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NorthStarのブログ一覧

2009年01月21日 イイね!

自動車業界再編・第二章の幕開け?

自動車業界再編・第二章の幕開け?昨年秋以降の急速な世界的景気減退、その影響を最も被っているのが自動車業界。

世界中の市場が冷え込む中、ほぼ全てのメーカーは生産調整を余儀なくされ、部品メーカーなど関係する企業にも影響が及んでいます。

そんな中で、最も苦境に立っているのがアメリカの"BIG 3"と呼ばれるメーカー群。政府からの支援を引き出すために、各社は容赦の無い経営改善策の構築を迫られています。

●米クライスラー:フィアット提携合意 子会社化も視野
毎日jp(毎日新聞)  2009年1月21日

そのうちの一社、クライスラーはイタリアのフィアットと資本提携する運びとなったようです。

クライスラーといえば、1998年にドイツのダイムラー・ベンツと合併を果たし"ダイムラー・クライスラー"が誕生。
"世紀の結婚"と称された合併劇でしたが、およそ10年で"離婚"という結果に終わりました。

1998年当時、この合併を機に世界の自動車メーカーでは"400万台クラブ"という表現が使われるようになりました。
競争の激化を受けて、年間生産台数が400万台に満たないメーカーは、極一部の趣味的な車を生産したり、超高級/スポーツカーメーカー以外は淘汰される、という考え方です。

この合併を契機に国境を越えた業界再編が推し進められ、1999年には日産自動車ルノーの傘下に入るなどの動きがありました。

しかし再編は全てが上手くいったわけではなく、少なくとも"ダイムラー・クライスラー"については大きな成果を残すことが出来ませんでした。
「メルセデス-ベンツSLK」をベースに「クライスラー・クロスファイア」が誕生したりもしたものの、業績を大きく改善するには至りませんでした。

ただ、個人的な印象としては日本市場においては「PTクルーザー」や「300C」がクライスラーの存在感を高めたという印象は持っています。
もちろん自動車メーカーとしてのシェアは、それでも大きく拡大するには至りませんでしたが。

さて、今回の業務提携ですが、クライスラーはフィアットから小型車生産のノウハウや技術を享受出来るとされています。対するフィアットはクライスラーが持つ販売網を利用して北米市場への進出攻勢をかける足掛かりに出来ると推測されています。

ここでクライスラーについて振り返ってみると、過去には三菱自動車と蜜月関係を築いていた時代があり、共同生産や技術提携、OEM供給などを行なっていました。
そのひとつの成果が"BIG 3"として初めて日本の小型車に本格的に対抗するべく開発されて人気を博した「ネオン」です。
しかし、結果的にはその「ネオン」も、派生車種の「PTクルーザー」への展開はあったものの、全体的には尻すぼみに終わってしまったという印象。

もう少し過去に遡ると、1987年にクライスラーはAMC(アメリカン・モーターズ)を買収していますが、この際に現在の看板車種である「ジープ」シリーズと併せて当時AMCが提携関係にあった「ルノー」の車種をベースとしたモデルもクライスラーブランドで継続販売していました。
しかし、こちらもセールス的には決して大きな実績と言える結果を残すことが出来ませんでした。

今回の「クライスラー」と「フィアット」の提携劇、どうしても見方としては「クライスラーの行く末」の方が気になります。
果たして今回の提携がどのような成果を生むのか、そして他のメーカーについて新たな再編の契機となるのか、注目していきたいと思います。
 
Posted at 2009/01/27 01:47:56 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自動車全般 | 日記
2009年01月20日 イイね!

