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2010年06月22日 イイね!

ターゲットは"ニューフェイス"

ターゲットは"ニューフェイス"4日前付のエントリでカーフェリーの話題を記しましたが、またまた今回も船旅に関するニュースです。

先日は北海道と東北・中部を結ぶ長距離カーフェリーである「太平洋フェリー」の新規造船についてお伝えしましたが、今度は青森と函館を結ぶ「津軽海峡フェリー」から配信された新しい船舶の就航に関するニュースをご紹介しましょう。

●「ブルードルフィン」、「ナッチャンWorld」の運航正式決定!!
津軽海峡フェリー・プレスリリース  2010年6月11日

※掲載写真は現在就航している在来船。

昨年も夏期限定で復活運航を行った「ナッチャンWorld」が、今年も一部週末のみではありますが7月17日から10月31日まで期間限定で運航されることとなりました。私自身は昨年の復活運航と、通常運航されていた一昨年の2回乗船した経験がありますが、未来感覚満点の最新鋭フェリーは乗船するだけでも楽しさがいっぱいです。

そして併せて発表されたのが、新たに就航する「ブルードルフィン」について。こちらは既存の在来船と同じダイヤで運航されますので"速さ"はアピールポイントになっていません。その代わり、甲板にドッグバルコニーを設けたり、船内に専用のドッグルームを備えて、愛犬と一緒に船旅を楽しめるという工夫が凝らされています。

さらに興味深いのが、ダイヤ上で片道3時間40分という短距離航路でありながら、長距離船に勝るとも劣らない豪華な設備を有している点です。
定員4名×4室が用意された「コンフォート」は、ソファーマットレス、テレビ、洗面台を完備。家族揃ってユッタリと津軽海峡を渡ることが出来るでしょう。
カップルやご夫婦にお薦めなのは定員2名×8室が設けられた「ファースト」。ベッド、テレビ、洗面台が用意された洋室タイプの個室で、特に深夜便では周囲に気兼ねすることなく航行中に熟睡することが出来そうです。

さらにその上は定員2名×2室の「スイート」。ファーストよりも広めのベッドルームには、テレビはもちろん、専用のトイレやシャワールームまでもを完備。
そして最上級となる定員2名×1室の「プレミア」ともなると、ベッド、テレビ、専用の洗面所はあたり前として、さらに何とジャグジーやミニカウンター、リビングスペースまでもを完備。ここまで来ると3時間40分という短い航行時間ではもったいない気もしますが、記念日のお祝いや特別な北海道旅行などにあたっては、ちょっとした贅沢空間も良い思い出になるでしょう。

もちろん同社の従来型船舶にも、1等や特等といった個室の備えはありますが、豪華さや洗練度ではワンランク上という印象の「ブルードルフィン」。
7月17日以降、津軽海峡航路に1日2往復の就航となりますが、気になるのは利用料金。大人(12歳以上)の場合、大部屋タイプのスタンダードが2,700円、コンフォートは4,000円、ファーストで5,000円。スタンダードは従来船の2等、ファーストは1等に該当し、その中間的な位置づけがコンフォートとなります。
さらに上級客室になると、スイートは6,000円でこれは従来船の特等にあたります。そしてプレミアは15,000と、やはり料金的にもちょっと飛び抜けた設定。それだけ群を抜く豪華さと快適さを兼ね備えているということなのでしょう。

このような話題に触れて、陸海空問わず"乗り物好き"の身としては黙っているわけには行きません。趣味的な興味はもちろんありますが、話題性の高い船舶にいち早く乗船してみるというのは、仕事上でも何かの役に立ちそうな気がします。
ということで、ちょうどこの就航開始前後で北海道出張の予定がありましたので、「ブルードルフィン」の予約を入れてみました。

果たしてどのような3時間40分の船旅が待っているのか、今からとても楽しみです。
 
Posted at 2010/06/24 01:28:54 | コメント(0) | トラックバック(0) | 航空・鉄道・海運 | 日記
2010年06月18日 イイね!

