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それは先日、中国の南京を訪れている最中のこと。

深夜、ホテルでマッタリしていると携帯電話に着信が。
みんカラのお友達でもある「K-one レース担当 さん」からだったのですが、その内容は実に興味深く、有益なものでした。

曰く、「2006年のラリー・モンテカルロで優勝したランサーのミニカーが存在している」。

実はこの前段として来る8月に、昨年の「新城ラリー2008」で優勝を飾った奴田原文雄選手が駆る「ADVAN-PIAAランサー」のミニカーが発売されるという情報があり、こちらについては速攻で予約を入れておきました。
その際に奴田原選手ご本人をはじめとした関係者と話題にしたのが、
「どうして新城優勝車両なんだろう？」ということ。

現行型エボリューションⅩであることを優先した結果なのかとは思いますが、戦績という意味では2006年のP-WRC(FIAプロダクションカー世界ラリー選手権)で日本人として初めての優勝を勝ち取ったラリー・モンテカルロ仕様、もしくは地元での一勝を挙げた同年のRally JAPAN仕様あたりが欲しいところ。

「あったらいいのにねぇ」なんていう話になっていたのですが･･･。

なんと、ラリー・モンテカルロ仕様が存在しているという情報が今回寄せられたわけです。

早速、南京からネットでチェックしてみると、その存在を確認。
そして更に調べていくと、どうやら999個の限定で発売された1/43スケールのもので、完成度はなかなか高そうです。
しかも、日本の有名ミニカーショップをいくら探しても、販売されている様子がありません。もしかすると、日本には正規で入ってきていないのかもしれません。

そこで海外のミニカーショップを探し、日本への配送も引き受けてくれる通信販売を展開しているショップに在庫があることを確認。
もちろんオンラインでオーダー、在庫となっていた全数をまとめて注文したのでした。

そしてこのたび、無事に海を渡って手元へとやってきたのが写真のモデル。
実物を見ると、その高い完成度を改めて確認することが出来ました。細部については、奴田原選手ご本人に写真をお見せして、その仕様などが正確に再現されていることも実証されたのです。

いくつかが手元にやってきた記念すべき一勝を飾ったマシンのミニチュア。
既に関係者の中でも「欲しい！」と手を挙げている方がいらっしゃるので、今回は"共同購入"のようなかたちになったのでした。
　
MiniCar｜三菱ランサーエボリューションIX Rally Monte-Carlo 2006 P-WRC 優勝車両
　

カレンダーも6月下旬。
出張の合間となる平日の一日を、社用車1号機(日産フーガ 350XV)のメンテナンスに充てました。

その内容は、まずは毎度お馴染みのエンジンオイル＆フィルター交換。
4,000kmを交換目安として毎回オイルとフィルターを同時交換していますが、前回(5月22日)の交換からちょうど一カ月で5,088kmを走りましたので、目安よりも1,000kmほど超過走行となってしまいました。

ちなみに純正装備されている「カーウィングスナビゲーションシステム」には車両管理の項目があり、いくつかのメンテナンス事項について距離情報から設定した交換時期になると、モニター上でエンジン始動の度に警告を発するようになります。
ここ2～3日は、「エンジンオイルを交換してください」「オイルフィルターを交換してください」という警告が出続けていましたが(^^;。

今回、もう一つ行ったのがATF(オートマチックフルード)の交換。
こちらは昨年3月7日に交換して以来、私が購入してから2回目の交換です。もっとも私が購入する以前の約3万kmについても整備履歴を見る限りは交換した経緯は無さそうですが。

前回交換時のオドメーターは53,901km、今回は107,299km。この間の走行距離は53,398kmですから、まずまず順調なタイミングでの交換という感じでしょうか。
オドメーターが5～6万kmというオートマチック車にお乗りの方には、ミッションの性能維持や故障の予防、燃費性能の向上やシフトショック低減などの効果がありますので、ディーラーでのATF交換を強くお薦めします。