前例の無い"大モノ"

前例の無い"大モノ"お昼にやってきた宅配便が、2009年に入って最初の"ミニチュアカー"を届けにやってきました。

昨年のうちに予約注文していた品々の第一弾となるのですが、これが私にとってはある意味で"コレクション史上、前例の無い大モノ"なのです。

有限会社プラッツが手がけた一品は、日野自動車の大型トラック「プロフィア」。

カラーリング違いが二種類リリースされましたが、私が購入したのはブルーメタリックにペイントされたモデル。同社ウェブサイトなどに登場しているカタログカラーモデルを再現した仕様です。

実はこのモデル、なんと乗用車のダイキャストモデルと同じ1/43スケールなのです。
要するに、本当にサイズが大きい。ということで細かい部分までしっかり造り込まれている上に、重量感や質感の高さは文句無しの出来ばえです。

それもそのはず、このモデルがリリースされたのには日野自動車がプロモーション用にダイキャストモデルを発注したという背景があるようです。
ゆえにメーカーの監修を受けているわけですが、細部までしっかり再現されているのも当たり前。
恐らくは実車を購入したユーザーにプレゼントされたりするのでしょうが、製作数量の一部が限定で今回一般販売されたということのようです。

お値段的には躊躇なく買えるほどお手頃ではなかったのですが、やはりこの稀少性を考えると注文せずにはいられず、1個が当方の手元にやって来ることになった次第。
大柄ゆえに飾るにも場所をどう確保するか悩みますが、実際に手にしてみて価格相応以上の出来ばえであったことで満足しています。
 
MiniCar|Platz 日野プロフィア ウィングカーゴ
 
Posted at 2009/01/22 04:19:07 | コメント(1) | トラックバック(0) | ミニチュアカー | 日記
2009年01月19日 イイね!

人が変わると・・・

人が変わると・・・本日は制作作業の合間を見て午後から外出。
いつもお世話になっている日産ディーラーの店舗に赴き、エンジンオイルとオイルエレメントの交換作業を行ないました。

前回の作業は昨年12月に法定12ヶ月点検を受けた際に行なったもの。
あれから約1ヶ月、その間には九州を往復していることもあって、6千km以上を走行してしまいました。

社用車1号機(日産フーガ 350XV)については、エンジンオイル&エレメントの交換インターバルを4千kmとしているので、少々過走行気味。
ということで先週のうちに作業予約を入れておいたのでした。

予約した時刻の5分ほど前に店舗に到着。
車を停めてサービスフロントに赴くと、ここの工場長と思われる方が対応してくれました。名前と予約している旨を伝えると、話は早く「エンジンオイルとエレメント交換でよろしいですか?」と確認。
良い感じの応対を受けて、車を預けてサービス工場のウェイティングスペースで作業終了を待つことに。

建物前に停まっている車には、受付してくれた工場長氏自らが向かい、運転席に汚れ防止のカバーをかけて車を工場内へと動かします。

ところが・・・。

ゴキッ!という大きな音が。動かしているところはずっと見ていたのですが、この方はなんと敷地内の縁石に左リアのタイヤ&ホイールを思いっきり擦り、半分乗り上げる格好で通過したのです。

その後、車はメカニック氏の手に委ねられて作業に入ります。
件の工場長氏、私が待っているフロントのある建物に入るも、何を言うでもなく。そのうちに外出、数分後にはコンビニ袋を下げて戻ってくると、ウェイティングスペースからは見えない事務所の奥に引っ込んでしまいました。

30分ほどで交換作業は終了。
メカニック氏によって車は建物前にまわされ、作業内容の説明を受けて精算。
そこでメカニック氏に「左リアのタイヤとホイールは大丈夫でしたか?」と尋ねると、「あっ・・・、そうですね・・・、さっきの・・・」と戸惑った表情。
このメカニック氏は"その瞬間"工場内にいたのですが、あれだけの音ですから何が起きたのかは認識していたのでしょう。

車に近づいてみると、左リアタイヤのサイドウォールには明らかに擦った跡が。
しかし幸いに極低速だったことと、装着しているタイヤが純正と同じ55偏平17インチというハイトのあるものだったので、ホイールに傷はついていないようでした。
またタイヤも擦った痕跡だけで、深刻なダメージを受けなかったのは幸い。