"移動そのものを楽しむ"、そんな時間の使い方

"移動そのものを楽しむ"、そんな時間の使い方帰省や旅行、出張などで遠くに行く場合、真っ先に思い浮かぶ交通機関と言えば飛行機や新幹線。もっとも昨年の春以降は高速道路料金のETC休日特別割引が実施されたことに伴い、マイカーでの自走派も増えているかと思います。

ところで長距離移動の交通手段として一般的には利用頻度が決して高いとは言えないのがカーフェリー。
全国各地でETC休日特別割引の導入にともない経営が悪化しているフェリー会社のニュースも伝わってくるところです。しかし、未だに鉄道専用の青函トンネル以外は陸続きになっていない北海道への旅行を計画する場合は、カーフェリーの利用も検討されたという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

現在、本州から北海道へは大きく分けて「太平洋航路」「日本海航路」「津軽海峡航路」の3通りがあります。このうち、長距離フェリーと呼べるのは日本海航路と太平洋航路。具体的に会社名を挙げれば、日本海航路は新日本海フェリー、太平洋航路は太平洋フェリー商船三井フェリーになります。

私自身は3社の航路それぞれに乗船した経験がありますが、おのおのが個性を感じられるもの。例えて言えば、太平洋フェリーが豪華なシティホテル、新日本海フェリーは機能的なビジネスホテル、商船三井フェリーはカジュアルなペンションという感じでしょうか。

その中で先日も乗船した太平洋フェリーに関して、次のようなニュースがありました。

●新造フェリー 来年3月就航 太平洋フェリー
YOMIURI ONLINE 中部発 (読売新聞)  2010年6月10日

先に私が乗船した「いしかり」の後継となる三代目にあたる船が新たに造られ、来春に就航する予定だそうです。つまり、普通に考えると1991年に建造された現行の「いしかり」は退役するということになるでしょう。
既に三菱重工 下関造船所で昨年のうちに着工、この夏には進水する予定の新しい「いしかり」。
計画によると総トン数は16,000t、全長199.9mといいますから、現行の「きそ」とほぼ同じスペック。ちなみに全長値は海上交通安全法によって200m以上が"巨大船"に分類されるため、そのギリギリの大きさとしているものです。自動車で言えば5ナンバーフルサイズ、といったところでしょうか。

おそらくはシルエットも「きそ」に似た雰囲気になるでしょうが、大きく異なるのが客室のレイアウト。時代を反映して個室を従来の2倍近い150室程度とし、逆にいわゆる"大部屋"の2等客室は定員を減らすということです。
元々、豪華さをセールスポイントとしている太平洋フェリー、北海道を目的地とした富裕層の熟年夫婦や外国人旅行者などは当然ターゲットとしていることでしょう。もちろん、今のご時世ですからプライバシーを重視する客層が増えていることも間違いないわけで、豪華なものから比較的気軽に使える料金の個室まで幅広いラインナップをしてくれれば、女性など新たな顧客の開拓につながるかもしれません。

なかなか船旅というのは一般的に身近でないのも事実。
それこそ東京から飛行機なら1時間30分ほどで札幌(千歳)に到着できるところを、仙台から苫小牧まで15時間近くかけて移動するわけです。東京から仙台までは車で4時間30分はかかりますから、合わせると東京~苫小牧間の所要時間は実に20時間ほど。何かと多忙な現代人が、片道に一日近くかけるというのは非現実的なのかもしれません。

しかし、長距離フェリーならではの非日常性というのは、何物にも代え難い船旅の醍醐味。
持参した本をノンビリ読むもよし、船内の大浴場でノンビリと大海原を眺めるもよし。太平洋フェリーの場合は2010年5月27日付のエントリでもご紹介したように乗船客は無料で観覧出来るラウンジショーも開催されています。

"移動することそのものを楽しむ旅"、ちょっと忙しい皆さんにあえてお薦めです。
 
Posted at 2010/06/21 18:30:59 | コメント(0) | トラックバック(0) | 航空・鉄道・海運 | 日記
2010年05月27日 イイね!

