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いよいよこの週末、岡山国際サーキットに世界最高峰のツーリングカーレース「WTCC(FIA世界ツーリングカー選手権)」が日本初上陸を果たします。

既にマシンは関西空港に空路運ばれ、岡山国際サーキットは搬入作業の真っ只中だとか。

聞いたところでは前売り券の販売も好調のようで、週末は相当の人出も予想されるところです。

取材で訪れる私としては、仕事として重要であるのはもちろんですが、個人的にもようやくこのレースを生で見られることに興奮しています。
映像で何度も見たエキサイティングなバトル、そしてドライバー同士の高度な技の応酬を日本で見られるというのは嬉しい限りです。

気になる岡山国際サーキットの週末の空模様ですが、練習走行が行われる金曜日は雨の確率が高い予報。
しかし予選日の土曜、そして決勝が行われる日曜は、いまひとつスッキリしないようですが、雨の確率は低くなっているので、なんとかドライコンディションでの好バトルに期待したいところ。

そして金曜日が雨ということは、土曜の予選前にもフリープラクティスが設けられているものの、貴重なテスト走行時間がひとつ失われるに等しいとも言えます。
もちろん雨でもコース慣熟など成果は出せるでしょうが、岡山を走ったことのないドライバーにとっては残念なところ。
ということは逆に、地元・日本勢に多少のアドバンテージが生じるのかもしれません。

いずれにしても、いよいよやってくる「WTCC(FIA世界ツーリングカー選手権)」。
私も取材に向けて、改めて競技規則や技術規則をプリントアウトして再度お勉強することに。これまでもインターネット上の規則書は何度も目を通していますが、出張中の必要な時にいつでも見られる様にプリントアウトしました。

さすがに競技規則、FIA Super2000の車両規則、FIA Diesel2000の車両規則、その全てをプリントアウトすると、結構なボリュームになりますね･･･。
　

北海道、そしてツインリンクもてぎと続いた出張が終わり、月曜日は毎度の如くレギュラーの制作作業。

ややお疲れモードではありますが、もてぎから帰った昨夜のうちに出来るところまで作業を進めておいたことが功を奏して、スムーズに本日のメイン業務は終了。

ところで先の北海道取材のような"ドライブガイド"的なもののための取材では、各地で美味しいものを口にする機会が多々あります。

当然、このブログをご覧の関係各位などからチョット羨ましがられたりするのですが、逆にモータースポーツ取材のための出張では、そんなに食生活が豊かなものではありません。

あ･･･、ラリーの取材は土地の名物を口にする機会も少なくないですが･･･。

サーキットレース取材の場合は、せいぜい仙台で牛タンを1回か2回食べる程度で、あとはファミリーレストランなどを多用することの方が多いです。
時間が多少遅くなっても確実に夕食にありつけられますし、大抵は駐車場完備なのでホテルへの帰り際に立ち寄って、手早く済ませてしまうことが出来るからです。

さらに社員嬢を伴わない単身出張の場合は、コンビニエンスストアで食料を買いだして、ホテルの部屋で食べていることも少なくありません。
こうすると部屋で仕事をしながら食べられるので、時間の節約になるからです。

写真は北海道出張初日の夕食、「廻転ずし とっぴ～」で口にした一皿。
"ちか"の握りです。
港の防波堤などで針をたくさんつけた竿をたらし、大漁を経験した記憶のある魚が"ちか"。
ワカサギのような感じで、天ぷらや揚げ物でいただくことが主だと思いますが、寿司として食べたのは今回が初めて。
決して高級魚ではありませんが、なかなかの美味で寿司ネタとしても逸品という印象です。
　

今回の取材出張、水戸での宿は「ホテルルートイン・水戸県庁前」。
この夏にオープンしたばかりの新しいホテルは、その施設名称通りのロケーション。
全国をネットするホテルルートイン、ゆえに施設もサービスも他の系列と変わりませんが、そこが逆に安心感にも繋がっています。

朝7時前にチェックアウトして昨日に続いてツインリンクもてぎ入り。
今日も天気は秋晴れ、日射しはかえってキツすぎるくらいです。

車検、ドライバーズブリーフィング、予選、決勝という流れで各カテゴリーがスケジュールをこなしていきます。
ちなみに今回は何かとお世話になっている方が競技長や審査委員の面々としてレースコントロールに携わっておられました。

当方は必要なカテゴリーについて走行シーンの撮影。
もちろん昨日の練習走行とは異なり、単に走っている姿を撮影するのではなく、レポートをはじめとしたコンテンツ作成を念頭に置いた"使えそうな絵柄"を考慮して撮影します。

特に決勝は展開を予測しながら撮影します。これはどんなカテゴリーの取材でも同じですが、「自分でこう書くから、こういうカットが必要」という製作物の全体的なディレクションを考えながら撮影するわけです。

そうなると、スプリントレースというのはとにかく忙しい。
スタート前やグリッド上での緊張感、スタートシーン、レース中のバトルシーン、チェッカーシーン、レース終了直後のドライバーやスタッフの表情、そして表彰式と、全てをしっかり撮影しようとすると無駄な動きをしている暇がありません。

耐久レースの取材が多いとこの辺の感覚がスプリントでは狂うのですが、なんとか予定していた撮影や取材はクリア。
来週、いよいよ岡山国際サーキットに日本初上陸を果たす世界最高峰のツーリングカーレース・WTCC(FIA世界ツーリングカー選手権)「FIA WTCC Race of JAPAN」向けての良いウォーミングアップにもなったという感じです。

全レースが終了後、しばし関係各位と情報交換の後に東京に向けての移動を開始。
渋滞も懸念されましたが常磐道から首都高に入る前後で若干流れが滞った程度で、あとは比較的スムーズな移動。