メカニック氏は恐縮気味にタイヤの痕跡を丁寧に拭き取ってくれました。
しかし、この段階でも当の工場長氏は出てくる気配もなく。一方で異変を察知したのか、長くお世話になっているサービスフロントスタッフの方がやって来ました。

この工場長氏は昨年夏に異動して来られたようなのですが、どうにもそれ以降、このお店の"質"が下がっているような気がしてなりません。
前・工場長氏の頃とは異なり、作業終了後の洗車サービスもあったり無かったりですし、請求額も1円単位までキッチリと計上されるようになりました。
これらについては、請求金額については本来の価格ですから文句もないですし、洗車もあくまで"サービス"なので、省かれても異論はありません。

しかし肝心の接客や、自らの工場における作業ミスを指摘した際の応対、そして今回のような客の車に対するいい加減な取り扱い。

メーカーの看板を背負っているのですから、もう少しレベルアップすることが必要だと思いますが・・・。
このお店には購入以来お世話になっていますが、何回もこのようなことが続くようであれば、お店を変えることも考えようかと思っています。
 
整備手帳|エンジンオイル交換
 
Posted at 2009/01/22 02:29:40 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日産フーガ (Y50) | 日記
2009年01月18日 イイね!

報道の"ワイドショー"化

報道の"ワイドショー"化1月15日の午後にアメリカで発生した航空機事故は、日本のメディアでも大きく伝えられています。

●NYハドソン川に旅客機墜落、乗客・乗員約150人以上 全員無事か
msn産経ニュース(産経新聞)  2009年1月16日 6時45分

ニューヨークのラガーディア空港を離陸したUSエアウェイズのエアバスA320型機(乗員・乗客155人)は、離陸直後にエンジントラブルに見舞われてしまいます。
場所は住宅なども密集する都市部、機長の好判断によって機体はハドソン川に不時着水。真冬の不時着水となりましたが、恐らくは乗員の対応も良かったのでしょう、乗客・乗員は全員大きな怪我もなく救助されました。

事故の原因については詳しい調査が進められることになりますが、現時点ではエンジンに鳥が衝突、もしくは吸い込まれる「バードストライク」によって、エンジンが故障したことによると推測されています。

バードストライクは日本でも平成19年のデータによると1,367件が発生しており、そのうちの約1割が「東京国際空港」で起きています。
特に近年は騒音問題解消などを目的として海上島への立地や沖合展開を進める空港が増えているため、海鳥などによる事案も増加傾向にあります。

バードストライク対策としては音や光での威嚇、エンジンナセルへの工夫など色々な手法が模索されていますが、なかなか決定打には至っていません。

ところで今回のように大きな事故が報じられると、一般市民にも増してマスコミ関係者が突如として注目する事案になります。

すると、次のような報道がされるようになります。

●羽田でバードストライク、あのエアバスA320着陸時
YOMIURI ONLINE(読売新聞)  2009年1月17日 22時51分

●羽田でバードストライク 米不時着機と同型エアバス
TOKYO Web(東京新聞)  2009年1月18日 0時50分

1月17日の夕方、「東京国際空港」において発生したバードストライク事案。
北九州空港から到着したスターフライヤー84便の左翼に鳥が衝突してフラップを破損したというものです。

機体は無事に定刻通りに着陸して、乗員乗客90人には怪我もありませんでした。
しかし機体の損傷は小さくなかったようで、折り返し便などは欠航となりました。


さて、この事案は先にご紹介したデータに基づけば、「東京国際空港」に限っても年間100件以上、3日に1回の割合で発生しているバードストライク事故の報道です。
もちろん公共交通機関である航空機の事故ですから、報道の対象となる理由は充分にあるでしょう。