こうして今回も無事にメンテナンスを終えた社用車1号機。
ちなみに前回の入庫で気になっていた"エンジンオイル交換代金"については、今回も同額で安価な金額でした。
ひょっとしてエンジンオイルそのものの単価が下がったのか？
何らかのキャンペーン(持ち込み整備優遇料金とか)が始まっているのか？

対応してくれたメカニック氏も好印象、ここにきて馴染みのお店の接客対応レベルも利用を始めた当初と同じレベルに戻ってきたような気がします。
　
エンジンオイル、ATF交換

昨夜、全日本ラリーの取材を終えて東京に戻ったばかりですが･･･。

火曜の朝9時すぎには、再び社用車1号機(日産フーガ 350XV)で外出。
今回は東名高速を西へと進み、愛知県と三重県が目的地です。

用向きは、社用車2号機の代替候補車を、この目で確認すること。
先日来このブログにも記しているように、現2号機(三菱ランサーエボリューションVII GT-A)には売却話が持ち上がっており、"三代目"となる次期2号機を購入しようかという流れになっています。

なんとなくインターネットの中古車情報で探して行って、2台にまで絞れたことから実車確認のため販売店へ。
事前に電話やメールで連絡して訪れましたが、どちらのお店でも「東京から、遠いところをわざわざ･･･」という雰囲気。もちろん当方としてはこの程度の距離なら「ちょっと行ってくるか」という範疇なのですが(^^;。

残念ながら両車ともに試乗は出来ないので、停車状態で細部をチェック。
内外装の傷や汚れにはじまり、エンジンはアイドリングの安定性や振動・異音の有無、アクセルに対する回転の上がり下がりのレスポンスなどを確認。この日は30度を超える真夏日となりましたが、これが幸いして猛暑時の水温の変化も確認できました。

このほかトランスミッションはシフトショックなどの大きさを確認。ブレーキを踏んでDやRに入れて異音や違和感が無いかもチェック。
ステアリングは据え切りを繰り返してみてフィーリングや異音の有無などを試してみます。
これらのあとにエンジンルームや下回りを覗いて、オイルなどの漏れや染みなどの有無を確認。

あとは室内装備をひととおり操作してみて動作不良がないかを見ていきます。猛暑の日中ということで、エアコンの効き具合もしっかり確認できました。
1台あたり20分程度でこうしたポイントを見ていきましたが、2台ともに機関系などの重要なポイントに不具合の兆候はなさそうでした。

現車確認が終わったら、セールスの方から色々とお話しをお聞きします。
価格、装備、諸費用、後付けしてほしい物への対応状況などなど。

数日のうちには最終的な決定を下すことになりますが、車そのものについてはどちらにするかを決めるのがとても難しい。なんというか「こっちにしよう！」という決め手にそれぞれ欠けていると言うか。

2店舗を訪れて現車確認を終えた後、東京への帰り道の途中で久しぶりに磐田の「うなぎ料理 中村屋」に立ち寄って、美味しいうなぎを食べていくことに。
久しぶりのうなぎに同行した社員嬢はテンション高めでしたが･･･(^^;。
今回は愛知県産の養殖物でしたが、相変わらず皮はパリパリ、身はフンワリ、甘辛のタレも絶品で美味しくいただくことが出来ました(^^)。
　

昨夜遅くまでブロードバンド環境の整ったホテルの一室で制作作業を進行。
作業環境がよかったこともあってスムーズな進捗、概ね予定していた作業を片づけて三泊した「プレミアイン白河」を規定いっぱいの午前10時にチェックアウト。

このホテルには今回初めて泊まりましたが、とても満足度の高い施設でした。

豪華さや洒落っ気とは無縁、建物の外観も至ってシンプルな造りですが、まず部屋が広めで明るく清潔感にあふれている点が好印象。
さらに幅＆奥行きともに充分なデスクスペースは、ノートパソコンを拡げ、その周囲に資料などを置いて仕事をする場合でも、窮屈さを感じることはありません。加えて嬉しいのは比較的多めにデスク周りに用意されている電源コンセントの数。設置位置は少々遠いのですが、口数が多いのでパソコンの電源はもちろん、携帯電話やデジタルカメラの充電などで重宝します。