そんなに遅い時間にもならずに帰宅、さすがに少々疲れも溜まってきましたが、明日のレギュラー制作作業の下準備をして一日を終えたのでした。
　

昨夜、北海道取材から帰宅したのが23時すぎ。

そして日付が変わった午前0時すぎに、撮影機材などを社用車1号機(日産フーガ 350XV)に積み替えて、事務所を"タッチ・アンド・ゴー"状態で出発。

この週末は栃木県のツインリンクもてぎで開催される「もてぎチャンピオンカップレース・第4戦」の取材です。

首都高速を順調に通過、深夜の常磐自動車道を北上。
水戸にほど近いサービスエリアに到着、ここで車を停めて車内で仮眠。

目が覚めるとすっかり夜は明けており、再び移動を開始。
少々寝すぎて当初予定よりは遅い時刻になってしまいましたが、無事にツインリンクもてぎ入り。

今回のレースは東コースでの開催、ロードコースの「ダウンヒルストレート」が東コースのホームストレートに該ります。
東タワー内の事務局で取材受付手続きを済ませ、あとはスポーツ走行時間枠にコースサイドで撮影。

今回はナンバー付きの「Lotus Cup Japan」、比較的リーズナブルに本格レースを戦える「もてぎシビック」「インテグラ」、現行型ホンダシビックタイプRのワンメイク「ホンダエキサイティングカップ ワンメイクレース2008 シビック・シリーズ東日本」、そして入門フォーミュラ「Super-FJ」と「FJ1600」というカテゴリーが開催されます。

天気は気持ちよい秋晴れ、各カテゴリーとも大きなアクシデントも無くスポーツ走行が終了。
「Lotus Cup Japan」では毎戦プロドライバーがゲストとして賞典外参加していますが、今回は写真の1号車に大井貴之選手、ADVANカラーの25号車は木下隆之選手がステアリングを握ります。

そしてこのお二方をはじめとして、スーパー耐久でもお会いする皆さんが多数いらっしゃっていました。ドライバーさんはもちろん、メカニックさんやチームオーナーさん。
なんとなくですが、スーパー耐久よりもさらに和やかな雰囲気のパドックが好い感じです(^^)。

ところでこの日、スーパースピードウェイ(オーバルコース)では「Honda エコノパワー燃費競技全国大会」が催されていました。
中学生から大学生までの学生チームをメインに、大勢の参加者が来場しており、メインパドックはとにかく大混雑状態。

サーキットに来るのは初めて、という方も多かった様で、東コースで開催されているレースのためにサービスを行うタイヤガレージの様子を興味深そうに覗いている人が多く見かけられました。

ところでスーパースピードウェイ(オーバルコース)といえば11月のスーパー耐久シリーズ最終戦が行われた翌日には、スペシャルステージという位置づけのレースが開催される予定。
オーバル上にシケインを設けての戦いが予定されていますが、14日に行われた事前テストに参加したのは僅かに5台、しかも現役参戦車両はそのうちたったの2台。

このオーバルレースについても関係者の数名とお話しする中で話題になりましたが、果たしてオーバルでスーパー耐久車両を走らせる意義がどこにあるのか･･･？
ビジュアル的にも安全面でも、ファンサービスという意味でも、どうにもオーバルコースでレースを行う必要性を感じられない、というのが大方の意見ではないでしょうか。
　

二泊三日の北海道取材もいよいよ最終日。
目覚めたのは帯広駅に隣接する「ホテル日航ノースランド帯広」の一室、久しぶりに宿泊しましたがとても居心地のよいシティホテルです。

ところで実は昨日から取材用のクルマが一台増えています。
そこで今日はスカイラインクーペのステアリングを社員嬢に託し、私は新たにフリートに加えた「BMW・320i」のステアリングを握ります。

クーペとセダン、ボディスタイルは揃えられませんでしたが、価格は別にして両車は目指す方向が似通っているライバル同士。
プレミアムツーリングカー2台の比較も今回の取材における大きなテーマのひとつなので、私は今日一日320iを走らせてインプレッションをとりつつ、比較もしてみようというコンセプトです。

これらの車については機会を改めてこのブログにも記していこうと思います。

この日は帯広を中心としたスポットを数か所まわります。

まず目指したのは小一時間走ったところにある「岩内仙峡」。ここで2台の写真を撮影して、軽く紅葉見物。
その後はほど近い「八千代牧場」へ移動して、ここでお昼ごはん。
研修センター内のレストランでオーダーした黒豚丼は1,200円で、ぶ厚いお肉が所狭しとご飯の上に載せられている逸品。
さらにコンソメスープやお汁粉、コーヒーも好きなだけ頂けるオトクなメニューです。

ここからは一気に十勝管内を縦断して鹿追町の「然別湖」へ。
先程の八千代牧場ともども久しぶりに訪問しましたが、快適なドライブルートはインプレッションをとるのにも最適です。

然別湖でUターン、次の目的地は社員嬢のたっての要望で"ワインの町"としても知られる池田町にある「豆地蔵」。
ここは十勝製餡株式会社が運営しており、おはぎやドラ焼きなどが名物。売店とレストランが併設されており、時間があればレストランで甘味のみならず定食類も食べられます。

和菓子を購入して時間を見ると、1時間少々の余裕が。
そこで昨日に続いて再び「十勝幕別温泉 華の湯」に立ち寄り、帰京前にモール温泉でサッパリ。

最後に手短に「カレーショップ インデアン」で夕食を済ませて空港に向かいます。
帯広発のJAL(日本航空)最終便、機材は私が好きなエアバスA300-600R、久しぶりの搭乗でしたがやはりこの機内は落ち着けるのかフライトの後半は爆睡となりました。