しかし、見出しに違和感を覚えたのは私だけでしょうか。
「"あのA320"着陸時」とか「"米不時着機と同型"エアバス」という表記が、事故を客観的に報道する上で必要とは思えないからです。

バードストライクは基本的に機材や航空会社には、ほとんど原因がありません。
人的原因を探すとすれば、空港管理者の怠慢があるか否か程度ではないでしょうか。もちろんパイロットは目の前に鳥の大群がいることを確認している中で離陸や着陸を強行するようなことはないでしょうが、状況によっては回避が困難な事もあり得ます。

しかしこのような見出しをつけることで、一般の読者には「A320は危険な機材」とか「スターフライヤーは危険」などといった誤った印象を与えかねません。

いずれにしても、今回の報道は読者の関心を必要以上に惹こうという意図を感じる見出しの内容。
これが果たして"報道"として正しいのでしょうか。新聞も着々と"ワイドショー化"が進んでしまっているようです。
 
Posted at 2009/01/21 02:03:59 | コメント(1) | トラックバック(0) | 航空・鉄道・海運 | 日記
2009年01月17日 イイね!

オンナノ"ブキ"

オンナノ"ブキ"もう1月も3回目の週末。昨今は成人の日がハッピーマンデー制の導入に伴って、それまでの1月15日に固定されていた頃よりも早まっていることもあり、正月気分が抜けきるのも早くなったような気がします。

この週末、当方は一週間前に取材した「東京オートサロン2009 with NAPAC」に関連して抱えていたいくつかの案件で、締切りが最後だった原稿の仕上げを進めました。

レポート原稿を書きつつ写真を選ぶ、という作業になるのですが、今回はウチの社員嬢も張り切って写真を撮影してくれたお蔭で、選択の余地がとても拡がっています。

昨年までも「東京オートサロン」に限らずイベントや競技会の場に社員嬢を伴う時にはカメラを持たせていましたが、昨年12月に社員嬢専用カメラとして「CanonEOS Kiss X2」を導入。今回がその"デビュー戦"となりました。

東京オートサロン」は室内イベント、かつ照明が暗めなので悪戦苦闘した面もあったようでしたが、なかなか頑張って撮影をしていたようです。

特にテーマを与えず、「自分で印象に残ったり目についた車などを撮影するように」とだけ指示をしておきました。

すると、何やら各出展社のインフォメーションブースをウロチョロしては写真を撮影しています。

「何してるんだろう?」と思ったら、ひたすらにブースの女性たちを撮影したのでした。

改めて撮影された写真を見ると、暗い場所だったこともあってややピンボケ気味のカットが多かったものの、構図はなかなか悪くありません。

そして何よりも、被写体となっている女性たちの表情が良い!
写真を撮影されることには慣れている皆さんでしょうが、同性に写されるということで緊張も幾分和らいでいるのか、自然な笑顔という感じの表情を写した写真が多かったのです。

レースクィーンなどから聴く"生の声"でも、やはりローアングルからカメラを構えるような「カメラ小僧」の向けるレンズには、笑顔も引きつることがあるというのは本音のところのよう。
その点、やはり女性同士ということで、"撮られやすい"のではないでしょうか。

このような写真は、何かと使い道のあるカット。

もちろん男性カメラマンでも同じような写真を撮影することは可能でしょうが、4人の皆さんの表情がここまで良い雰囲気になったのは女性が撮影したからという面もあるのではないかと思います。

今年はスーパー耐久などの現場で、社員嬢がどんな写真を撮影してくれるのか?
CanonEOS Kiss X2」をより使いこなせるように、実地練習の機会もシーズンイン前に何度か設けてみようかと思っています。
 
Posted at 2009/01/21 01:17:17 | コメント(1) | トラックバック(0) | 取材・業務雑記 | 日記

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各種取材やウェブサイトを中心とした制作業務を行なっています。 主なテリトリーは自動車/モータースポーツ、飛行機などの交通関係。 自動車は乗用車からトラッ...
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