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2009年08月06日 イイね!

総括 : ランサーエボリューションVII GT-A

総括 : ランサーエボリューションVII GT-Aウチの社用車2号機が三菱・ランサーエボリューションVII GT-Aからフォルクスワーゲン・パサート 2.0に代替されて、およそ二週間が経過しました。

そこで今日は、約三年間所有した三菱・ランサーエボリューションVII GT-Aについての総括を記してみたいと思います。

2006年6月に、個人間売買で手に入れることになった三菱・ランサーエボリューションVII GT-A。新車からの履歴も明白、かつ内外装多数のパーツが最新型エボリューションIXのものに交換されているという面白い個体だったこともあり、購入に踏み切りました。

ランサーエボリューションということで顧客層は圧倒的にスポーツドライビング派とされていますが、"GT-A"は最新のエボリューションⅩで採用されたTC-SSTに先駆けて設定された"2ペダル・エボリューション"。機構そのものはベーシックな5速オートマチックですが、この2ペダル化によってキャラクターとしては若干マイルドな方向性とされました。

もっとも足回りなどは締め上げられており、エボリューション自慢の電子制御群もACDやAYCを装備。
しかし2ペダル化によって、市街地でのイージードライブが実現するとともに、トルクフルなエンジン特性とトルクコンバーター式オートマチックの相性を活かした"燃費の良いドライブ"も、比較的容易に実践出来る様になっていました。

使い勝手の面では横幅こそ1770mmと5ナンバー枠を超えていたものの、基本ベースは5ナンバーセダンのランサーということもあり、実用性に優れた部分が大きな特徴。
大人4人がしっかりと乗れて、かつトランクルームも充分な容量が確保されているという"セダンのお手本"的なディメンションは、近距離移動から長距離ドライブにまで重宝しました。
もっとも、最小回転半径の5.9mという値だけは誉められません。切り返しの回数が必然的に増えることから、特に都市部での使い勝手を大きくスポイルしてしまっていました。

動力性能は全く文句のつけようがありません。
オートマチックとの組み合わせにより、マニュアルミッション仕様に対してピークパワーは若干低められて272ps(200kW)とされていますが、その差は全く気になりません。
いつでも誰でも、右足でアクセルペダルを踏み込んでやれば、特別なテクニックが無くても圧倒的なポテンシャルを引き出してやることが出来るのです。
だからこそ、このクルマのステアリングを握るには人一倍のマナーと自制心が必要であることも忘れてはなりません。
この圧倒的なポテンシャルはスポーツドライビングうんぬんというシチュエーションとは無縁の当方にとっては、特に都市部での"余裕ある動力性能による安全性の向上"につながっているという実感です。ストップ・アンド・ゴーや本線への短い加速区間での合流などが必要となる都市部の運転においては、多少の余裕あるパワーというのは正しく使うことで安全運転につながるものだと思っています。

最後に燃費について。
ランサーエボリューション、しかもオートマチックトランスミッションとの組み合わせということで、燃費については全く期待をしていませんでした。

しかし、2ペダルであるがゆえにアクセル操作に集中出来ることと、トルクコンバーターとの相性を巧く使うドライビングを実践することにより、思っていたよりも燃費性能は良かったと言う印象があります。
約3年間のうちに走った距離は36,594km、対して消費したハイオクガソリンは約4,632リットル。
割り算をすると、所有期間中の平均燃費は7.9km/Liter。
カタログ表記の10モード燃費は8.3km/Liter、ウチの2号機としての近距離用務が圧倒的に多い使い方からすると、かなりの好数値と言えるのではないでしょうか。

パワーに余裕のあるクルマだからこそ、実践できる"安全運転"と"エコロジー運転"。そして、電子制御機構がもたらす高い走行安定性能。
ランサーエボリューションという名前から一般的に想像されるのとはちょっと違う使い方で過ごした3年間でしたが、ハイパフォーマンスな車との付き合い方についても色々と考えることが出来た日々でした。
2009年08月05日 イイね!

