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2012年05月31日 イイね!

金のバス

金のバス名古屋市と言えば、真っ先に名古屋城の屋根にそびえる“金の鯱(しゃちほこ)”を思い浮かべる人も少なくないことでしょう。1612年に城の天守が竣工した当時は、純金およそ200kg以上を用いて作られたきらびやかな鯱は、これぞ尾張名古屋の象徴という存在感を見せています。

名古屋、尾張地方は独特の文化を持っている地域で、例えば時代劇でもお馴染みの徳川宗春公は比較的“派手好き”な主君して描かれていることも多いですが、これは将軍だった吉宗公が今で言う緊縮財政につとめたことと比較して、宗春公は規制緩和策を推進したとも言えるわけで、現代政治にもつながる面白い検証の対象になるようにも思えます。
このほか、名古屋は結婚式や嫁入りが豪華で派手であるというのも全国的に知られているところですし、自動車では霊柩車が名古屋地方では独特な形態を見せていて興味深いところです。

さて、写真は先に名古屋を訪れた際に見かけた、いかにも名古屋らしい出で立ちの路線バス。
名古屋市交通局名古屋市の市民経済局から受託運行している「メーグル」という、観光客需要を主な対象とした循環路線バスの専用車両です。車体は日野自動車の「ブルーリボンシティ ハイブリッド」で、2010年4月に導入されたものです。

この「メーグル」は、名古屋駅を起点として市内の主な観光スポットなどを巡る循環路線。乗車料金は1回につき大人200円、一日乗車券は大人500円でバス車内をはじめ、市内の主要ホテルでも販売されています。運行形態は土曜・日曜・祝日は20~30分間隔、その他の平日は30分~1時間間隔のダイヤで運行。注意すべきは毎週月曜日は運休となることで、月曜が祝祭日の場合は直後の平日が運休日となります。

特に観光客の立場で考えると、路線バスという交通手段は改めて見直すべき対象ではないかと思います。特にある程度の都市圏で観光を楽しむ場合、マイカーやレンタカーでは訪問先で駐車場の確保が難しかったり、渋滞などで移動時間が読めずに観光の計画を立てにくいというケースもあり得ます。徒歩やレンタサイクルでは移動に時間を要してしまいますし、悪天候に見舞われてしまうと悲惨なことになってしまいます。

そこで市民の足としても利便性の高い路線バスは、ぜひ活用したいところ。ただ、地方では財政的な面や人材の面で余裕のないバス事業者も多く、直接的に利用頻度が高くなる地域住民ではない、外からやって来る観光客向けに、地域密着型の路線についての詳細な情報を発信していないケースも珍しくありません。こうなると、どんな路線がどんなルートで運行されているのかとか、停留所ごとの時刻表、路線検索などもままならないわけで、観光のプランを立てるのにも難儀してしまいます。

その点、この「メーグル」のような観光需要を主体とした路線展開がされている地域では、ぜひ効果的に活用してみたいところ。同様の事例としては石川県金沢市北陸鉄道が運行している「城下町金沢周遊バス」があります。
こちらは私自身、2011年7月28日付のエントリで記したように市内観光に使ってみましたが、とても便利&安価でマイカーで市内をまわるよりも遥かに効率的に観光を楽しむことが出来ました。

ここで、あえて「城下町金沢周遊バス」と「メーグル」を比べてみると、後者にはもう少し頑張ってほしいと思わせる点がいくつか見えてきます。

まず運行ダイヤですが、金沢は12分間隔なのに対して、名古屋は最短で20分、最長では1時間にもなってしまいます。観光客としては計画の立て方で1時間の運行間隔に対応する術もありますが、やはりあまり時間を気にせずに各名所を楽しみたいのが本音のところ。その上で観光を終えてバス停に着いたら、そんなに待つこと無くやってきたバスに乗車できたなら、無駄な時間も要せずにストレスも溜まりません。ここはぜひ、大都市・名古屋であるからこそ、週末や休日は10~20分間隔、平日でも20~30分間隔での運行を望みたいところです。

