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2011年01月16日 イイね!

日産フーガ350XV・2010年燃費データ

日産フーガ350XV・2010年燃費データ今回は、社用車1号機(日産フーガ 350XV)の燃費についてご紹介します。以前は毎回の給油毎の燃費データを掲載していましたが、さすがにちょっと手間がかかってしまうので、月次の燃費データをここではまとめてみました。

改めて車のスペックをおさらいすると、初代フーガの前期モデルで初年度登録は2004年の11月。つまり初代がデビューして間もなく登録された個体で、当方は2007年の7月に29,475kmを走行した状態の中古車として日産ディーラー系の中古車センターにて購入しました。
類別は350XV、搭載しているエンジンは排気量3,498ccのVQ35DE型。これに5速オートマチックトランスミッションを組み合わせた、FR(後輪駆動)車。カタログ上の車両重量は1,650kg、10・15モード燃費は9.2km/Literとなっています。

当方では長距離出張がメインの用途、ゆえに走行距離は一般ユーザーに比べてかなり多めです。しかし走行環境は大半が高速道路の定速巡行、ゆえに燃費数値自体はこれまでの累積でもカタログ値を上回っているという特徴があります。
またメンテナンスとしてはエンジンオイルは4,000kmを目安にしてフィルターと同時交換をディーラーで行なっています。ATF(オートマチック・トランスミッション・フルード)についても5万km程度を目安に交換しており、2010年は11月に3回目の交換を行ないました。タイヤは1~3月と12月の末以降はスタッドレスタイヤを装着、1~3月期はYOKOHAMAの「ice GUARD BLACK iG20」、12月末以降は「ice GUARD TRIPLE PLUS iG30」を選択してます。夏タイヤの方は、2010年は「ADVAN Sport」を使用、これらのタイヤは夏/冬ともに純正標準と同じ225/55R17サイズとなります。


さて、2010年の累計データですが、年間走行距離は34,401kmと思ったよりも少なめに推移しました。2009年は43,225kmでしたから、20%程度の減少ということになります。この要因ですが、スケジュールの関係で九州への往復自走出張が前年比で1回減っていることや、夏のお盆時期に長距離ツーリングを行なわなかったことなどがあります。
給油したガソリンは購入以来全てハイオクガソリンを使用、ブランドはENEOSを使っています。年間給油量は3348.41Literで、こちらは対前年比で15%ほどの減少。面白いのは表には記載していませんが年間の平均給油単価で、2009年が約127.8円であったのに対して、2010年は約138.8円へとおよそ1円の値上がりが見られます。2009年は暫定税率の一時的な失効などという要因もありましたが、果たして“ガソリン値下げ隊”とやらはどこに行ってしまったのでしょうか?

2010年の累計燃費は10.27km/Liter。2009年が10.89km/Liter、2008年は10.39km/Liter、2007年はおよそ半年の期間で10.47km/Literでしたから、やや悪化しています。車両そのものの径年劣化や、猛暑による負担の増加などがひとつの要因になるでしょう。また、それまでと異なりスポーツ系のタイヤを装着していたことも、燃費に何らかの影響はあったのではないかと想像できます。

納車からの累計燃費は若干悪化して10.47km/Literとなりました。既に走行距離は16万km台も半ば、今年のうちには20万kmの大台に届くことになるような気がします。
 

  【日産フーガ 350XV・2010年月次燃費データ】
燃費
(km/Liter)
走行距離
(km)
給油量
(Liter)
給油金額
(円)
平均単価
(円)
2010年12月9.814,197427.9059,599139
11月10.852,480228.5030,609134
10月10.582,008189.8125,938137
9月10.033,442343.0147,436138
8月7.1341057.507,590132
7月10.202,364231.8032,056138
6月11.422,486217.6530,529140
5月9.794,124421.2661,230145
4月11.225,629501.7371,939143
3月9.982,669267.5036,499136
2月10.091,134112.4015,061134
1月9.903,458349.3546,193132
TOTAL10.2734,4013348.41464,679
Posted at 2011/01/20 23:42:27 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日産フーガ (Y50) | 日記
2010年12月21日 イイね!

