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2009年12月26日 イイね!

オトナも楽しめる"こどもの国"

オトナも楽しめる"こどもの国" 【2009年12月25日 9時50分/香川県高松市香南町由佐】

ホテルを後にして、まず向かったのは「さぬきこどもの国」。
その名の通り、子供たちが楽しめる体験型の遊園施設ですが実はここは"オトナ"、特に航空ファンにとっても魅力的な施設なのです。

ロケーションは高松空港のランウェイ沿い。ちょうどターミナルビルとランウェイをはさんで向かい合う感じで公園施設が広がっています。

しかも、特に東ウィングエリアはランウェイに対して小高いロケーションとなるため、空港全体を眺望することが出来ます。展望テラスも設けられていますが、ランウェイ沿いで自由なポジションを得られるため、離発着する航空機の撮影に関しては国内でも有数のベストロケーションとなります。

ちなみに高松空港は2,500mのランウェイを1本有する第二種(A)の空港。1989年に現在地へと移転、今はANA(全日本空輸)が東京便と那覇便、JAL(日本航空)が東京便、そしてJAC(日本エアコミューター)が鹿児島便を運航しています。
さらにアシアナ航空が韓国・仁川便を就航させており、アジアのハブ空港として注目を集めている仁川を経由して世界各地へと出発するにも便利になっているようです。

そんな高松空港に離発着がある時間帯を目掛けてやってきたので、早速撮影を開始。
ANA534便・東京行きのボーイング767-300と、東京からやってきたJAL1403便のエアバスA300-600Rが主な撮影のターゲット。

もちろんこれらの離発着はしっかりカメラにおさめましたが、その合間には県の防災ヘリコプター「Olive-II」の離陸シーンなども撮影。
この「Olive-II」は空港内にある防災航空隊の所属となる常駐機。上空から隊員を降下させるためのラペリング装置や、吊り上げ救助などで活躍するホイスト装置、重量物の搬送が出来るカーゴフック、そして山火事消火で威力を見せる消火用バケツなどを備えています。
機材は防災ヘリの分野で定評あるKawasaki BK-117。リアのクラムシェルドアは観音開きが可能で、担架などの搬出入もスムーズに出来ます。
 
 
さて、撮影を終えたあとは、もうひとつのお楽しみ見学。
この「さぬきこどもの国」には、私が最も好きな航空機のひとつである日本航空機製造のYS-11が展示されているのです。

戦後初の国産旅客機・YS-11。高度経済成長期を中心に、日本の特にローカル線拡充で活躍した名作ターボプロップ機です。1965年に民間航空路線に初就航、去る2006年9月末日に日本の民間路線から完全退役するまで、40年にわたって日本の空を飛び続けてきました。
私も2006年には退役前に最後のチャンスと思い、福岡を拠点に徳島便への往復搭乗をしています。

ここに展示されている機材は1969年夏にANA(全日本空輸)が受領して運航していたYS-11としての通算115号機。その後ANK(エアーニッッポン)にリースされ、大阪ベースでは高松へも頻繁に就航していました。後に札幌(丘珠)ベースに移され、1997年9月に稚内→丘珠線でラストフライト。
思えば私、この機材そのものを丘珠空港で現役時代に撮影した経験があるような気がします。

久しぶりの再開となった機体は、嬉しいことに土曜・日曜・祝祭日、学校の夏/冬休み期間中については、機内が一般公開されています。
そこで左舷側の後部ドアから乗り込んで懐かしいキャビンを堪能。シートカバーは新しくされているようですが、ちょっと薄暗い天井の丸形蛍光灯や和風な趣のウィンドゥシェード、今となっては手狭な感じがするハットラックなどは現役時代そのまま。
オーバーヘットにある空調・読書灯と並んで配置されている「スチュワデス呼出」のボタンなどもノスタルジックな雰囲気満点。

コクピットも公開されていたことが嬉しいですが、なによりとても細かい部分までじっくり見ることが出来るので飽きることがありません。
例えば左舷側前部ドアに収納されるエアステア(折り畳み式タラップ)の構造とか、主脚・前脚のディテール、主翼や水平尾翼の前縁部にある氷結防止ブーツなどは改めて興味深く観察させてもらいました。


ちなみに今回の四国はウチの社員嬢も同行していますが、こちらも最近になってすっかり"空子"に変身しているので、それなりに楽しめたようです。
さすがにYS-11には搭乗経験も無いので、その古めかしさに驚いていたようですが(^^;。
 
 
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2009年12月26日 イイね!

快適なホテルで爽やかに目覚めた四国2日目の朝

快適なホテルで爽やかに目覚めた四国2日目の朝 【2009年12月26日 8時40分/香川県高松市浜ノ町】

昨日チェックインして一泊したのは、高松市の「全日空ホテルクレメント高松」。
高松駅を見下ろす四国最大級のシティホテルですが、部屋や設備などのハードウェアはもちろん、スタッフのサービスといったソフトウェアの面も高いレベルにある快適なホテルでした。

今回はホテル側の計らいもあって、予約していた内容よりもグレードの高い部屋を割り当てられたため、快適性は一層アップ。
ですが、実はかなりお得なプランで予約していたため「本当にこの部屋でいいの?」という気分だったりもしました。何しろ、一般的なビジネスホテル並か、それ以下のルームチャージ代だったのですから!