そしてこのホテル最大の特徴とも言えるのが、独立型のユニットバス。トイレとは別にバススペースが設けられており、バスタブにお湯を張ってノンビリと入浴することが出来ます。バスタブの形状も工夫されており、全身で浸かることに加えて半身浴も楽しめる設計。
大柄な男性でもそれほど狭苦しさを覚えないであろうバススペースは、旅や仕事の疲れを癒すのに最適です。今回は雨に降られた取材だったので、ホテルに帰ってバスタブにゆったり浸かることが出来たのはとても嬉しいものでした。

このように満足度の高いホテルですが、気になる点はロケーション。周囲にコンビニエンスストアがないのです。
食事はホテル内にある和食店に加え、徒歩5分圏内にいくつかのお店があります。

その中でも自信を持ってお薦めできるのが、ホテルの隣にある「とんかつ星将」。

土曜の夜にそれほど期待をせずにラリー関係諸氏5人と訪れましたが･･･。
てっきりメニューは「とんかつ」だけかと思っていたのに、お品書きには魚介系も含めて豊富な内容が記されています。さらに焼酎や日本酒にもこだわっているようで、希少な銘柄までこちらも豊富な種類が用意されていました。

お値段も決して高くなく、かつ個々の品々のボリュームが満点、さらにどれも美味しく大満足。
すっかり気に入ってしまい、一人で延泊となった昨夜も、仕事の合間に訪れて「とんかつ定食」を美味しくいただいてきました(^^)。

やはり出張では満足出来るホテルに泊まれると仕事もはかどりますし、美味しいお店にめぐり会えると充実度も高まりますね。


さて、チェックアウト後は近くにある大型ショッピングセンターに赴いて、昼食を摂りながら仕事の仕上げ。

無事に15時には作業＆納品を概ね完了、あとは淡々と東北自動車道を南下して、20時すぎには東京に帰還しました。
　
西郷村｜プレミアイン白河
西郷村｜とんかつ星将
　

「MSCC 東京ラリー 2009」も勝負を決するDAY2を迎えました。
昨日の段階で、DAY2の天気がどうなるかはひとつの話題になっていましたが、ホテルで起床してカーテンを開けると目に飛び込んできたのは大粒の雨。

しかも･･･。

"起床"した時刻は、午前3時15分！
就寝が午前1時前でしたから、ほとんど仮眠に近い状態で身支度を整えてホテルを出発、もちろん外はまだ夜明け前。

今回もラリーやスピード行事の参加者＆ファンにとっての"バイブル"とも言える専門誌「PLAYDRIVE」の編集さんと相乗りでの現地取材、ウチの社用車1号機(日産フーガ 350XV)をSSには向かわずサービスパークで取材をされる同誌編集長さんに託して、私は編集部員さんと山の中へ。

もちろん上下雨合羽、足元はゴム長靴、カメラにもレインジャケットを被せて、数本のタオルも持参しての"フルウェットセッティング"。
撮影にも厳しい状況ではありましたが、ウェットのグラベルを水しぶきをあげて駆け抜けるラリーマシンの姿と言うのも悪くないもの。悪戦苦闘気味ではありましたが、なかなか思っていたよりも良い感じの写真を撮影できて満足。

当初予定をちょっと最後に変更、三株のギャラリーステージ2本目をパスしてサービスパークへと戻り、競技を終えて帰ってくるマシンたちを待ち受けます。

結果、トップでDAY2に臨んだ奴田原文雄選手が、得意のグラベルラリーを貫祿の二連勝。シリーズランキング争いは中盤戦に入って白熱の展開になってきました。

最後の表彰式が終わったら、皆さんそれぞれ帰宅の途についていきますが･･･。
当方は制作作業の関係で今夜はブロードバンド環境を確保する必要性があるため、白河市にもう一泊です。

早朝から活動している長い一日ですが、まだまだ夜はこれからです･･･。