新しい“冬の靴”

新しい“冬の靴”本日は午後から、社用車1号機(日産フーガ 350XV)に関する用件で都内へ外出。

まず訪れたのは東京都目黒区の「タイヤガーデン城南」さん。目黒通り沿い、油面交差点の近くにお店を構えていますが、こちらは筑波サーキットなどで開催されるレースイベントにおいて、タイヤサービスを行っています。
それだけに技術力と商品知識は自動車用品量販店の比ではなく、まさにプロ中のタイヤプロショップです。

そして、このお店で1号機の“冬の靴”を調達。
YOKOHAMAのスタッドレスタイヤ、「ice GUARD iG30」を購入、その場で純正ホイールに組み付けていただきました。

昨シーズンまでは先代モデルにあたる「ice GUARD iG20」を装着していますが、アイス&スノー路面性能はもちろん、ドライでも高いパフォーマンスを見せてくれました。今や東京在住の身ゆえにスタッドレスタイヤを装着したとしても、その大半はドライの舗装路面を走ることになります。その場合、腰砕け感の有無や摩耗性能、静粛性能といった部分に注目することになりますが、これらが夏タイヤと遜色ないレベルであったことは実感できました。
その上で、何度か圧雪路面や完全なアイスバーン路面でも走行しましたが、FR(後輪駆動)というハンディがあるのにも関わらず、高いグリップ性能を見せてくれました。特に交差点などで停止する際の“最後の10km/h”から完全停止までをキッチリ止めてくれるので安心感が高いスタッドレスタイヤでした。

この後継として生み出された「ice GUARD iG30」ですから、その性能には期待を寄せられます。詳しくはシーズン途中で折りを見てレポートしたいと思いますが、今年は既に北国のみならず九州などから初雪の便りが届いているだけに、しっかり“冬の靴”を装着したことで、安心して冬を乗り越えることが出来ます。

また、プロショップで装着作業をしてもらったことも、大きな安心感につながります。
タイヤの組み付けには技術と経験、知識が必要。ただ組むだけなら誰でも出来るのかもしれませんが、モータースポーツの現場などでタイヤ組み付け作業を間近に見ていると、その作業クオリティというのは、街中の量販店レベルとは段違いのものがあります。

ユーザーにはなかなか見えてこない部分ではありますが、やはり生命を乗せて走るのがタイヤですから、安心・安全を買うという意味でもプロショップのご利用をお薦めします。


さて、無事にタイヤ交換を終了した後は、「Garage SwiftWing」へ。
こちらでは1号機の板金修理についての相談です。実は先月末から今月半ばまでの間で、1号機のボディが当て逃げの被害に遭ってしまいました。左側面ということで運転席の乗降時には目に入ってこないため気がつくのが遅れ、いつ・どこで・誰にやられたのかサッパリ検討がつきません。

全く困った輩がいたものですが、とりあえず見栄えがよろしくないので機を見て修理をしようと思っています。そこでGarage SwiftWingでは修理費用の概算見積もりを依頼しつつ、当面の対応について相談。
修理については今すぐという訳ではなく、春先のモータースポーツシーズンイン直前くらいをめどにしていますが、それまでに錆などの発生を防ぐ策を教えていただけました。
 

日産フーガ|スタッドレスタイヤ購入・装着
Posted at 2010/12/24 23:04:54 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日産フーガ (Y50) | 日記
2010年11月15日 イイね!

ちょっとサボっていたメンテナンス

ちょっとサボっていたメンテナンスモータースポーツシーズン中の月曜日は恒例の制作&納品日。週末に出張が無かった場合は基本的に終日引きこもっての内勤となりますが、昨日のうちから関係各位のご協力もあって順調に制作作業が進行。月曜昼の時点で相当な進捗率となったので、余裕も出来たことから社用車1号機(日産フーガ 350XV)のメンテナンスを行うことにしました。

向かった先はいつもお世話になっている東京日産自動車販売のお店。今日のメニューはエンジンオイルとオイルエレメント、さらにATF(オートマチック・トランスミッション・フルード)の交換です。

エンジンオイルとエレメントは自分の中で4,000kmを交換の基準としており、必ず同時にまとめて行っています。少々過保護な気がしなくもないですが、購入当初から相当の走行距離を重ねる覚悟もあったので、メンテナンスの基本中の基本とも言えるこの点については、しっかりやることとしています。
しかし今回は、ややご無沙汰の交換作業となってしまいました。本当ならば先の“岡山~福島連続出張”をスタートさせる前に作業をしたかったのですが、どうにも時間を取ることが出来ず。無交換のまま約2,800kmを距離計に加えてしまった結果、前回の交換から7,757kmを走っての作業となりました。この間およそ3ヶ月もディーラーを訪れていなかったのも、モータースポーツシーズン中としては異例のことという感じです。

