
本日は所用のため、朝から社員嬢を伴って社用車1号機(
日産フーガ 350XV)で外出。
向かった先は横浜ですが、先日同様にちょっと時間を作ってオマケのお楽しみも用意してみました。
それは大桟橋に停泊している「
ナッチャンWorld」の見学。実はこの日、
横浜港の
大黒ふ頭には世界最大の客船「クイーン・メリー2」が入港していました。これを見学しようと目論んでいたのですが、激しい渋滞によって乗船を予定していた見学船の出港時刻に間に合わず・・・。
その代わり、という訳でもないですが、時を同じくして
大さん橋・国際客船ターミナルに停泊している「
ナッチャンWorld」へとやって来ました。
この船は2008年に当時の東日本フェリーが函館~青森間の青函航路に就航させた双胴型のウォータージェット船。
同航路では1990年から2000年にかけてもジェットフォイルと称される高速船が就航していましたが、燃費性能の悪さや欠航率の高さ、初代船は車両積載が出来ないなどの欠点により廃止されていました。
そして2007年、オーストラリアのインキャット社で誕生した全く新しい高速船が津軽海峡にデビュー。
「ナッチャンRera」と名付けられたこの船、総トン数は実に10,715t。ジェットフォイルの「初代・ゆにこん」が163t、車両積載が可能になった「二代目・ゆにこん」でも1,498tに過ぎなかったのですから、その規模の大きさは文字通りの桁違い。
肝心の高速性能は満載時の航海速力36ノット、こちらは「二代目・ゆにこん」とほぼ同じ性能をキープしています。
2008年の春には姉妹船として「
ナッチャンWorld」が登場、2船体制で津軽海峡を結ぶ貴重な航路の主役をつとめてきました。
しかし、原油価格の高騰や景気の急速な後退による需要減により、同年秋には運航を休止。2009年夏には東日本フェリーの後を受け継いだ道南自動車フェリー(
津軽海峡フェリー)によって一時的に復活しますが、繁忙期が終わるとともに再び営業運航からは外れてしまいました。
実は「
ナッチャンWorld」が横浜に姿を見せたのは2009年の3月以来。この時は函館港の開港150周年イベントPRのための来港でしたが、今回は青森の観光PRが目的です。
青森は東北新幹線がこの秋に青森延伸となることから、首都圏など沿線でのPRに力を入れていますが、今回は「
ナッチャンWorld」を会場とした物産展が行われました。
同時に船内の一部も公開された訳ですが、私自身は2008年夏と2009年夏に乗船経験がありますので、今回は久しぶりのご対面。船内を改めてじっくり見て回るとともに、売店でリンゴジュースとホタテのおつまみを購入。その場で戴きましたが、イタリアン風味のホタテがとても美味。
物産展は車両甲板が会場、なかなかの賑わいでした。そこで買い求めたのはもちろんホタテ。500gで500円はお買い得な値札、見るからにプリプリとした新鮮なホタテが詰まった袋はボリュームたっぷりで食べるのが楽しみです。

その後、お昼は最近なんとなく小さなブームが自分の中で巻き起こっているお店へ。
横浜駅西口、
ヨドバシカメラ・
マルチメディア横浜の地下2階レストラン街にあるインドカリーのお店です。
「
インドカリーダイニング Cobara-Hetta」は本格的なインドカリーを手軽に楽しめるお店。
ランチタイムの1種のカリーセットは1,000円で、メニューの中から好きなカレーを1種類チョイス出来ます。あとはサラダとラッシードリンクがつき、そしてライスとナンが食べ放題。
この店に良く来るようになったのは、カリーの美味しさはもちろんですが、このナンが気に入ったからという点が大きな理由。焼きたてアツアツのナンはモッチリしてほのかな甘みのある美味しさ、大きなナンもペロリと2枚はいただけてしまいます。
昨年夏のインド出張からすっかり目覚めたインドカリーの世界、もうひとつのポイントとしてこの店ではレジのところにインドでは食後に欠かせない「アニス」が用意されています。これはミントっぽいもので、口の中がスッキリする上に消臭効果もあるというもの。
もっとも、この店にあるのが本当のアニスなのかは確認していませんが、インドで口にしたものと基本的には同じ感じ。唯一の違いはインドでは真っ白いものばかりだったのが、このお店ではゼリービーンズのように色とりどりという点でしょうか。
ナッチャンWorld (2008年7月乗船時のフォトギャラリー)
横浜市|インドカリーダイニング Cobara-Hetta ヨドバシ横浜店
Posted at 2010/02/22 06:42:49 | |
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