ・観光ガイド | 日記

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各種取材やウェブサイトを中心とした制作業務を行なっています。 主なテリトリーは自動車/モータースポーツ、飛行機などの交通関係。 自動車は乗用車からトラッ...
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