太平洋39時間の旅 (苫小牧 → 仙台 → 名古屋)

太平洋39時間の旅 (苫小牧 → 仙台 → 名古屋)5月26日(水)の19時、定刻通りに苫小牧港を太平洋フェリーの「いしかり」が出港。

17日(月)の早朝に函館から上陸した北海道の地、10日ほどの滞在期間も終わって社用車1号機(日産フーガ 350XV)とともに本州への船旅がスタートしました。

※写真は仙台出港後にすれ違った、姉妹船の「きたかみ」。


■乗船 ~ ルームキー受け取り

車の場合、運転者は車で車両甲板へと乗船します。この際、同乗者は別途徒歩で乗船しなければなりません。
車両甲板では徐行で係員の誘導に従って車を停めます。この際、甲板内ではヘッドライトは消して移動した方がベター。係員からこちらの様子がよく見えるので、アイコンタクトするにはこの方が良いと思います。

車両を停めたら、オートマチック車なら「P」レンジ、マニュアル車なら「1」か「R」に入れて、パーキングブレーキをしっかりかけます。
そしてライトの消し忘れに車内灯も含めて注意の上で、忘れ物をしないように手荷物を持ってエレベーターで移動。なお、出港した後は下船まで車両甲板への立ち入りは出来ません。途中寄港地でも同様の扱いとなるので、最終目的地まで乗船する場合は特に忘れ物に要注意です。

エレベーターをあがって最初にやって来るのがBデッキ(4階)にある「案内所」。ここは吹き抜けのエントランスホールになっていますが、その雰囲気は高級ホテルにも引けをとりません。さすが国内最高級の長距離カーフェリーと呼ばれるだけのものがあります。

今回は個室利用なので、この「案内所」で乗船券を提示してルームキーを受け取ります。個室利用でない場合は、エレベーターを降りると待機しているスタッフに乗船券を渡して半券をもぎってもらいます。
この乗船券、残りの部分に「下船券」があり下船の際に必要となりますので、紛失しないように要注意です。


■非繁忙期は個室利用がお得!

今回は2人定員となっている洋室の特等客室を予約してあります。
実は夏休みや大型連休、年末年始期間などを除いた非繁忙期の場合、個室を定員未満で利用する場合でも貸切料金がかからないのです。
つまり今回は私自身のドライバー差額を支払うだけで個室を利用できるというわけです。詳しく説明すると、車両と一緒に乗船するドライバーには2等客室料金が含まれています。そこで旅客運賃表を参照して、希望する個室の料金から2等料金を引いた差額を支払えばOKというわけです。

特等の場合、シャワートイレとバス、冷蔵庫が客室に備わっています。内容的には一般的なビジネスホテルのちょっと小ぎれいな部屋といった感じですが、長時間の乗船ではプライバシーがしっかり保たれることと、他人の目を気にせずリラックスできることは差額分以上の価値があります。盗難防止の観点からも、個室を使うメリットは大きいでしょう。

ちなみにこのひとつ下のクラスに一等客室があります。「いしかり」の場合は一等になるとベッドが二段式になり、バスではなくシャワーのみの設置となっています。
私の場合は一人利用なのでこちらでも全く問題無かったのですが、今回はどうしても特等にする理由がありました。それは苫小牧行きの場合、今回はこの等級を指定しなければ右舷側(陸側)の部屋を確保できなかったのです。
この航路では陸側に位置すると、その大半でFOMAを使えます。つまり電話での会話はもちろん、データ通信によりインターネット接続も可能というわけ。ゆえに長い移動時間中に仕事を進めるために、陸側の個室を手配したということです。


■日本のフェリーならではの楽しみ!