ATF交換の方は購入してから3回目を数えました。
1回目は2008年3月7日(53,901km)、2回目が2009年6月24日(107,299km)のタイミングで作業を実施。今回の距離計値は158,750kmですから、こちらはコンスタントに約5万km毎の交換を実践しています。

使い方として走行距離は一般的なユーザーよりも圧倒的に多いですが、高速道路の定速クルージングがその大半を占めるため、距離が伸びている割りには程度が比較的良い感じの社用車1号機(日産フーガ 350XV)。マメなエンジンオイル交換のおかげかエンジンまわりから異音がしたり回転がばらつくような症状もなく、下回りもオイルの滲みなどは見られません。
VQ35DEエンジンはタイミングチェーンを採用しているので交換サイクルがベルトとは比べ物にならない長さであることも、長距離走行ユーザーには嬉しいポイントです。

ミッションもシフトショックが過大になるようなことは皆無、今でも変速はスムーズそのもの。ただし一点きになるのは、ごく稀にマニュアルモードへとセレクターレバーを倒しても反応せず、ドライブモードのままという症状が発生すること。マニュアルモードに入れるのはエンジンブレーキの減速をしたいときがほとんどなので、期待している制動がかからないと精神的にはかなり焦ります。
この点については最近になって発生した症状ではなく、7万kmあたりから出始めました。しかし再現性が全くないため、対処のしようが無いのは困ったところ。有償延長保証の期間内に何らかの対応策をとりたいところですが、もうしばらくは様子見になるでしょうか。

トラブルと言えば、ここ最近になってフロント下回りからと思われるノイズが気になり始めました。
タイヤの回転に比例しているため、音源は駆動系が一番怪しいところ。後輪駆動であることと音質などから原因はフロントのハブにあると予想して、モータースポーツ関係者のドライバーやメカニック諸氏(ディーラーメカニック経験者含)など多くの皆さんにご意見を聞いたところ、やはりハブが原因だろうという見解で一致。

この点も今回のディーラー入庫時に確認を依頼しましたが、残念ながらディーラーの見解はハブに原因は無いというものでした。
ま、異音についてはディーラーでも最も難儀するトラブルですから、この件については別のツテで原因をしっかり追求することとしたのでした。

ところで肝心の制作・納品作業ですが、当初はディーラーでの作業待ち時間中にパソコンを開いて簡単に仕上げとオンライン納品を行って終了する筈だったのですが・・・。ある中間業者とその下請けがとんでもないミスをやってくれたおかげで、前代未聞の結果となってしまいました・・・。
 

ATF(オートマチック・トランスミッション・フルード)交換
エンジンオイル交換
Posted at 2010/11/19 22:24:46 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日産フーガ (Y50) | 日記
2010年11月09日 イイね!

りありてぃ

りありてぃ私は車については基本的に純正ノーマルがベストという考え方の持ち主です。
もちろんドレスアップやチューニングを全否定するつもりはありませんが、自分自身で購入して使う車については、メーカー純正のもの以外を装着しようという気はあまり起きません。走りに直結するハードウェアとしては、唯一タイヤについてのみ自分の好みや車の使い方を反映させたチョイスをしているくらいでしょうか。

純正がベストという思考は走行に直接関わる機能部品についてだけではなく、オーディオ関係についても同様です。特にカーナビゲーションについては、メーカーのライン装着オプションが設定されている場合は、それがベストな選択だと思っています。

その理由ですが、第一に見た目がスマート。特に最近はインパネのデザイン・設計段階からカーナビゲーション装着が前提とされているケースがとても多く、やはりインテリアの全体的なバランスという面ではメーカー純正品が最も優れています。

二つ目は機能性の面。もちろん社外品では情報量やビジュアルなどに凝った商品も多く、エンターテイメント性ではメーカー純正よりも遥かに多機能なものが多数存在しています。しかしメーカー純正ならではの機能は運転上の利便性が高いものが多いのも事実。ステアリングスイッチとの連動やボイスコマンドといった操作性にはじまり、バックモニターやサイドビューカメラなどの運転支援機能、ナビゲーションの地図データと連動したトラクションコントロールなどの安全デバイスなど、これらは社外品ではなかなか全く同じという訳にはいかない部分です。