RAI'S スバル レガシィ 2006 警視庁交通部交通機動隊車両

RAI'S スバル レガシィ 2006 警視庁交通部交通機動隊車両昨日に続いて、新たにコレクションに加えたミニチュアカーのご紹介。

毎度お馴染み、実在する警察車両を忠実に再現した「RAI'S」の最新作、「2006 スバルレガシィ・ツーリングワゴン 3.0R 警視庁交通部交通機動隊 暴走族対策車」です。

時代も平成になって既に20年以上が過ぎましたが、未だに絶滅しないのが"暴走族"。もっとも近年は高齢化が進んでいるそうで、人数そのものは減少傾向にあると言われています。
しかし、やはり夏になると特に現れるようになり、爆音を撒き散らしたり、道路を我が物顔で占領して迷惑行為を行なうなどの事例が後を絶ちません。

こうした"暴走族"を摘発するには、暴走行為の現場で証拠を採集して、後日被疑者を割り出して検挙するという方法が主流。
なんとも"もどかしさ"も感じてしまうのですが、無理に現場で検挙しようとして一般車両を巻き添えにした事故が発生したり、暴走行為を行なっている当事者が事故を起こしたりすると、マスコミなどに糾弾される可能性が高いので致し方無いところなのかもしれません。

証拠採集の方法としては写真やビデオ撮影が一般的ですが、もうひとつ"ペイント弾"を使う方法もあります。
洗濯などで簡単に落ちることの無い標識となるペイント弾を、暴走行為を行なっている被疑者や被疑車両に打ち込むことで、動かぬ証拠とするわけです。

この「暴走族対策車」は、ペイント弾を暴走行為を行なっている相手に打ち込むことが最大の任務。
その為、乗務している警察官がダブルサンルーフを開放して身を乗り出し、直接ペイント弾を対象に向けて発射できるようになっています。

写真は年頭の式典に登場した実車。
この写真と見比べても、今回も「RAI'S」の作品はなかなか忠実な再現をしており、高い完成度の一品になっています。
 
MiniCar|RAI'S スバル レガシィ 2006 警視庁交通部交通機動隊車両
 
Posted at 2009/08/08 23:19:08 | コメント(2) | トラックバック(0) | ミニチュアカー | 日記
2009年08月04日 イイね!

2008年・WTCC 「SEAT Leon TDI / G.TARQUINI」

2008年・WTCC 「SEAT Leon TDI / G.TARQUINI」8月に入って、またまた手元にいくつかのミニチュアカーが届けられましたので、ご紹介していきたいと思います。

まず最初に登場するのは、WTCC (FIA世界ツーリングカー選手権)を戦っている「SEAT(セアト)・レオンTDI」。
フォルクスワーゲングループの一員であるスペイン最大の自動車メーカーは、2005年のシリーズ発足からWTCCに参戦。

2007年のシーズン後半にはターボディーゼルエンジン搭載車を実戦投入、FIA世界選手権で初のディーゼル車による優勝を飾りました。

そして2008年シリーズは開幕戦から"ディーゼルパワー"が炸裂。ドライバーズランキング争いでは1位と2位を獲得、マニュファクチャラータイトルも手中におさめて、シリーズ発足初年度からタイトルを独占していたアンディ・プリオール/BMWの牙城を崩しました。

今回手元にやってきたのは、2008年のドライバーズランキング2位を獲得したガブリエレ・タルクィーニ選手のマシン(写真は昨年の日本ラウンド「FIA WTCC RACE of JAPAN」に参戦した実車)。

ミニチュアカーの名門・イクソ製で、SEAT Sportの公式モデルとしてリリースされた商品です。

WTCCは見応えある激しいバトルがファンの心を掴み、世界的に人気が高まっているツーリングカーレースの世界最高峰カテゴリー。
残念ながら2009年は日本車の参戦が今のところありませんが、レースを支えているタイヤは日本の横浜ゴムADVANがワンメイクサプライヤーに指定されています。

そして2008年の秋には岡山国際サーキットに日本初上陸を果たし、その激しい戦いが大いに話題となったWTCC
もちろん今年も日本ラウンドはしっかりカレンダーに含まれており、11月1日に激戦が再び日本のファンの眼前で繰り広げられることになっています。

MiniCar|2008年・WTCC 「SEAT Leon TDI / G.TARQUINI」
 
Posted at 2009/08/07 22:43:36 | コメント(0) | トラックバック(0) | ミニチュアカー | 日記
2009年08月03日 イイね!