もう一点は料金制度について。1回あたりの運賃が大人200円というのは名古屋も金沢も同じ。さらに観光客の需要が高そうな一日乗車券でも名古屋も金沢も額面は同じ500円ですが、その内容には大きな違いが存在しています。
名古屋の場合は「メーグル」以外の一般路線バスへの乗車は出来ません。一方で金沢では市内地制帯200円区間であればレトロな外観の専用車両を用いている周遊バス以外の、一般路線にも乗車することが可能です。
この違いはとても大きく、環状線となっている周遊バスのルートを、横切るように一般路線でショートカットすることも出来ますし、同じ方向であれば周遊バスに乗り損ねても、すぐ次ぎにやって来た一般路線を利用して移動することも出来るので、観光の幅が広がると同時に効率も格段にアップします。
しかし、名古屋のものは最大1時間間隔でしか運行されていない周遊路線しか利用することが出来ず、やや不満を覚える内容となってしまっています。

せっかくの周遊バスなのですから、財政的な問題は決して小さくないことを理解している上で、あえて更なるサービス改善を求めたいところ。そうすれば色々な媒体などを使って、より観光客に利用推進を訴えるPRもやりやすくなるだろうと思います。
 
Posted at 2012/06/17 20:42:16 | コメント(0) | トラックバック(0) | ドライブ・観光ガイド | 日記
2012年05月30日 イイね!

引退への足音

引退への足音ちょっと気になることがあって、開いてみたのはJAL(日本航空)のウェブサイト。この中に、時刻表データをpdfファイルで閲覧できるページがあるので、こちらにアクセスして時刻表の内容をチェックしていきます。
このページには現在使われている6月1日~30日のものと、7月1日~8月31日まで有効な次のシーズンの時刻表データが掲載されています。そこで、両者を開いてじっくりと比較していくと……。

やはり気になっていた事項については、悪い予感が的中しました。
それは、JAL(日本航空)が運航しているマクダネル・ダグラスMD-90という機材が、完全退役にまた一歩近づいたという事実です。
6月の時刻表では、同機種は東京(羽田)発着で、女満別、旭川、釧路、青森、三沢、宮崎、熊本の各路線に就航しています。これが7月1日以降に適用となる時刻表を見ると、北海道と東北の路線からは完全に姿を消し去り、宮崎便に1日6往復中の2往復、熊本便に1日8往復中の1往復のみが残るだけとなるようです。

最盛期にはJAL(日本航空)が運航しているマクダネル・ダグラスMD-90に16機が在籍したマクダネル・ダグラスMD-90ですが、2012年1月に登録番号JA8062が初の抹消機となりました。この機材はJAS(日本エアシステム)時代、黒沢明監督が手がけたレインボー塗装の4号機として活躍したものです。
以降、月ごとに数を減らし、それらはアメリカのデルタ航空へと売却が進められています。恐らく、6月のうちに大量の機材が登録抹消されてしまうのではないかと予想します。

マクダネル・ダグラスMD-90、その前身はMD-81、さらにDC-9と歴史を積み重ねてきており、日本の航空会社としては日本航空と合併した旧・日本エアシステムが、まだ社名を東亜国内航空としていた1973(昭和48)年12月1日に初就航させました。路線は東京-釧路で、機材はDC-9-31。その後、翌1974(昭和49)年4月3日にDC-9-41型を東京-大分線に就航させ、この41型からレッド&グリーンの新塗装が採用されたのです。

以降、亜幹線や全国の空港ジェット化が進んだことにより、ローカル線にも活躍の場を拡大して言ったDC-9。
1981(昭和56)年にはTDA初のワイドボディジェット機であるエアバスA300が3月1日に就航を開始した一方で、同じ日にはストレッチされて全長を拡大し座席数を増加させ、運航システムもアップデートされたDC-9-81が東京-三沢線に就航しました。さらに進化型のMD-81が1985(昭和60)年の5月1日に東京-帯広線と東京-三沢線に就航、社名を日本エアシステム(JAS)と改めた1988(昭和63)年には6月に短胴型のMD-87型機が導入されて、特にローカル線を主体とする日本の空では主役級の存在となりました。
最新のMD-90が導入されたのは、元号も平成に変わってしばらく経った1996(平成8)年。3月8日にJASとして最後のYS-11がフライトして完全退役を果たし、翌月の4月1日には最新のデジタルアビオニクスを備えたMD-90が東京-長崎、東京-帯広、東京-青森の各路線に就航しました。