日本の大型フェリーならではの楽しみが「展望大浴場」。
もちろん乗船客の利用は無料、経由地の仙台寄港前後を除き、出港から名古屋到着の30分前まで入浴が可能です。

限られた船内ということで決して街中の温泉施設のように広々としているわけではありませんが、本物の大海原を眺めながらのお風呂は絶品。サウナもついていますので、心身ともにリラックスした贅沢な船旅を楽しむことが出来ます。

なお個室利用の場合は、各部屋に備え付けのフェイス&バスタオルを持参して使えますし、風呂上がりも部屋でノンビリと過ごせますので、よりゆったりと過ぎる時間を楽しめます。


■お薦めの船上ブッフェ・ディナー

長旅となる船上では、食環境の充実度が気になるところ。近年、日本のカーフェリーは合理化が進んでおり、中には飲食物の提供は自動販売機のみとしている航路もあったりします。
それはそれで安価な旅を実現してくれるのですが、滅多に乗る機会がない長距離航路であれば、ちょっとした贅沢も楽しんでみたいところ。そこでお薦めは太平洋フェリーの各船に設けられているブッフェレストランです。

「いしかり」では「カリブ」という名のレストランが設けられており、ディーナー/モーニング/ランチの各営業をブッフェスタイルで行っています。
ディナーの利用料金は、大人一人につき2,000円。和洋中、いろいろなメニューが用意されており、メインはシェフが目の前で焼き上げてくれるステーキ。ソフトドリンクやデザートまで含んでのお値段ですから、市中のレストランと比べても決して割高感は無く、むしろ船上ということを考慮すればコストパフォーマンスは高いと言えるでしょう。

もちろん味もお薦め。スタッフのサービスも良く、快適な食事を楽しむことが出来ます。


■カジュアルスタイルの食事もOK

ブッフェよりも手軽にお腹を満たしたり、過ぎ行く大海原を眺めながらノンビリとアルコールを楽しみたい。
そんなリクエストに応えてくれるのが、スタンド「ヨットクラブ」です。ロビー状のスペースを用意しているカウンターバー形式の店で、軽食やアルコールを含めたドリンク類、ソフトクリームなどのスイーツが用意されています。

営業時間もブッフェレストランよりも長く設定されているので、寝る前のちょっと空いた小腹を満たすのにも最適。
解放感のあるロビースタイルなので、見知らぬ同士の会話も弾みそうな船上ならではのスペースです。


■船上でのひとときを心地よく過ごせるスペース

豪華さが特徴の太平洋フェリーを象徴する施設のひとつが、ラウンジの存在。「いしかり」では「スターライト」という名称がつけられたラウンジは、Aデッキ(5階)に用意されています。

ここでは毎夜、音楽の演奏を中心としたショーが催されています。私が乗船した時はピアノとヴァイオリンの演奏が行われていましたが、このショーの観覧も無料。ゆえに会場には大勢の乗船客が集い、思い思いに演奏に耳を傾けていました。

ちなみに本格的なラウンジでのショーですが、外洋クルーズ船ではないのでドレスコードなどの指定はありません。肩肘張らず、軽い気持ちで覗いていけるのは日本のカーフェリーならではの良さでしょう。
このラウンジショー見学も、ちょっとした非日常的な時間の過ごし方として、お薦めのポイントです。



こんな感じで、ちょっと豪華な太平洋フェリーでの船旅。
私自身これまでに何度か利用してはいるのですが、今回は苫小牧から途中寄港地の仙台を経て、名古屋までという初めての全区間乗船。乗船時間は実に39時間という長旅です。

26日の19時に出港した「いしかり」は、27日の10時に定刻通りに仙台に到着。ここまでは時化の影響で少々揺れてしまったため、さすがに長時間パソコンのモニターを眺めているのも辛く、早寝をして27日の朝を迎えました。

27日の12時50分に仙台を出港してからは比較的波も穏やか、インターネットへの接続可能な区間も多いことから、同日は夜まで"お仕事モード"。
夜には水戸の街灯などを漆黒の太平洋の遠く向こうに眺めつつ、まだまだ長い船旅が続きます。
 
Posted at 2010/06/02 21:19:33 | コメント(0) | トラックバック(0) | 航空・鉄道・海運 | 日記
2010年02月23日 イイね!