自身、これまでに所有してきた中では、ナビ未装着状態の中古車として購入した「マツダRX-8」には、ディーラーオプションのHDDナビゲーションを装着しました。また、現在の2号機である「フォルクスワーゲン パサート 2.0」に装備されているHDDナビゲーションは、ディーラー純正オプション扱いの品です。
これらと、「日産フーガ 350XV」や「三菱ディアマンテ 30M-SE」、「三菱ランサーエボリューションVII GT-A」に装着されているメーカー純正ナビゲーションを比較すると、やはりトータルで見てメーカー純正品の方が優れているように感じます。

ところで写真は、先日の出張中に神戸市内を走行していて表示された社用車1号機(日産フーガ 350XV)のナビゲーション画面。
メーカー純正装着されている「カーウイングスナビゲーションシステム(DVD方式)」なのですが、このナビには「都市内高速入口案内表示」という機能があります。要するに複雑な形状をしていることも多い都市高速の入口を、実際の景色同様のイラストに走行すべき方向を矢印表示させて、迷わないようにしましょうという親切な装備です。
この画面は阪神高速道路の「若宮橋入口」を案内しているもので、入口手前の交差点で停車した際のもの。良く見るとこのまま右車線を直進して、先にある入口に向かうように黄色い矢印で案内が出ています。

しかし、私がちょっと驚いたのは、この親切な矢印案内についてではありません。
フロントウィンドゥの向こうには、中央分離帯に掲示されている少々古ぼけた看板がご覧いただけます。黄色地に赤文字で「右折禁止」とかかれた看板、既に色あせていますが「指定方向外進行禁止(直進、左折以外禁止)」を示す規制標識の支柱に付されています。

そしてなんと、この古ぼけた標識までもが、カーナビゲーションの案内画面で再現されているではありませんか!

ま、細かいというか、そこまでしなくてもいいような気がするというか。

こうした点がユーザーにとっては「凄く細かく再現されている!」ということで、商品の価値や評価を上げるポイントになるということなのでしょうか。
 
そういえば、先に神戸で訪れた美味しい餅屋さんと串かつのお店、ともにナビゲーションのデータにもきちんと収録されていました。

神戸市|ナダシンの餅・甲南店
尼崎市|串かつ専門店 あさひ 尼崎本店
 
Posted at 2010/11/13 23:40:01 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日産フーガ (Y50) | 日記
2010年08月25日 イイね!

ADVAN Sport × NISSAN FUGA 350XV

ADVAN Sport × NISSAN FUGA 350XV8月は出張がほとんど無いことから、長距離移動専用車であるウチの社用車1号機(日産フーガ 350XV)の稼働率は絶賛激減中。
なんと7月23日から今日まで、1ヶ月以上もガソリン給油をしていませんから、今月の走行距離は3桁に留まること間違いなしです。もっとも8月は昨年も月間走行距離が429kmに過ぎなかったので、お盆前後で長距離ツーリングに出かけない限りはこんなものなのかもしれません。

ところで1号機は2007年夏に購入した時には、新車時装着のOEMタイヤを履いていました。残念ながらこれは、車格的から見ると動力性能や求められる静粛性などの面で、全く期待に応えていないものでした。
そこで2008年3月に、YOKOHAMAのDNA dB EURO(ディーエヌエー・デシベル・ユーロ)を装着。群を抜く静粛性能と大型ハイパワーセダンの走りをしっかり支えるポテンシャルに大変満足して全国各地を駆け回りました。

そして2010年3月。
2シーズンで59,674km(冬季は別途スタッドレスタイヤを装着)を走行した時点で廃棄処分として、新たなシューズとしてADVAN Sportをチョイスしました。サイズは225/55R17の新車純正サイズです。

このタイヤに換えてからも既に15,000kmほどを走行していますが、装着前にはADVAN dB(デシベル)とどちらにするかで悩みました。本来ならXV仕様であるウチの1号機では、私の嗜好からしてもADVAN dB(デシベル)の方がベターな選択です。しかし、ほぼ同時に2号機(フォルクスワーゲン・パサート)もタイヤ交換をすることになっていたので、ADVAN dB(デシベル)はこちらに装着することとしたのです。