以降、東京と各地を結ぶ翼として活躍してきたMD-90。DC-9の系譜を受け継ぐ1本通路のナローボディ機は、スリムなスタイリングとリアのボディサイドに2発のエンジンを備えるリアジェットスタイル、そして垂直尾翼の頂上に水平尾翼をレイアウトする“T型尾翼”が特徴です。最新の2発ワイドボディ機に比べるとたしかに客室空間は狭く、手荷物収納スペースなどにも物足りなさを感じるのは事実。さらに騒音や燃費という面では最新型機に性能面で譲る部分も多く、特にコストダウンと環境への配慮が航空業界に強く求められている日本においては、代替も致し方ないところとなってしまいました。

昨今はLCC(ロー・コスト・キャリア)の台頭や航空運賃の低価格化も進んでいることから、飛行機に乗ることは決して特別な感情を抱くものではなくなったかもしれません。しかし、少なくともMD-90の系譜、例えばDC-9の時代であれば、今よりは飛行機に乗ることが特別なものという認識は強かったでしょうし、それこそビジネスではなくプライベート、家族旅行などで飛行機に乗るともなれば、子どもたちは前の夜からワクワク・ドキドキしていたのではないかと思います。
そんな思いをDC-9や歴代MD機の中で感じた方も少なくないでしょう。私自身もそんな一人ですから、なんとか退役前には搭乗する機会を設けてみることにします。
 
Posted at 2012/06/17 18:33:55 | コメント(1) | トラックバック(0) | 航空・鉄道・海運 | 日記
2012年05月29日 イイね!

200年前からのつながり

200年前からのつながり最近はサーキットレースのみならず、ラリーも私の仕事の中では大きなウェイトを占めるようになってきました。

個人的にも“モータースポーツ”という広い括りで見たときに、日本でよりモータースポーツ文化が定着するためにはラリーの活性化も欠かせないという思いに至っており、仕事のみならず個人的な領域を通じても、特にインターネットを使った情報発信という分野を軸にして、ラリーについての普及活動を行っています。

そんな中、ちょっとした記事を作るために調べ物をしていて発見したことが。
6月初旬に開催される全日本ラリー選手権の第3戦「がんばろう!福島 MSCCラリー2012」について、開催の中心となるホストタウンは福島県棚倉町。この町には1625年に棚倉城が築かれたのですが、1817年に第3代の藩主だった小笠原長昌が、唐津藩へと移封になりました。

そう、唐津藩の中心だったのは佐賀県唐津市。この地では去る4月に全日本ラリー選手権の開幕戦「ツール・ド・九州 2012 in 唐津」が開催されており、ラリーを開催している二つの町に歴史的なつながりもあったことを初めて知りました。
もちろん、このちょっとした“小ネタ”は、私が運用しているインターネット上のラリー情報にも記事として掲載してみました。


残念ながら日本ではサーキットレースに比べて、さらにマイナーな存在となっているラリー競技。中でも全日本選手権は、全国を転戦している割りには知名度も低く、クローズドの民間施設で行われているレースに対して、地元自治体の協力を得て一般公道も利用しての競技であるのにも関わらず、開催されている地元や周辺地域でさえも大会の開催を知らないという人が少なくないという残念な状況も見られます。

これはサーキットレースと異なり、ラリーはあくまでも愛好家団体としてのクラブ主催によるもので、競技そのものを行うので精一杯という実情もあるでしょう。つまり、レースであればシリーズを統括するアソシエーションや、各主催者が広報や宣伝活動を展開、地元自治体や報道関係企業の後援なども取り付けて開催しているのに対して、ラリーは広報・宣伝の分野が非常に物足りないと言わざるを得ません。

昨今はインターネットが発達したことで、主催者やアソシエーションはその気になれば、かなり充実した情報発信を行うことが可能です。事実、ラリーでも有志による動画のアップや、ライブ中継なども行われていますが、こうした競技中および競技終了後のコンテンツ配信ももちろん大切ですが、より重視したいのは事前の告知PRという部分。競技をギャラリーステージまで足を運んで観戦するだけではなく、ラリーの場合は無料でサービスパーク見学もできますし、リエゾン区間の沿道にいれば次々とやって来る競技車両に声援を贈ることも可能です。