一ヶ月ぶりの体験

一ヶ月ぶりの体験本日はお昼前から社員嬢とともに社用車2号機(フォルクスワーゲン パサート 2.0)でお出かけ。
向かったのは最近訪れる頻度が高い横浜方面。
ちょっとした所用を済ませてから早めのランチを食べましょうということになり、新横浜グレイスホテルの「レストラン ローザ」へとやって来ました。

新横浜駅のほぼ隣に位置する同ホテル。駐車場も完備なので車でも立ち寄りやすいロケーションです。
レストラン ローザ」ではランチ&ディナーバイキングが行われており、どんなものかと試しにやって来た次第。料金は大人2,100円と比較的安め。この時は「北海道フェア」ということで、鮭やジャガイモを素材とした料理やシェフが焼いてくれるステーキなど、およそ30種類の料理が並べられていました。

このレストラン、地下1階なのでガーデンビューや高層階の店と比べると少々暗い感じがするかもしれません。さらに平日の11時30分という早めの時刻ゆえか、先客は僅かに1組。
なんとなくガラーンとした感じで「外しちゃったかな~?」と危惧したのですが、いざ料理を口にするとどれもなかなかの美味しさ。接客も親切で、コストパフォーマンスの高さにとても満足したランチとなったのでした。

食後は社員嬢と別れ、私は新横浜駅から横浜市交通局が運営している市営地下鉄に乗って横浜駅まで移動。
1997年末に東京・町田の住人になってから既に干支も一回りしましたが、横浜市営地下鉄に乗車したのは今回が初めて。鉄道そのものの乗車についても約3年半ぶりの利用となった2010年1月25日以来、一月ぶりという状況です。

短い乗車ではありましたが、乗り心地も悪くなく快適。
公営地下鉄は自治体財政を圧迫する要因となっているケースが多く、京都市福岡市などでは収支悪化が問題視されています。しかしここ横浜市は比較的経営状態が良いようで、新線開設や延伸の効果も出ているようです。

横浜駅からは京浜急行電鉄に乗り換え。
これまた余り縁のない電鉄、記憶の中では過去に1度だけ、およそ10年前に乗車した覚えがあります。ちなみに今や京浜急行電鉄といえば東京国際空港へのアクセスルートとして広く知られていますが、私が前回乗った頃と思われる1998年の秋に今のような空港乗り入れをスタートさせました。

久しぶりの乗車となった京浜急行電鉄、15分ほどの短い"旅"はなかなか楽しめるものでした。
 
Posted at 2010/02/26 23:14:57 | コメント(0) | トラックバック(0) | 航空・鉄道・海運 | 日記
2010年02月19日 イイね!

復活への期待

復活への期待本日は所用のため、朝から社員嬢を伴って社用車1号機(日産フーガ 350XV)で外出。

向かった先は横浜ですが、先日同様にちょっと時間を作ってオマケのお楽しみも用意してみました。

それは大桟橋に停泊している「ナッチャンWorld」の見学。実はこの日、横浜港大黒ふ頭には世界最大の客船「クイーン・メリー2」が入港していました。これを見学しようと目論んでいたのですが、激しい渋滞によって乗船を予定していた見学船の出港時刻に間に合わず・・・。
その代わり、という訳でもないですが、時を同じくして大さん橋・国際客船ターミナルに停泊している「ナッチャンWorld」へとやって来ました。

この船は2008年に当時の東日本フェリーが函館~青森間の青函航路に就航させた双胴型のウォータージェット船。
同航路では1990年から2000年にかけてもジェットフォイルと称される高速船が就航していましたが、燃費性能の悪さや欠航率の高さ、初代船は車両積載が出来ないなどの欠点により廃止されていました。

