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午前6時すぎに西那須野駅前にある「ホテルセレクトイン西那須野駅前」をチェックアウト。

このホテル、今回は新館に宿泊しましたが、なかなかコストパフォーマンスは悪くない印象です。
もちろん高速インターネットも有線LAN完備ですし、VPN(バーチャル・プライベート・ネットワーク)も利用可能。
ただ、駅前という立地ながら近くにコンビニが無いのはウィークポイントですが。
　
　
約30分クルマを走らせて、昨日に続いて丸和オートランド那須に到着。
今日は一日、全日本ダートトライアル選手権の開幕戦「KEN MILLENNIUM CUP TRIAL in MARUWA」の取材です。

ダートトライアルは専用のダートコースを舞台に競われるモータースポーツ。ジムカーナ競技のように1日に2本のタイムアタックを1台ずつ行い、ベストタイムで競い合うカテゴリーです。

残念ながら一般的な認知度は高いといえないカテゴリーですが、是非観戦をお薦めしたい競技です。
路面の土や砂利を掻いて豪快なドリフトでコーナーを抜けるトップドライバーの走りは多くのファンを魅了するでしょう。

また、屋外ゆえにそれなりの準備も必要ですが、専用コースが会場なのでファミリーやカップルでの観戦も容易です。
今回の開幕戦では1台2,000円の駐車料金のみで乗車定員まで入場出来ましたが、サーキットレースと比較して全日本選手権でもダートトライアルの各戦はリーズナブルに観戦出来るケースが多いようです。

さらに今回は観客向けの抽選会も行われており、"一等"は何とP-WRC(FIAプロダクションカー世界ラリー選手権)チャンピオンでもある新井敏弘選手のデモラン時にナビシートに同乗出来るというもの！
他にも各メーカーやショップのグッズなどもプレゼントされていたようです。

　
この全日本ダートトライアル選手権開幕戦には昨年同様にケン・ミレニアム株式会社が冠スポンサーとして協賛しています。
同社は株式投資情報サービス会社であり、自動車業界やモータースポーツ業界とは縁がないように思います。
しかし、主催者の営業努力もあったのでしょう、こうしてモータースポーツに多大なる理解を持った企業の協力を仰ぐことが出来、参加選手やファンに大きなメリットをもたらしています。

先に取材に訪れた全日本ジムカーナ選手権も主催者がファンサービスに努力している姿を見てとれました。
そしてもちろん国内最高の人気を誇るSUPER GTも、メディアの活用などを通じて多彩なファンサービスのアイディアを具現化しています。

ある関係者の方と話をしていて言われた一言が忘れられません。
「みなさんファンサービスやプロモーションを頑張ってますね～」と私が言うと、その方は「あ～、いつもファンサービスやプロモーションと縁遠いカテゴリーに毎回行っているんだもんね」。

要するに、そういうことです。


話は戻りまして全日本ダートトライアル選手権の開幕戦。
この会場で取材するにあたって撮影した何枚かの写真を、「フォトギャラリー」に掲載しました。
ぜひ覗いてみてください。