リアバンパー修理完了

リアバンパー修理完了先に雨の中、渋滞していた幹線道路で先が詰まって停車中に、1BOXバンから追突された社用車1号機(日産フーガ 350XV)。

完全な100:0の物損事故、相手方は法人名義の営業車でしたが、事故処理の対応は保険会社がスムーズにやってくれたお蔭で、先週のうちに修理の段取りがつきました。
そしてスーパー耐久の取材出張前に、いつもの東京日産自動車販売のお店に入庫。

出張中に修理は仕上がり、当初の予定通りに今日・月曜日に引き取り。

週明け恒例の制作・納品作業を片づけて、夕方になってお店を訪れてみると、1号機には真新しいリアバンパーが装着されていました。

これでウチの1号機は、購入してからこれまでに前後両方のバンパーを事故により新品に交換するという結果に。
リアバンパーは今回のように停車中の追突事故により過失割合が100:0になることも珍しくないでしょうが、ウチの場合はフロントバンパーも停車中に後退してきた車両に衝突されて過失割合100:0での交換というケースもありました。


●東京湾アクアライン:海ほたる、終日にぎわう 800円に値下げ初日
毎日jp(毎日新聞)  2009年8月2日 東京朝刊

昨日から東京湾アクアラインの通行料金がETC装着車に限り大幅に引き下げられました。
これに伴い通行量が増加、東京湾の真ん中にある「海ほたるパーキングエリア」も激しい混雑があったようです。

そして間もなく迎えるお盆の夏休み。
今年はこの春から始まっている「ETC休日特別割引」について、夏休み期間中は適用が拡大されます。
通常の土曜・日曜に加えて、8月6日(木)・7日(金)・13日(木)・14日(金)も割引対象日となります。

この「ETC休日特別割引」の賛否については改めて記しますが、いずれにしても全国各地で激しい渋滞が頻発すると予想されますし、高速道路走行に不慣れなドライバーも多く通行することになるでしょう。

くれぐれも渋滞最後尾や渋滞の中での追突事故に気をつけるとともに、パーキングエリアやサービスエリア内でも安全運転を心がけていきたいものです。
 
日産フーガ|リアバンパー交換
Posted at 2009/08/06 23:26:32 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日産フーガ (Y50) | 日記
2009年08月02日 イイね!

スーパー耐久シリーズ 第5戦・3 (御殿場 → 東京)

スーパー耐久シリーズ 第5戦・3 (御殿場 → 東京)日付が日曜日に変わりました。いよいよ4時間の長丁場で競われるスーパー耐久シリーズ・第5戦は決勝の朝を迎えました。
ホテルの一室で目覚めてカーテンを開くと・・・、雨でしたorz...。

富士スピードウェイに入ると、コースは濃い霧に包まれています。
時間とともに徐々に霧は薄まってきたものの、決して視界は良いとは言えません。

相変わらず雨が降る中で、まず見どころとなったのは「Lotus Cup JAPAN」の2-Eleven cup決勝レース。昨日もこのレースは決勝を行なっていますが、それはシリーズの第4戦。この第4戦の決勝中に各選手がマークしたベストラップ順にスターティンググリッドを配して行なわれるのが、今日の第5戦です。

10周のレースで驚異的なドライビングを見せたのは、エキスパートクラスにゲストドライバーとして参戦している荒聖治選手。賞典外ということで後方グリッドからのスタートでしたが、レッドシグナルが消えるやいなや、ロケットスタートで一気に前に陣取っていたマシンをゴボウ抜き。
1コーナーにトップで入ってトップドライバーの貫祿を見せましたが、その先の2コーナーでウェット路面に足をすくわれてスピン。
しかしすぐさま姿勢を立て直して、ポジションはひとつドロップしただけの2番手でレースに復帰、程なくして再びトップを奪ってウィニングチェッカーを受けたのでした。

さて、スーパー耐久の方は雨ということで、レインコンディションに対するマシンのセットアップをどこまで仕上げられるかが勝負の鍵になってきます。

そんなチームに対して、私たち取材陣も"レインセット"を整えます。雨合羽やポンチョで身体をガード、カメラの雨対策も必須です。

準備万端、いよいよ4時間の決勝がスタートを迎えます・・・、が、なんと雨が小康状態に。
果たしてこの先、雨がこれ以上降ることは無いのか、それとも再び降り始めるのか・・・?

