ガラケーでもできるmixiで通勤途中に何気なくつぶやいたら興味を持って読んでいただいてくれたようで・・・・、自分でも驚き、かつ感謝いたします。
コトの発端は、愛車流星号(BMW E30 320i)がここしばらくの夏場の暑さに負けて冷却水の減りがやや多くなり、補充が必要になったこと。(警告灯が点灯)
そのくらいで越谷市のつたえファクトリーまでは行ってらんないから当然のごとく近所のホームセンターへ足を運んで自分で補充しようと思ったのですが・・・・。
そのホムセンの自動車用品売場に並んでいるLLC(2L容器は)全3種類。
青色に着色された値段がチョイ高めの「より高い冷却効果、防錆効果」をうたうもの。
今までに見慣れた昔ながらの緑色と赤色、それぞれに着色された、とりあえずは「優れた冷却効果、防錆効果」をうたうもの。
今、流星号に入っているのは明らかに「青色」をしている。
そういえば流星号の納車の時につたえファクトリーの阿部メカ主任が「クーラントなんか、もう最高級のを入れてありますから」とわざわざ強調して言ってたっけ。
てぇことはやっぱりこっちの青いやつの方が値段が高い分だけクルマの為にはいいのかしら?と思いつつも、「どうせ来月にはエンジン載せ替えで冷却水も全交換なんだからそんなに高いやつも必要ないか」と迷わず選ぶ安い方のやつ(^_^;)。(トヨタ用の赤は青と混ざると変な色になりそうだから緑のやつ)
で、目分量でサブタンクに1Lくらい足してツインリンクもてぎまで一泊二日でツーリング行っちゃったのですが・・・。(当然ノントラブルで帰宅しました)
月曜日の電車通勤途中に、たまたま古本屋で買った「20年20万キロもたせるメンテの極意」(広田民郎著)を読んでますと・・・。
LLCには非アミン系とアミン系があり、新車に入れてあるのは非アミン系である。
非アミン系の方が金属への攻撃性が低く、発ガン性もない。
ヨーロッパでは環境対策の為にアミン系は既に使用が禁止されて久しいが、日本はその辺がまだ規制されていないので、価格の安いアミン系がまだまだ出回っている。
アミン系も悪いことばかりではなく、ゴムへの攻撃性はこちらの方が低い。非アミン系LLCを使うことでラジエーターキャップの劣化が早まる傾向もある。云々かんぬん。
あらら、多分阿部メカ主任が入れたのは非アミン系で、俺が買ったのが安い方のアミン系だよ。
たとえ1ヶ月くらいしか使わなくても防錆効果の高い非アミン系の方が良かったじゃないか、それに違う種類を混ぜるのも良くなかったな、ああたかが数百円をケチるんじゃなかった・・・。
と、後悔していましたが、補充したLLCのパッケージの記載をあらためて読んでみたらば、安く買った方も非アミン系でした(^_^;)。
さらにネットでアミン系と非アミン系の販売状況を調べてみたらば、現在(ネット通販で)販売されているLLCはほとんど全てが非アミン系でした。
前述の「20年20万キロもたせるメンテの極意」が発行されたのが2007年の5月20日。
いつのまにか日本でも非アミン系が主流になっていたようで、余計な心配をしていたようです。
と、なると気になるのは非アミン系LLCでも普及品と高級品(阿部メカ主任が言うからには価格差に見合う性能差が有るのだろう)の実質的な差です。
幸いにして流星号は真夏炎天下の渋滞でエアコンを使っても水温計は半分までしか行きませんが、メルセデスのW123やジャガーXJ12みたいに水温計が8割〜9割のところを指しちゃうクルマはオーバーヒート防止に絶大なる?効果があるのかもしれません。

Posted at 2015/08/26 22:43:11 | |
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