装着前は"Sport"というネーミングでもあることから、少々硬めの乗り心地や、高めの騒音レベルを覚悟していました。
しかし、いざ装着してみると、まず騒音はほとんど気にならないレベルの静粛性が確保されています。もちろんコンフォート性能を磨き上げているADVAN dB(デシベル)と比較した場合、特に"最初のひところがし"で感じるアタリの良さや、比較的小さめの道路の継ぎ目段差などのいなし方、そしてパターンノイズなどについては、厳密には一歩譲る印象です。ただ、一般的なタイヤとして見たときには、充分に高級セダンユーザーにもお薦めできる静粛性を持っています。

次に走らせてみると、正直な最初の印象は「つかみどころの無いキャラクター」。
これも結果的には"Sport"、そして"ADVAN"というブランドやネーミングに勝手に惑わされただけなのですが、どうしても長年に渡ってモータースポーツで活躍してきた"ADVAN"のブランドを冠し、サーキットなどのスポーツドライビングシーンで圧倒的なポテンシャルを見せる"ADVAN NEOVA"の存在を考えると、"Sport"というダイレクトなネーミングを聞くと、路面に"食いつく"ようなフィーリングを想像してしまいました。

ところが、例えば首都高速道路などの連続コーナーでは、いわゆるスポーツラジアルタイヤのように、"タイヤが路面を掴んでいる"とか"トレッド面が路面に吸いつくように粘っている"という「タイヤが頑張っている感」が希薄。
「あれっ?」と一瞬不安になったりもするのですが、その実クルマの方は何事もなかったようにスムーズなラインをトレースしてコーナーリングをこなしてしまうのです。

加速やコーナーリング時のグリップ、ブレーキング時の安心感、さらに長距離を昼夜問わず走る身として特筆したいのはウェット性能の高さ。
これらがとても高い次元でバランスされていますが、全くその性能をタイヤが自慢するようなことはなく、サラリとクルマを快適に走らせてしまうのがADVAN Sportというタイヤでした。

では、ADVAN dB(デシベル)ADVAN Sportは、どのような方にそれぞれお薦めなのか。
ここはとても難しいところですが、ある程度より上のパフォーマンスやウェイトを持つセダンをお持ちの場合、ご自身のカー・ライフスタイルにおいて高速移動の機会が多いのであればADVAN Sportを検討されてみるのが良いかと思います。街中を中心とした低・中速移動が多いのであれば、より静粛性に優れたADVAN dB(デシベル)がベター、というのが個人的な感想です。
もちろんこの他に、クルマに対してどの程度「ドライビング・プレジャー」を求めるかという、大きな選択要素があることもお忘れなく。

このADVAN Sportですが唯一の欠点(?)を指摘するとしたら、それは"Sport"というネーミングにあるような気がします。
例えば、ですがキャラクター的には「スポーツ」よりは「グランドツーリング」という方が適しているタイヤなのですから、もう少し上級セダンユーザーに違和感なく受け入れられるネーミングでも良かったような気がします。

最後に、決して安価ではない国産のハイパフォーマンスタイヤを選ぶ理由とは何なのでしょうか。デフレ経済が続いているニッポン、タイヤはインターネット通販などで激安アジアンタイヤが幅を利かせるようになってきています。

しかし私は、絶対的に「タイヤはしっかり信頼できる商品を選んでほしい」と強く主張しています。
アジアンタイヤも確かに日進月歩で性能を高めているのかもしれませんが、現実的には自分自身で2008年8月26日付のエントリに記したような体験もしています。
何度も書いていますが、軽自動車から高性能スポーツカーまで、あらゆるクルマが唯一地面と接しているのがタイヤ。どんなにハイパワーでも、足回りなどに緻密な機構が採用されていても、ABSのような最新の安全デバイスが備わっていても、タイヤの持てる性能を超えることは出来ません。

高額な商品ではありますが、信頼できる性能を有したタイヤを選ぶということ。
それは間違いなく安全運転のための基本中の基本であり、家族や恋人・友人など大切な人を守ることにもつながるのです。
ぜひみなさんには「ブランド志向」でも「価格重視」でもなく、「性能第一」のタイヤ選択をしていただきたいと思います。
 
Posted at 2010/08/28 20:29:01 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日産フーガ (Y50) | 日記

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各種取材やウェブサイトを中心とした制作業務を行なっています。 主なテリトリーは自動車/モータースポーツ、飛行機などの交通関係。 自動車は乗用車からトラッ...
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