MiniCar|RAI'S 日産セドリック (YPY31) 神奈川県警察交通部交通機動隊車両
投稿日 : 2012年08月05日
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RAI'Sのオリジナル金型第二弾として登場した、日産セドリック(YPY31)のミニチュアカー。警視庁高速道路交通警察隊の制服仕様車とともに、神奈川県警察交通機動隊の覆面仕様車もリリースされました。
YPY31は警らや警護・警衛など幅広い警察活動で活躍したモデルですが、やはり印象深いのは交通取り締まりの分野。違反車両を見つけると、テールをグイッと沈めて猛ダッシュをする場面を何度か見ていますが、この特徴的な“仕草”も未だにファンが多い理由のひとつかもしれません。
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前後に大型バンパーを備えるものの、サイドモールは省略されて未装備。ホイールは基本的に“鉄チン”、トランクには自動車電話のアンテナを模したTL型無線アンテナ、助手席ドアには相勤員用のナビミラー。
なんとも往年の交通取り締まり覆面車の見本とでも言うようなルックスですが、実際に10年ちょっと前はこういう出で立ちの覆面車がほとんどでした。
ただ、YPY31の覆面は全てがこうだとは限りません。導入年次が長期に渡り、国費のみならず県費導入も多かったので、異端児的な個体も存在しています。
例えばアルミホイールを装着していたり、アンテナがTA型になっているというのは比較的珍しくない方。中にはサイドモールを装着している交通覆面も存在しているのです。
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前面警光灯は、ナンバープレートの両脇に備わるオートカバー式。グリル内に備わるもののほうが主流ですが、基本的にいずれの光源も従来型の電球であり、おそらく交通取り締まり車両でLED式の前面警光灯を装着した個体は存在しなかったのではないかと推測します。
フロントウィンドゥ越しにはルームミラーが見えますが、YPY31の覆面仕様は並列で補助ルームミラーが装着されています。
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リアビューではトランクリッドのTLアンテナが特徴的な装備。近年ではあまり装着している車両を見なくなりましたが、このセドリックが登場した当時からバブル期にかけては社用車やハイヤーなど、一般のセドリックでも装着している個体は多かったので、確かに秘匿性も確保出来ていたように思います。
近年ではリアウィンドゥに装着するTA型を経て、ルーフエンド中央に備えるユーロアンテナに偽装した無線アンテナを備えるケースが増えている交通取り締まり用覆面車。
さすがにYPY31は退役時期になってきていますから、わざわざユーロタイプに換装するケースも無いような気がします。
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この車両は交通機動隊の所属ということで、神奈川県内の主要幹線道路で交通違反の取り締まりにあたっていました。
神奈川県警察では交通部に第一交通機動隊(一交機)と第二交通機動隊(二交機)が設けられています。
一交機は横浜市南区睦町に隊本部を構え川崎の幸と横須賀に、一方の二交機は厚木市に隊本部を構え茅ヶ崎、小田原、相模原に分駐所をおいています。
活動の基本は交通取り締まりですが、西湘BP、小田原厚木道路、新湘南BPでは交通事故・事件の初動捜査にもあたります。
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