つまり、サーキットレースはあくまでも観客が足をサーキットまで運び、お金を払って入場しなければ何もできません。対するラリーは競技の方から町へとやって来るので、お金を払わなくてもモータースポーツに子どもからお年寄りまで誰でも触れられるという大きな特徴があります。これこそがモータースポーツを文化として定着させるために効果的なことであり、レースとラリーの両方に色々な立場で関わってきた者の一人としては、日本ではもっとラリーを“地域のお祭り”として広め、定着させることが必要ではないかと思っています。

何度かこれまでにも記してきたかと思いますが、熱心なモータースポーツファンだけを相手にしていたのでは、モータースポーツの社会的な存在は確立されません。ラリーの場合は、競技会全体を“祭り”、競技車両は“山車”、選手は“山車の引手”としても置き換えてみればわかり易いように、年に一度の地域のお祭りに仕立て上げることも難しくないように思えます。
特に昨今は地方活性化のきっかけにラリーを活用する事例もありますが、モータースポーツ競技会は人の動きも小さくないので、地元への経済効果も決して小さくはありません。また競技会開催による知名度向上や、競技会をひとつの目玉とした上で周辺観光地への集客を図るなど、相乗効果も期待できるのです。

その為には、主催者や関係者、地元行政や経済界が一体となって動く体制作りが必要です。競技主体はアマチュア愛好家のクラブであっても良いと思いますが、イベントの確立や情報発信については、モータースポーツの狭い世界だけではなく広い視野を持って動ける人材の育成と確保が必要になってきていると思います。
Posted at 2012/06/17 16:26:56 | コメント(0) | トラックバック(0) | 取材・業務雑記 | 日記
2012年05月28日 イイね!

さすがに実車は見たことがありません (1)

さすがに実車は見たことがありません (1)ミニカー収集を趣味にしているという方は多いと思いますが、かく言う私自身のそのうちの一人。最近は次々と届けられる品々を整理する時間の余裕が無く、コレクションノート代わりに記している「みんカラ」のフォトギャラリーも、少々滞り気味になっています。

ところでミニカー収集の醍醐味とは何でしょうか。人によっていろいろな意見があると思いますが、私は「実際には買えない、お目にかかれないような車でも、ミニカーなら手軽に手元に置ける」という楽しさがあるのではないかと思います。
例えば子どもの頃に憧れた車は、大人になってから手に入れようとしても“旧車”になってしまっているので、所有して維持管理するのは並大抵の苦労ではありません。また、価格的に千万単位のスーパースポーツカーや高級サルーン、市販される筈もないレーシングマシンなどでも、ミニカーであれば容易に入手して手元に留めておくことができます。

さて、今回コレクションに加わった一台は、醍醐味で言えば後者の「お目にかかれないような車」です。
その車種とは「タトラ613」。タトラと聞いてもピンとこない方が大半でしょうが、このメーカーはチェコにある総合工業企業です。自動車のみならず、鉄道車両や航空機、軍用品までも生産していた歴史があり、近年では大型トラックが主力製品となっています。

残念ながら現在では乗用車の生産を行っていないメーカーですが、旧チェコスロバキア時代から共産圏とは思えない独創的なクルマ造りを展開してきました。「タトラ613」はそんな中で、ラインナップの頂点に位置する高級サルーン。全長5m×全幅1.8m級の堂々たるサイズを有する4ドアボディですが、なんとエンジンをリアセクションに配した「リアエンジン・リアドライブ」というレイアウトです。
略して“RR”、恐らく真っ先に思い浮かぶのはポルシェというブランドネームでしょう。そう、あのスーパースポーツと同じレイアウトを採用している、世界的にも稀少な大型高級サルーンなのです。

しかも搭載するエンジンはV型8気筒の3,500ccと、これだけを聞くと一般的な大排気量エンジンですが、冷却方式は一般的な水冷ではなく、空冷を採用しています。これまたポルシェを彷彿とされるものですが、実は旧ソビエトのモスクビッチなど共産圏で空冷リアエンジンの乗用車は少ないながらも例があり、特に空冷はシベリアのような極寒冷地でもクーラントなどを必要としない維持の手軽さを重視しての採用であると聞いたことがあります。

