自分でやれば実費1500円、エアインテークコレクタ分解&清掃
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まずはエンジンカバーを外します(ボルト2本、ナット2個)。外した状態がこの写真。
インレットパイプのゴムを固定しているタイバンド2箇所を緩め、パイプを取り外します。
他の場所を外しても良いですね。
ついでにエアクリーナーボックスを外してエアクリーナーを清掃してもいいかも
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スロットルを覗き込んだ図です。
スロットル弁にうっすらカーボンが見られますね、裏側は…ものすごいことになっています。
スロットル制御のカプラを外し、固定しているボルト(六角棒レンチが必要です)4本を取り外し、スロットルユニットを外します。
アイドリング不調や吹け上がりが悪いなどという場合は、まずはココまでやって、スロットル弁のクリーニングを行ってみましょう。
エンジンクリーナーやパーツクリーナー、灯油などを使って綺麗にしましょう。特に弁の周囲の部分が重要です。
終了後はスロットル全閉位置学習、急速TAS学習を行いましょう
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スロットルユニットを外した図です。
コレクタの中が見えますね、真っ黒です。
(新品はアルミの地金色です)
下にEGRのパイプが見えます(注:これは300GTです、350GTは構造が違うと思います)
EGRユニット(インレットコレクタに接続されています)とEGRパイプをつなぐボルト2本を取り外します。
これが今回一番の山場。取り外す時も取り付けるときも苦労します。
長さの違うラチェットレンチを駆使して何とか取りましょう。
これをとらないとコレクタのふたは絶対に取れません。
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さあ、ココまで来たら後は楽です。
コレクタのふたを留めているボルト16本とナット2個を取り外してふたを外します。
ボルト、ナット類は緩める時は外周から内周側へ、対角線に緩めていきます。
締める時は内周から外周へ対角線に締めていきます(基本的にエンジンパーツを始めとして、複数のボルトナットで締結されている部品はすべてこの方法をとります)
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センターにパネルが見えます。
この写真は実は組み付ける時に撮った写真です。
綺麗に見えますが、掃除した後だからです。
外した時はココは真っ黒でした。
インレットコレクタも真っ黒というか茶色
ボルト3本を外してパネルと取り外します
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これも掃除した後の組み付け時写真です。
触りたくないぐらいカーボンがたまっていました。
コレクタ上下の間に挟まれるガスケットを慎重にとります。
本当は再使用不可部品ですが、使ってしまいます。
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コレクタ下の写真です。
これは取り外していく時の写真、茶色でしょ。
固定しているボルト6本、ナット2個を外してコレクタ下を取り外します。
なお、コレクタ上はいろんなホース(ラジエター水等)がつながっているので、つけた状態で上に持ち上げておきます。
ホース外すと面倒ですから
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インテークマニホールドが見えてきました。
中は真っ黒です。
ガスケット(これも再利用)を慎重に取り外して、とりあえず終了。
外した部品、マニホールドの内側などをケミカル類で清掃します。根気良く作業すれば綺麗になりますよ。
なお、マニホールドの入り口はゴミが入らぬようウエスでカバーしておきましょう。
また、ここまで取り外すとプラグ交換が非常に楽です。
ついでに行うと効果抜群です。
取り付けは逆に行って行きます。
とにかくゴミが中に入らないようにエアで飛ばしたり、クリーナーを直前に吹いたりして慎重に行いましょう。
組みあがったら全閉位置学習、急速TAS学習を行いましょう。
2年に一度ぐらいの割合でやれば十分だと思います。
プラグ交換をディーラーにお願いすると工賃だけで1万円以上します。もちろんコレクタ分解&清掃はもっと工賃がかかるはずです。
おそらく清掃は通常、調子がかなり悪くなってはじめてやる作業だと思いますが、普通の状態でもプラグ交換と一緒に行うことでかなりよくなります。
トルクが太くなり、出だしが軽くなります。
自分でやれば部品代+ケミカル代だけ!
くれぐれも自己責任で…
さあ!自分でやろうぜ!!
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