そして2007年、オーストラリアのインキャット社で誕生した全く新しい高速船が津軽海峡にデビュー。
「ナッチャンRera」と名付けられたこの船、総トン数は実に10,715t。ジェットフォイルの「初代・ゆにこん」が163t、車両積載が可能になった「二代目・ゆにこん」でも1,498tに過ぎなかったのですから、その規模の大きさは文字通りの桁違い。
肝心の高速性能は満載時の航海速力36ノット、こちらは「二代目・ゆにこん」とほぼ同じ性能をキープしています。
2008年の春には姉妹船として「ナッチャンWorld」が登場、2船体制で津軽海峡を結ぶ貴重な航路の主役をつとめてきました。
しかし、原油価格の高騰や景気の急速な後退による需要減により、同年秋には運航を休止。2009年夏には東日本フェリーの後を受け継いだ道南自動車フェリー(津軽海峡フェリー)によって一時的に復活しますが、繁忙期が終わるとともに再び営業運航からは外れてしまいました。

実は「ナッチャンWorld」が横浜に姿を見せたのは2009年の3月以来。この時は函館港の開港150周年イベントPRのための来港でしたが、今回は青森の観光PRが目的です。
青森は東北新幹線がこの秋に青森延伸となることから、首都圏など沿線でのPRに力を入れていますが、今回は「ナッチャンWorld」を会場とした物産展が行われました。

同時に船内の一部も公開された訳ですが、私自身は2008年夏と2009年夏に乗船経験がありますので、今回は久しぶりのご対面。船内を改めてじっくり見て回るとともに、売店でリンゴジュースとホタテのおつまみを購入。その場で戴きましたが、イタリアン風味のホタテがとても美味。
物産展は車両甲板が会場、なかなかの賑わいでした。そこで買い求めたのはもちろんホタテ。500gで500円はお買い得な値札、見るからにプリプリとした新鮮なホタテが詰まった袋はボリュームたっぷりで食べるのが楽しみです。


その後、お昼は最近なんとなく小さなブームが自分の中で巻き起こっているお店へ。
横浜駅西口、ヨドバシカメラマルチメディア横浜の地下2階レストラン街にあるインドカリーのお店です。

インドカリーダイニング Cobara-Hetta」は本格的なインドカリーを手軽に楽しめるお店。
ランチタイムの1種のカリーセットは1,000円で、メニューの中から好きなカレーを1種類チョイス出来ます。あとはサラダとラッシードリンクがつき、そしてライスとナンが食べ放題。
この店に良く来るようになったのは、カリーの美味しさはもちろんですが、このナンが気に入ったからという点が大きな理由。焼きたてアツアツのナンはモッチリしてほのかな甘みのある美味しさ、大きなナンもペロリと2枚はいただけてしまいます。

昨年夏のインド出張からすっかり目覚めたインドカリーの世界、もうひとつのポイントとしてこの店ではレジのところにインドでは食後に欠かせない「アニス」が用意されています。これはミントっぽいもので、口の中がスッキリする上に消臭効果もあるというもの。
もっとも、この店にあるのが本当のアニスなのかは確認していませんが、インドで口にしたものと基本的には同じ感じ。唯一の違いはインドでは真っ白いものばかりだったのが、このお店ではゼリービーンズのように色とりどりという点でしょうか。
 
ナッチャンWorld (2008年7月乗船時のフォトギャラリー)
横浜市|インドカリーダイニング Cobara-Hetta ヨドバシ横浜店
 
Posted at 2010/02/22 06:42:49 | コメント(1) | トラックバック(0) | 航空・鉄道・海運 | 日記

プロフィール

各種取材やウェブサイトを中心とした制作業務を行なっています。 主なテリトリーは自動車/モータースポーツ、飛行機などの交通関係。 自動車は乗用車からトラッ...
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