昨夜はせっかくなので、ホテル内にあるブッフェレストラン「Vent(ヴァン)」で夕食。クリスマス限定としてステーキ&タラバガニが品数に加えられており、久しぶりにカニをお腹いっぱい食べさせてもらいました。

しかもチェックイン時にフロントで空席の有無を尋ねると、手際よくレストランに連絡して席を確保してくれたばかりか、17時30分まで販売している"ディナー前売り券"を薦めてくれました。これを利用すると、通常は大人1名3,800円のところが3,500円になります。
こうした対応をスマートにこなしてくれるのは、シティホテルならでは。

東京から約700kmを走ってきた走ってきた疲れも、おかげでスッキリととれて気持ちよい朝を迎えた四国2日目。今日は主に香川県内を周遊します。
 
 
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2009年12月25日 イイね!

四国初日は高松市で終了。

四国初日は高松市で終了。 【2009年12月25日 17時30分/香川県高松市浜ノ町】

一般道を走って香川県の県庁所在地である高松市にやって来ました。
さすが県庁所在地だけあって、市街地はなかなかの賑わい。

途中、西日本ではメジャーな大型スーパーマーケット「ゆめタウン」に立ち寄り、飲み物などを購入。巨大な施設には様々な専門店が入っていますが、中には手揉みマッサージのテナントまでありました。また同じ敷地内にはロードサイド型店舗を全国展開する多彩なチェーン店も。

飲み物調達では東京ではまず見かけない地元メーカーの商品をいくつかチョイス。
カフェオレ系の紙パック入りドリンクを2銘柄ゲットしましたが、ひとつは岡山の蒜山ブランド、もうひとつは広島の岸本ブランド。両者の味にどんな違いがあるのかは、ホテルの部屋でゆっくりと検証してみましょう。

買い出しを終えて、無事に予約しておいたホテルにチェックイン。
比較的出発直前のタイミングで予約した宿泊プランでしたが、ホテル側の気遣いもあってちょっとした"嬉しい誤算"もあったのでした(^-^)。


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2009年12月25日 イイね!

第1スティント終了。

第1スティント終了。 【2009年12月25日 15時40分/徳島県美馬市脇町】

うだつの町並み」見学を終えて、取り敢えず今日のスポット訪問予定は全て終了。
あとは予約してあるホテルにチェックインしてのんびりと大移動の疲れを癒すだけです。

そこで約50km離れた高松市へと向かいますが、そのルートは全て一般道。ここまでの行程はほぼ事前に構築したスケジュール通り、この調子ではチェックインも予定に沿った時刻に出来そうです。

ところで午前3時30分すぎに東京を出発してから約700kmを走破してきた社用車1号機(日産フーガ 350XV)ですが、燃料計の針はまだ4分の1ほどが残っていることを示しています。
しかし、明日の予定もありますから、早めに満タン給油を行うことにしました。

タイミング良く脇町中心部にあったENEOSのセルフ式ガソリンスタンドに"ピットイン"。
58.20Literを飲み込み、出発からここまでの燃費は12.3km/Literとなりました。

ついでにセルフ式洗車機に車を通してサッパリ。
満タン給油+綺麗になった車のステアリングを握り、今日の最終目的地へと向かいます。
 
 
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2009年12月25日 イイね!

語源。

語源。 【2009年12月25日 15時00分/徳島県美馬市脇町大字脇町】

壮大な自然の造形美を見学した後は、車を脇町の中心街方向へと走らせます。

道の駅 藍ランドうだつ」に車を停めて、訪れたのは「うだつの町並み」。

戦前の古い町並みが残されているこの地区は"重要伝統的建造物群保存地区"にも指定されており、約430mのメイン道路沿いに伝統的な町家建築の建物が50戸ほど立ち並んでいます。

その最大の特徴が"うだつ"。漢字で書くと「卯建」などと記されますが、これは日本家屋に設けられた2階の壁面から突き出した漆喰塗りの袖壁のこと。装飾的な意味合いのほか、防火壁という実用的な役目も担う先人の知恵とも言えるものです。

"うだつ"が設けられた建物が通りに面して並ぶ光景は、古き良き日本の町並み。以前に取材で訪れた福島県の大内宿で地元の方に聞いた話ですが、こうした光景は実際に見たことがない世代の人にとっても、どこか懐かしさを感じさせるもの。これこそが「日本人のDNA」なのかもしれません。

この町並みの特徴として私が感じたのは、生活感にあふれていること。こうした町並みは観光要素でもあり、場合によっては見た目は古めかしい建物でも内部は新しかったり、お土産屋さんや飲食店などの商業施設要素が強かったりします。
しかし、ここ「うだつの町並み」は、確かに何軒かのお土産屋さんや飲食店もありますが、商売っ気を良い意味であまり感じません。
平日の夕方だったことも理由かとは思いますが、流れる時間はゆったりとしていて、夕飯の買い物帰りらしいお婆さんがご近所同士で道端で世間話をしていたり、普通に帰宅途中の女子学生がお喋りをしながら歩いていたりと、今もなお人々の日常がそこで営まれていることを感じさせます。

なお「うだつがあがらない」という慣用句がありますが、その語源のひとつと言われているのがこの地でも見ることが出来る「卯建」。
商家では立派な「卯建」をあげることが成功の証として競い合われたため、いま一つ成功しない様や見栄えが良くない様を「うだつがあがらない」と表現するようになった、という説があるそうです。
 
 
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各種取材やウェブサイトを中心とした制作業務を行なっています。 主なテリトリーは自動車/モータースポーツ、飛行機などの交通関係。 自動車は乗用車からトラッ...
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