1コーナーでスタートシーンを撮影してからは、コースの外周を移動、今回は雨の中でスローシャッターに挑戦。ラリーでは時々使っている1/20秒や1/30秒なども試してみました。

レースの方は思ったよりも穏やかな展開。
しかし大きなアクシデントは無かったものの、トラブルで後退するマシンもやはり皆無ではなく、さらにレース中に雨が勢いを増すなどの不確定要素もあり、チームの総合力が問われる一戦といった雰囲気が色濃くなりました。

そんな中、結果的に優勝を飾ったのは1号車・谷口信輝選手組の「PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE」。2番手に入ったのはチームメイトの28号車・片岡龍也選手選手組でしたが、こちらは他クラスのマシンと接触して大きくタイムロスしつつも、怒濤の挽回でワン・ツー・フィニッシュを達成しました。
そして3位にはスポット参戦の21号車・織戸学選手組の「YASAKA MAX ADVAN PORSCHE」が食い込み、表彰台を飾りました。

ST-2クラスは、長丁場かつ難しいコンディションというレースで、やはり総合力に勝るRSオガワが強さを見せました。
20号車・阪口良平選手組の「RSオガワ ユークスADVANランサー」は序盤で阪口選手が早々にトップを奪うと、総合トップすら視野に入れているかのようなハイペースで周回を重ねていきます。中を継いだ谷口行規選手も安定したドライビングでキッチリと走って再び阪口選手にリレー、"横綱相撲"で今季2勝目を飾りました。
2位は3号車・峰尾恭輔選手組の「ENDLESS ADVAN CS・Ⅹ」。こちらはマイナートラブルを抱えての走行だったようですが、2位獲得で貴重なポイントを獲得。
そして3位は6号車・冨桝朋広選手組の「新菱オート☆DIXCEL☆EVO IX」が今季初表彰台。チェッカー間際に強烈な豪雨がサーキットを襲ったのですが、ST-4クラスのマシンをパスしようとして姿勢を乱してスピン、マシンは横を向きながらチェッカーを受けるという珍事の主役にもなりました。

ST-3クラスは終盤に信じられないようなドラマが繰り広げられました。
残り30分を切った時点でトップは5号車・平中克幸選手組の「5ZIGEN NSX」、2番手の27号車・伊橋勲選手組の「FINA ADVAN M3」との差は約35秒ありました。しかしなんと5号車に対して10秒のペナルティストップが課せられ、27号車が逆転に成功。
残り20分を切って、このまま27号車がウィナーかと思われ、そのままレースはファイナルラップに突入。
しかしファイナルラップの直前から突然勢いを増した雨、なんとこれに足をすくわれたのが27号車。チェッカーまであと数百メートルとなった最終コーナーでまさかのスピン、5号車が再びトップに立ってウィニングチェッカーを受け、嬉しい初優勝を飾りました。

ST-4クラスは予選でクラスポールポジションを獲得した前戦の覇者、62号車・塩谷烈州選手組の「ホンダカーズ東京μSSRDC5」が序盤で早々にリタイア。
このあとはランキングリーダーの55号車・谷川達也選手組の「BOLD WORLD Absolute DIXCEL CIVIC」がトップを走りますが、レースが折り返しを過ぎてからマシントラブルに苦しめられてペースを上げられない我慢の展開に。
そんなライバルを尻目に、終盤残り20分のタイミングでトップに立ったのは67号車・内山慎也選手組の「YAMATO CIVIC」。チームとしては毎年スーパー耐久に参戦しているTEAM YAMATOが難しい雨の4時間耐久を制して、嬉しいチーム初優勝を飾りました。

無事にレースが終了して、次に気になるのが道路の混雑状況。
東名高速道路の渋滞情報を見てみると・・・。

「大和トンネル先頭で40kmの渋滞」

orz...。

1時間ほどしてもう一度見ても、全くその内容に変化はなく。

諦めて御殿場市内で夕食、ようやく渋滞表示が20kmを切った頃合いに東京へと移動を開始、車は多めでしたが特に本線上で長く滞ることもなく、日付が変わる前には事務所に無事帰着しました。
 
Posted at 2009/08/06 21:25:51 | コメント(1) | トラックバック(0) | モータースポーツ | 日記

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各種取材やウェブサイトを中心とした制作業務を行なっています。 主なテリトリーは自動車/モータースポーツ、飛行機などの交通関係。 自動車は乗用車からトラッ...
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