かくもユニークな「タトラ613」、私は小学校高学年の時に“世界の自動車名鑑”的な書籍でその存在を知って、興味を持ち続けてきました。しかし、さすがにチェコに足を踏み入れたことも無く、実車にお目にかかることは生涯無いであろうと思っています。
そんな折、ミニチュアカーとしてISTMODELSからリリースされると知って躊躇無く予約、この度めでたく“納車”と相成った次第です。

実車の写真と見比べてもしっかりした造り込みで、特徴を良く捉えている仕上がり。やはり写真で見るのとは異なり、たとえ1/43スケールであっても立体的に見るとより特徴や雰囲気を感じ取ることが出来るというもの。これこそがミニカー収集の醍醐味ではないでしょうか。
 
MiniCar|IST MODELS タトラ613
 
Posted at 2012/06/15 18:45:15 | コメント(0) | トラックバック(0) | ミニチュアカー | 日記
2012年05月27日 イイね!

普及の拡大と、気をつけたいセキュリティ

普及の拡大と、気をつけたいセキュリティそれは数日前、外出先でのことでした。スマートフォンを使っている際に、なんとなくWi-Fiのフリーアクセスポイントでも無いものかと、受信状況を確認する画面を開いてみたのです。結論から言えば、検索でヒットしていたアクセスポイントは、全てセキュリティがかかっておりパスワードの入力を必要とするものでした。しかし、その一覧の中になんとも面白いネーミングのポイントを見つけたのです。

写真がその検索画面ですが、筆頭に表示されたポイント名称は「平将門のLAN」。935(承平5)年に始まったとされる歴史上の出来事をもじったネーミングですが、なんともユニークでクスッと笑ってしまうものでした。

さて、無線LANは一般家庭でも急速に普及が進んでいます。
総務省が発表した平成17年版の「情報白書」によると、7年前のこの時点で既に家庭用のインターネット利用者における無線LANの普及率は17.1%に達し、15.1%のアメリカや7.3%の韓国を上回っていました。
これが最近になると、価格.comが2010年に発表したリサーチ結果によれば、インターネットを利用している家庭の実に48.5%、ほぼ半数近くが無線LANを使用しているという結果が出ています。

この背景には、さまざまな家電製品が無線LANを通じてデータをやりとりするようになったことがあるでしょう。例えば、テレビ番組を録画すると言えばその昔はビデオテープやDVDなどが使われてきましたが、今ではネットワークストレージ(ホームサーバ)にデータを蓄積しているという家庭も珍しくありません。もちろん、テレビ番組以外にも、自分で撮った動画や写真を入れておくことも可能です。
また、パソコンそのものも一家に複数台あることは珍しくなく、もちろんそれぞれがインターネットに接続出来る環境が必要とされます。さらにスマートフォンや家庭用ゲーム機器もインターネット接続の需要が生じていますので、いわゆる家庭内LANを構築しているケースはこれからも増えていくことでしょう。

そうなると、多くの機器をLANケーブルで接続するのは煩雑であり、無線LANの手軽さが重宝されることになります。
しかし、一方ではセキュリティの面で無頓着な無線LANのアクセスポイントも目立ち、繁華街や住宅街でちょっと検索してみると、実に多くのポイントが見つかる中ではパスワードの設定がなされておらず赤の他人でも接続を自由に行えるポイントが、意外と多いものです。

前述のようにいろいろな機器やサーバに接続したLAN環境を構築している場合、他人に覗き見される恐れがあるだけでなく、勝手にデータを削除・改竄されたり、何らかの障害をもたらされる危険性が非常に高いことの認識が、やや希薄なユーザーが多いということでしょうか。
悪意を持った侵入者が一人いるだけで、データを全て消し去ることも出来ますし、さらにウイルスの混入など厄介な事態になる危険性もありますので、無線LANを利用している方は特にアクセスポイントの管理とセキュリティの向上に注意を払った方が良いでしょう。
 
Posted at 2012/06/14 13:50:04 | コメント(0) | トラックバック(0) | その他 | 日記

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各種取材やウェブサイトを中心とした制作業務を行なっています。 主なテリトリーは自動車/モータースポーツ、飛行機などの交通関係。 自動車は乗用車からトラッ...
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